俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
327 / 657
第4章 高等部先輩と後輩

第327話 真優美さんに送って貰う その1

しおりを挟む
(『高等部二年生の落ちこぼれが、陽葵先輩(さん)と美術館デート!?』なんて見出しで、謎の印刷物が学園内、各掲示板に貼られそうだな!!)

 俺は思わず思ってしまう。
 きっとそれを見た連中たちは『うらやましい!』とかでは、終わらないだろう。

(色々考えると……俺って、かなりリスクの高いことをするんだな…!)
(冗談抜きで、誰にも見られずに陽葵先輩との美術館デートを終えないと、俺に刺客が飛んできそうだな!!///)

 陽葵先輩と美術館デートが出来るのは凄く嬉しいが、それを見られた時のリスクを俺は全く考えていなかった。
 残念ながら、伊藤さんとは次元が違う。

 伊藤さんは学年内では一位・二位の美少女で有るが、学園全体までは及ばない。
 果たして、俺は陽葵先輩との美術館デートを、無事に終わらすことが出来るのだろうか!?

 ……

 その後、真優美さんを含む三人での話し合いの結果。
 基本は真優美さんのRail IDで、美術館に行く打ち合わせをして、直前の週で陽葵先輩とこの店で、最終打ち合わせをする事が決まる。

 学園内空き教室を使っでの打ち合わせを、俺は陽葵先輩に提案したが、陽葵先輩は『そのことがバレたら……絶対に阻止されるよ…』、『私では無く、三國君だけが……』と、悲しい表情で脅し掛けてきた!!

 陽葵先輩は学園一の美少女で有るため、かなりのライバルが居ると予測されるが、詳しい人数は分かっていない。
 だが、高等部二年生だけに限れば、同級生の伊藤さんが居るから陽葵先輩に目を向けるより、伊藤さんに目を向けている同級生が多いと聞いたことは有る。

 俺も伊藤さんに好意を持って告白をしたが、伊藤さんは俺を振った。
 伊藤さんは現在も見かけ上はフリーで有るが、このまま卒園まで伊藤さんはフリーで終わらせるのだろうか?

 ☆

 時刻は、19時30分を過ぎた時刻……

 すっかりと遅く成ってしまったので、俺は真優美さんが運転する車で、俺の自宅まで送って貰っている。
 これは真優美さんからの好意で有る。
 俺が頼んだクリームソーダの料金も、真優美さんの宣言通り無料タダとなった。

 俺の送迎に、陽葵先輩も一緒に付いて来るかなと感じていたが、陽葵先輩は閉店作業をする関係で、陽葵先輩とは店でお別れをした。

 陽葵先輩との別れの挨拶は、ごく普通で有った。
 陽葵先輩の言う通り。俺は恋人目線では無く、親友若しくは後輩目線で見ているのだろう。

 陽葵先輩一人で、喫茶店の閉店作業が出来るのかと俺は感じたが、真優美さんいわく『今は手伝わせていないけど、陽葵には殆どのことは教えて有るからね♪』、『最悪。私に何か有っても、陽葵一人でお店を出来る様にはして有るから!♪』と、さっき車内で聞いた。

 有って欲しく無い事だが、真優美さんも万が一の事を考えているようだ。
 真優美さんが運転する中。俺は質問をする表情で真優美さんに聞く。

「真優美さん…!」
「もし、俺が陽葵先輩と関係が深く成ってしまっても、さっき言ったように真優美さんは反対しませんよね…?」

「えぇ…三國君!」
「反対はしないわよ!!」

 真優美さんは運転をしている関係上。俺の方には顔を振り向けず、落ち着いた口調で言う。
 だが、真優美さんは少しトーンを落として言葉を続ける。

「だけど、三國君は陽葵を求めているけど、陽葵は本当に『仕方無し…』の感じがしたけどね…!」

「真優美さんも、そう感じていましたか…」

「感じるの何も、陽葵は本当に男性には興味が無いからね!」
「良く彼処まで、来られたと私でも感じているよ!!」

 俺は澄ました表情で真優美さんに言うと、真優美さんは少し口調を強めて言う。
 俺は尋ねる表情で、真優美さんに言葉を続ける。

「真優美さん!」
「本当に陽葵先輩は、男性と言うか異性に興味を持たないのですか?」

「うっ、うん…。私が見ている限りではそう!」
「陽葵は小学生以降。男性親友を家に呼んだ事も無いし、陽葵と家族会話をしていても男性の名前が出て来ない……」

「姉の私が言うのも変だけど、陽葵は不思議ちゃんだわ!!」

 しかし、真優美さんは自信の無い口調で言う。
 姉で有る真優美さんも、陽葵先輩の全部を知って居る訳は無いか!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件

暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!

春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる

釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。 他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。 そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。 三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。 新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。   この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。

遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。 彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。 ……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。 でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!? もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー! ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。) 略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。

桜庭かなめ
恋愛
 高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。  とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。  ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。  お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!  ※特別編4が完結しました!(2026.2.22)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...