126 / 779
レストランに行く前に 編
癒してくれよ ☆
しおりを挟む
「別に責めてねーだろ。お前は『うまいうまい』って飯を食ってりゃいいんだよ。体型を好きになった訳じゃねぇんだから、気にすんな」
「そうやって甘やかしたら、つけ上がるからヤメテ!」
悲鳴じみた声で拒絶すると、尊さんはニヤァ……と悪く笑った。
「んー? 甘やかしたらお前がどんだけ駄目人間になるか、見てみたいなぁ」
「イヤアアアア! ヤメテ!!」
ゾワッとした私は悲鳴を上げ、ポーチにコスメをしまっていそいそと洗面所を出る。
「待てよ、オラ。望みを叶えてやるから言え」
「ランプの魔神、押し売りバージョン!」
尊さんは私を捕まえようとし、私は広いリビングダイニングを逃げ回る。
「わっ!」
「あぶね!」
と、急いでいたあまり何もない所で転びかけ、尊さんが私の腕をグイッと引いた。
私はそのまま彼の腕の中に仰向けに倒れ込み、まるでタンゴでも踊ってるようなポーズで見つめ合ってしまった。
尊さんは少し驚いたように瞠目したあと、目の奥に妖しい光を宿らせた。
彼はそのまま顔を傾け、私にキスしかける。
「だ……っ、駄目……っ、~~~~リップ……」
弱々しく言って両手で尊さんの胸板を押すと、彼は「ああ……」と思いだしてから小さく舌打ちした。
そしてじっとりとした目で睨んでから、私を寝室まで運んでベッドに座らせた。
「え……?」
「唇にキスしなきゃいいんだろ」
私の前に跪いた尊さんは、上目遣いでこちらを見て妖艶に笑う。
嫌な予感がして立とうとしたけれど、スカートの裾に手を入れられる。
「ちょ……っ」
そのまま、あっという間に太腿まで脚を露わにされてしまった。
私の脚を広げさせた尊さんは、残念そうに笑う。
「あぁ、そっか。ストッキングも買ってきてもらったんだっけ。素足じゃねぇのが惜しいな」
呟いてから、彼はスルスルと私の脚を撫でながら、内腿にキスをしてきた。
「ん……っ、や……」
温かい吐息が掛かるけれど、ストッキング越しなのがもどかしい。
「やっぱり、舐められないのはつまんねぇな」
尊さんはそう呟き、ストッキング越しにあむっと私の太腿に噛み付いてきた。
「んっ! ん、ぁ、あっ」
同時に彼は秘部に手を押し当て、薄い布地越しに淫芽を探し当てるとカリカリと引っ掻いてきた。
「やっ……、待って、……あの……っ」
弱々しく抵抗すると、尊さんは私をベッドに押し倒し、耳元で囁いてきた。
「俺、可哀想だろ? 怜香にいじめられて、何もかも失って」
愉悦の籠もった声で言った彼は、フッと私の耳に息を吹きかけてくる。
『いじめられて』なんて可愛い表現をする辺り、これは絶対本気じゃない。ネタにして私に言う事を聞かせようとしてるだけだ。
分かっていても、ここまでされると逆らえない自分がいる。
加えてどうすれば私が気持ちよくなるか十分に知っている尊さんは、執拗に淫芽をカリカリと引っ掻き、快楽の熾火を育てようとしている。
「待って……。ご飯食べるんでしょう? んっ」
口答えすると、イヤリングを外されてカプッと耳を噛まれた。
「癒してくれよ」
いつになく甘えた声で言われ、胸の奥がキュッとなる。
(そんなふうに言われたら、断れないじゃない。……いや断るつもりもないんだけど……)
耳元ではゼロ距離でピチャピチャと外耳を舐める音がし、熱い吐息も掛かってゾクゾクしてしまう。
気がつけば私は自分を抱き締めるように両腕を回し、彼に知られないようにこっそり服越しに乳首に触ってしまっていた。
熱く荒々しい呼吸を耳朶に掛けられ、淫芽を刺激され続けて、ジワジワと悦楽がこみ上げてくる。
(……あ……、達けるかも……)
うっとりと目を閉じて思った時、乳首に触れていた手を掴まれ、私はドキンッと胸を高鳴らせて目を見開いた。
すると尊さんは意地悪そうに目を細め、私の手を自身の股間に導いた。
「あ……」
そこに触れた私は、発情した声を漏らす。
いつも遠慮なしに抱かれているけれど、フェラをした事はない。
前にしようとしたら、『教え込むまでやるな』と言われてそのままだった。
だから私からは触っていなかったんだけど……。
「……触って、……いいんですか?」
尋ねると、尊さんは笑みを深めた。
「そうやって甘やかしたら、つけ上がるからヤメテ!」
悲鳴じみた声で拒絶すると、尊さんはニヤァ……と悪く笑った。
「んー? 甘やかしたらお前がどんだけ駄目人間になるか、見てみたいなぁ」
「イヤアアアア! ヤメテ!!」
ゾワッとした私は悲鳴を上げ、ポーチにコスメをしまっていそいそと洗面所を出る。
「待てよ、オラ。望みを叶えてやるから言え」
「ランプの魔神、押し売りバージョン!」
尊さんは私を捕まえようとし、私は広いリビングダイニングを逃げ回る。
「わっ!」
「あぶね!」
と、急いでいたあまり何もない所で転びかけ、尊さんが私の腕をグイッと引いた。
私はそのまま彼の腕の中に仰向けに倒れ込み、まるでタンゴでも踊ってるようなポーズで見つめ合ってしまった。
尊さんは少し驚いたように瞠目したあと、目の奥に妖しい光を宿らせた。
彼はそのまま顔を傾け、私にキスしかける。
「だ……っ、駄目……っ、~~~~リップ……」
弱々しく言って両手で尊さんの胸板を押すと、彼は「ああ……」と思いだしてから小さく舌打ちした。
そしてじっとりとした目で睨んでから、私を寝室まで運んでベッドに座らせた。
「え……?」
「唇にキスしなきゃいいんだろ」
私の前に跪いた尊さんは、上目遣いでこちらを見て妖艶に笑う。
嫌な予感がして立とうとしたけれど、スカートの裾に手を入れられる。
「ちょ……っ」
そのまま、あっという間に太腿まで脚を露わにされてしまった。
私の脚を広げさせた尊さんは、残念そうに笑う。
「あぁ、そっか。ストッキングも買ってきてもらったんだっけ。素足じゃねぇのが惜しいな」
呟いてから、彼はスルスルと私の脚を撫でながら、内腿にキスをしてきた。
「ん……っ、や……」
温かい吐息が掛かるけれど、ストッキング越しなのがもどかしい。
「やっぱり、舐められないのはつまんねぇな」
尊さんはそう呟き、ストッキング越しにあむっと私の太腿に噛み付いてきた。
「んっ! ん、ぁ、あっ」
同時に彼は秘部に手を押し当て、薄い布地越しに淫芽を探し当てるとカリカリと引っ掻いてきた。
「やっ……、待って、……あの……っ」
弱々しく抵抗すると、尊さんは私をベッドに押し倒し、耳元で囁いてきた。
「俺、可哀想だろ? 怜香にいじめられて、何もかも失って」
愉悦の籠もった声で言った彼は、フッと私の耳に息を吹きかけてくる。
『いじめられて』なんて可愛い表現をする辺り、これは絶対本気じゃない。ネタにして私に言う事を聞かせようとしてるだけだ。
分かっていても、ここまでされると逆らえない自分がいる。
加えてどうすれば私が気持ちよくなるか十分に知っている尊さんは、執拗に淫芽をカリカリと引っ掻き、快楽の熾火を育てようとしている。
「待って……。ご飯食べるんでしょう? んっ」
口答えすると、イヤリングを外されてカプッと耳を噛まれた。
「癒してくれよ」
いつになく甘えた声で言われ、胸の奥がキュッとなる。
(そんなふうに言われたら、断れないじゃない。……いや断るつもりもないんだけど……)
耳元ではゼロ距離でピチャピチャと外耳を舐める音がし、熱い吐息も掛かってゾクゾクしてしまう。
気がつけば私は自分を抱き締めるように両腕を回し、彼に知られないようにこっそり服越しに乳首に触ってしまっていた。
熱く荒々しい呼吸を耳朶に掛けられ、淫芽を刺激され続けて、ジワジワと悦楽がこみ上げてくる。
(……あ……、達けるかも……)
うっとりと目を閉じて思った時、乳首に触れていた手を掴まれ、私はドキンッと胸を高鳴らせて目を見開いた。
すると尊さんは意地悪そうに目を細め、私の手を自身の股間に導いた。
「あ……」
そこに触れた私は、発情した声を漏らす。
いつも遠慮なしに抱かれているけれど、フェラをした事はない。
前にしようとしたら、『教え込むまでやるな』と言われてそのままだった。
だから私からは触っていなかったんだけど……。
「……触って、……いいんですか?」
尋ねると、尊さんは笑みを深めた。
127
あなたにおすすめの小説
3歳児にも劣る淑女(笑)
章槻雅希
恋愛
公爵令嬢は、第一王子から理不尽な言いがかりをつけられていた。
男爵家の庶子と懇ろになった王子はその醜態を学園内に晒し続けている。
その状況を打破したのは、僅か3歳の王女殿下だった。
カテゴリーは悩みましたが、一応5歳児と3歳児のほのぼのカップルがいるので恋愛ということで(;^ω^)
ほんの思い付きの1場面的な小噺。
王女以外の固有名詞を無くしました。
元ネタをご存じの方にはご不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。
創作SNSでの、ジャンル外での配慮に欠けておりました。
完結 愛人さん初めまして!では元夫と出て行ってください。
音爽(ネソウ)
恋愛
金に女にだらしない男。終いには手を出す始末。
見た目と口八丁にだまされたマリエラは徐々に心を病んでいく。
だが、それではいけないと奮闘するのだが……
病弱な私と意地悪なお姉様のお見合い顛末
黒木メイ
恋愛
幼い頃から病弱だったミルカ。外出もまともにできず、家の中に引きこもってばかり。それでもミルカは幸せだった。家族が、使用人たちがいつもミルカの側にいてくれたから。ミルカを愛してくれたから。それだけで十分――なわけないでしょう。お姉様はずるい。健康な体を持っているだけではなく、自由に外出できるんだから。その上、意地悪。だから、奪ったのよ。ずるいお姉様から全てを。当然でしょう。私は『特別な存在』で、『幸せが約束されたお姫様』なんだから。両親からの愛も、次期当主の地位も、王子様も全て私のもの。お姉様の見合い相手が私に夢中になるのも仕方ないことなの。
※設定はふわふわ。
※予告なく修正、加筆する場合があります。
※いずれ他サイトにも転載予定。
※『病弱な妹と私のお見合い顛末』のミルカ(妹)視点です。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
壊れていく音を聞きながら
夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。
妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪
何気ない日常のひと幕が、
思いもよらない“ひび”を生んでいく。
母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。
誰も気づきがないまま、
家族のかたちが静かに崩れていく――。
壊れていく音を聞きながら、
それでも誰かを思うことはできるのか。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる