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初夜1 ☆
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その一年後に、たっぷりと時間を掛けてできあがった豪奢なウェディングドレスを身に纏い、コレットはジスランと式を挙げた。
ウェディングドレスは高価な透ける布をふんだんに使い、レース職人や宝石商などに金を惜しまなかった。結果たっぷりとダイヤモンドやパールが縫い付けられ刺繍を施され、最高級のレースの縁取りがある重たいドレスとなる。
華奢な首にはあのダイヤモンドのチョーカーが光り、剥き出しになった肩は健康的な色気を放つ。二の腕から続く袖は肘の下でパゴダスリーブとなり、トレーンを引きずるドレス同様繊細に布地が揺れていた。
百合の花のブーケを持ち、ヴェールの奥にアメジストの瞳を隠したコレットは、この上ない至福を覚えていた。
花が咲き誇る初夏に、コレットはシャブラン城の敷地内にある大聖堂で指輪の交換をし、ジスランと共に人生を歩く誓いをたてた。
〝人形の君〟と呼ばれていたコレットは、輝かんばかりの笑みを浮かべ人々から祝福される。無機質な美しさも良かったが、花が綻ぶように笑う姿を見て大勢の男性が「もっと早く声を掛ければ良かった」と嘆く。
髪を撫でつけ薄いグレーのフロックコートを身に纏うジスランも、レディたちを大勢泣かせていたが、本人はどこ吹く風である。
いわく「まともに言葉を交わしたこともないのに、勝手に泣かれても困惑するだけだ」らしい。
そんな夫にコレットは「もう……」と苦笑しつつも、こんなに素晴らしい人が本当に自分の夫になってくれて幸せいっぱいだ。
「ん……ぁ」
初夜の褥で、コレットはたっぷりとジスランからキスを受けたあと、一糸纏わぬ姿で全身にキスと愛撫を受けていた。
首筋をきつく吸われ胸の先端を転がされるだけで、キュンと下肢がはしたなく疼く。
「胸も……育ったな。この城でちゃんと栄養のある物を食べて、一緒に散歩をしたからか」
両手でコレットの胸を揉んで確かめるジスランは、指の隙間からはみ出る柔肉にご満悦だ。
最初こそ掌と指とですっぽり包めた胸は、ジスランに淫靡な快楽を教え込まれすっかり女性として花開いた。薄らとしか色づいていなかった先端は、ジスランが少し弄るだけですぐにプクンと凝り濃い色になる。
真っ白な丘は弾力に富み、だというのにどこまでも指が沈み込みそうな柔らかさがある。目を瞠るべきはその大きさで、ジスランが手を出すよりも一回り育った気がする。
デジレに揉まれても嫌悪と吐き気しか催さなかった胸は、すっかり男に愛される悦びを得ていた。
「……前はあまり食欲もありませんでしたが、いまはジスラン様と一緒にお食事できるのが嬉しいです。……ん」
指の腹で胸の先端を優しく擦られると、腰の奥がモゾモゾとする。
こんな風に自分に優しく触れてくれて、それを「嬉しい」と思うのはジスランだけだ。
「俺はこっちの〝食事〟の方が好きだけどな」
「脚を開け」とコレットに命令をし、ジスランの手がなだらかな腹部からちょんと凹んだ臍、白金色の茂みへ潜る。
その先にある赤い尖りは、まだ柔らかかった。だが花弁はたっぷり潤っていて、いつでも夫の指を呑み込む準備ができている。
「コレットもいやらしくなったな」
耳元で低く囁かれると、全身にカァッと熱が回ってゆく。
飲んでもいないのに、上質な酒に酩酊したようだ。体中を甘ったるく発酵した酒がまわり、コレットを陶酔させてゆく。
「ジスラン様が……、そうさせたのでしょう?」
少し唇を尖らせていじけてみせると、「違いない」と彼が笑ってキスをしてくれた。
ジスランの指が首のチョーカーを弾き、満足そうに目を細める。
「首輪はきつくないか?」
「はい、私にぴったりの首輪をありがとうございます」
アクセサリーを〝首輪〟と言われても、コレットは何の違和感も反感も持たない。自分がこうやってしっかりジスランの所有物になっているからこそ、コレットは過去に怯えず安堵できるのだ。
ふと不安になる時もあり、側にジスランがいない時もある。その時はこのチョーカーに指を這わせ、目を閉じて彼に愛され精を注がれた瞬間を思い出すのだ。そうすると、自然と恐怖が去ってとろりとした愉悦に包まれる。
チョーカーはコレットにとって、一種の精神安定剤でもあった。
「それに今は、私はジスラン様のものという証拠がもう一つ増えました」
コレットは左手の薬指に光るプラチナのリングを見て、幸せそうに笑う。やはりダイヤモンドの嵌まったそれは、心臓に一番近い指からコレットを見守ってくれている。
ジスランと離れていても、揃いのデザインを彼が嵌めていると思うだけで幸せに浸れた。
「可愛いことを言うな。ならもっとあなたに、俺の物であるという証しを贈りたくなる」
コレットの肌にいくつめになるか分からない所有印を刻み、ジスランは大好きな胸を吸い上げた。
「あ……っ」
乳首だけでなく真っ白な胸ごと大きく口に含まれ、強く吸引される。そのあとポッと口が離れる音がしたあと、ジスランがいやらしく舌を見せつけてレロレロとコレットの乳暈を舐めてきた。
「あ……、あぁ……」
「胸だけで……、ん、こんなに感じて……本当にいやらしいな」
ジスランの指が花弁から蜜を掬い上げ、柔らかな肉芽になすりつけた。
「あっ、――ひっ」
指で左右に弾かれていくあいだに、コレットの肉芽はすぐプクンと凝り立ち、包皮から小さな真珠が顔を出す。
呼吸が乱れ、コレットはうっとりと天蓋を見上げたままジスランの髪をかき回した。
ちゅ、ちゅ、と胸元でキスが繰り返され、ジスランはもう片方の胸に舌を這わせる。空いた胸が寂しさを訴えてキュウンと勃ち上がるが、彼の指がすぐ訪れて慰めてくれた。そのあいだもコレットの蜜口はジスランに揉まれ、クピクピと小さな音がたつ。
「ん、……あ、……ぁあ」
とうとうヌルッと指が入り込んできた時には、コレットは待ち侘びた感触に吐息すら漏らしていた。自分の胸元でジスランの頭が上下するのを見て、その乱れ髪にすら欲を覚える。彼から与えられるものなら何でも、自分は悦んで受け入れられると思った。
それがジスランのたった一人のペットである証しだ。
「ジスラン様ぁ……、私は……、あなたのものです……っ。他の誰でもない、あなただけの……っ。あ、……あぁ……」
懸命にそのことを訴えようとするが、膣内の弱い場所をヌチュクチュと擦られてコレットの声が上ずってゆく。
腰がわななき、柔らかな太腿がプルプルと震える。恥ずかしくて脚を閉じてしまいたいが、その恥辱を押してコレットは自らグッと脚を広げた。
「いい子だ、コレット」
ご褒美と言わんばかりにチュッと乳首を吸い上げ、ジスランはコレットの腰を抱え上げた。クッションを挟み高い場所で晒された秘部に、遠慮無く秀麗な顔を埋める。
「ア――、は、ぁ、ア、……あんっ、ァ、あ……っ」
たっぷり潤った真珠を舐められ、コレットの声がより甘くなる。手で口元を隠そうとして、「隠すな」と指示されると、迷った末に羽根枕を掴む。
「気持ちいいか?」
指を二本に増やし、ジュプジュプと泡立った音をさせてジスランがコレットを暴く。揃えられた指先は、コレットが最も感じる場所を的確に擦り、ひたすらに快楽を与えていた。
潔癖そうな唇が突き出され、チュッチュッと音を立ててコレットの真珠に吸い付く。
「んぁ……は、あふ……、あ、あァ、ン……ぅ、きもち……ぃ、です」
蕩けた声にコレットの主人は綺麗な笑みを浮かべ、尚も指と舌でコレットを虐め抜いた。
やがて勃起した真珠が軽く噛まれたかと思うと、ジスランの舌がチロチロと素早く動いてとどめを刺してくる。指は変わらず感じる場所のみを擦り、コレットは一気に絶頂のきざはしを駆け上がった。
ウェディングドレスは高価な透ける布をふんだんに使い、レース職人や宝石商などに金を惜しまなかった。結果たっぷりとダイヤモンドやパールが縫い付けられ刺繍を施され、最高級のレースの縁取りがある重たいドレスとなる。
華奢な首にはあのダイヤモンドのチョーカーが光り、剥き出しになった肩は健康的な色気を放つ。二の腕から続く袖は肘の下でパゴダスリーブとなり、トレーンを引きずるドレス同様繊細に布地が揺れていた。
百合の花のブーケを持ち、ヴェールの奥にアメジストの瞳を隠したコレットは、この上ない至福を覚えていた。
花が咲き誇る初夏に、コレットはシャブラン城の敷地内にある大聖堂で指輪の交換をし、ジスランと共に人生を歩く誓いをたてた。
〝人形の君〟と呼ばれていたコレットは、輝かんばかりの笑みを浮かべ人々から祝福される。無機質な美しさも良かったが、花が綻ぶように笑う姿を見て大勢の男性が「もっと早く声を掛ければ良かった」と嘆く。
髪を撫でつけ薄いグレーのフロックコートを身に纏うジスランも、レディたちを大勢泣かせていたが、本人はどこ吹く風である。
いわく「まともに言葉を交わしたこともないのに、勝手に泣かれても困惑するだけだ」らしい。
そんな夫にコレットは「もう……」と苦笑しつつも、こんなに素晴らしい人が本当に自分の夫になってくれて幸せいっぱいだ。
「ん……ぁ」
初夜の褥で、コレットはたっぷりとジスランからキスを受けたあと、一糸纏わぬ姿で全身にキスと愛撫を受けていた。
首筋をきつく吸われ胸の先端を転がされるだけで、キュンと下肢がはしたなく疼く。
「胸も……育ったな。この城でちゃんと栄養のある物を食べて、一緒に散歩をしたからか」
両手でコレットの胸を揉んで確かめるジスランは、指の隙間からはみ出る柔肉にご満悦だ。
最初こそ掌と指とですっぽり包めた胸は、ジスランに淫靡な快楽を教え込まれすっかり女性として花開いた。薄らとしか色づいていなかった先端は、ジスランが少し弄るだけですぐにプクンと凝り濃い色になる。
真っ白な丘は弾力に富み、だというのにどこまでも指が沈み込みそうな柔らかさがある。目を瞠るべきはその大きさで、ジスランが手を出すよりも一回り育った気がする。
デジレに揉まれても嫌悪と吐き気しか催さなかった胸は、すっかり男に愛される悦びを得ていた。
「……前はあまり食欲もありませんでしたが、いまはジスラン様と一緒にお食事できるのが嬉しいです。……ん」
指の腹で胸の先端を優しく擦られると、腰の奥がモゾモゾとする。
こんな風に自分に優しく触れてくれて、それを「嬉しい」と思うのはジスランだけだ。
「俺はこっちの〝食事〟の方が好きだけどな」
「脚を開け」とコレットに命令をし、ジスランの手がなだらかな腹部からちょんと凹んだ臍、白金色の茂みへ潜る。
その先にある赤い尖りは、まだ柔らかかった。だが花弁はたっぷり潤っていて、いつでも夫の指を呑み込む準備ができている。
「コレットもいやらしくなったな」
耳元で低く囁かれると、全身にカァッと熱が回ってゆく。
飲んでもいないのに、上質な酒に酩酊したようだ。体中を甘ったるく発酵した酒がまわり、コレットを陶酔させてゆく。
「ジスラン様が……、そうさせたのでしょう?」
少し唇を尖らせていじけてみせると、「違いない」と彼が笑ってキスをしてくれた。
ジスランの指が首のチョーカーを弾き、満足そうに目を細める。
「首輪はきつくないか?」
「はい、私にぴったりの首輪をありがとうございます」
アクセサリーを〝首輪〟と言われても、コレットは何の違和感も反感も持たない。自分がこうやってしっかりジスランの所有物になっているからこそ、コレットは過去に怯えず安堵できるのだ。
ふと不安になる時もあり、側にジスランがいない時もある。その時はこのチョーカーに指を這わせ、目を閉じて彼に愛され精を注がれた瞬間を思い出すのだ。そうすると、自然と恐怖が去ってとろりとした愉悦に包まれる。
チョーカーはコレットにとって、一種の精神安定剤でもあった。
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コレットは左手の薬指に光るプラチナのリングを見て、幸せそうに笑う。やはりダイヤモンドの嵌まったそれは、心臓に一番近い指からコレットを見守ってくれている。
ジスランと離れていても、揃いのデザインを彼が嵌めていると思うだけで幸せに浸れた。
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コレットの肌にいくつめになるか分からない所有印を刻み、ジスランは大好きな胸を吸い上げた。
「あ……っ」
乳首だけでなく真っ白な胸ごと大きく口に含まれ、強く吸引される。そのあとポッと口が離れる音がしたあと、ジスランがいやらしく舌を見せつけてレロレロとコレットの乳暈を舐めてきた。
「あ……、あぁ……」
「胸だけで……、ん、こんなに感じて……本当にいやらしいな」
ジスランの指が花弁から蜜を掬い上げ、柔らかな肉芽になすりつけた。
「あっ、――ひっ」
指で左右に弾かれていくあいだに、コレットの肉芽はすぐプクンと凝り立ち、包皮から小さな真珠が顔を出す。
呼吸が乱れ、コレットはうっとりと天蓋を見上げたままジスランの髪をかき回した。
ちゅ、ちゅ、と胸元でキスが繰り返され、ジスランはもう片方の胸に舌を這わせる。空いた胸が寂しさを訴えてキュウンと勃ち上がるが、彼の指がすぐ訪れて慰めてくれた。そのあいだもコレットの蜜口はジスランに揉まれ、クピクピと小さな音がたつ。
「ん、……あ、……ぁあ」
とうとうヌルッと指が入り込んできた時には、コレットは待ち侘びた感触に吐息すら漏らしていた。自分の胸元でジスランの頭が上下するのを見て、その乱れ髪にすら欲を覚える。彼から与えられるものなら何でも、自分は悦んで受け入れられると思った。
それがジスランのたった一人のペットである証しだ。
「ジスラン様ぁ……、私は……、あなたのものです……っ。他の誰でもない、あなただけの……っ。あ、……あぁ……」
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腰がわななき、柔らかな太腿がプルプルと震える。恥ずかしくて脚を閉じてしまいたいが、その恥辱を押してコレットは自らグッと脚を広げた。
「いい子だ、コレット」
ご褒美と言わんばかりにチュッと乳首を吸い上げ、ジスランはコレットの腰を抱え上げた。クッションを挟み高い場所で晒された秘部に、遠慮無く秀麗な顔を埋める。
「ア――、は、ぁ、ア、……あんっ、ァ、あ……っ」
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「気持ちいいか?」
指を二本に増やし、ジュプジュプと泡立った音をさせてジスランがコレットを暴く。揃えられた指先は、コレットが最も感じる場所を的確に擦り、ひたすらに快楽を与えていた。
潔癖そうな唇が突き出され、チュッチュッと音を立ててコレットの真珠に吸い付く。
「んぁ……は、あふ……、あ、あァ、ン……ぅ、きもち……ぃ、です」
蕩けた声にコレットの主人は綺麗な笑みを浮かべ、尚も指と舌でコレットを虐め抜いた。
やがて勃起した真珠が軽く噛まれたかと思うと、ジスランの舌がチロチロと素早く動いてとどめを刺してくる。指は変わらず感じる場所のみを擦り、コレットは一気に絶頂のきざはしを駆け上がった。
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