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番外編
第24話 2日目の旅が始まる!
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此処の宿泊施設のチェックアウトは午前10時までだが、俺達家族は午前9時頃にチェックアウトする。
料金の支払いはもちろん宮子が支払うが、かなりの金額に成っているはずだ。
宮子が支払いをしている間、宮子以外はロビーのソファーに座って、支払いが済むのを待っている。
俺はその様子を見ていると、宮子はクレジットカードを取り出して支払っていた。
「母さん?」
「宮子はクレジットカードを持っているのか?」
宮子は大学生だから今時の時代…。クレジットカードの1枚や2枚を持って居ても不思議では無いが、いつの間に作ったんだ?
「ええ、そうよ!」
「宮子が『作っても良い?』と聞いてきたから、良いよと言った♪」
「母さん…、それは家族カードか?」
「違うよ! お父さん!!」
「学生向けカードだけど、宮子名義のカードだよ!」
「宮子はアルバイトでも、定期収入が有るし!」
「そうか…。今まで宮子とは関わりようが無かったが、宮子も身分は学生だが成人だからな…」
宮子の進路等に関する事は、俺に相談する事は無く、全て母さんが行っていた。
家計を握っているのは母さんだし、宮子は俺には今まで頼らなかった…
少し寂しい感じもするが、宮子はそれだけ本当のお父さんが好きだったから仕方が無い……
宮子は支払いを済ませて俺達の方に来る。
「お待たせ…。じゃあ、行きましょうか」
宮子はそう言って、声を掛ける。
みんなソファーから立ち上げって、ホテルの玄関を出て駐車場に歩き出す。
ホテルの玄関から出ると今日も天気が良さそうで、雲は多少有るが青空が出迎えてくれる。
「宮子!」
「宿泊料金の半額は後日、宮子の口座に振り込むね!」
「うん…」
母さんはそう言い、宮子は頷く。
車に荷物を詰め込んで、家族も乗り込み、ホテルの駐車場から車が出る。
ここから、能降島の水族館までは、約30分位掛かる感じだ。
みんな流石に朝食でお腹が一杯なのか、咲子は菓子類にも見向きはしないし、口数も少ない。お腹が一杯で眠たいのだろうか?
車を走らせていると、能降半島と能降島を繋げる橋が見えて来た。
この橋を渡ると能降島に入る。
「あっ! 橋の手前に広場が有る!!」
車窓からの景色を見ていた真央が声を上げる。
橋の景観を観光出来るように、駐車場も有るようだ。
「お父さん! 橋を歩きたい!!」
真央は俺に催促を求めて来る。
橋は吊り橋に成っており、橋を歩きながら海景色を見るのも面白い!
しかし…、この予定は宮子の中では、本来入って無い筈だと思うが……
「なら、水族館の帰りに立ち寄りましょう」
宮子はそう発言する。
「真央! 水族館の後に寄るからな!!」
「わ~い!」
車で橋を渡って、能降島に入って水族館に向かう。
島内をしばらく走らせていると、水族館の案内標識が見えて来た。
この地域では数少ない観光施設なので、朝10時前だったが駐車場にはかなりの車が止まっていた。
駐車場に車を止めて、チケットを買って、俺達家族は水族館を楽しむ。
家族全員で水族館に来るのは初めてかも知れない。
俺の住んでいる町近くにも水族館は有るが、その時は宮子が上手に理由を付けて、付いて来なかった……
館内に入ると、最初にお出ましたのはサメのゾーンだった!?
やっぱりと言うか、宮子は呟く。
「お母さん! チャンスだよ!!」
「サメが居るよ!! 上手に水槽に突き落とせないかな?」
「みっ、宮子!?」
「宮子の気持ちも分かるけど……、あんなの食べたらサメもお腹壊すよ♪」
お父さんを“あんな者”呼ばわりする母さん!
母さんはまだ、完全に俺の事を許してない感じだ……
俺はそれに口を挟みはせずに、咲子・真央と共に優雅に泳ぐサメを観察する。
(こんなのに襲われたら、一溜まりも無いな…)
(サメが居る海域で突き落とされても、足を踏み外して落ちたと言われれば、俺は合法的に消される!?)
そんな事思いながら、俺はサメを眺めていた……
咲子は面白そうにサメ見ているが、真央は『もう飽きた!』の顔をしている。
真央がぐずり出したので、サメの観察を終えて次に向かう……
次のゾーンは一般的な水族館のゾーンだった。色々な種類の魚達が泳いでいる。
この辺は結構広いが、順路が有るので順路に従って見学をしていく。
「色々な魚が居るね、お父さん♪」
展示されている魚を見ていると、母さんが声を掛けて来る。
人は結構多いが、迷子に成る年代の子は、1人も居ないので自由見学にしてある。
ゾーンの終着点が待ち合わせ場所だ。俺は母さんと見て回っている。
「母さんとのデートで、水族館は来た事が無かったな…」
「そうだね♪」
「恐竜の博物館はデートした事が有るけどね♪」
「そんな時も有ったな…」
母さんは、真央がネコをペットで飼いたいと言った時に、ヘビをペットの妥協点にしようとした。あの時は咲子も何故か賛同したが、最終的な話し合いは、明日位に行われる筈だ。
母さんの性格は、少々ねっちこい部分も有る。
昨夜の咲子の冗談も真に受けて、母さんがヘビなら俺を食べると言い出すし、母さんの前世は、ヘビとかの爬虫類なんだろうか…?
「やっぱり、家族全員で動くと楽しいね、お父さん♪」
「そうだね、母さん」
母さんは笑顔で言う。
俺の仕事先がもっと早く…、休暇に融通が利いたら、色々な場所に行けたかも知れないが、宮子が来なければ意味が無いか……
その宮子は、1人で見て回っている。咲子は真央が勝手にくっついて行くので2人で行動している。
「この水族館は宮子の希望で入れたのか、俺達に配慮したのか、どちらだろうな?」
「さぁ、どっちなんだろうね?」
「でも、みんなが楽しそうだから良いのでは!」
母さんはそう言う。
咲子や真央も楽しく見て回っているし、宮子も1人だが楽しんでいる感じだ……
俺達家族は水族館を楽しんでいる……
料金の支払いはもちろん宮子が支払うが、かなりの金額に成っているはずだ。
宮子が支払いをしている間、宮子以外はロビーのソファーに座って、支払いが済むのを待っている。
俺はその様子を見ていると、宮子はクレジットカードを取り出して支払っていた。
「母さん?」
「宮子はクレジットカードを持っているのか?」
宮子は大学生だから今時の時代…。クレジットカードの1枚や2枚を持って居ても不思議では無いが、いつの間に作ったんだ?
「ええ、そうよ!」
「宮子が『作っても良い?』と聞いてきたから、良いよと言った♪」
「母さん…、それは家族カードか?」
「違うよ! お父さん!!」
「学生向けカードだけど、宮子名義のカードだよ!」
「宮子はアルバイトでも、定期収入が有るし!」
「そうか…。今まで宮子とは関わりようが無かったが、宮子も身分は学生だが成人だからな…」
宮子の進路等に関する事は、俺に相談する事は無く、全て母さんが行っていた。
家計を握っているのは母さんだし、宮子は俺には今まで頼らなかった…
少し寂しい感じもするが、宮子はそれだけ本当のお父さんが好きだったから仕方が無い……
宮子は支払いを済ませて俺達の方に来る。
「お待たせ…。じゃあ、行きましょうか」
宮子はそう言って、声を掛ける。
みんなソファーから立ち上げって、ホテルの玄関を出て駐車場に歩き出す。
ホテルの玄関から出ると今日も天気が良さそうで、雲は多少有るが青空が出迎えてくれる。
「宮子!」
「宿泊料金の半額は後日、宮子の口座に振り込むね!」
「うん…」
母さんはそう言い、宮子は頷く。
車に荷物を詰め込んで、家族も乗り込み、ホテルの駐車場から車が出る。
ここから、能降島の水族館までは、約30分位掛かる感じだ。
みんな流石に朝食でお腹が一杯なのか、咲子は菓子類にも見向きはしないし、口数も少ない。お腹が一杯で眠たいのだろうか?
車を走らせていると、能降半島と能降島を繋げる橋が見えて来た。
この橋を渡ると能降島に入る。
「あっ! 橋の手前に広場が有る!!」
車窓からの景色を見ていた真央が声を上げる。
橋の景観を観光出来るように、駐車場も有るようだ。
「お父さん! 橋を歩きたい!!」
真央は俺に催促を求めて来る。
橋は吊り橋に成っており、橋を歩きながら海景色を見るのも面白い!
しかし…、この予定は宮子の中では、本来入って無い筈だと思うが……
「なら、水族館の帰りに立ち寄りましょう」
宮子はそう発言する。
「真央! 水族館の後に寄るからな!!」
「わ~い!」
車で橋を渡って、能降島に入って水族館に向かう。
島内をしばらく走らせていると、水族館の案内標識が見えて来た。
この地域では数少ない観光施設なので、朝10時前だったが駐車場にはかなりの車が止まっていた。
駐車場に車を止めて、チケットを買って、俺達家族は水族館を楽しむ。
家族全員で水族館に来るのは初めてかも知れない。
俺の住んでいる町近くにも水族館は有るが、その時は宮子が上手に理由を付けて、付いて来なかった……
館内に入ると、最初にお出ましたのはサメのゾーンだった!?
やっぱりと言うか、宮子は呟く。
「お母さん! チャンスだよ!!」
「サメが居るよ!! 上手に水槽に突き落とせないかな?」
「みっ、宮子!?」
「宮子の気持ちも分かるけど……、あんなの食べたらサメもお腹壊すよ♪」
お父さんを“あんな者”呼ばわりする母さん!
母さんはまだ、完全に俺の事を許してない感じだ……
俺はそれに口を挟みはせずに、咲子・真央と共に優雅に泳ぐサメを観察する。
(こんなのに襲われたら、一溜まりも無いな…)
(サメが居る海域で突き落とされても、足を踏み外して落ちたと言われれば、俺は合法的に消される!?)
そんな事思いながら、俺はサメを眺めていた……
咲子は面白そうにサメ見ているが、真央は『もう飽きた!』の顔をしている。
真央がぐずり出したので、サメの観察を終えて次に向かう……
次のゾーンは一般的な水族館のゾーンだった。色々な種類の魚達が泳いでいる。
この辺は結構広いが、順路が有るので順路に従って見学をしていく。
「色々な魚が居るね、お父さん♪」
展示されている魚を見ていると、母さんが声を掛けて来る。
人は結構多いが、迷子に成る年代の子は、1人も居ないので自由見学にしてある。
ゾーンの終着点が待ち合わせ場所だ。俺は母さんと見て回っている。
「母さんとのデートで、水族館は来た事が無かったな…」
「そうだね♪」
「恐竜の博物館はデートした事が有るけどね♪」
「そんな時も有ったな…」
母さんは、真央がネコをペットで飼いたいと言った時に、ヘビをペットの妥協点にしようとした。あの時は咲子も何故か賛同したが、最終的な話し合いは、明日位に行われる筈だ。
母さんの性格は、少々ねっちこい部分も有る。
昨夜の咲子の冗談も真に受けて、母さんがヘビなら俺を食べると言い出すし、母さんの前世は、ヘビとかの爬虫類なんだろうか…?
「やっぱり、家族全員で動くと楽しいね、お父さん♪」
「そうだね、母さん」
母さんは笑顔で言う。
俺の仕事先がもっと早く…、休暇に融通が利いたら、色々な場所に行けたかも知れないが、宮子が来なければ意味が無いか……
その宮子は、1人で見て回っている。咲子は真央が勝手にくっついて行くので2人で行動している。
「この水族館は宮子の希望で入れたのか、俺達に配慮したのか、どちらだろうな?」
「さぁ、どっちなんだろうね?」
「でも、みんなが楽しそうだから良いのでは!」
母さんはそう言う。
咲子や真央も楽しく見て回っているし、宮子も1人だが楽しんでいる感じだ……
俺達家族は水族館を楽しんでいる……
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