俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第4章 高等部先輩と後輩

第340話 陽葵先輩の闇

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 陽葵先輩は悩んだ表情で、俺に言い始める。

「三國君とは大分関係が深くなったから、教えて上げるけど……私は男性が怖いのよ///」
「以前…。お姉ちゃんが言っていた通り、三國君もそうだと思うけど、みんな私の体目当てで迫ってくる!!」

「雄の本能的な仕草が、私の中では苦手なんだよ…!」
「表面上は紳士ぶっていても、中身はけだものなのが、私には見えてしまう!!///」

「私も普通の恋愛がしたいけど、今の時代は結婚まで処女を守る時代では無い…///」
「ステータスの為に、簡単に処女を捨てて、周りより先に一歩行った事や何人寝たかを自慢する時代の上、性行為を上手にチラつかせて男性から金品を貰う……」

「私は、そのやり方が良いようには感じ無い!///」
「けど、私も女性なんでしょうね…」

「関係を深める人は、生真面目君が良いに決まっているのに、何故か恋心が芽生えない……」
「どうせ関係を深めるなら、楽しい人と関係を深めたい!!」

「明るい男子の方は私の胸が“ときめく”けど、明るい男子はその分、性も旺盛だから怖い…///」
「きっと……一度経験をすれば、私も性に目覚めると思うけど、私自身が無くなりそうで怖い……」

 最後の文章は、とても悲しそうな表情で言う陽葵先輩。

「…………」

(うぁ……変なこと聞かなければ良かったな!///(汗))

 伊藤さんでは無いが、陽葵先輩も大きな闇を抱えているようだ。
 伊藤さんは消息不明の片思い男性を想って、陽葵先輩は結婚まで処女を守り抜く古風の女性!?

 俺はモテ期が訪れている割には、問題が有る女性しか側にやって来ないぞ!!
 真面まともなのは、小鞠ちゃんぐらいしか居なさそうだ!!///
 虹心は妹だから、当然論外だ!!

「ごめんね。三國君…。変なことを言ってしまって!//////」
「聞かれたから教えて上げたけど、さっきの事は口外しないでね!//////」

 陽葵先輩は頬を染めて、悲しい表情で謝ってくる。
 俺は“たじろいだ”表情で陽葵先輩に言う。

「謝らないで下さい。陽葵先輩!///」
「そんな事とは知らずについ、軽い気持ちで聞いてしまって!!///」
「さっきの言葉は、俺の胸にとどめておきますので安心して下さい!!」

「……三國君は優しいのだね///」
「三國君は、お姉ちゃんの言う通りの人だ…!///」

 陽葵先輩は急に、俺を見つめる表情で見始める!?
 もしかして……俺を意識し始めた!??

(あれ? なんか雰囲気が変わったような!?)
(そんな訳無いよな!)

(だって、俺は陽葵先輩を女性として、思いっきり意識しているから!!///)
(陽葵先輩の中で俺は、獣に見えている筈だからな!?)

 俺が心の中で感じた直後。
 陽葵先輩は、嬉し恥ずかしい表情で俺に言い始める。

「三國君は虹心ちゃん想いだし、それに真面目な性格で優しい……」
「きっと、三國君の優しさは三國君の、家族から来ているんだね!///」

「家族ですか…?」

 俺は陽葵先輩に呟く口調で言う。
 俺の性格は、三國家から生まれた物らしい??

(俺の場合は優しいと言うより、それしか無いのだよな!///)
(兄のように成績は優秀では無いし、スポーツも万能では無い!)
(そして、手先も器用では無い!!)

(虹心とは年が、僅かにしか離れていないから、俺をうやまう行為なんて今まで一度もされた事が無いし、妹のくせに俺より全て、虹心が上回っているからな!!///)
(真面目と優しいしか、俺に取り柄は無いんだよ…)

「陽葵先輩…。言っていることは間違っていないと思いますが、そう言われますと複雑な気分ですね…!」

 俺は感じたことを、素直な表情で陽葵先輩に言う。
 すると陽葵先輩は、優しい微笑みで俺に言い始める。

「私ね……三國君と美術館に行くことを決めてから、私なりに色々と考えたのだけど、三國君とならもう少し、関係を深めても良いかなと思っている!///」
「三國家は確かに私へ好意を持っているけど、その何て言うか……けものの感じが余りしないのだよね…!」

「三國君には今日香ちゃんが居るから……余り深い関係には出来ないけど、私はもう少し三國君のことを知りたい!///」

 陽葵先輩は俺に、告白に近い言葉を言ってきた!?
 俺のモテ期は、本当に波が激しいな!!///
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