俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第5章 個別ルート 伊藤亜紀編

第464話 クリスマスパーティー その2

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「こんばんは!♪」
「亜紀さんに桃香ちゃん!!♪」

 亜紀と桃香ちゃんに挨拶された虹心は、二人に笑顔で挨拶を返す。
 虹心はその表情で、二人に言葉を続ける。

「間もなく開始出来ますので、お二人はソファーに座ってお待ちくださいね!♪」

「……ありがとう。虹心ちゃん!」

「虹心ちゃん。ありがとう!♪」

 亜紀と桃香ちゃんは防寒具を脱ぎながら、虹心に和やかな表情で話している。
 二人が脱いでいる防寒具を虹心は見ながら、虹心は穏やかな表情で亜紀と桃香ちゃんに向けて話し始める。

「……防寒具は、そちらの方へ掛けて置いておくことも出来ますよ!」

 虹心はリビングの端側に置いて有る、室内用物干し竿に顔を向けながら言う。
 これは虹心が事前に準備していた。虹心の配慮は流石で有る!

「……」

「……」

『チカ、チカ、―――』

 亜紀と桃香ちゃんはソファーに座る前に、脱いだ防寒具を室内用物干し竿に掛けに行く。
 リビングに置いてある、クリスマスツリー電飾も問題なく点滅している。
 俺は亜紀たちやクリスマスツリーを見ていると……虹心は和やかな表情で俺に話し掛けてくる。

「兄ちゃんも、座って待っていてね!」
「後は、飲み物を持ってくるだけだから!!」

 虹心は俺に言葉を終えると、一度リビングから出て行く。
 防寒具を掛け終わった亜紀と桃香ちゃんが戻って来て、先月遊びへ来た時に座った場所と同じ場所に座る。
 亜紀はテーブルに用意されている料理を見ながら、困った微笑み表情で呟き始める。

「……私がリクエストしたのも有るけど、クリスマスパーティーらしくないお料理だね///」

「虹心から聞いたよ。亜紀…」
「おでんをリクエストしたんだってね!///」

 俺も自分の定位置と成るソファーに座りながら、亜紀に穏やかな表情で話す。
 亜紀も穏やかな表情で、俺に話し始める。

「うん…。虹心ちゃんの料理が気に成ったのと、虹心ちゃんの“おでん”を食べてみたかったのよ…」
「虹心ちゃんのことだから……手の込んだ作り方をしているのでしょ?♪」

「あ~~。そうかも知れないな。亜紀!」
「大根も下茹でとかを言っているし、出汁も昆布から取っていたような……」

 俺は、顔を上に向けながら亜紀に話す。
 料理を作ることが好きな虹心は、暇が有れば台所に居る時も多い。

 虹心が“おでん”を作っているのを知ったのは、さっきで有るがそれまで“おでん”を作っているなんて思いも依らなかった!///
 そして俺も、虹心が台所に居れば『また、台所に居るんだな…』程度しか思わないから、虹心が作る料理を良く見ているようで見ていない。

 ここ最近、俺は虹心の料理手伝いを比較的しているが、その手伝いも全体から見ればほんの一部で有る。
 おでんの鍋が乗っているカセットガスコンロを見ながら、亜紀は嬉しそうな表情で呟く。

「どんな美味しい味がするのか、今から楽しみ♪」
「お鍋の大きさからして、種類もたくさん有るのでしょうね!♪」

 ……

 虹心が飲み物を用意してリビングに戻って来たので、今からクリスマスパーティーの始まりで有る。
 みんなコーラの入ったコップを手に持ちながら、虹心が代表で開始の宣言をする。

「え~~。みなさん♪」
「今日は、楽しいクリスマスイブです♪」

「美味しいお料理もたくさん用意しましたので、楽しい夜にしましょう~~♪」
「じゃあ、乾杯~~♪」

『乾杯~~♪』

『カチン♪』

 虹心の笑顔で言う言葉の後。みんなで『乾杯』と言いながらコップを鳴らして、クリスマスパーティーが始まる。
 パーティーが始まると、亜紀や桃香ちゃん達は早速立ち上がり、おでん鍋が乗っている台に向かって行く。

 俺は“おでん”より、鯛の刺身を箸で掴んで、わさび醤油で食べ始める。

「もぐ、もぐ、―――」

(良い鯛で有るが……クリスマスパーティーらしくないな…)
(“めでたい”のは変わらないが……)

 しばらく鯛やブリの刺身を俺は堪能していると……おでんを小鉢に盛った亜紀たちが戻って来る。
 ソファーに着席した亜紀は、嬉しそうな表情で“おでん”の汁をすすり始めた……
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