俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
553 / 657
第6章 個別ルート 譲羽陽葵編

第553話 絶望時に見付ける希望

しおりを挟む
「この野郎~~(怒)」

 怒声を上げながら、森田が俺に目掛けて突撃してくる!

『バキィ~~』

 森田は右腕を振りながら、俺の左頬にパンチを喰らわす。
 事前に行動の予測は出来ていたから、俺は歯を食いしばってそれに耐える!

(くっ……)
(森田のパンチは、松田よりかは強いな…)

(相手が年上だから当たり前か……)

「舐めた口を利きやがって!!」
「死ね。クソ野郎!!!」

 怒り狂った森田が、再度手を上げた時……川口が森田を制する。

「まだ、早い。森田!」
「此処では人目に付く可能性が有る!!」

「こいつを処分するのは別の場所でだ!!!」

 川口の中では、この公園以外の場所で俺をボコる予定だったのだろう。
 だが、怒りに任せて森田が先行してしまった。

「三國…。お前の意志は良く分かった」
「お前の意志がどれだけ本物なのか……後は体に聞いて見るよ…」

「……」

 川口は目が据わった表情で、俺に言葉を言い放つ。
 俺は苦痛の表情で、川口を見据えるしか無い。

「では……河川敷に行こうか。三國君…」
「君が陽葵さん想う気持ちが本物かどうか、其処で試して上げるよ…」

 川口は嫌らしい表情で俺に言う。
 俺の死ぬ場所はこの公園では無く、河川敷に変わるそうだが藻屑には変わらない。

「……」

 俺は3人に連行される形で、児童公園を出た直後……その付近にとある人物が居るのに気付く

(あっ……キッド(川本)に信濃!)
(キッドたちも、この付近に来ていたのか!!)

(……あの2人が俺を助けてくれる保証は無いが、キッドは意外に男気が有る奴だ)
(事情を話せば……俺は助かるかも知れない!)

 俺は3人に連行はされているが、猿ぐつわなどはされていない。
 キッドたちは、俺たちから少し離れた自動販売機でジュースを飲んでいる。

「お~い!」
「川本君~~」

「!!」

「!!」

「!!」

「?」

 俺が急にキッドへ声を掛けたから、俺を連行していた3人は驚き、キッドは俺の声に気付く。
 当然、川口は焦った表情で俺に言い始める。

「てめえ、何助けを求めて居るんだよ!(汗)」

 川口の方も、俺が助けを呼ぶのを想定していなかったらしい?
 この人達は、案外馬鹿なのか!?

 俺の声を聞いたキッドが、信濃と共に俺の側に来ながら、澄ました表情で声を掛けてくる。

「……誰かと思えば、三國か…」
「そして……お前の側には先輩が3人…」

「分かり切っていた事が、やはりこう成ったか…」

「えっ…!?」

 最後の文章は澄ました表情でも、やや呆れた口調で言う。
 その言葉を聞いた俺は、思わず驚いてしまう。

『分かり切っていた事が、やはりこう成ったか…』

(なんでキッドが、俺が陽葵先輩と関係を持っているのを知っているの!?)

 俺が理解出来ない表情で居ると、キッドは先輩たちに顔を向けて、澄ました表情で話し始めた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件

暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!

春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる

釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。 他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。 そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。 三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。 新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。   この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

サンスクミ〜学園のアイドルと偶然同じバイト先になったら俺を3度も振った美少女までついてきた〜

野谷 海
恋愛
「俺、やっぱり君が好きだ! 付き合って欲しい!」   「ごめんね青嶋くん……やっぱり青嶋くんとは付き合えない……」 この3度目の告白にも敗れ、青嶋将は大好きな小浦舞への想いを胸の内へとしまい込んで前に進む。 半年ほど経ち、彼らは何の因果か同じクラスになっていた。 別のクラスでも仲の良かった去年とは違い、距離が近くなったにも関わらず2人が会話をする事はない。 そんな折、将がアルバイトする焼鳥屋に入ってきた新人が同じ学校の同級生で、さらには舞の親友だった。 学校とアルバイト先を巻き込んでもつれる彼らの奇妙な三角関係ははたしてーー ⭐︎第3部より毎週月・木・土曜日の朝7時に最新話を投稿します。 ⭐︎もしも気に入って頂けたら、ぜひブックマークやいいね、コメントなど頂けるととても励みになります。 ※表紙絵、挿絵はAI作成です。 ※この作品はフィクションであり、作中に登場する人物、団体等は全て架空です。

彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。

遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。 彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。 ……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。 でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!? もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー! ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。) 略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。

桜庭かなめ
恋愛
 高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。  とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。  ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。  お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!  ※特別編4が完結しました!(2026.2.22)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。

処理中です...