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番外編
第64話 帰る直前に…… その2
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朝食後は少し寛いだ後、スーパーの開店時間に成るので、俺はスーパーに向かう準備をする。
カレーに必要な材料とサラダを真央が遠回しに希望したため、サラダの材料も買わなければ成らない。
買物には咲子も付いて来るそうだが、母さんや宮子は特に何も言わず、真央は買物に付いて来る気配は無かった。
母さんが普段行っているスーパーに俺と咲子は車で向かう……
スーパーの店内……
「お父さん! 今日はどんなカレー作るの♪」
店内に入って、野菜売り場に到着した途端に聞いてくる咲子。
「どんなって…、何時ものカレーだよ」
「咲子はもしかして、変わり種のカレーを希望か…?」
俺は咲子にそう聞くと……
「いや…そうじゃなくて。お父さんの家に遊びに行った時は、カレーに舞茸を入れていたよね!」
「今回も舞茸は入れるの?」
「う~ん」
「どうしようかな…?」
「カレーの材料は、ジャガイモ・ニンジン・タマネギ以外は気分だからな」
「なら、お父さん!」
「今回のキノコはエリンギを入れようよ!!」
と言う咲子だが、椎茸やしめじ、ブ○ピーは入れた事は有るが、エリンギは試した事は無い。
同じキノコ類だから問題は無いと思うが……
「……咲子はカレーに、エリンギを入れた事は有るのか?」
「無いよ!」
「前、お料理サイト見ていたら、エリンギの入ったカレーが有ったから!」
そう、即答する咲子。
料理に冒険心を持つ事に対して、反論はしないが……
「それに、お父さんとじゃ無いと冒険出来ないのだよ!」
「お母さんの作るカレーは、定番材料以外では絶対作らないし、軍隊のカレーの様に味の冒険もしない!!」
「お母さんは『失敗が恐いから///』と何時も言うけど、お母さんは冒険心が無いのだよ!」
スーパーの店内で力説する咲子。
咲子の言いたい事は理解出来たし、今回は俺も冒険をしてみようと感じた。
「じゃあ、キノコはエリンギを入れて……ピーマンも安そうだから入れるか」
買物カゴにエリンギをとピーマンを入れる。
ジャガイモ等の定番野菜は家に有ったので、それらは買わなくても良い。
「咲子。サラダは何を作る?」
「サラダ?」
「お父さん。サラダも作るの??」
咲子の中では、献立にサラダは入って無かったらしい。
「咲子。真央がさっき言って居たでは無いか!」
「『サラダも有れば最高だ!!』と、さっき言っていたんだよ」
「あ~~、サラダか…」
「カレーだからグリーンサラダ等のあっさり系が良いと思う」
「咲子…」
「グリーンサラダと小難しい言葉を使われても『ピン』と来ないよ」
「お父さん! そんな深くは考えない!!」
「まぁ、この時期だし、レタス、かいわれ大根、キュウリ位のサラダで良いのでは無い!」
「ドレッシングは色々な種類が家に有るから、この辺のサラダなら何でも合いそうだし!!」
「流石……母さんの冷蔵庫状況を把握して居る咲子だけ有るな」
「そりゃあ、そうよ!」
「“家では私が一番”、お料理を手伝っているからね!!」
“家では私が一番”を強調しながら言い、同時に胸を反らす咲子。
胸を反らすと……胸が小さく成ってしまうが、それは言わないで置こう。
「じゃあ、さっきの野菜を買ってと……」
レタスやかいわれ大根等のサラダの野菜も入れる。
カレーの野菜やサラダの野菜を買っていくが、まだメインの物を買っていない。
「今日の咲子は、なにカレーの気分だ?」
「お父さん!」
「私が決めて良いの!!」
“なにカレー”で嬉しそうな表情をする咲子。
“なに”の部分は肉の事で有る。
「あぁ!」
「咲子がリクエストしたのだし、咲子が食べたい肉で作る方が良いかと思ってな」
「じゃあ、お父さんの言葉に甘えて、ビーフカレー♪」
「それも、国産牛肉でお願いね!♪」
満面な笑顔で言う咲子……
有る程度のカレー材料費は、母さんが支給してくれたが、国産牛肉を使うと完全に赤字で有る。
これがチキンカレーだったら、俺のへそくりに成るのに……
「国産牛肉か…。攻めるね咲子……」
俺は遠回しに否定を試みるが……
「だって、お父さんじゃ無いとムリだもん!!」
「お母さんの場合、ビーフカレーを希望すると必ず外国産だからね!」
「咲子」
「それは家計を支えているから仕方ないよ」
「だから、お父さんの時はリッチなカレーを食べたいから、国産ビーフカレー♪」
母さんの様に笑いながら言う咲子。
この笑顔を見てしまうと、ついつい甘くなってしまう。
赤字には絶対に成るが仕方無い……
「仕方無いな…。牛肉は小間切れだけど良いよな」
「カレー用の国産牛肉は、このスーパーには置いてなそうだから」
「私としては、すき焼き用や焼肉用でも良いけどね!♪」
「咲子。そんな贅沢なカレーを作ったら、小遣いを絶対減額されるよ……」
「『無駄遣いし過ぎ!』と言われるよ」
「だね! 有り得るね!!」
「お父さんのお小遣いを守るために、今回は牛肉の小間切れで妥協するよ!♪」
悪そびれなく言う咲子。
やっぱり……俺は、咲子を甘やかし過ぎているのかも知れない……
カレーに必要な材料とサラダを真央が遠回しに希望したため、サラダの材料も買わなければ成らない。
買物には咲子も付いて来るそうだが、母さんや宮子は特に何も言わず、真央は買物に付いて来る気配は無かった。
母さんが普段行っているスーパーに俺と咲子は車で向かう……
スーパーの店内……
「お父さん! 今日はどんなカレー作るの♪」
店内に入って、野菜売り場に到着した途端に聞いてくる咲子。
「どんなって…、何時ものカレーだよ」
「咲子はもしかして、変わり種のカレーを希望か…?」
俺は咲子にそう聞くと……
「いや…そうじゃなくて。お父さんの家に遊びに行った時は、カレーに舞茸を入れていたよね!」
「今回も舞茸は入れるの?」
「う~ん」
「どうしようかな…?」
「カレーの材料は、ジャガイモ・ニンジン・タマネギ以外は気分だからな」
「なら、お父さん!」
「今回のキノコはエリンギを入れようよ!!」
と言う咲子だが、椎茸やしめじ、ブ○ピーは入れた事は有るが、エリンギは試した事は無い。
同じキノコ類だから問題は無いと思うが……
「……咲子はカレーに、エリンギを入れた事は有るのか?」
「無いよ!」
「前、お料理サイト見ていたら、エリンギの入ったカレーが有ったから!」
そう、即答する咲子。
料理に冒険心を持つ事に対して、反論はしないが……
「それに、お父さんとじゃ無いと冒険出来ないのだよ!」
「お母さんの作るカレーは、定番材料以外では絶対作らないし、軍隊のカレーの様に味の冒険もしない!!」
「お母さんは『失敗が恐いから///』と何時も言うけど、お母さんは冒険心が無いのだよ!」
スーパーの店内で力説する咲子。
咲子の言いたい事は理解出来たし、今回は俺も冒険をしてみようと感じた。
「じゃあ、キノコはエリンギを入れて……ピーマンも安そうだから入れるか」
買物カゴにエリンギをとピーマンを入れる。
ジャガイモ等の定番野菜は家に有ったので、それらは買わなくても良い。
「咲子。サラダは何を作る?」
「サラダ?」
「お父さん。サラダも作るの??」
咲子の中では、献立にサラダは入って無かったらしい。
「咲子。真央がさっき言って居たでは無いか!」
「『サラダも有れば最高だ!!』と、さっき言っていたんだよ」
「あ~~、サラダか…」
「カレーだからグリーンサラダ等のあっさり系が良いと思う」
「咲子…」
「グリーンサラダと小難しい言葉を使われても『ピン』と来ないよ」
「お父さん! そんな深くは考えない!!」
「まぁ、この時期だし、レタス、かいわれ大根、キュウリ位のサラダで良いのでは無い!」
「ドレッシングは色々な種類が家に有るから、この辺のサラダなら何でも合いそうだし!!」
「流石……母さんの冷蔵庫状況を把握して居る咲子だけ有るな」
「そりゃあ、そうよ!」
「“家では私が一番”、お料理を手伝っているからね!!」
“家では私が一番”を強調しながら言い、同時に胸を反らす咲子。
胸を反らすと……胸が小さく成ってしまうが、それは言わないで置こう。
「じゃあ、さっきの野菜を買ってと……」
レタスやかいわれ大根等のサラダの野菜も入れる。
カレーの野菜やサラダの野菜を買っていくが、まだメインの物を買っていない。
「今日の咲子は、なにカレーの気分だ?」
「お父さん!」
「私が決めて良いの!!」
“なにカレー”で嬉しそうな表情をする咲子。
“なに”の部分は肉の事で有る。
「あぁ!」
「咲子がリクエストしたのだし、咲子が食べたい肉で作る方が良いかと思ってな」
「じゃあ、お父さんの言葉に甘えて、ビーフカレー♪」
「それも、国産牛肉でお願いね!♪」
満面な笑顔で言う咲子……
有る程度のカレー材料費は、母さんが支給してくれたが、国産牛肉を使うと完全に赤字で有る。
これがチキンカレーだったら、俺のへそくりに成るのに……
「国産牛肉か…。攻めるね咲子……」
俺は遠回しに否定を試みるが……
「だって、お父さんじゃ無いとムリだもん!!」
「お母さんの場合、ビーフカレーを希望すると必ず外国産だからね!」
「咲子」
「それは家計を支えているから仕方ないよ」
「だから、お父さんの時はリッチなカレーを食べたいから、国産ビーフカレー♪」
母さんの様に笑いながら言う咲子。
この笑顔を見てしまうと、ついつい甘くなってしまう。
赤字には絶対に成るが仕方無い……
「仕方無いな…。牛肉は小間切れだけど良いよな」
「カレー用の国産牛肉は、このスーパーには置いてなそうだから」
「私としては、すき焼き用や焼肉用でも良いけどね!♪」
「咲子。そんな贅沢なカレーを作ったら、小遣いを絶対減額されるよ……」
「『無駄遣いし過ぎ!』と言われるよ」
「だね! 有り得るね!!」
「お父さんのお小遣いを守るために、今回は牛肉の小間切れで妥協するよ!♪」
悪そびれなく言う咲子。
やっぱり……俺は、咲子を甘やかし過ぎているのかも知れない……
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