俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
560 / 657
第6章 個別ルート 譲羽陽葵編

第560話 陽葵先輩に顛末を話す その3

しおりを挟む
 真優美さん経由に成るが、俺は今日のことを伝えるために、先ほどのことを真優美さん宛にメッセージを打ち送信をする。
 しばらくすると、真優美さんから返信が来る。

『やはり……バレてしまったか。武蔵君(^_^;)』
『けど、武蔵君に怪我は無いようだから、無事で良かったね!』

『陽葵にも、この事を伝えて置くね』

『それで、明日の夕方にお店へ来たいのね!』
『分かったわ。その様に準備して置くわ♪』

 真優美さんから次々と返信が来て、俺はそれを読んでいく……
 真優美さんからの返信も落ち着いたので、俺は返信の返信メッセージを打ち込み始める。

「はい。大きな怪我をしなくて良かったです///」

「では、明日お願いします。真優美さん」

 俺は簡素なメッセージを打って、真優美さんに送信する。
 その後。真優美さんからのメッセージは無く、真優美さんとのRailやり取りは終わる。

「……真優美さんは余り、危機感を持っている感じがしなかったな…」

 手にスマートフォンを持ったまま、俺は仰向け状態で呟く。
 俺は驚きや慰めるなどのアクションを、真優美さんから期待していたが、淡々と終わった感じで有る。

 やはりも変だが、俺は真優美さんから真剣に好かれてはいないのだろう?

「連絡が無事に取れて良かったが、真優美さんは陽葵先輩にキチンと伝えているだろうか?」
「陽葵先輩に連絡を凄く取りたいが、スマホが壊れていればどうしようも無いからな…」

 あの真面目な陽葵先輩が、うっかりスマホを落として破損させるなんて珍しい部類に入るはずだが、壊れてしまった物は仕方ない。
 それに明日の夕方。直接会えるように真優美さんへ頼んで置いたから、確実に会えるだろう。

 ……

 翌日の夕方。

 学園(授業)が終わった俺は一度家に戻り、学園制服から私服に着替えてから『撫子』に向かう。
 日中は川口先輩達からの報復に警戒していたが、俺の教室に川口先輩達が来ることは無く、何時も通りに学園の時間は過ぎって行った。

 また、変な噂も立つ事は無く、新たな敵の来襲も無かった。
 今回のことにキッドが関わっているが、松田達に動きや陰口は無く、俺のクラス内も何時も通りで有った。

(仕返しなどには関して、冗談抜きでキッドの影響が出ているのも知れないな)
(松田達に関しては……何とも言えんが、裏でキッドが動いているから、俺と陽葵先輩の関係を知っても手や足も出せないだろう……)

(そのへんの事も、陽葵先輩に話して置こう)

 俺は自宅から『撫子』に向かう途中、そんな事を思いながら『撫子』に向かう。
 今回のことは虹心には報告をしていない。

 だが、俺が今日『撫子』に行くことは、母親や虹心には伝えて有る。
 陽葵先輩を母親に紹介はまだしていないが、俺が陽葵先輩と良い関係で有るのは知っているし、母親もその交際を応援している///

 虹心の方も、俺と陽葵先輩が上手くいっているから、以前のように何でも口出しは減りつつ有る?

 ……

 俺は問題なく『撫子』に到着し、喫茶店のドアノブに手を掛ける。
 喫茶店の出入り口ドアには『Close』の札が掲げられていた。

 俺のためを思って、真優美さんは閉店時間を早めて店を閉めてくれている。

『ガチャ!』

 俺が『撫子』のドアを開けると、カウンター内に居た真優美さんが、穏やかな表情で声を掛けてくる。

「こんにちは。待っていたわよ!」
「武蔵君!!」

 真優美さんはそう言いながら、カウンター外に出て来る。
 俺も穏やかな表情で、真優美さんに話し掛ける。

「こんにちは。真優美さん!」

「予定日以外で、すみません…」
「……事情は昨日。Railでお伝えした通りですが……」

 後半の文章は、少しバツの悪い表情で真優美さんに話す。
 けど、真優美さんは困った微笑み表情で、俺に話し始めた……
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件

暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!

春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる

釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。 他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。 そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。 三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。 新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。   この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。

桜庭かなめ
恋愛
 高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。  とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。  ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。  お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!  ※特別編4が完結しました!(2026.2.22)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。

彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。

遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。 彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。 ……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。 でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!? もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー! ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。) 略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

処理中です...