俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第2章 学年一の美少女を巡る戦い

第149話 突然の誘い!! その1

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 翌日……

 俺は何時もの時間に起きる。
 昨夜の伊藤さんとの通話終了後。虹心が様子を探りに来るかなと思っていたが、来なかった。
 虹心の中でも昨夜の通話だけで、進展が一気に進むとは思っていないのだろう?

 何時もの時間に起きたから、俺は母親の家事を見ながら、一人で朝食を摂って、朝食を終えた後は学園に向かう準備を始める。
 自室に戻る時、虹心の部屋から物音が聞こえたから、まだ虹心は自室に居るようだが、何かのアクションを起こす気配は無かった。

「行って来ます!」

 台所に居る母親に、出掛けの挨拶をしてから、俺は学園に向かう……
 通い慣れた通学路を今日も歩く。

 あと一月半もすれば、嬉しい夏休みがやって来るが……今年の夏は本当にどうなるかな?
 例年の一人寂しい夏休みに成るのか、それとも伊藤さんと楽しい夏休みが過ごせるのだろうか!?

(小鞠ちゃんも最近、全く連絡が来なく成ったな…)

 俺に興味を感じている筈の津和野小鞠こまりちゃんで有るが、俺から連絡を取っていないし、小鞠ちゃんからも連絡は来ない……
 来ない方が、都合が良いのに決まっているが、“ぱったり”と止まると何とも言えな寂しさも有る。

(もしかしたら虹心が裏で、小鞠ちゃんに何かを言っているのかも知れないな)
(そうで無ければ、興味が有る癖に何も連絡をしないのは、おかしすぎる!!)

 虹心は賢い妹だ。
 初めの虹心は小鞠ちゃんを応援していたが、途中から伊藤さんに変更した。
 俺の知らない所で、虹心は小鞠ちゃんに何かを言っているのだろう?

(再来週半ばから、学期末試験が始まるし……そろそろ、試験勉強も始めないとな…)
(学期末試験が終わる頃には、伊藤さんも答えを出してくれるだろう……)

 俺は色々なことを考えながら、一人で学園に向かった……

 ……

 俺は学園に問題なく到着して、昇降口で上履きに履き替えて、何時も通り教室に入る。

(松田達が根に持って、仕返しなどをしてくるかなと思っていたが、問題は無さそうだな)

 教室の雰囲気は……問題無さそうだ。
 何時も通りの光景で有る。

 松田はまだ来て居ないが、他の陽キャラ達はとある席で集まって、朝の会話を楽しんでいる。
 俺はその陽キャラ達を敵視はしていないが、声を掛け合うほどの仲でも無い。

 俺は自席に向かい自席で、カバンから教科書類を取り出して、今日の授業準備を始める。
 俺の自席に花瓶は置かれてなかったし、マジック等で落書きもされて無かった。
 これが苛めをテーマにした世界なら、絶対そうされているだろう!?

(岡谷君にお礼を、改めて言わないと行けないな……)

 俺はそう思いながら、朝のHRが始まるまでは自席で過ごした……

 ……

 一限目の授業も終わり、授業との合間の短い休憩時間。
 この時間帯に俺は、岡谷君に昨日のお礼を言おうと席を立ち上がった時……

『ブブブ~~~♪』

 俺のポケットに入ってる、スマートフォンからバイブの振動を感じる。
 俺はポケットからスマートフォンを取り出し、内容を確認する。

(何かのアプリ通知かな…?)
(んっ……メール!?)
(まさか!?)

 さっきのバイブ振動は、キャリアメールの着信を知らせる物で有った。
 俺はメールアプリを開いて、メールの内容を確認する。

『おはよう。武蔵君!』
『突然だけど、今日のお昼一緒にしない?』

『もし、宜しければ、返信頂戴!!』
『その時に場所を教えるから!!』

(うそ……)

 俺は顔を“ほころばせ”ながらメールを読む。
 いきなり、伊藤さんが昼休憩時に昼食を誘ってきたからだ!!
 昼食の時間は、普通・特進コースも同じ時間で有る。

 昨夜の掴み所の無い会話から、いきなり昼食の誘い!?
 本当に、伊藤さんの考えていることは良く分からないぞ!!
 短い休憩時間なので、俺は手短に返信メッセージを打ち込み始めた。
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