俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
128 / 657
第2章 学年一の美少女を巡る戦い

第128話 大ピンチ

しおりを挟む
「……教室内では、色々と不味いからな!」
「少しでは無く、かなり付き合って貰うよ……武蔵!」

 松田は、不敵な笑みを含ませながら言う!!
 俺を取り囲んでいる松田支配下の陽キャラ達は、俺を捕まえないこその、俺が逃げられない様に間合いを詰めていた!!

「…………」

 俺は言葉が出せなかった……
 二村が、こんな形で俺を裏切るのは完全予想外だし、冗談抜きで多勢に無勢で有る。

「……」

 自席で座っている高岡は声も出さずに、静かにその様子を眺めているだけ有る。
 やっぱり、一応親友でも助けてはくれないか(溜息)

「じゃあ、行こうか!」
「武蔵~~……」

 松田は顔を“にやつけさせながら”、気持ち悪い口調で俺に言い終えると、先陣を切る様に動き出し教室から出て行く。
 直ぐに、側に居る陽キャラ達が『松田の後を付いて行け!』と、目で訴えかけてきた。

 俺は仕方なく、松田支配下の陽キャラ達に取り囲まれながら、松田の後を付いて行かされる。
 ちなみに、カバンは机に置いて行かされた。
 有っても邪魔なだけだし、俺が逃亡出来ないように考えているのだろう。

(これは遂に、フルボッコの日がやって来たか!?)
(俺……松田達には、何もしていないのに……こんなシチュエーション。予想もしていなかった…)

 松田が先陣を切って歩く中。俺は陽キャラ達に取り囲まれながら歩いているが、俺を含めて陽キャラ達は無言で歩いている。
 陽キャラ達の表情を俺はうかがうと、乗り気でやっている表情では無かった?

(松田の命令だから、仕方無しにやっているのか??)
(松田なんて……別に、喧嘩向きの体系では無いから、相手にしなければ良いのに…)

 松田は腕っ節の良い奴では無い。
 逆に言うと何故こんな奴が、クラスを纏められたかが不思議で有る?

(この状況では本当に逃げようが無いし、助けを求めて良いが、それをしたら俺は明日から登校拒否確定だ!!)
(確実に、苛めがや嫌がらせが始まるからな!!)
(穏便では済まないだろうが……、穏便に済ませなければ…!)

 俺は松田達に連行されながら、穏便に済ませられる方法を考えた……

 ……

 人気の少ない……旧校舎沿いのとある場所

 旧校舎は基本、クラブ活動でしか使っていない筈だ。
 また、旧校舎は文化部が中心なのでクラブ活動中は、人の往来は多い方では無い。
 その為、苛めや暴力を加えるには、持って来いの場所で有る!?

「……」

 後方に逃げ場が無い場所に、俺は連行された。
 俺の後ろは、旧校舎の壁で有る。

 そして松田は顔を“にやにや”させながら、俺の真正面に居る!
 勿論、俺の側には松田支配下の陽キャラ達が、ほぼ真横に居る状態だ!!(汗)
 松田は顔を“にやにや”させながら、気持ち悪い口調で俺に質問してくる。

「改めて聞くけど~~武蔵~~~!」
「お前はさぁ~~、彩織ちゃんのこと。実際どうなんだよ~~~?」

(……もう、あんな女、どうでも良いよ!!)
(人をおとしいれやがって!!)

「どうも無いよ……。松田…」
「俺は、二村さんに興味は無いよ……」

 俺は怯えを見せない様に、冷静な口調で松田に言う。
 此処で怯えを見せたら、徹底的にやられるからだ!!

「ほぉ~~~、興味が無いのにプリンモールで彩織ちゃんに、声を掛けたんだ~~!」
「武蔵は~~~?」

 相変わらずの、気持ち悪い口調で松田は言う。
 松田の表情は、俺を完全馬鹿にしている表情で有る。

「……同級生にバッタリ出会ったのだから、声を掛けるのは当然だろ…」
「松田……」

『グィ!』

「!」

 俺は落ち着いた口調で言うが……、松田はそれが気に入らなかったらしく、俺に近付き、俺の胸元の衣類を左手ねじり掴みながら、脅し掛ける表情で言い始める!!

「武蔵~~~!」
「彩織ちゃんが好きだから、声を掛けたんだろ~~~!」
「もう、正直に言えよ~~~!」
「今なら、軽くボコにする程度で、許してやるから~~~!!」

「!!!」

(ヤバい! 最悪の状況だ!!)
(ボコられるのは絶対嫌だし、もう二村には関わりたくないし、どうにかして切り抜けなければ!!)

 俺の長い学園生活の中で、初めての大ピンチが訪れた!!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

S級ハッカーの俺がSNSで炎上する完璧ヒロインを助けたら、俺にだけめちゃくちゃ甘えてくる秘密の関係になったんだが…

senko
恋愛
「一緒に、しよ?」完璧ヒロインが俺にだけベタ甘えしてくる。 地味高校生の俺は裏ではS級ハッカー。炎上するクラスの完璧ヒロインを救ったら、秘密のイチャラブ共闘関係が始まってしまった!リアルではただのモブなのに…。 クラスの隅でPCを触るだけが生きがいの陰キャプログラマー、黒瀬和人。 彼にとってクラスの中心で太陽のように笑う完璧ヒロイン・天野光は決して交わることのない別世界の住人だった。 しかしある日、和人は光を襲う匿名の「裏アカウント」を発見してしまう。 悪意に満ちた誹謗中傷で完璧な彼女がひとり涙を流していることを知り彼は決意する。 ――正体を隠したまま彼女を救い出す、と。 謎の天才ハッカー『null』として光に接触した和人。 ネットでは唯一頼れる相棒として彼女に甘えられる一方、現実では目も合わせられないただのクラスメイト。 この秘密の二重生活はもどかしくて、だけど最高に甘い。 陰キャ男子と完璧ヒロインの秘密の二重生活ラブコメ、ここに開幕!

隣の席のクールな銀髪美少女、俺にだけデレるどころか未来の嫁だと宣言してきた

夏見ナイ
恋愛
平凡な高校生、相沢優斗。彼の隣の席は『氷の女王』と噂のクールな銀髪美少女、雪城冬花。住む世界が違うと思っていたが、ある日彼女から「私はあなたの未来の妻です」と衝撃の告白を受ける。 その日から、学校では鉄壁の彼女が、二人きりになると「未来では当然です」と腕を組み、手作り弁当で「あーん」を迫る超絶甘々なデレモードに! 戸惑いながらも、彼女の献身的なアプローチに心惹かれていく優斗。これは未来で結ばれる運命の二人が、最高の未来を掴むため、最高の恋をする糖度MAXの青春ラブコメディ。

クラスで3番目に可愛い無口なあの子が実は手話で話しているのを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
俺のクラスにいる月宮雫は、誰も寄せ付けないクールな美少女。そのミステリアスな雰囲気から『クラスで3番目に可愛い子』と呼ばれているが、いつも一人で、誰とも話さない。 ある放課後、俺は彼女が指先で言葉を紡ぐ――手話で話している姿を目撃してしまう。好奇心から手話を覚えた俺が、勇気を出して話しかけた瞬間、二人だけの秘密の世界が始まった。 無口でクール? とんでもない。本当の彼女は、よく笑い、よく拗ねる、最高に可愛いおしゃべりな女の子だったのだ。 クールな君の本当の姿と甘える仕草は、俺だけが知っている。これは、世界一甘くて尊い、静かな恋の物語。

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

友達の妹が、入浴してる。

つきのはい
恋愛
 「交換してみない?」  冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。  それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。  鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。  冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。  そんなラブコメディです。

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

恋人、はじめました。

桜庭かなめ
恋愛
 紙透明斗のクラスには、青山氷織という女子生徒がいる。才色兼備な氷織は男子中心にたくさん告白されているが、全て断っている。クールで笑顔を全然見せないことや銀髪であること。「氷織」という名前から『絶対零嬢』と呼ぶ人も。  明斗は半年ほど前に一目惚れしてから、氷織に恋心を抱き続けている。しかし、フラれるかもしれないと恐れ、告白できずにいた。  ある春の日の放課後。ゴミを散らしてしまう氷織を見つけ、明斗は彼女のことを助ける。その際、明斗は勇気を出して氷織に告白する。 「これまでの告白とは違い、胸がほんのり温かくなりました。好意からかは分かりませんが。断る気にはなれません」 「……それなら、俺とお試しで付き合ってみるのはどうだろう?」  明斗からのそんな提案を氷織が受け入れ、2人のお試しの恋人関係が始まった。  一緒にお昼ご飯を食べたり、放課後デートしたり、氷織が明斗のバイト先に来たり、お互いの家に行ったり。そんな日々を重ねるうちに、距離が縮み、氷織の表情も少しずつ豊かになっていく。告白、そして、お試しの恋人関係から始まる甘くて爽やかな学園青春ラブコメディ!  ※夏休み小話編2が完結しました!(2025.10.16)  ※小説家になろう(N6867GW)、カクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、感想などお待ちしています。

処理中です...