結婚しても別居して私は楽しくくらしたいので、どうぞ好きな女性を作ってください

シンさん

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本編後ストーリー

警察

『裏側の街』、そう私が言うと警官3人は押し黙った。

「行かないとは言わせないわよ」

 やっぱり、裏に行くのは怖いのね。そりゃそうよね。警察がするべき仕事をしなかったんだから、街人の怒りは半端ないでしょう。

「この小僧に取りに行かせろ!」
「駄目よ。私の鞄は私にしか解らないもの」
「じゃあ、貴様らで行ってこい」
「貴方達、さっき私が言った事を憶ていないのかしら。あの中身が無かった時、裏側の街を隅から隅まで探してもらうわよ」
「お前らが探せ」
「そんな事で済むとでも思っているの?」

 何かあっても、ヤングが後ろにいる。おそらく、その考えがこの街の警官達を増長させているのね。それなら、そのラインを断ち切ればいいのよ。

「いい?もう1度言うわ。私の鞄がないとなると、エドワード国王陛下の私物がなくなったと同意。そしてそれがなくて1番困るのはヤング侯爵よ」
「本当にそんな物が入ってるのかもわからん」
「あら、それはどうかしら。貴方達はヤング侯爵に命令されてここへ来たのでしょう?『それを探しだせ』と。少なくてもと言い切れない。だから探せと言われたのよ。私が現時点で生きているのを侯爵は知っているのだから、誰かに殺されたとか、行方がわからない…という言い訳も通用しないわよ」

 3人いる警官うち、1人だけ顔が青いわね。その男以外はまだ把握出来ていないだなんて…。

「簡単に言いましょうか。貴方達はもう誰にも助けてもらえないの」

 事の重大さが解らないくらいのんびり楽しく暮らしていたのね。

「エドワード王の私物がなくなって、それを探さなかった。まず王は貴方達の職務怠慢を罰するわ。ヤングもそれを助けない。私と貴方達のせいにするでしょう」

 ……まだ通じないのかしら。

「万が一にも陛下が罰する事をしなかったとしても、今度はヤングに責められる。今回の視察、陛下の私物がない事で話は順調に進まないからよ。『見つかりませんでした』ではすまないわ。貴方達のような役立たずは、裏側の街の住人になるでしょうね」

 裏側の街の住人になる…
 これが1番効き目あったみたいね。現実にありそうな事だもの。少しは怖くなってきたかしら。

「1番いいのは裏側の街へ探しに行く事かと思ってお伝えしたのだけど、もしかして怖いのかしら?そうよね。街を奪われたのは貴方達のせいでもあるんだから。可哀想だけど、誰もどこにも味方はいないわよ」

 さて、ここからが話の本題だわ。

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