俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
349 / 657
第4章 高等部先輩と後輩

第349話 美術館での一騒動 その2

しおりを挟む
「亜紀ちゃん…!」
「三國君がね……お姉ちゃん(真優美)の元へ、度々たびたび相談に来ていたんだよ!」

「三國君はお姉ちゃんを信用出来る人とみて、お姉ちゃんに三國君の恋愛相談をしていたの!///」
「お姉ちゃんも世話好きの所が有るから……三國君の恋愛相談を聞いている内に、私へ興味を持っていることをお姉ちゃんが知って、それでお姉ちゃんがお節介をしたと…///」

 陽葵先輩は困った笑顔で、伊藤さんに説明をしている。
 陽葵先輩からの言葉を聞き終わった後。伊藤さんは恨めしそうな表情と口調で、俺に言い始めた!

「あ~~~」
「そう……だったんですか…!」

「う~~~///」
「三國君が私の知らない間で、そんな事をしていたとは!///」
「油断も隙もない!!///」

 俺にそう言う伊藤さん!
 俺を振っておきながら、伊藤さんは俺に未練を持っているの!?

 この一騒動の行方は、一体どう成るのだろうか……
 この後、伊藤さんがブチ切れるとかは無いよね……(汗)

「……」

 この状況が理解出来ない桃香ちゃんは、“きょとん”した表情でずっと見ていたが、此処で伊藤さんにかす表情で、話し始める桃香ちゃん。

「ねぇ、お姉ちゃん!」
「続き見に行こうよ!!」
「それに私、お腹も空いてきた!!」

「あっ……桃香!///」
「もう少し待って…!!」

「お姉ちゃんは二人に、もう少し聞きたいことが有るから!!///」
「ご飯は……これを見終わったら食べようね…」

 だが、桃香ちゃんの言葉を、困った表情で断わる伊藤さん。
 伊藤さんにとっては熊の○○さんより、俺と陽葵先輩の方が大事だいじに成ってしまった。

「……なら、お姉ちゃん!」
「私、一人で見に行っても良い!!」
「後、ちょっとだし……見終わったら、お姉ちゃんにRailで連絡入れるよ!!」

 桃香ちゃんは一人でも、熊の○○さんを見に行きたいらしく、お願いする表情で伊藤さんに言う。
 伊藤さんは『仕方ないな』の表情で、桃香ちゃんに話し始める。

「……分かったわ。桃香!」
「お姉ちゃんも直ぐに後を追うから、悪いけど桃香一人で、先に見てきて!」

「分かった。お姉ちゃん!」
「じゃあ、見てくるね~~!♪」

 桃香ちゃんは、伊藤さんに和やかな表情で言い終えると、桃香ちゃん一人で特別展の方へ向かっていく。
 桃香ちゃんは虹心と同じ中等部三年生だし、それに此処は美術館だから変な人も居ないだろう?

「……」

 桃香ちゃんを見送った伊藤さんは、陽葵先輩の方に顔を向けて、澄ました表情で話し掛ける。

「では、陽葵さんは三國君に、強い恋心とかは抱いていないんですね?」

「!!」

「!!」

 伊藤さんの言葉で、俺と陽葵先輩は同時に驚く!?
 どうして、俺を振った伊藤さんが、そんなことを聞く必要が有るのだ!?
 陽葵先輩は穏やかな表情で、伊藤さんの質問に答え始める。

「今の所は、三國君とは普通の親友関係だよ!」
「けど……今後は分からない!」
「三國君は後輩には成るけど優しい子だし、それに少し、弟のように見えるからね!」

「!///」
「そっ、そうですか……陽葵さん!///」
「これは……困ったな///」

 伊藤さんは頬を少し染めて、困った表情で言う。
 だけど、最後の言葉は聞き取れなかった。

 俺を弟のように見てくれる陽葵先輩には嬉しいが、伊藤さんの方が素直に引く感じがしない?
 このまま何事も無く、丸く収まるだろうか…?
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

S級ハッカーの俺がSNSで炎上する完璧ヒロインを助けたら、俺にだけめちゃくちゃ甘えてくる秘密の関係になったんだが…

senko
恋愛
「一緒に、しよ?」完璧ヒロインが俺にだけベタ甘えしてくる。 地味高校生の俺は裏ではS級ハッカー。炎上するクラスの完璧ヒロインを救ったら、秘密のイチャラブ共闘関係が始まってしまった!リアルではただのモブなのに…。 クラスの隅でPCを触るだけが生きがいの陰キャプログラマー、黒瀬和人。 彼にとってクラスの中心で太陽のように笑う完璧ヒロイン・天野光は決して交わることのない別世界の住人だった。 しかしある日、和人は光を襲う匿名の「裏アカウント」を発見してしまう。 悪意に満ちた誹謗中傷で完璧な彼女がひとり涙を流していることを知り彼は決意する。 ――正体を隠したまま彼女を救い出す、と。 謎の天才ハッカー『null』として光に接触した和人。 ネットでは唯一頼れる相棒として彼女に甘えられる一方、現実では目も合わせられないただのクラスメイト。 この秘密の二重生活はもどかしくて、だけど最高に甘い。 陰キャ男子と完璧ヒロインの秘密の二重生活ラブコメ、ここに開幕!

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

隣の席のクールな銀髪美少女、俺にだけデレるどころか未来の嫁だと宣言してきた

夏見ナイ
恋愛
平凡な高校生、相沢優斗。彼の隣の席は『氷の女王』と噂のクールな銀髪美少女、雪城冬花。住む世界が違うと思っていたが、ある日彼女から「私はあなたの未来の妻です」と衝撃の告白を受ける。 その日から、学校では鉄壁の彼女が、二人きりになると「未来では当然です」と腕を組み、手作り弁当で「あーん」を迫る超絶甘々なデレモードに! 戸惑いながらも、彼女の献身的なアプローチに心惹かれていく優斗。これは未来で結ばれる運命の二人が、最高の未来を掴むため、最高の恋をする糖度MAXの青春ラブコメディ。

クラスで3番目に可愛い無口なあの子が実は手話で話しているのを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
俺のクラスにいる月宮雫は、誰も寄せ付けないクールな美少女。そのミステリアスな雰囲気から『クラスで3番目に可愛い子』と呼ばれているが、いつも一人で、誰とも話さない。 ある放課後、俺は彼女が指先で言葉を紡ぐ――手話で話している姿を目撃してしまう。好奇心から手話を覚えた俺が、勇気を出して話しかけた瞬間、二人だけの秘密の世界が始まった。 無口でクール? とんでもない。本当の彼女は、よく笑い、よく拗ねる、最高に可愛いおしゃべりな女の子だったのだ。 クールな君の本当の姿と甘える仕草は、俺だけが知っている。これは、世界一甘くて尊い、静かな恋の物語。

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

【完結】好きって言ってないのに、なぜか学園中にバレてる件。

東野あさひ
恋愛
「好きって言ってないのに、なんでバレてるんだよ!?」 ──平凡な男子高校生・真嶋蒼汰の一言から、すべての誤解が始まった。 購買で「好きなパンは?」と聞かれ、「好きです!」と答えただけ。 それなのにStarChat(学園SNS)では“告白事件”として炎上、 いつの間にか“七瀬ひよりと両想い”扱いに!? 否定しても、弁解しても、誤解はどんどん拡散。 気づけば――“誤解”が、少しずつ“恋”に変わっていく。 ツンデレ男子×天然ヒロインが織りなす、SNS時代の爆笑すれ違いラブコメ! 最後は笑って、ちょっと泣ける。 #誤解が本当の恋になる瞬間、あなたもきっとトレンド入り。

友達の妹が、入浴してる。

つきのはい
恋愛
 「交換してみない?」  冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。  それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。  鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。  冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。  そんなラブコメディです。

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

処理中です...