魔女狩り聖女ジャンヌ・ダルク サイドストーリー篇

白崎詩葉

文字の大きさ
538 / 703

メダルビースト 後半①

しおりを挟む
「てめえ!このタイミングで出やがって!死んでいないし、本編が終わっても、こっちは終わっていないからしつこくまたでるとは思っていたけど!けど!このタイミングで出るってどういうことだあああああああああああああああああああ」
 ジャンヌは頭を狙ってかかと落としするが、アキセはすぐに横に転がって逃げる。
「殺す気か!」とアキセが立ち上がり、「うっせぇわ!」とジャンヌは拳でぶつけようとするが、またしても逃げられ、壁にヒビが入る。
「前回も今回も捕まってこっちはイラついているんだ!」
「ならこれで証明できたな。俺がいないと事件が解決できないことに」
「違うわああああああああああああああああああああああ」
 飛び蹴りするも、アキセがしゃがみ込み、避けられる。
「俺と会う前までどうやってきたんだよ」
 アキセが静かに突っ込む。
「いつから!」
「ジャンヌが洞窟に落ちてから」
 その発言でドン引く。
「最初から・・・ずっと見ていたの・・・」
 最初からこそこそと隠れて様子を見ていたと。
「いつになったら呼んでくれるかなってと思って見てました」とアキセが呑気に言うので、首を絞める。
「お前ってやつわあああああああああああああああああああああああああああああ」
 人が困っている時に、のこのこと見物しやがって。
「おまえが素直に俺に助けてって一言いえば済む話だったんだ・・・ギブ・・・」と腕を軽く叩かれるが無視する。
「おまえに手を貸さなくてもできます!」
「この状況でよく言えるな」
「相手はロストテクノロジーよ。どんな武器を持っているのか分からないのよ。だから油断するの!」
「だから俺がいるんじゃないか。ロストテクノロジーだろうとその上を持つコルンの発明品を持っているという」
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
 アキセの首をさらに絞める。
「マジて・・・死ぬ・・・死ぬ・・・」とアキセの顔が青くなっていく。
 だめた。もうイラつく。こいつはなんでもできるコルンの発明品もあるからさらに腹が立つ。
「もう落ち着いてくれません・・・今後の話をしたいのです・・・が・・・」
「こんなところで!」
「監視は俺がカバーしている。コルンので・・・あっちからは見えていないから。いくら話してもあっちには聞こえないってことだよ」
 そういえば、こんなに尋問してもメタルビーストから何もない。
「なら、私も話できるな」
 別の声がした。
 その先にはネズミがいた。よく見れば、バーストイーグルと話していた時にいたネズミだった。
 どこから来たのかと思えば、かかと落としでできた穴からだった。
「あの時の・・・」
「私はジャイルレイカーだ」
 ジャンヌはすかさずネズミを掴む。
「いたならさっさと出でこんか!」
 にらみつけながら、力強く握る。
「待ってくれ!あの時に話すつもりだった!」
 ちょうど見つかった時か。
「じゃあ、さっきまでいたのは・・・」
「それは体だけです。ギルバーアトラスに操られているだけです」
「そういうことか。でも助かった。ジャンヌの困った顔を見られたから」
 パシ!
 アキセの顔にジャイルレイカーを投げ、やっとアキセは倒れる。
「まだ言うか」
 ドスの入った声でアキセをにらみつける。
「本題入ってもいいか・・・」
 伸びかけているジャイルレイカーは言う。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。 辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん?? 私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

側妃に追放された王太子

基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」 正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。 そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。 王の代理が側妃など異例の出来事だ。 「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」 王太子は息を吐いた。 「それが国のためなら」 貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。 無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~

大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」  唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。  そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。 「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」 「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」  一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。  これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。 ※小説家になろう様でも連載しております。 2021/02/12日、完結しました。

能力『ゴミ箱』と言われ追放された僕はゴミ捨て町から自由に暮らすことにしました

御峰。
ファンタジー
十歳の時、貰えるギフトで能力『ゴミ箱』を授かったので、名門ハイリンス家から追放された僕は、ゴミの集まる町、ヴァレンに捨てられる。 でも本当に良かった!毎日勉強ばっかだった家より、このヴァレン町で僕は自由に生きるんだ! これは、ゴミ扱いされる能力を授かった僕が、ゴミ捨て町から幸せを掴む為、成り上がる物語だ――――。

安全第一異世界生活

ファンタジー
異世界に転移させられた 麻生 要(幼児になった3人の孫を持つ婆ちゃん) 新たな世界で新たな家族を得て、出会った優しい人・癖の強い人・腹黒と色々な人に気にかけられて婆ちゃん節を炸裂させながら安全重視の異世界冒険生活目指します!!

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

処理中です...