205 / 230
間章 それぞれの1日
第2話 研究者と警察
しおりを挟む
~~side 菅生誠也(セイス)~~
「ログイン不可、か…………珍しいこともあったもんだな」
IG社製のゲームがこうなるのはいつぶりだろう。それこそ、ベルセリア・ナイツ時代のセイロン会消滅直後以来じゃないか?そして程なくして、あのゲームはサービス終了したのだ。
あれは色々と問題作だったからな……今回のと違って。それに、アルケミア・オンラインはまだ始まったばかり。ここでサ終になるようなことはないだろう。大型アップデートも控えていることだし。
それより、今は…………。
「誠也さん。今日1日はどうされますか?」
部屋の奥から声がする。少しはだけた室内着姿の女性が、こちらにやってくる。
そう、彼女こそが俺の妻、愛未…………あちらの世界では、カンナだ。別に唐突に湧いて出た名前ではなく、カンナは彼女の旧姓、金澤から来ているそうだ。今は結婚して、由来が分からなくなってしまったが。
「ログインできないからな。今日は仕事休みかな」
俺の仕事場は電脳空間、そして今は、ミハイルの件でアルケミア・オンラインへの潜入調査中だ。従って、別件の指示が下されなければ、メンテナンスで入れないうちは休暇となる。
ただ、別に仕事としてダイブしているからといって、その実質は普通のプレイヤーと大差はない。ちゃんとターゲットについて監視しつつ、必要ならば逮捕する。それさえ守れば、あとは自由に遊べばいい。というのは、一般プレイヤーと違う動きをして怪しまれないためである。
元々ゲームが好きだった俺にとっては、夢のような仕事だ。今は資格さえ取れれば、ゲーマーでさえ国家公務員になれるのだ。これもひとえに、仮想世界という新たな領域が発達し、法整備が進みつつある、この時代ならではの仕事だろう。
「そう、じゃあ今日はゆっくり過ごして下さいな」
「愛未はどうするんだ?」
「私は仕事よ。最近イベント関係で休めませんでしたからね……やっと本格的に時間を使えるわ~」
彼女は生物学の研究者をやっている。愛未の書斎は、ほとんど実験室だ。なんでも、最先端のエアーフィルターで常時無菌状態を維持できる、特注仕様の部屋らしい。これのせいで家賃がそこらの数倍に跳ね上がったのだが…………まぁ、研究所から助成金も出してもらえたので、文句は言えない。
「そうか……没頭しすぎるなよ」
俺は仕事の一環でダイブしているが……その点で、彼女は全くの真逆。愛未の場合、こうして定期的な休息をとらせないと研究に集中するあまり、食事も睡眠も忘れてしまうのだ。
前に1回、研究のしすぎで倒れて以来、こうしてあの手この手で休息をとらせているのだ。元のゲーム好きや今作の世界観がマッチして、今はむしろ若干研究の時間をこの時間に割いているようだが…………まあ、向こうでも薬品を使って似たような研究をしているし、本業に支障はないんだろう。
彼女は、その手の界隈では若くして学術誌に名を載せた天才だとか、常人の3倍脳のシワがあるだとか言われているらしいが、普通の3倍以上のペースで研究をしているのだから真っ当だ。
「うふふ、大丈夫よ…………私ももうアラサーよ?昔ほど無茶はしないし、できないわ」
「…………とかいってお前、この前俺が出庁した日、ガッツリ目の下にクマ作ってたじゃねえか」
「あら、何のことかしら……?」
そう言う彼女の顔面には、真っ白なヒリついた笑顔が張り付いていた。細かいことは詮索するな…………か。
………………これ以上はやめておこう。触らぬ神に祟りなしだ。
「はぁ、分かったよ…………じゃあ、とりあえず無茶するなよ」
「はーい♪」
そうして、愛未は研究室に入り込んだ。
…………さて、どうするか。今日は特に予定もないし、代わりの案件も今はない。しかしだからといって、何もしないというのもあまり好きではない。そもそも、今日はそれほど休みたい気分でもないのだ。こういう仕事熱心なところは、やはり夫婦で似た者同士なのかもしれない。
昔なら、気晴らし兼暇つぶしに外へ遊びに行くこともしばしばあった。しかし、家庭を持った今は、そう簡単にはできない。
まだ子供はいないが、研究漬けの彼女を諸々お世話するのは、手がかかるという点では子供の世話とそう大差ない…………なんて言ったら、流石に怒られるので心の奥にしまっておく。
となると…………やることはひとつだな。
「久しぶりにやるか…………ドラファイ」
ドラグーン・ファイターズ、略してドラファイ。現実に極めて近い身体挙動で行われる、VR格ゲーの傑作だ。何しろ、現実の肉体特有のややもっさりとした動きすらも完全に再現できており、自分の身体とほぼ同じように運動することができるのだから。よほど良いモーションキャプチャー技術を積んでいるのだろう。
最も、あまりにも現実準拠の動きをするあまり、ゲーム特有の人間離れした操作はどう頑張ってもできず、そのくせ出現するエネミーはとんでもない動きをするため、チュートリアルともいえるストーリーを全クリするだけでもかなりの技術が要求される…………と、世間一般ではクソゲーの烙印を押されている。
ただ、そんな硬派な難易度のゲームだからこそ、篩にかけられた生き残りだけの限られたコミュニティがあり、仮想空間での純粋な戦闘技能を追究するうえでは、最適な環境だと俺は思っている。
「あいつら元気してるかな…………んじゃ、早速暴れますか!」
そう言って、ヘッドセットを被ろうとした時。
ピロロロロロッ!!
唐突に、着信音が鳴り響く。何だ、これからって時に…………と、楽しみを妨害されたことを少し不満に思いつつ、人の休日にわざわざ電話をかけてくるその不埒な発信者の名前を見る。
「うん…………?」
発信者、不明……?そんなはずはない。この携帯端末は仕事場で配布されたもの。当然、ここに電話をかけてくるのは、仕事関係の人だけだ。それならば、連絡先に必ず登録されているはず。
知らない誰かが、イタズラにかけられるような電話ではないのだ。
ピロロロロロッ!!
…………だが、秘匿通信の可能性もある。連絡先を知っている内部の人間が、専用の不明端末を使用する。緊急の要件で、こちらに連絡元を特定されたくない場合に使われる手段だ。最も、そんなケースは初めてだが。
「…………仕方ないか」
万が一これが署長の電話だった日には、非番だからとシカトしたら殺される。背に腹はかえられない。
「…………はい、もしもし」
『こんにちは、或いはこんばんは。初めまして、ミスター菅生』
「……………誰だ?」
こんな話し方をする同僚を、俺は知らない。とすると、外部の人間か?だが、だとしたらどうやって?
『失礼、こちらの情報開示がまだでしたね。私はヴァイス。以後お見知り置きを』
「ヴァイス…………といったか。明らかな偽名だが、お前は一体何者だ?」
『それについてはあちらの世界でお話ししましょう。こちらではセキュリティが甘すぎますから』
ぐっ、一理あるな。実際、ヴァイスと名乗るこの女によって容易にこの回線を使われている。仮想世界のファイアウォールと比べまだまだセキュリティに難があるのは言うまでもない。
「分かった、だが今の俺の仕事場は、生憎メンテナンス中でな。入ることができないんだ」
『では、そちらの都合にお任せしますよ?例えば…………ドラグーン・ファイターズ、とか』
「ッ!!?」
俺がダイブしようとしたソフトを当ててきた、だと……!?当てずっぽうにしては精度が良すぎないか?砂漠の中から適当にダイヤの粒を探し当てるようなものだぞ!
『…………では、そちらでお待ちしています。プレイヤー名は同じにしてありますので、探してみてくださいな』
そう言い残して、電話を切られた。ヴァイス…………一体、何者なんだ?
「………………行くしか、ないよな」
どうやら、練習ばかりしているわけにはいかなそうだ。一抹の胸騒ぎを感じながら、俺は改めてヘッドセットを被った。
「ログイン不可、か…………珍しいこともあったもんだな」
IG社製のゲームがこうなるのはいつぶりだろう。それこそ、ベルセリア・ナイツ時代のセイロン会消滅直後以来じゃないか?そして程なくして、あのゲームはサービス終了したのだ。
あれは色々と問題作だったからな……今回のと違って。それに、アルケミア・オンラインはまだ始まったばかり。ここでサ終になるようなことはないだろう。大型アップデートも控えていることだし。
それより、今は…………。
「誠也さん。今日1日はどうされますか?」
部屋の奥から声がする。少しはだけた室内着姿の女性が、こちらにやってくる。
そう、彼女こそが俺の妻、愛未…………あちらの世界では、カンナだ。別に唐突に湧いて出た名前ではなく、カンナは彼女の旧姓、金澤から来ているそうだ。今は結婚して、由来が分からなくなってしまったが。
「ログインできないからな。今日は仕事休みかな」
俺の仕事場は電脳空間、そして今は、ミハイルの件でアルケミア・オンラインへの潜入調査中だ。従って、別件の指示が下されなければ、メンテナンスで入れないうちは休暇となる。
ただ、別に仕事としてダイブしているからといって、その実質は普通のプレイヤーと大差はない。ちゃんとターゲットについて監視しつつ、必要ならば逮捕する。それさえ守れば、あとは自由に遊べばいい。というのは、一般プレイヤーと違う動きをして怪しまれないためである。
元々ゲームが好きだった俺にとっては、夢のような仕事だ。今は資格さえ取れれば、ゲーマーでさえ国家公務員になれるのだ。これもひとえに、仮想世界という新たな領域が発達し、法整備が進みつつある、この時代ならではの仕事だろう。
「そう、じゃあ今日はゆっくり過ごして下さいな」
「愛未はどうするんだ?」
「私は仕事よ。最近イベント関係で休めませんでしたからね……やっと本格的に時間を使えるわ~」
彼女は生物学の研究者をやっている。愛未の書斎は、ほとんど実験室だ。なんでも、最先端のエアーフィルターで常時無菌状態を維持できる、特注仕様の部屋らしい。これのせいで家賃がそこらの数倍に跳ね上がったのだが…………まぁ、研究所から助成金も出してもらえたので、文句は言えない。
「そうか……没頭しすぎるなよ」
俺は仕事の一環でダイブしているが……その点で、彼女は全くの真逆。愛未の場合、こうして定期的な休息をとらせないと研究に集中するあまり、食事も睡眠も忘れてしまうのだ。
前に1回、研究のしすぎで倒れて以来、こうしてあの手この手で休息をとらせているのだ。元のゲーム好きや今作の世界観がマッチして、今はむしろ若干研究の時間をこの時間に割いているようだが…………まあ、向こうでも薬品を使って似たような研究をしているし、本業に支障はないんだろう。
彼女は、その手の界隈では若くして学術誌に名を載せた天才だとか、常人の3倍脳のシワがあるだとか言われているらしいが、普通の3倍以上のペースで研究をしているのだから真っ当だ。
「うふふ、大丈夫よ…………私ももうアラサーよ?昔ほど無茶はしないし、できないわ」
「…………とかいってお前、この前俺が出庁した日、ガッツリ目の下にクマ作ってたじゃねえか」
「あら、何のことかしら……?」
そう言う彼女の顔面には、真っ白なヒリついた笑顔が張り付いていた。細かいことは詮索するな…………か。
………………これ以上はやめておこう。触らぬ神に祟りなしだ。
「はぁ、分かったよ…………じゃあ、とりあえず無茶するなよ」
「はーい♪」
そうして、愛未は研究室に入り込んだ。
…………さて、どうするか。今日は特に予定もないし、代わりの案件も今はない。しかしだからといって、何もしないというのもあまり好きではない。そもそも、今日はそれほど休みたい気分でもないのだ。こういう仕事熱心なところは、やはり夫婦で似た者同士なのかもしれない。
昔なら、気晴らし兼暇つぶしに外へ遊びに行くこともしばしばあった。しかし、家庭を持った今は、そう簡単にはできない。
まだ子供はいないが、研究漬けの彼女を諸々お世話するのは、手がかかるという点では子供の世話とそう大差ない…………なんて言ったら、流石に怒られるので心の奥にしまっておく。
となると…………やることはひとつだな。
「久しぶりにやるか…………ドラファイ」
ドラグーン・ファイターズ、略してドラファイ。現実に極めて近い身体挙動で行われる、VR格ゲーの傑作だ。何しろ、現実の肉体特有のややもっさりとした動きすらも完全に再現できており、自分の身体とほぼ同じように運動することができるのだから。よほど良いモーションキャプチャー技術を積んでいるのだろう。
最も、あまりにも現実準拠の動きをするあまり、ゲーム特有の人間離れした操作はどう頑張ってもできず、そのくせ出現するエネミーはとんでもない動きをするため、チュートリアルともいえるストーリーを全クリするだけでもかなりの技術が要求される…………と、世間一般ではクソゲーの烙印を押されている。
ただ、そんな硬派な難易度のゲームだからこそ、篩にかけられた生き残りだけの限られたコミュニティがあり、仮想空間での純粋な戦闘技能を追究するうえでは、最適な環境だと俺は思っている。
「あいつら元気してるかな…………んじゃ、早速暴れますか!」
そう言って、ヘッドセットを被ろうとした時。
ピロロロロロッ!!
唐突に、着信音が鳴り響く。何だ、これからって時に…………と、楽しみを妨害されたことを少し不満に思いつつ、人の休日にわざわざ電話をかけてくるその不埒な発信者の名前を見る。
「うん…………?」
発信者、不明……?そんなはずはない。この携帯端末は仕事場で配布されたもの。当然、ここに電話をかけてくるのは、仕事関係の人だけだ。それならば、連絡先に必ず登録されているはず。
知らない誰かが、イタズラにかけられるような電話ではないのだ。
ピロロロロロッ!!
…………だが、秘匿通信の可能性もある。連絡先を知っている内部の人間が、専用の不明端末を使用する。緊急の要件で、こちらに連絡元を特定されたくない場合に使われる手段だ。最も、そんなケースは初めてだが。
「…………仕方ないか」
万が一これが署長の電話だった日には、非番だからとシカトしたら殺される。背に腹はかえられない。
「…………はい、もしもし」
『こんにちは、或いはこんばんは。初めまして、ミスター菅生』
「……………誰だ?」
こんな話し方をする同僚を、俺は知らない。とすると、外部の人間か?だが、だとしたらどうやって?
『失礼、こちらの情報開示がまだでしたね。私はヴァイス。以後お見知り置きを』
「ヴァイス…………といったか。明らかな偽名だが、お前は一体何者だ?」
『それについてはあちらの世界でお話ししましょう。こちらではセキュリティが甘すぎますから』
ぐっ、一理あるな。実際、ヴァイスと名乗るこの女によって容易にこの回線を使われている。仮想世界のファイアウォールと比べまだまだセキュリティに難があるのは言うまでもない。
「分かった、だが今の俺の仕事場は、生憎メンテナンス中でな。入ることができないんだ」
『では、そちらの都合にお任せしますよ?例えば…………ドラグーン・ファイターズ、とか』
「ッ!!?」
俺がダイブしようとしたソフトを当ててきた、だと……!?当てずっぽうにしては精度が良すぎないか?砂漠の中から適当にダイヤの粒を探し当てるようなものだぞ!
『…………では、そちらでお待ちしています。プレイヤー名は同じにしてありますので、探してみてくださいな』
そう言い残して、電話を切られた。ヴァイス…………一体、何者なんだ?
「………………行くしか、ないよな」
どうやら、練習ばかりしているわけにはいかなそうだ。一抹の胸騒ぎを感じながら、俺は改めてヘッドセットを被った。
10
あなたにおすすめの小説
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
朝起きるとミミックになっていた ~捕食するためには戦略が必要なんです~
めしめし
SF
ゲーム好きの高校生、宝 光(たからひかる)は朝目が覚めるとミミック(見習い)になっていた。
身動きが取れず、唯一出来ることは口である箱の開閉だけ。
動揺しつつもステータス画面のチュートリアルを選択すると、自称創造主の一人である男のハイテンションな説明が始まった。
光がこの世界に転送されミミックにされた理由が、「名前がそれっぽいから。」
人間に戻り、元の世界に帰ることを目標にミミックとしての冒険が始まった。
おかげさまで、SF部門で1位、HOTランキングで22位となることが出来ました。
今後とも面白い話を書いていきますので応援を宜しくお願い致します。
癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。
branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位>
<カクヨム週間総合ランキング最高3位>
<小説家になろうVRゲーム日間・週間1位>
現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。
目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。
モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。
ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。
テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。
そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が――
「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!?
癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中!
本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ!
▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。
▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕!
カクヨムで先行配信してます!
【VTuber】猫乃わん太 through Unmemory World Online【ぬいぐるみ系】
mituha
SF
「Unmemory World Online」通称「アンメモ」は実用、市販レベルでは世界初のフルダイブ方式VRMMOである。
ぬいぐるみ系VTuberとして活動している猫乃わん太は、突然送られてきたベータテスト当選通知に戸惑いつつもフルダイブVRMMO配信を始めるのだったが……
その他の配信はこちら
https://kakuyomu.jp/users/mituha/collections/16817330654179865121
777文字で書いた短編版の再編集+続きとなります。
ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー
びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
俺の職業は【トラップ・マスター】。ダンジョンを経験値工場に作り変えたら、俺一人のせいでサーバー全体のレベルがインフレした件
夏見ナイ
SF
現実世界でシステムエンジニアとして働く神代蓮。彼が効率を求めVRMMORPG「エリュシオン・オンライン」で選んだのは、誰にも見向きもされない不遇職【トラップ・マスター】だった。
周囲の冷笑をよそに、蓮はプログラミング知識を応用してトラップを自動連携させる画期的な戦術を開発。さらに誰も見向きもしないダンジョンを丸ごと買い取り、24時間稼働の「全自動経験値工場」へと作り変えてしまう。
結果、彼のレベルと資産は異常な速度で膨れ上がり、サーバーの経済とランキングをたった一人で崩壊させた。この事態を危険視した最強ギルドは、彼のダンジョンに狙いを定める。これは、知恵と工夫で世界の常識を覆す、一人の男の伝説の始まり。
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる