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第二章
20:初めてのお友達
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懐かしい記憶に、不思議と胸のあたりがあたたかくなっていくのがわかる。
そのぬくもりに、メリッサが目を細めた時だった。
「グスッ」
「……え?」
誰かが鼻をすする音がした気がして振り向くと、何故かエルバが目元を潤ませていた。
その様子に気づいたロベルトが、すぐにズボンのポケットからハンカチを取り出し妻の目元を拭う。
突然のことに驚いたメリッサは、瞬きを繰り返しながら二人を凝視するしかない。
同時に、唖然とするメリッサを慈愛に満ちた瞳で見つめているのは、ガヴェインとカインだった。
「つまり、なんだ……そこの嬢ちゃんは、メリッサ様の友達、ってことで、いいのか?」
シン、と静まり返った中、小首を傾げるエドガーの声が辺り一帯に一際はっきり響く。
その声に、メリッサとジュリアはお互いを見合った。
そして次の瞬間、ジュリアは目を細め静かに口角を上げる。
「そうかもしれない。こんな跳ねっ返りに付き合ってくれるお人よしなんて、メリッサくらいだもんな」
(お友達……お友達……)
エドガーとジュリアの口から聞こえた“友達”という言葉が、頭の中で何度も駆け回る。
それは、ミカエルを交え夫と三人で食卓を囲んだ時に、メリッサが羨望した言葉だった。
ヤーラに着いて、もう二度と会えないと思っていた相手と再会出来ただけでも嬉しいのに、ジュリアの口から友達と認められ、メリッサの心は歓喜に震える。
「……えへへ」
嬉しさと気恥ずかしさのせいで、なんと言葉を返せば良いかわからない。
そんなメリッサは、ポッと熱を持った頬を隠すように自らの手を添え、照れ隠しでもするように微かに笑った。
その後、ようやく落ち着きを取り戻したエルバは、皆の前で「申し訳ありません」と頭を下げた。
泣き出した理由は、メリッサがダラットリ家以外の人と仲良く話す姿に感動して、ということらしい。
すると、涙の理由が自分たちにあると知ったメリッサとジュリアは、揃って慌てだす。
そんな二人の姿は、再びエルバの涙腺を崩壊させ、それを見たジュリアは、呆れかえった顔でメリッサへ視線を向けた。
「メイドさんがこんだけ泣くってことは……アンタ、もしかしなくても、まーた引きこもってたんだろう?」
「そ、そんなこと、ないですよ?」
そのまま、ジロリと疑いの眼差しを向けられたメリッサは、平静を装いながら否定の言葉を口にする。
しかし、あからさまに泳ぐ視線は誰が見てもバレバレで、ジュリアの口からは盛大なため息が漏れた。
「クククッ。友達の前じゃ、メリッサもタジタジだな?」
「うう……ガヴェイン様、意地悪なことをおっしゃらなくても」
友人の方を向いて話していると、今度は背後から堪えた笑いが聞こえ、慌ててそちらを振り向く。
そんなメリッサの目に留まったのは、白い歯を見せてクツクツと笑うガヴェインの姿だ。
その向こうにはカインの姿もあり、一見普段通りにこやかに笑っているように見える彼の肩まで小刻みに震えているのが見て取れた。
ついさっきまで、話題の中心は再会したばかりのジュリアだったはずだ。
だが今は、全員の視線が自分へ向けられている。しかも、半数は笑いを堪えて。
メリッサにとって、その現状はなんとも面白くない。
「……っ」
だんだん心の中に悔しさが芽生えだすと、話題の中心を再びジュリアに戻すべく、身体ごとメリッサは向く方向を変えた。
そして友人を見据え、にっこりと笑みを浮かべる。
「ジュリアの方こそ、その後どうですか? えっと……そちらの方が、旦那様、ですの?」
「……っ!」
小首を傾げながら、ジュリアと彼女の背に隠れて今は見えない男性――イザークを交互に見つめる。
数回二人の顔を視界に映していれば、急にジュリアの視線があからさまにそれた。
そのまま友人は頬を引きつらせ、明後日の方向を見つめる。
唐突過ぎる質問に、きっと慌てふためくに違いない。
なんて想像していた反応と違う姿に、メリッサは思わず首を傾げる。
メリッサは、アザットへ嫁いできた自分以外の女性たちが今、どんな暮らしをしているのか少なからず興味があった。
大切な友人のジュリアが幸せに暮らしているか、気になって仕方ない。
しかし、そんな期待を裏切るように、ジュリアは両膝に手をつきその場に立ち上がる。
「あ、ああ、そうだよ。……っと、いけない。そろそろ家に戻らないと、遅くなるな」
そう言って彼女は、帰り支度とばかりに、シーツのそばに置いていた食材入りの籠へ手を伸ばした。
突然忙しなく動き出す友人の姿に、せっかくの再会をゆっくり喜ぶ時間も無いのかとメリッサはしょぼくれる。
(いいえ、ジュリアもきっと忙しいのよ。そうだわ、お家の場所を教えてもらって、今度会いに行けば――)
落ち込む最中、妙案を閃いたメリッサは、無意識に俯いた顔を勢いよく上げる。
そのまま数回瞬きをした後、自宅の住所を尋ねようと口を開けば、突然ジュリアの動きが止まった。
「ジュリア、ちょっと待て」
ジュリアの動きが止まった理由。それは、籠を掴んだ彼女の腕を、横からのびてきた別の手が掴んだせいだった。
ジュリアの腕を掴み制止をかけたのは、これまでずっと口を閉ざしていたイザーク。
「な、何だよイザーク。ほら、早く帰らないと、今日は忙しいって――」
「ガヴェイン様に話してみようぜ、あの話」
「……っ!」
ギギギっと、ぎこちなく自分の腕を掴む男を見つめるジュリア。
そのまま首を傾げれば、彼女の声を遮るようにイザークが力強く進言する。
その声を聞いたジュリアは、ヒュっと息を呑み、大きく見開いた瞳を揺らした。
「はあ? あの話って何だよ。もうボケだしたか……」
「ガヴェイン様は騎士団の団長だ。それに、お前がダチと認めたお嬢様の旦那だ! 絶対話した方がいい!」
ジュリアは、震える声で自分の腕を掴むイザークに言葉を返した。
しかし、その声を再び遮ったイザークは、先程よりも力強い声で、半ば叫ぶ勢いのままジュリアに迫る。
「……っ」
突然の大声に驚くあまり、メリッサの身体が震える。
だけど、それはわずか数秒で止んだ。
メリッサの変化を察したガヴェインが、妻を安心させるように、背後から抱きしめてくれたおかげだ。
全身を包むぬくもりに、ホッと安堵の吐息を吐き出すメリッサ。
そのまま腹部に回った太い腕に手を添え、落とした視線を上げると、自分たちの方を向くジュリアと目が合う。
大きく見開かれたジュリアの瞳は、今にも泣き出しそうに揺らいでいた。
「アンタ……騎士団の団長、なのか?」
「ああ、そうだ。何か、困りごとか? そっちの男の様子を見る限り、ただ事じゃないことは確かなようだが」
瞳の揺らぎが伝染したのか、ガヴェインにかけるジュリアの声まで震えだす。
しかしガヴェインは、その点を一切指摘せず、凛とした低音を響かせジュリアに質問を返した。
すると彼の声を聞いた瞬間、中途半端に立ち上がっていたジュリアはその場に崩れ落ちるように座りこみ、シーツに擦りつけそうな勢いで頭を下げた。
「頼む……アタシが、嫁ぐはずだった家にいる……っ、女たちを助けてやってくれ。このままじゃ、あの人たち、全員死んじゃう」
「……っ!」
半分土下座でもするような体勢で、声を震わせるジュリア。その声は、次第に尻すぼみになっていく。
彼女の口から紡がれた、耳を疑うような懇願内容に、メリッサをはじめ、事情を知らないダラットリ家の者たちは衝撃をおぼえた。
そのぬくもりに、メリッサが目を細めた時だった。
「グスッ」
「……え?」
誰かが鼻をすする音がした気がして振り向くと、何故かエルバが目元を潤ませていた。
その様子に気づいたロベルトが、すぐにズボンのポケットからハンカチを取り出し妻の目元を拭う。
突然のことに驚いたメリッサは、瞬きを繰り返しながら二人を凝視するしかない。
同時に、唖然とするメリッサを慈愛に満ちた瞳で見つめているのは、ガヴェインとカインだった。
「つまり、なんだ……そこの嬢ちゃんは、メリッサ様の友達、ってことで、いいのか?」
シン、と静まり返った中、小首を傾げるエドガーの声が辺り一帯に一際はっきり響く。
その声に、メリッサとジュリアはお互いを見合った。
そして次の瞬間、ジュリアは目を細め静かに口角を上げる。
「そうかもしれない。こんな跳ねっ返りに付き合ってくれるお人よしなんて、メリッサくらいだもんな」
(お友達……お友達……)
エドガーとジュリアの口から聞こえた“友達”という言葉が、頭の中で何度も駆け回る。
それは、ミカエルを交え夫と三人で食卓を囲んだ時に、メリッサが羨望した言葉だった。
ヤーラに着いて、もう二度と会えないと思っていた相手と再会出来ただけでも嬉しいのに、ジュリアの口から友達と認められ、メリッサの心は歓喜に震える。
「……えへへ」
嬉しさと気恥ずかしさのせいで、なんと言葉を返せば良いかわからない。
そんなメリッサは、ポッと熱を持った頬を隠すように自らの手を添え、照れ隠しでもするように微かに笑った。
その後、ようやく落ち着きを取り戻したエルバは、皆の前で「申し訳ありません」と頭を下げた。
泣き出した理由は、メリッサがダラットリ家以外の人と仲良く話す姿に感動して、ということらしい。
すると、涙の理由が自分たちにあると知ったメリッサとジュリアは、揃って慌てだす。
そんな二人の姿は、再びエルバの涙腺を崩壊させ、それを見たジュリアは、呆れかえった顔でメリッサへ視線を向けた。
「メイドさんがこんだけ泣くってことは……アンタ、もしかしなくても、まーた引きこもってたんだろう?」
「そ、そんなこと、ないですよ?」
そのまま、ジロリと疑いの眼差しを向けられたメリッサは、平静を装いながら否定の言葉を口にする。
しかし、あからさまに泳ぐ視線は誰が見てもバレバレで、ジュリアの口からは盛大なため息が漏れた。
「クククッ。友達の前じゃ、メリッサもタジタジだな?」
「うう……ガヴェイン様、意地悪なことをおっしゃらなくても」
友人の方を向いて話していると、今度は背後から堪えた笑いが聞こえ、慌ててそちらを振り向く。
そんなメリッサの目に留まったのは、白い歯を見せてクツクツと笑うガヴェインの姿だ。
その向こうにはカインの姿もあり、一見普段通りにこやかに笑っているように見える彼の肩まで小刻みに震えているのが見て取れた。
ついさっきまで、話題の中心は再会したばかりのジュリアだったはずだ。
だが今は、全員の視線が自分へ向けられている。しかも、半数は笑いを堪えて。
メリッサにとって、その現状はなんとも面白くない。
「……っ」
だんだん心の中に悔しさが芽生えだすと、話題の中心を再びジュリアに戻すべく、身体ごとメリッサは向く方向を変えた。
そして友人を見据え、にっこりと笑みを浮かべる。
「ジュリアの方こそ、その後どうですか? えっと……そちらの方が、旦那様、ですの?」
「……っ!」
小首を傾げながら、ジュリアと彼女の背に隠れて今は見えない男性――イザークを交互に見つめる。
数回二人の顔を視界に映していれば、急にジュリアの視線があからさまにそれた。
そのまま友人は頬を引きつらせ、明後日の方向を見つめる。
唐突過ぎる質問に、きっと慌てふためくに違いない。
なんて想像していた反応と違う姿に、メリッサは思わず首を傾げる。
メリッサは、アザットへ嫁いできた自分以外の女性たちが今、どんな暮らしをしているのか少なからず興味があった。
大切な友人のジュリアが幸せに暮らしているか、気になって仕方ない。
しかし、そんな期待を裏切るように、ジュリアは両膝に手をつきその場に立ち上がる。
「あ、ああ、そうだよ。……っと、いけない。そろそろ家に戻らないと、遅くなるな」
そう言って彼女は、帰り支度とばかりに、シーツのそばに置いていた食材入りの籠へ手を伸ばした。
突然忙しなく動き出す友人の姿に、せっかくの再会をゆっくり喜ぶ時間も無いのかとメリッサはしょぼくれる。
(いいえ、ジュリアもきっと忙しいのよ。そうだわ、お家の場所を教えてもらって、今度会いに行けば――)
落ち込む最中、妙案を閃いたメリッサは、無意識に俯いた顔を勢いよく上げる。
そのまま数回瞬きをした後、自宅の住所を尋ねようと口を開けば、突然ジュリアの動きが止まった。
「ジュリア、ちょっと待て」
ジュリアの動きが止まった理由。それは、籠を掴んだ彼女の腕を、横からのびてきた別の手が掴んだせいだった。
ジュリアの腕を掴み制止をかけたのは、これまでずっと口を閉ざしていたイザーク。
「な、何だよイザーク。ほら、早く帰らないと、今日は忙しいって――」
「ガヴェイン様に話してみようぜ、あの話」
「……っ!」
ギギギっと、ぎこちなく自分の腕を掴む男を見つめるジュリア。
そのまま首を傾げれば、彼女の声を遮るようにイザークが力強く進言する。
その声を聞いたジュリアは、ヒュっと息を呑み、大きく見開いた瞳を揺らした。
「はあ? あの話って何だよ。もうボケだしたか……」
「ガヴェイン様は騎士団の団長だ。それに、お前がダチと認めたお嬢様の旦那だ! 絶対話した方がいい!」
ジュリアは、震える声で自分の腕を掴むイザークに言葉を返した。
しかし、その声を再び遮ったイザークは、先程よりも力強い声で、半ば叫ぶ勢いのままジュリアに迫る。
「……っ」
突然の大声に驚くあまり、メリッサの身体が震える。
だけど、それはわずか数秒で止んだ。
メリッサの変化を察したガヴェインが、妻を安心させるように、背後から抱きしめてくれたおかげだ。
全身を包むぬくもりに、ホッと安堵の吐息を吐き出すメリッサ。
そのまま腹部に回った太い腕に手を添え、落とした視線を上げると、自分たちの方を向くジュリアと目が合う。
大きく見開かれたジュリアの瞳は、今にも泣き出しそうに揺らいでいた。
「アンタ……騎士団の団長、なのか?」
「ああ、そうだ。何か、困りごとか? そっちの男の様子を見る限り、ただ事じゃないことは確かなようだが」
瞳の揺らぎが伝染したのか、ガヴェインにかけるジュリアの声まで震えだす。
しかしガヴェインは、その点を一切指摘せず、凛とした低音を響かせジュリアに質問を返した。
すると彼の声を聞いた瞬間、中途半端に立ち上がっていたジュリアはその場に崩れ落ちるように座りこみ、シーツに擦りつけそうな勢いで頭を下げた。
「頼む……アタシが、嫁ぐはずだった家にいる……っ、女たちを助けてやってくれ。このままじゃ、あの人たち、全員死んじゃう」
「……っ!」
半分土下座でもするような体勢で、声を震わせるジュリア。その声は、次第に尻すぼみになっていく。
彼女の口から紡がれた、耳を疑うような懇願内容に、メリッサをはじめ、事情を知らないダラットリ家の者たちは衝撃をおぼえた。
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