俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第4章 高等部先輩と後輩

第288話 二学期初日の朝 その1

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 ……
 …
 ・

『チュン、チュン、―――♪』

 今朝も元気よく外で、雀が鳴いている。
 俺は、目覚まし時計が鳴る前に目を覚ます……

「うーん!」

 俺はベッド上で伸びをしながら、半起き状態で起き上がる。

「昨日は、いつもより早く寝たからな!!」

「今日から……遂に二学期か!」
「夏休みは楽しかったと言うか、例年よりかはマシな夏休みが過ごせたな!!」

 俺は一人喋りをしながら言う。
 当たり前だが、室内には俺以外いない。
 今年の夏休みは一人寂しい夏休みでは無く、妹の虹心とかなりの時間を、夏休み中過ごした。

 虹心がする家事を手伝ったり、リビングでビデオゲームやボードゲームを楽しんだり、少しで有るが隣町の公園に行ったり、真優美さんのお店へ虹心と遊びに行った!!

「だが、俺と虹心の関係は、深い兄弟愛から進展することは無かったな!?」

 夏休み最後と成る昨夜は、母親・兄共に夜勤で有って、夏休み最後の夜を虹心と過ごしたが、何時も通りで終わっている……

「これが……過激な漫画やエッチ向けゲームなら、俺と虹心は体を交えて、別の意味での新学期が始まっている訳だが、俺と虹心の関係は今まで通りで有る!?」
「さて……馬鹿なことを言っていないで、顔を洗って、朝ご飯でも食べに行くか!!」

 俺はベッドから降りて、そのまま自室を出て顔を洗いに行く。
 ちなみに俺はパジャマなどを着ず、普段着で寝ている。

 俺の場合、普段着とパジャマは兼用で有る。 
 洗面所で顔を洗って、朝ご飯を食べる為に台所に入ると、台所には虹心が居る。

 まだ、虹心は学園制服には着替えておらず普段着姿だ。
 虹心は朝食の調理時に出た、フライパンなどの洗い物家事をしているが、テーブルには俺の食事しか置かれていない。

 虹心は早々と朝食を済ませている。
 俺の気配を感じた虹心は俺の方に振り向き、和やかな表情で声を掛けてくる。

「あっ、おはよう。兄ちゃん!」
「最近は朝寝坊をせずに、時間通りに起きられるように成ったね!♪」

 虹心はまるで、母親が言うような口調で言う!
 虹心は実質、母親が居ない時の母親代わりで有るが、其処まで母親を演じなくても良い!///

「おはよう…。虹心!」
「虹心と関係を深めてからは、規則正しい生活をするように成ったと言うか、させれたからな…!」

 俺は少し困った表情で言う。
 虹心は素晴らしいほど、規則正しい生活をしてくれるから、今年の夏は自堕落な夏休みを、俺は過ごすことを無かった。

「兄ちゃん! 良いことじゃん!!」
「この家は、みんながみんな、自分の時間で動く家だから、朝寝坊をしても誰も起こしてくれないのだから!!♪」

 朝から笑顔と陽気な口調で言う虹心。
 俺より、一時間以上早く起きているから、頭や体も暖機運転済み何だろう。
 虹心は笑顔で言葉を続ける。

「兄ちゃん!」
「今日は“ごみ出し”とかが無い日だから、偶には一緒に学園へ行こうか!!♪」

「あっ、お味噌汁は丁度私が、ガスコンロ付近に居るから注いであげるね!」

 俺は炊飯器に向かって、ご飯を茶碗によそおうとした時、虹心はそう言ってくる。
 虹心が朝食を作る時は、ご飯などは個人でよそおうルールと成っている。

 味噌汁は、虹心がお椀に注いでくれるそうだ。
 俺は茶碗にご飯をよそい終えてから、虹心に澄ました表情で言う。

「俺は……別に良いぞ。うん…!」

 虹心と通学出来て少し嬉しい感じもするが、俺は素振りの無い口調で言う。
 だが、虹心は表情を、にやけさせながら言い始める!?

「とか言って……兄ちゃん!♪」
「久しぶりに見る、妹の制服姿を楽しみしているでしょ~~♪」

『トン!』

 言葉の後、虹心は味噌汁の入ったお椀を、俺のテーブル場所に置く。
 俺も茶碗を自分の場所に置いて、席に座りながら虹心に、素っ気ない表情で言い始めた。

 虹心は朝から元気と言うか、おふざけ満載だな……
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