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彼と彼女のその後 編
君はとても大切にされているんだよ ☆
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(涼さんなら、もっとグラマーな女性を抱いた事がありそう)
思わずそんな事を考えてしまった自分を、殴りたくなった。
(彼はこんなにも私に尽くしてくれて、朱里も篠宮さんも『大丈夫』って言ってくれているのに……)
すべて、自分に自信がないからだ。
皆の中心にいて『恵は頼もしいね』と言われ、いい気になっていたくせに、私は誰よりも臆病だ。
だから――、涼さんに強く愛してほしいと願ってならない。
私はギュッと目を閉じ、涼さんの首に腕を回すと囁いた。
「……初めてなので優しくしてください」
その言葉を聞き、涼さんは静かに息を吸い、ゆっくり吐いてから了承する。
「勿論だよ」
二十六歳にもなって処女なんて、呆れられてないかな。
不安になったけれど、彼は馬鹿にする人じゃないと分かっている。
以前は『処女で嬉しい』と言っていたし、心配するべき事ではないんだろう。
「……うまくできなかったらごめんなさい」
けれど一言謝ると、涼さんはチュッと頬にキスをしてきた。
「男が大切に抱けばいい問題なんだから、君はそう構えなくていいんだよ」
彼はコツンと額をつけて囁いたあと、首筋にチュッチュとキスをし、鎖骨にも軽く吸い付いて甘噛みし、両手で乳房を優しく揉んでくる。
「ん……」
これから涼さんに抱かれるのだと思うと、緊張して堪らない。
できるだけリラックスしたほうがいいんだろうと思っても、慣れない事をされて体がガチゴチだ。
「温かくて柔らかいね」
涼さんは小さな声で私を褒めたあと、左右の乳首に順番にキスをした。
そして乳房を舐めてから、温かい舌でヌルヌルと乳首を舐める傍ら、もう片方の乳房を揉み、指の腹でスリスリと乳首を撫でて勃起させる。
反対の手は脇腹をなぞってお腹を撫でたあと、秘所には触らず、太腿をすべすべと撫で続けた。
けれどその手つきがいやらしく、指先で触れるか触れないかのタッチで愛撫されると、ゾクゾクしてお腹の奥が甘く疼いてしまう。
「あ……っ」
私は照れくさくて恥ずかしく、身もだえする。
と、涼さんは私の内腿に手を滑らせ、きわどいところに指先が当たった。
薄闇の中、私は目を見開いて体を強張らせる。
それを感じてか、涼さんは「大丈夫」と囁いて、チュパッと乳首を吸った。
直後、彼は下着越しに秘唇に触れ、直接ではないからか、グッと強めに親指の腹で押してきた。
「ん……っ、ぅ……」
指を入れられたわけじゃないけれど、そうされる事によって、とてもいやらしい行為をされた気持ちになる。
同時に――、脳裏に痴漢に秘所をまさぐられた事を思いだした。
「はぁ……っ、……ぁ……っ」
――大丈夫。
私は自分に言い聞かせ、両手で涼さんの腕をギュッと握る。
それに気づいた彼は、サラリと私の頭を撫でてきた。
「恵ちゃん、目を開いて俺を見て」
言われて、私は無意識に閉じていた目を開ける。
視界に入ったのは、豪邸の寝室の中でネオンの光を浴びて微笑む、美しい男性だ。
「俺はいま、恋人を愛している。君はとても大切にされているんだよ。君の尊厳を無視し、蹂躙した男と一緒にしないで」
「……っはい」
涼さんに愛されていると自覚する事は、彼を信頼する事にも繋がる。
怖いけれど、すべて曝け出して身を委ね、気持ち良くならないと。
そう思った私の気持ちを見透かしたように、涼さんはいたずらっぽく笑って付け足した。
「変な使命感に駆られなくていいからね。恵ちゃんをトロトロにさせるスキルはあるつもりだから、リラックスして身を任せてくれたらそれで充分」
涼さんの言い方がやけに慣れているように思えて、少し嫉妬した私は思わずポコッと彼の肩を叩く。
「……エッチ魔人」
すると彼はクシャッと笑い、噛み付くようにキスをしてきた。
「これから君は、エッチ魔人にグチャグチャにされて、自分の知らない女の部分を暴かれていくんだよ。覚悟して」
卑猥な事を言われて赤面すると、涼さんは下着越しに淫芽をカリカリと引っ掻いてきた。
「んぁっ」
私は小さく声を上げ、ギュッと体に力を込める。
すると涼さんはそんな私を宥めるように、内腿を優しく撫でた。
思わずそんな事を考えてしまった自分を、殴りたくなった。
(彼はこんなにも私に尽くしてくれて、朱里も篠宮さんも『大丈夫』って言ってくれているのに……)
すべて、自分に自信がないからだ。
皆の中心にいて『恵は頼もしいね』と言われ、いい気になっていたくせに、私は誰よりも臆病だ。
だから――、涼さんに強く愛してほしいと願ってならない。
私はギュッと目を閉じ、涼さんの首に腕を回すと囁いた。
「……初めてなので優しくしてください」
その言葉を聞き、涼さんは静かに息を吸い、ゆっくり吐いてから了承する。
「勿論だよ」
二十六歳にもなって処女なんて、呆れられてないかな。
不安になったけれど、彼は馬鹿にする人じゃないと分かっている。
以前は『処女で嬉しい』と言っていたし、心配するべき事ではないんだろう。
「……うまくできなかったらごめんなさい」
けれど一言謝ると、涼さんはチュッと頬にキスをしてきた。
「男が大切に抱けばいい問題なんだから、君はそう構えなくていいんだよ」
彼はコツンと額をつけて囁いたあと、首筋にチュッチュとキスをし、鎖骨にも軽く吸い付いて甘噛みし、両手で乳房を優しく揉んでくる。
「ん……」
これから涼さんに抱かれるのだと思うと、緊張して堪らない。
できるだけリラックスしたほうがいいんだろうと思っても、慣れない事をされて体がガチゴチだ。
「温かくて柔らかいね」
涼さんは小さな声で私を褒めたあと、左右の乳首に順番にキスをした。
そして乳房を舐めてから、温かい舌でヌルヌルと乳首を舐める傍ら、もう片方の乳房を揉み、指の腹でスリスリと乳首を撫でて勃起させる。
反対の手は脇腹をなぞってお腹を撫でたあと、秘所には触らず、太腿をすべすべと撫で続けた。
けれどその手つきがいやらしく、指先で触れるか触れないかのタッチで愛撫されると、ゾクゾクしてお腹の奥が甘く疼いてしまう。
「あ……っ」
私は照れくさくて恥ずかしく、身もだえする。
と、涼さんは私の内腿に手を滑らせ、きわどいところに指先が当たった。
薄闇の中、私は目を見開いて体を強張らせる。
それを感じてか、涼さんは「大丈夫」と囁いて、チュパッと乳首を吸った。
直後、彼は下着越しに秘唇に触れ、直接ではないからか、グッと強めに親指の腹で押してきた。
「ん……っ、ぅ……」
指を入れられたわけじゃないけれど、そうされる事によって、とてもいやらしい行為をされた気持ちになる。
同時に――、脳裏に痴漢に秘所をまさぐられた事を思いだした。
「はぁ……っ、……ぁ……っ」
――大丈夫。
私は自分に言い聞かせ、両手で涼さんの腕をギュッと握る。
それに気づいた彼は、サラリと私の頭を撫でてきた。
「恵ちゃん、目を開いて俺を見て」
言われて、私は無意識に閉じていた目を開ける。
視界に入ったのは、豪邸の寝室の中でネオンの光を浴びて微笑む、美しい男性だ。
「俺はいま、恋人を愛している。君はとても大切にされているんだよ。君の尊厳を無視し、蹂躙した男と一緒にしないで」
「……っはい」
涼さんに愛されていると自覚する事は、彼を信頼する事にも繋がる。
怖いけれど、すべて曝け出して身を委ね、気持ち良くならないと。
そう思った私の気持ちを見透かしたように、涼さんはいたずらっぽく笑って付け足した。
「変な使命感に駆られなくていいからね。恵ちゃんをトロトロにさせるスキルはあるつもりだから、リラックスして身を任せてくれたらそれで充分」
涼さんの言い方がやけに慣れているように思えて、少し嫉妬した私は思わずポコッと彼の肩を叩く。
「……エッチ魔人」
すると彼はクシャッと笑い、噛み付くようにキスをしてきた。
「これから君は、エッチ魔人にグチャグチャにされて、自分の知らない女の部分を暴かれていくんだよ。覚悟して」
卑猥な事を言われて赤面すると、涼さんは下着越しに淫芽をカリカリと引っ掻いてきた。
「んぁっ」
私は小さく声を上げ、ギュッと体に力を込める。
すると涼さんはそんな私を宥めるように、内腿を優しく撫でた。
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