419 / 657
第5章 個別ルート 伊藤亜紀編
第419話 制作初日が終わる その2
しおりを挟む
「こうもりね……やっぱり、武蔵君はそっち系の親友が多いの…?」
亜紀は澄ました表情で、俺に質問をしてきた。
俺は少し困った表情で、亜紀の質問に答え始める。
「俺は……陽キャラでは無いからな///」
「どうしても、オタク系や陰キャラ系の親友が多くなる!」
「……虹心ちゃんは凄く活発な性格だから、武蔵君も本来は同じように動けるでしょ?」
「血の繋がった兄弟なんだから……」
亜紀は少し驚いた表情で俺に言うが、虹心は三國家の風雲児だ!?
父親や母親も、虹心のような陽気な仕草を殆ど見せないし、兄の航平だって爽やか好青年タイプだ。
虹心の場合は、本当に感情で動いているぐらい喜怒哀楽が激しい!
甘える時は“とことん”甘えてくるし、怒らせたら般若に成る!!
(けど、そんなことを亜紀に話しても、理解してくれないだろうな!)
(彼奴は、猫の性格も習得しているからな!!)
(外では猫被りの、虹心だからな!?///)
「虹心は特別なんだよ…///」
「兄も俺と同じように、大人しい性格だから…」
俺は、少し恥ずかしい表情で亜紀に言う。
すると、亜紀は理解した表情で俺に言い始める。
「なるほどね!」
「虹心ちゃんは武蔵君とその兄に囲まれているから、独自の発達を遂げたと」
(独自の発達…)
(うん…。間違ってないだろう)
虹心はとうの昔に、母親を上回る家事スキルを身に付けているし常識も、もしかしたら三國家の中では一番弁えているかも知れない!?
「まっ、その話しはここまでにして、帰ろうか」
「武蔵君!」
亜紀は澄ました表情で、俺に話し掛けてくる。
俺は穏やかな表情で、亜紀に返事をする。
「うん!」
「帰ろう。亜紀!!」
俺と亜紀は二人で、モザイクアート制作と成っている教室から出る。
ここからは楽しい通学路デートと言いたいが、俺と亜紀は家の方向が真逆のため、学園の正門までしか二人の時間は続かない。
時間に直せば、5分から10分ぐらいの時間で有る。
教室で俺と亜紀のカバンを回収して、昇降口に向けて、俺と亜紀は廊下を歩いているが、亜紀は穏やかな表情で話し掛けてくる。
「モザイクアート制作は、大体3週間前後続くのだよね?」
「そう。大体3週間前後!」
「そのうちの2週間が、今日作業したシール貼りが中心で、最後の1週間は、各パーツを1つに纏め上げる作業」
「けど、纏め上げる作業は、そんなに人が要らないから、生徒会の人達で作業してしまう場合が多いね」
俺は説明するように、和やかな表情で亜紀に話し終えると、亜紀は納得した表情で俺に話し始める。
「メインは2週間か…!」
「シール貼りは参加して、纏め作業の方は、生徒会の人達に任せた方が良いかもね」
「そうだね。亜紀!」
亜紀に穏やかな表情で、俺は返事をする。
(幾ら強制では無いにしても、モザイクアート制作中の期間。亜紀はずっと特別授業を休むわけには行かないからな)
(おまけに亜紀が目指している大学は、地域No.1である名大だ)
亜紀がモザイクアート制作に参加しているのは、亜紀のためでは無く当然、俺のためであろう。
俺と亜紀はコースが違うから、合同授業で一緒にも成れないし、そもそもコースが違うから交流その物が無い。
俺と亜紀が学園内でのイベントを楽しもうとしたら、実質葉月祭しか無い。
修学旅行も特進コースは、普通コースとは違う場所に行くため、本当に関わりようが無い!///
「武蔵君!」
「だから、私の参加はシール貼りまでね!」
亜紀は穏やかな表情で俺に言う。
俺も、穏やかな表情で亜紀に言い始める。
「うん。分かった!」
「けど、亜紀……ううん。なんでもない///」
「?」
俺が途中で言うのを止めた為、亜紀は不思議そうな表情を見せるが、それを聞いてくることは無かった。
亜紀の進学を俺が意識すれば、モザイクアート制作に来るより、特別授業を受けていてくれた方が良いに決まっている。
だが、亜紀は俺を気遣って、モザイクアート制作に参加している。
俺が、余計なことを言わない方が良いだろう。
亜紀は澄ました表情で、俺に質問をしてきた。
俺は少し困った表情で、亜紀の質問に答え始める。
「俺は……陽キャラでは無いからな///」
「どうしても、オタク系や陰キャラ系の親友が多くなる!」
「……虹心ちゃんは凄く活発な性格だから、武蔵君も本来は同じように動けるでしょ?」
「血の繋がった兄弟なんだから……」
亜紀は少し驚いた表情で俺に言うが、虹心は三國家の風雲児だ!?
父親や母親も、虹心のような陽気な仕草を殆ど見せないし、兄の航平だって爽やか好青年タイプだ。
虹心の場合は、本当に感情で動いているぐらい喜怒哀楽が激しい!
甘える時は“とことん”甘えてくるし、怒らせたら般若に成る!!
(けど、そんなことを亜紀に話しても、理解してくれないだろうな!)
(彼奴は、猫の性格も習得しているからな!!)
(外では猫被りの、虹心だからな!?///)
「虹心は特別なんだよ…///」
「兄も俺と同じように、大人しい性格だから…」
俺は、少し恥ずかしい表情で亜紀に言う。
すると、亜紀は理解した表情で俺に言い始める。
「なるほどね!」
「虹心ちゃんは武蔵君とその兄に囲まれているから、独自の発達を遂げたと」
(独自の発達…)
(うん…。間違ってないだろう)
虹心はとうの昔に、母親を上回る家事スキルを身に付けているし常識も、もしかしたら三國家の中では一番弁えているかも知れない!?
「まっ、その話しはここまでにして、帰ろうか」
「武蔵君!」
亜紀は澄ました表情で、俺に話し掛けてくる。
俺は穏やかな表情で、亜紀に返事をする。
「うん!」
「帰ろう。亜紀!!」
俺と亜紀は二人で、モザイクアート制作と成っている教室から出る。
ここからは楽しい通学路デートと言いたいが、俺と亜紀は家の方向が真逆のため、学園の正門までしか二人の時間は続かない。
時間に直せば、5分から10分ぐらいの時間で有る。
教室で俺と亜紀のカバンを回収して、昇降口に向けて、俺と亜紀は廊下を歩いているが、亜紀は穏やかな表情で話し掛けてくる。
「モザイクアート制作は、大体3週間前後続くのだよね?」
「そう。大体3週間前後!」
「そのうちの2週間が、今日作業したシール貼りが中心で、最後の1週間は、各パーツを1つに纏め上げる作業」
「けど、纏め上げる作業は、そんなに人が要らないから、生徒会の人達で作業してしまう場合が多いね」
俺は説明するように、和やかな表情で亜紀に話し終えると、亜紀は納得した表情で俺に話し始める。
「メインは2週間か…!」
「シール貼りは参加して、纏め作業の方は、生徒会の人達に任せた方が良いかもね」
「そうだね。亜紀!」
亜紀に穏やかな表情で、俺は返事をする。
(幾ら強制では無いにしても、モザイクアート制作中の期間。亜紀はずっと特別授業を休むわけには行かないからな)
(おまけに亜紀が目指している大学は、地域No.1である名大だ)
亜紀がモザイクアート制作に参加しているのは、亜紀のためでは無く当然、俺のためであろう。
俺と亜紀はコースが違うから、合同授業で一緒にも成れないし、そもそもコースが違うから交流その物が無い。
俺と亜紀が学園内でのイベントを楽しもうとしたら、実質葉月祭しか無い。
修学旅行も特進コースは、普通コースとは違う場所に行くため、本当に関わりようが無い!///
「武蔵君!」
「だから、私の参加はシール貼りまでね!」
亜紀は穏やかな表情で俺に言う。
俺も、穏やかな表情で亜紀に言い始める。
「うん。分かった!」
「けど、亜紀……ううん。なんでもない///」
「?」
俺が途中で言うのを止めた為、亜紀は不思議そうな表情を見せるが、それを聞いてくることは無かった。
亜紀の進学を俺が意識すれば、モザイクアート制作に来るより、特別授業を受けていてくれた方が良いに決まっている。
だが、亜紀は俺を気遣って、モザイクアート制作に参加している。
俺が、余計なことを言わない方が良いだろう。
0
あなたにおすすめの小説
S級ハッカーの俺がSNSで炎上する完璧ヒロインを助けたら、俺にだけめちゃくちゃ甘えてくる秘密の関係になったんだが…
senko
恋愛
「一緒に、しよ?」完璧ヒロインが俺にだけベタ甘えしてくる。
地味高校生の俺は裏ではS級ハッカー。炎上するクラスの完璧ヒロインを救ったら、秘密のイチャラブ共闘関係が始まってしまった!リアルではただのモブなのに…。
クラスの隅でPCを触るだけが生きがいの陰キャプログラマー、黒瀬和人。
彼にとってクラスの中心で太陽のように笑う完璧ヒロイン・天野光は決して交わることのない別世界の住人だった。
しかしある日、和人は光を襲う匿名の「裏アカウント」を発見してしまう。
悪意に満ちた誹謗中傷で完璧な彼女がひとり涙を流していることを知り彼は決意する。
――正体を隠したまま彼女を救い出す、と。
謎の天才ハッカー『null』として光に接触した和人。
ネットでは唯一頼れる相棒として彼女に甘えられる一方、現実では目も合わせられないただのクラスメイト。
この秘密の二重生活はもどかしくて、だけど最高に甘い。
陰キャ男子と完璧ヒロインの秘密の二重生活ラブコメ、ここに開幕!
この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている
夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった!
……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。
なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ!
秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。
「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」
クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない!
秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!
クラスで3番目に可愛い無口なあの子が実は手話で話しているのを俺だけが知っている
夏見ナイ
恋愛
俺のクラスにいる月宮雫は、誰も寄せ付けないクールな美少女。そのミステリアスな雰囲気から『クラスで3番目に可愛い子』と呼ばれているが、いつも一人で、誰とも話さない。
ある放課後、俺は彼女が指先で言葉を紡ぐ――手話で話している姿を目撃してしまう。好奇心から手話を覚えた俺が、勇気を出して話しかけた瞬間、二人だけの秘密の世界が始まった。
無口でクール? とんでもない。本当の彼女は、よく笑い、よく拗ねる、最高に可愛いおしゃべりな女の子だったのだ。
クールな君の本当の姿と甘える仕草は、俺だけが知っている。これは、世界一甘くて尊い、静かな恋の物語。
隣の席のクールな銀髪美少女、俺にだけデレるどころか未来の嫁だと宣言してきた
夏見ナイ
恋愛
平凡な高校生、相沢優斗。彼の隣の席は『氷の女王』と噂のクールな銀髪美少女、雪城冬花。住む世界が違うと思っていたが、ある日彼女から「私はあなたの未来の妻です」と衝撃の告白を受ける。
その日から、学校では鉄壁の彼女が、二人きりになると「未来では当然です」と腕を組み、手作り弁当で「あーん」を迫る超絶甘々なデレモードに!
戸惑いながらも、彼女の献身的なアプローチに心惹かれていく優斗。これは未来で結ばれる運命の二人が、最高の未来を掴むため、最高の恋をする糖度MAXの青春ラブコメディ。
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件
沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」
高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。
そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。
見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。
意外な共通点から意気投合する二人。
だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは――
> 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」
一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。
……翌日、学校で再会するまでは。
実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!?
オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。
距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる
歩く魚
恋愛
かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。
だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。
それは気にしてない。俺は深入りする気はない。
人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。
だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。
――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。
恋人、はじめました。
桜庭かなめ
恋愛
紙透明斗のクラスには、青山氷織という女子生徒がいる。才色兼備な氷織は男子中心にたくさん告白されているが、全て断っている。クールで笑顔を全然見せないことや銀髪であること。「氷織」という名前から『絶対零嬢』と呼ぶ人も。
明斗は半年ほど前に一目惚れしてから、氷織に恋心を抱き続けている。しかし、フラれるかもしれないと恐れ、告白できずにいた。
ある春の日の放課後。ゴミを散らしてしまう氷織を見つけ、明斗は彼女のことを助ける。その際、明斗は勇気を出して氷織に告白する。
「これまでの告白とは違い、胸がほんのり温かくなりました。好意からかは分かりませんが。断る気にはなれません」
「……それなら、俺とお試しで付き合ってみるのはどうだろう?」
明斗からのそんな提案を氷織が受け入れ、2人のお試しの恋人関係が始まった。
一緒にお昼ご飯を食べたり、放課後デートしたり、氷織が明斗のバイト先に来たり、お互いの家に行ったり。そんな日々を重ねるうちに、距離が縮み、氷織の表情も少しずつ豊かになっていく。告白、そして、お試しの恋人関係から始まる甘くて爽やかな学園青春ラブコメディ!
※夏休み小話編2が完結しました!(2025.10.16)
※小説家になろう(N6867GW)、カクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想などお待ちしています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる