【R-18】上司と継弟に求められて~私と彼と彼の爛れた生活~

臣桜

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俺がやってあげる ☆

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(え……?)

 けれど上半身を脱がされ、肩から胸に掛けて空気を感じてハッと我に返る。

 気が付けば私はブラジャーを剥き出しにされ、スカートを大きく捲られて脚を開かれていた。

(こ、これって、セックスの体勢じゃない!)

 かなりまずい状況にあると理解した私は、ようやく両手を突っ張らせて亮の胸板を押し返した。

『待って! ここまでしていいなんて言ってない! お母さんたちに見られたらヤバイから、もうやめて!』

 そう言って起き上がり、服を着ようとしたけれど、亮に押さえつけられてしまう。

『親父は酒を飲み始めたら長いから、閉店まで戻らないと思うよ。久しぶりに子供を気にせず外で飲めるから、美佐恵みさえさんと楽しく過ごしてるだろ』

 いつもは母を〝母さん〟と呼んでいるのに、こんな時だけ名前で呼ぶ亮に、嫌悪とも怒りともつかない感情を抱く。

『やめてよ! 離して!』

『ここ、こんなにしてるのに?』

『…………っ!』

 亮に下着のクロッチをグッと押され、私はまた固まってしまった。

 そのまま布越しに秘部を擦られ、クチュクチュと粘ついた音が立つのを聞き、私は真っ赤になった。

 弟にキスをされて濡らしたなんて、ショック以外の何ものでもない。

(なんで……こんな……)

 私は混乱しきり、泣き出しそうな顔で継弟を見た。

 けれど亮は私の知らない顔――色気のある男の顔で妖艶に笑い、私の腰を持ち上げると下着をスルリと脱がしてきた。

『まっ……、待って……!』

 ――このままじゃ犯される!

 怯えていると、亮は『大丈夫』と囁いてキスをしてきた。

 弟に襲われて怯えているのに、不本意にもその弟のキスで慰められる。

『今日は最後までしない』

『で、でも……』

 混乱した私は、『今日は』という言葉を深読みする事もできず、無力にも涙を流す。

『オナニーした事ある?』

 恥ずかしい質問をされ、私はとっさに首を横に振った。

 本当はあるけど、こんな状態で『してる』なんて言えない。

『大学生なら、ほとんどの人がしてるんじゃないかな』

『し……っ、知らない! そんな話しないもん』

 なんとか言い逃れしようとしたけれど、亮はニヤリと笑ってさらに迫ってくる。

『してないなら、俺がやってあげる』

『え……?』

 予想外の事を言われ、私は軽く混乱する。

『やり方を知らないんだろ? だから教えてやるよ。気持ちいい事を知れば、こういう事に抵抗がなくなるだろ? 夕貴はおカタすぎるんだよ』

 気がつけば呼び捨てにされていたけれど、指摘している余裕はない。

 亮はまた私にキスをし、下着越しに淫芽を優しく転がしてきた。

『ン……っ、あ、……あぁ……』

 知らないうちに体の奥で燻っていた疼きを刺激され、私は情けない声を漏らす。

 両手で口を押さえようとすると『だめ』と遮られ、ブラジャーをずらされて胸を曝け出される。

『やっぱり胸デカいな。何カップあるの?』

 亮はまた恥ずかしい質問をし、下着の上から肉芽をカリカリと引っ掻く。

 自分で触るのと誰かにされるのとでは大きな差があり、気がつけば私は亮から与えられる快楽に目をトロンとさせていた。

『ん……っ、ん、……え、F……』

『すっげ、エロい』

 亮は囁くように言い、私の乳首にキスをしてきた。

『あぁ……』

 そんなところにキスされた事のない私は、まるで胸を食べられそうな感覚に陥り、僅かに怯えながらも甘ったるい声を上げる。

『大丈夫、痛くないよ』

 亮は私の恐れを見透かしたように言って、まだ柔らかい乳首を優しく舐めてきた。

『あ……っ、ぁ……』

 亮にぺろり、ぺろりと乳首を舐められ、全身に甘い痺れが走っていく。

『や……。やだ……。亮……っ』

『気持ち良くない?』

 亮は胸元に顔を埋めたまま、上目遣いに尋ねてきた。
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