【R-18・連載版】部長と私の秘め事

臣桜

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お道具デビュー 編

道具攻め ☆

「ん……っ、やぁ……っ、あ……っ」

 道具の振動は確かに強烈だけれど、やっぱり尊さんの指が一番好きだ。

 私は淫芽に押し当てられたバイブの振動よりも、愛する人の指の感触に神経を研ぎ澄ませようとした。

 けれど――。

「んぅ……っ、あぁあああっ、んーっ、んあぁあああっ!」

 色んな事を一度にされていると、一つの感覚だけを得るのは難しい。

 私は振動や蜜壷に潜った指の動き、胸元に置かれたローターの振動に翻弄され、あっという間に絶頂してしまっていた。

「……すげぇ濡れてる」

 尊さんは蜜孔から指を引き抜き、嬉しそうに呟く。

「バイブ、入れてみるけど、痛かったら言えよ?」

「ん……」

 生まれて初めてのバイブ体験に、胸がドキドキする。

 呼吸を整えて覚悟を決めていると、蜜孔に震える先端が押し当てられ、グプ……、と侵入してきた。

「ん、う……っ」

 尊さんのアレもいつもガチガチだけれど、やっぱり生身と道具とでは硬さの質が違う。

(尊さんのほうがいいな……)

 私はそう思いながら、蜜壷に埋まってくるモノに慣れようとする。

 けれど割とすぐにすべて収まった――、と思いきや、根元に淫芽を刺激する突起があるタイプらしく、外と中とダブルで刺激され、あっという間にまた絶頂してしまう。

「やぁっ、強い……っ! ~~~~っんんぅうぅうっ!」

 私はアイマスクの中で目を白黒させ、自由の利かない体を暴れさせる。

「つらいか?」

 尊さんは私の手を握り、尋ねてくる。

 見えない状態で攻められていても、こうやって心配してくれる彼が側にいるから、どんな事をされても信頼できる。

 そういう人がいるのは、とてもありがたい事だな、とこんな時に思ってしまった。

「だい……っ、じょうぶ……っ」

 私は体をビクビク痙攣させながら、尊さんの手を握って答える。

「朱里に気持ち良くなってほしくてやってるけど、つらかったらすぐやめる。我慢しないで言えよ?」

「ん……っ」

 そのあとも、尊さんは慎重にバイブを抜き差しし、振動のリズムを変えていく。

 慣れないモノを受け入れた私は、予測できない振動に翻弄され、嬌声を上げては何度も達した。

 忘れた頃に尊さんはローターで乳首をいじめ、その感覚でも悦楽を得てしまう。

 何をされても気持ち良くなってしまった私は、達きっぱなしで訳が分からなくなった状態で、頭の中を真っ白にさせていた。





「……朱里」

 軽く頬を叩かれ、私は「う……」とうめいて目を開ける。

 アイマスクは取られていて、両手両脚の拘束も解かれている。

 どうやら私は何回も絶頂して、気絶してしまったみたいだった。

「大丈夫か?」

 尊さんは私を抱き起こし、水を飲ませてくれる。

「……うん……。大丈夫です」

「ハバネロって言えば良かったのに」

「それどころじゃなかったです」

「マジか……」

 尊さんは気が抜けたように脱力してから、私の頭を撫でてきた。

「もう寝るか?」

「なんで? ミコバイブはギンギンじゃないの?」

「俺のは震えねぇよ」

 彼は真顔で突っ込んだあと、心配そうに私の顔を覗き込んでくる。

「でも、沢山達ってつらかっただろ」

 たまに変わった事をやろうと思って、今回はセクシーランジェリーにお道具を使ったけれど、思いの外私が達きまくったので、尊さんは少し後悔しているようだった。

「尊さんが思ってるほど、私はヤワじゃないですよ。……それに、お道具と尊さんは別腹です」

 彼の手を握って言うと、チュッとこめかみにキスをされた。

「……なら、遠慮なくするけど。……後悔すんなよ?」

「どんと来いです」

 尊さんは私の答えを聞いてクスッと笑い、脚を広げる。

 そして少し時間が経って勢いを失ったモノを軽く扱くと、すぐビンビンになったソレに避妊具を被せた。
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