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第40話 焼肉屋 その2
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食べ放題〇〇コースの基本料理も綺麗に食べ終えて、いよいよ追加オーダーの時がやって来た。
俺はまだビールで焼肉を楽しんでいるが、母さんのビールは2杯目の半分位が残っていて、この後は酎ハイ系にシフトチェンジするようだ。俺は今3杯目のビールを飲み始めている……
「お母さん! 追加オーダーしようよ!!」
咲子は食べたい種類の肉が決まっているのだろう。
母さんに注文をせがむ。
「少し、落ち着きなさい…」
「まだ、みんな決まっていないのだから!」
母さんがそんな事言う中、俺が次に頼むメニューはもう決まっている、豚トロで有る。焼肉屋で食べる、豚肉もまた美味しいのだ!
牛肉はやはりしつこいの言うのか、量を食べて行くと段々、胃が重くなって行く感じがする……。その点豚肉は牛肉と比べてさっぱりしているので、中休みには丁度良いが豚トロは美味しいぶん、脂も凄いので諸刃の刃でも有る……
母さんの方も頼みたい物は決まっており、ファミレスの時では無いが真央待ちで有る。
「どう、真央。決まった!」
咲子は真央に聞いている。
「ソーセージかな……」
「他はあんまり無いからな…」
残念ながら、安いコースの食べ放題なので、種類も非常に限られている。
それでも真央は悩んでいたが、食べたい物を決める。
「お母さん! 真央も決まったよ!!」
「私、ライス中とわかめスープ追加で!!」
「あっ、私(真央)もライス中とわかめスープ欲しい!!」
「2人ともライス中とわかめスープ追加ね!」
「よし、じゃあ、注文しましょうか♪」
母さんが座って居る近くに、スタッフを呼ぶインターホーンが有るので、母さんが押してスタッフを呼ぶ。しばらくするとスタッフがやってくる。
「はい。お待たせしました!」
「すいません! 注文お願いします♪」
「はい。ではご注文をどうぞ!」
「牛ホルモン味噌味、海鮮盛り、豚トロの塩、牛ハラミ、ソーセージを各4人前でお願いします♪」
「後、ライス中とワカメスープを各2つで!」
「それと、網の交換もお願いします♪」
母さんは、すらすらとメニューと読み上げて注文していく……
「―――ですね」
「かしこまりました。しばらくお待ちください」
スタッフは復唱して、お辞儀をして席を離れていく……
牛ホルモンと海鮮盛りを頼んだのは母さん。豚トロは俺。牛ハラミが咲子でソーセージが真央だ。
「お母さんが指揮するのは、海鮮盛りで一旦終わるからね♪」
「今度のオーダーでまた牛タンを頼むから、それまでは個人プレーで♪」
指揮を一旦終了宣言する母さん。
注文した品が来る前に、焼き網を交換するスタッフがやって来て、汚れた網から綺麗な網に変わる。
網が変わってしばらくすると、先ほど頼んだ品がやってくる。
母さんは綺麗な網で、イカとホタテが盛って有る、海鮮盛りを焼いて行き、焼き上がると母さんは宣言する。
「はい!」
「私のお仕事、一旦終了~~♪」
その様に母さんは言いながら、焼き上がったばかりのホタテを箸で掴む!
最初の頃と比べると、食べるスピードは大分落ちて来たが、それでも網の上に有った、イカとホタテは綺麗に無くなって、いよいよソロプレーの開始で有る。
母さんは牛ホルモンを焼きだして、咲子は牛ハラミ、真央はソーセージを並べて焼きだした。
俺が、豚トロを焼こうと思った時には、豚トロを焼くスペースは殆ど無かった……
各皿に盛られたホルモンや豚トロは4人分有る。それを有る程度の量を焼く訳だから、焼く場所が無くなるのは当然で有る。
「ありゃ、出遅れてしまったな…」
「のんびりとビールを飲んでいるからだよ♪」
母さんはその様に言う。
「お父さん……。お酒も良いけど、そろそろご飯にしたら?」
「少し、飲み過ぎだと思うよ…」
咲子は少し、心配そうな顔をしながら言ってくる。
「折角、焼肉屋に来たんだし、父さんはまだ飲むぞ!」
「なぁ、母さん!!」
「うゆ!」
「私もまだまだ飲むけど、そんなには飲まないよ…」
「お母さんが、酔い潰れる訳には行かないし~!!」
少し酔い掛けているようだが、陽気な声で喋る母さんは、自らの手で育てた(焼き上げた)、牛ホルモンを箸で掴んで食べている。
咲子はあきれ顔で、俺と母さんを見ていた。
「あ~~、やっぱり牛ホルモンは美味しいわ♪」
「味噌のコクがホルモンとの相性バッチリ!!」
「焼肉では牛ホルモンが一番好きかも~~♪」
母さんが美味しそうに、牛ホルモンをパクパク食べていると、俺も急に食べたくなる……
「美味しそうだね!」
「そこの焼けている、ホルモン貰っても良い?」
俺がそう訪ねると母さんは、生牛ホルモンの乗った皿を俺に渡してくる。
「頑張って育ててね♪」
「焼きすぎ注意だよ♪」
笑顔で言う母さん……。食べたい肉は自分で焼けだそうだ。
網の少し空いた隙間に、父さん専用ホルモンを網に並べて焼く。しかし、しばらく時間が掛かりそうだ……すると、咲子が声を掛けてくる。
「今度は豚トロが食べたいから、お父さん、牛ハラミ食べて!」
「良いのか! 食べても!!」
「焼肉って、みんなでワイワイする物だよ!」
「だから上手に共有しなくちゃ!!」
そう言って、から揚の時と同じように咲子の箸で、俺の小皿に牛ハラミをポンポン乗せて行く……
また、咲子と間接キスだが、気にせずに牛ハラミを食べる。
牛ハラミが網の上から無くなったので、咲子は豚トロを焼いて行く……。真央は美味しそうに、焼き上がったソーセージを頬張っていた。
しかし、迂闊だった事に、塩味の豚トロを頼んでしまったため、タレで汚れた網で焼く事に成る。多少だがタレの味が混じってしまう。
「あらら…豚トロを焼いてから、ソロプレーにすべきだったね!!」
タレで汚れた網で、焼かれている豚トロを見ながら、母さんはそう言う。
「まあ、仕方ないよ…」
俺はそう言いながら、食べ頃だと思う、父さん専用ホルモンを箸で掴んで食べる。
口に入れると、口の中でとろけながら、ホルモンの脂の旨さと味噌の旨さが広がる。
ホルモンは非常にシビアな食べ物だ。
生焼けは食中毒とかが怖いし、焼きすぎは、脂が全部落ちてしまって只の炭に成ってしまう!
ホルモン以外は多少焼きすぎても大丈夫だが、ホルモンだけは、焼きすぎは禁物だ!
母さんの言い分、咲子の言い分がそれぞれ有るけど、それでも楽しい焼肉の時間は続く……
俺はまだビールで焼肉を楽しんでいるが、母さんのビールは2杯目の半分位が残っていて、この後は酎ハイ系にシフトチェンジするようだ。俺は今3杯目のビールを飲み始めている……
「お母さん! 追加オーダーしようよ!!」
咲子は食べたい種類の肉が決まっているのだろう。
母さんに注文をせがむ。
「少し、落ち着きなさい…」
「まだ、みんな決まっていないのだから!」
母さんがそんな事言う中、俺が次に頼むメニューはもう決まっている、豚トロで有る。焼肉屋で食べる、豚肉もまた美味しいのだ!
牛肉はやはりしつこいの言うのか、量を食べて行くと段々、胃が重くなって行く感じがする……。その点豚肉は牛肉と比べてさっぱりしているので、中休みには丁度良いが豚トロは美味しいぶん、脂も凄いので諸刃の刃でも有る……
母さんの方も頼みたい物は決まっており、ファミレスの時では無いが真央待ちで有る。
「どう、真央。決まった!」
咲子は真央に聞いている。
「ソーセージかな……」
「他はあんまり無いからな…」
残念ながら、安いコースの食べ放題なので、種類も非常に限られている。
それでも真央は悩んでいたが、食べたい物を決める。
「お母さん! 真央も決まったよ!!」
「私、ライス中とわかめスープ追加で!!」
「あっ、私(真央)もライス中とわかめスープ欲しい!!」
「2人ともライス中とわかめスープ追加ね!」
「よし、じゃあ、注文しましょうか♪」
母さんが座って居る近くに、スタッフを呼ぶインターホーンが有るので、母さんが押してスタッフを呼ぶ。しばらくするとスタッフがやってくる。
「はい。お待たせしました!」
「すいません! 注文お願いします♪」
「はい。ではご注文をどうぞ!」
「牛ホルモン味噌味、海鮮盛り、豚トロの塩、牛ハラミ、ソーセージを各4人前でお願いします♪」
「後、ライス中とワカメスープを各2つで!」
「それと、網の交換もお願いします♪」
母さんは、すらすらとメニューと読み上げて注文していく……
「―――ですね」
「かしこまりました。しばらくお待ちください」
スタッフは復唱して、お辞儀をして席を離れていく……
牛ホルモンと海鮮盛りを頼んだのは母さん。豚トロは俺。牛ハラミが咲子でソーセージが真央だ。
「お母さんが指揮するのは、海鮮盛りで一旦終わるからね♪」
「今度のオーダーでまた牛タンを頼むから、それまでは個人プレーで♪」
指揮を一旦終了宣言する母さん。
注文した品が来る前に、焼き網を交換するスタッフがやって来て、汚れた網から綺麗な網に変わる。
網が変わってしばらくすると、先ほど頼んだ品がやってくる。
母さんは綺麗な網で、イカとホタテが盛って有る、海鮮盛りを焼いて行き、焼き上がると母さんは宣言する。
「はい!」
「私のお仕事、一旦終了~~♪」
その様に母さんは言いながら、焼き上がったばかりのホタテを箸で掴む!
最初の頃と比べると、食べるスピードは大分落ちて来たが、それでも網の上に有った、イカとホタテは綺麗に無くなって、いよいよソロプレーの開始で有る。
母さんは牛ホルモンを焼きだして、咲子は牛ハラミ、真央はソーセージを並べて焼きだした。
俺が、豚トロを焼こうと思った時には、豚トロを焼くスペースは殆ど無かった……
各皿に盛られたホルモンや豚トロは4人分有る。それを有る程度の量を焼く訳だから、焼く場所が無くなるのは当然で有る。
「ありゃ、出遅れてしまったな…」
「のんびりとビールを飲んでいるからだよ♪」
母さんはその様に言う。
「お父さん……。お酒も良いけど、そろそろご飯にしたら?」
「少し、飲み過ぎだと思うよ…」
咲子は少し、心配そうな顔をしながら言ってくる。
「折角、焼肉屋に来たんだし、父さんはまだ飲むぞ!」
「なぁ、母さん!!」
「うゆ!」
「私もまだまだ飲むけど、そんなには飲まないよ…」
「お母さんが、酔い潰れる訳には行かないし~!!」
少し酔い掛けているようだが、陽気な声で喋る母さんは、自らの手で育てた(焼き上げた)、牛ホルモンを箸で掴んで食べている。
咲子はあきれ顔で、俺と母さんを見ていた。
「あ~~、やっぱり牛ホルモンは美味しいわ♪」
「味噌のコクがホルモンとの相性バッチリ!!」
「焼肉では牛ホルモンが一番好きかも~~♪」
母さんが美味しそうに、牛ホルモンをパクパク食べていると、俺も急に食べたくなる……
「美味しそうだね!」
「そこの焼けている、ホルモン貰っても良い?」
俺がそう訪ねると母さんは、生牛ホルモンの乗った皿を俺に渡してくる。
「頑張って育ててね♪」
「焼きすぎ注意だよ♪」
笑顔で言う母さん……。食べたい肉は自分で焼けだそうだ。
網の少し空いた隙間に、父さん専用ホルモンを網に並べて焼く。しかし、しばらく時間が掛かりそうだ……すると、咲子が声を掛けてくる。
「今度は豚トロが食べたいから、お父さん、牛ハラミ食べて!」
「良いのか! 食べても!!」
「焼肉って、みんなでワイワイする物だよ!」
「だから上手に共有しなくちゃ!!」
そう言って、から揚の時と同じように咲子の箸で、俺の小皿に牛ハラミをポンポン乗せて行く……
また、咲子と間接キスだが、気にせずに牛ハラミを食べる。
牛ハラミが網の上から無くなったので、咲子は豚トロを焼いて行く……。真央は美味しそうに、焼き上がったソーセージを頬張っていた。
しかし、迂闊だった事に、塩味の豚トロを頼んでしまったため、タレで汚れた網で焼く事に成る。多少だがタレの味が混じってしまう。
「あらら…豚トロを焼いてから、ソロプレーにすべきだったね!!」
タレで汚れた網で、焼かれている豚トロを見ながら、母さんはそう言う。
「まあ、仕方ないよ…」
俺はそう言いながら、食べ頃だと思う、父さん専用ホルモンを箸で掴んで食べる。
口に入れると、口の中でとろけながら、ホルモンの脂の旨さと味噌の旨さが広がる。
ホルモンは非常にシビアな食べ物だ。
生焼けは食中毒とかが怖いし、焼きすぎは、脂が全部落ちてしまって只の炭に成ってしまう!
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