俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第6章 個別ルート 譲羽陽葵編

第518話 知っていた陽葵先輩

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「あっ、お帰り。陽葵…」
「今日はね、諸事情で早めに閉じたのよ!///」

「??」

 真優美さんは、困った微笑み表情で陽葵先輩に話す。
 だが、陽葵先輩は理解が出来ない表情のままで、真優美さんに聞き始める。

「諸事情?」
「何か急用でも出来たの。お姉ちゃん…?」

 陽葵先輩は、俺が来店していることが視界に入らないらしく、真優美さんだけに目線を合わして話している。
 真優美さんは空笑いをしながら、陽葵先輩に話し始める。

「あはは///」
「私に急用は無いのだけど……三國君が急遽来店してね。三國君の事情から今日は早めに閉店したのだよ!///」

「えっ……三國君?」

『きょろ、きょろ、―――』

「……あっ」

 陽葵先輩は澄ました表情で呟いた後。店内を見始める。
 俺が、カウンター席に座っていることに陽葵先輩は気付くと、驚きの声を上げてから、少し頬を染めた困った微笑み表情で、俺に話し始める。

「……いらしゃい。三國君///」
「お店に来るのは、久しぶりだね///」

「……こんにちは。陽葵先輩…!」
「お邪魔しています……」

 俺も、困った微笑み表情で陽葵先輩に話す。
 陽葵先輩は、澄ました表情で俺に聞き始める。

「さっき、お姉ちゃんから、三國君の諸事情でお店を早々閉店したと聞いたけど、一体どうしたの?」
「お姉ちゃんのお店を閉じるほどの、何か大変なことが起きたの??」

「えっと……陽葵先輩。それは……」

 俺は参ったな表情で、陽葵先輩に話し始めるが、行き成り本題を切り出して良い物だろうか。
 すると、真優美さんが困った微笑み表情で、陽葵先輩に話し始める。

「陽葵…。三國君は、失恋をしてしまったのだよ」
「それも、亜紀ちゃんから……」

「私は、三國君の事情を凄く知っているから、今日は三國君のために早めの閉店をしたのだよ」

「あ~~。そうなんだ……」

 陽葵先輩は真優美さんの言葉の後。共感してくれる言葉を俺は期待していたが、陽葵先輩は興味なさそうな表情で真優美さんに言う!?
 陽葵先輩は俺の方に顔を向けて、残念そうな表情で話し始める。

「んっと…。残念だったね…。三國君」
「私も、元生徒会副会長で有ったから、三國君と亜紀ちゃんに関することは耳にしているよ」

「!!」

(この騒動が、陽葵先輩の耳までに入っていた!)
(何時の間にか、そんな大事までに発展していたんだ!!)

 亜紀さんは、学年二年生の中で1位・2位を争う美少女で有る!
 そんな亜紀さんを巻き込んだ騒動に成るから、陽葵先輩の耳に入るのも別に不思議では無い。

「亜紀ちゃんが、三國君を振るのは時間の問題だとは感じていたけど、それが今日で有った訳か…」
「これで、この騒動は数日中に収まりそうだね…」

 陽葵先輩は、分かり切っていた表情で俺に話す!
 陽葵先輩も、亜紀さんのように賢い人で有るから、この騒動の行方を見抜いていたらしい。

 すると、真優美さんは焦った表情で、陽葵先輩に話し掛ける。

「えっ? 陽葵!?」
「お姉ちゃん。そんな事一言も聞いていないよ!///」
「亜紀ちゃんと三國君の出来事が、そんな大事に成っているなんて!///(汗)」

「……お姉ちゃん。私だって、元生徒会のメンバーで有ったから、人のプライバシーに関することを“ぺらぺら”喋れないよ///」
「それに、私が知っている情報も『二年生の中で、特進の美少女と普通の落ちこぼれが恋仲らしいぜ!』の、情報しか知らないから…」

「特進の美少女と言えば、私は亜紀ちゃんを直ぐに思いつくし、亜紀ちゃん絡みの男子と言えば、三國君ぐらいしか居ないけど、それで断定してお姉ちゃんに話すのは良くないと感じたから……」

 陽葵先輩は悲しそうな表情で、真優美さんに話す。
 陽葵先輩が俺と亜紀の状況を知っていれば、話しが早くなるが、今の陽葵先輩は俺に好意や同情を、見せている雰囲気が全く無かった?
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