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第一章:四百年、追いつく時間
四話:アンタ―カ先輩とご対面
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私は夢の世界へ現れてロストが来たのか見渡す。
でもそれほど見渡さなくても、私は子供になったロストを直ぐに見つけた。
うっしゃああっ!!
「ロスト~!!」
「あ!メリーぐえっ?!」
私は直ぐに彼の所へ駆け寄って、彼を持ち上げては思いっきり抱きしめた。
「ああん、もう可愛い!可愛いよぉ~、ロスト~☆!!」
「えへへ~、メリー」
彼も私へ強く抱き返してくる。
その仕草はまさに子供そのもので、彼はぐいぐいと私の体に顔を押し寄せてくる。
子供の姿になったからってここまでロストの人格が変わるのかな、とかぶっちゃけどうでも良い事を考えながら私も負けないとばかり彼にハグハグしていく。
「ん~!堪らな~い!」
モチモチした肌とサラサラな髪。
小動物並みに可愛い姿。
そして、私の大好きな人。
この可愛さアンドコンビネーションこそジャスティス!!
「はぁ、ロスト~!」
「メリー?」
彼のもっちもちな肌にはみはみ。
付け加えて顔にちゅっちゅ。
髪をくんくん。
「はぁ、はぁ、もっと。もっとよぉ!」
「メ、メリー?……こわい、です」
大丈夫よ~、怖くないよ~。
彼の頬にぺろり。
ああ、この味、彼の味が堪らない。
「ああ!!もういっその事食べてあげちゃう!!」
「い、いやぁ……。ひっく、こわい、です。メリー」
彼は何故か泣き始めるけど、私の奥底の何かがぞくぞくする。
そう、これが愛から感じる快感よ。
もっと私に頂戴!
「うわぁ~ん!」
「ぐへ、ぐへへへ。ここには私とロストだけだよ。大丈夫、これからいっぱい可愛がってあげるから、心配しないで私にその体をゆ―」
「いい加減にしなさい!!このド変態!!」
*ぱっーん!!*
「ぐはぁっあ?!」
見えない何かがいきなり私の頭を強く横から殴った。
私の腕からロストが離されて、私は思いっきり飛ばされりる。
何度も地面に体が転がった後、体制を立て直して私の楽しみを邪魔した奴を探す。
「誰だぁ!?私の楽しみを邪魔したこん畜生がぁ!?」
「へぇ、まだ頭のネジが外れているようね?」
「げぇっ?!」
声を聞いただけで悪寒が背筋を通って正気に戻った。
あかん。これ、私やっちゃいけない事をしちゃった。
詰んだのね、私。
「ド変態にはもう少し厳しい罰が必要ね」
「ごごご、ごめん―」
*ドォーン!!*
「へぶっ?!」
彼女は手に握っている羽付き万年筆で紙に何かを書く。
それによって効果が発動し、私はまた見えない何かに頭を強く殴られ、顔が地面に埋もれる。
精神生命体の私だけど、彼女の攻撃はどこからでもどんな時でも通用するから、痛くて怖い。
だからこれ以上痛い思いをしたくないから、私は地面から顔を引っこ抜いて直ぐに土下座した。
「す、すみませんでしたぁ!!アンタ―カ先輩!!」
私を殴ったのは、ずっとお世話になってもらっている先輩、アンタ―カ先輩だった。
腰まで届くクラシックストレートスタイルの、紫の光沢を放つ黒い髪に整った健康的で引き締まった顔とミルクのように白くて滑らかな肌をした女性。
ルビーの如く紅い瞳と、強い印象を出す少し鋭い目つき、
着ている服は紅い飾りとリボンが飾られてあるスカートの長い黒のゴシックドレス。
シャープでスタイリッシュな眼鏡を掛けていて、頭にはフリフリの黒と赤のおしゃれな帽子。
「それは私に言う事なの?この子に誤りなさいよ」
「えっく、ひっく。うぅ~ん……」
彼女は泣いているロストを抱えて、仁王立ちで私の前に立っていた。
彼はアンタ―カ先輩に抱えられて、彼女から優しい声を掛けられて宥めてもらっている。
罪悪感が私の心を染めて息苦しくなる。
私は、彼を怖がらせて泣かせてしまった。
誤らないと。
なのに……。
「全くアナタと言う人は。現実世界で彼の無防備な体をそのまま放置するわ、こうして夢の世界に来たら彼を犯そうとするわ」
「な、何を言っているんですか?!心外です!私はそんな事はしていません!」
なのに私は誤らないで、否定してしまった。
そんな私だからロストに声を掛けても、当然彼は。
彼は……。
「ね、ねぇ、ロスト、そうでしょ?先輩も悪い冗談を言うんだ―」
「いやぁっ!」
「ロ、ロスト……?」
彼は、近寄ろうとした私に叫んで拒絶した。
先輩も彼を私から守るように数歩後ろに下がった。
一方私は初めて……初めてロストに拒絶されて、心にぽっかり穴ができてしまった。
暗闇が私の頭を染めていく。
もう何も考えられない。
どうして、こんなに苦しいの?
「はぁ~。貴方のド変態ぶりは思った以上の病気ね。後でたっぷりアナタのド変態ぶりを録画した映像を見せて反省させるけど、今はいろいろと話しがしたいの。ロスト、悪いけどこの仮面を被ってもらえる?そしたら無様に落ち込んでいる怖い残念なお姉さんが怖くなくなるわよ」
「うっく。……うん」
彼に渡されたのは、現実世界で彼がいつの間にか付けて取り外した白くてのっぺらぼうの仮面。
彼はそれを顔に着けると、泣き止んで大人しくなった。
そして彼は彼女腕から降りて、私の方へ近寄る。
「ロスト?」
ガン!
頭を殴られた。
「いったぁ!?」
「メリーやりすぎ、です」
「え?え?え?」
「もう良い、です?」
いきなりの事で頭が上手く働いてくれない。
それよりも彼の態度や雰囲気がいつもと違う。
具体的にはさっきまでの子供らしさから、私の知っているロストの大人っぽさへと。
「一体、どういう事なの?」
「それを含めていろいろと話したいから私が二人を迎えに来たのよ」
「先輩?」
私の質問に答えるよりも、先輩は手を翳して虹色に輝くポータルを開いた。
「ロスト、メリー、来て頂戴。私の図書館でゆっくり話すわよ」
「はぁ~い、です!」
「え?ちょ、ちょっと!二人とも待ってよ!」
混乱する私をほっといて悉く事は進んで、私とロスト、そして先輩は虹色のポータルを通った。
ポータルを通って出て来た所は、本でびっしり詰められた、アンチーク感を引き出す図書館。
明かりは蝋燭に照らされているように薄暗いけど、その分心を落ち着かせるような雰囲気を出す。
ここが、私が先輩と一緒に四百年間、【組織】の帰りを待つ為に隠れて閉じこもっていた場所。
先輩はいつも通り背の高い、彼女の体がちょうど入る豪華な椅子に座る。
それにつられて私もロストも、彼女と対面できるように位置を変える。
そして彼女は一つ微笑んだ後、本題へと移りだした。
「どっかの誰かさんの所為でいろいろと慌ただしかったけど」
「うっ?!」
先輩は鋭く目で私を射貫く。
「改めるわね。始めして、【ひまわりの騎士】部、【ひまわりの王様】の称号を授けられた、ロスト。私は“時と記録の主”、アンタ―カ。メリーとはアナタが【組織】に入って以来からの知り合いよ」
「初めまして、です。こんに―」
「ああ、ごめんなさい、途中で割り切って。その前に元の姿へ戻ってくれるかしら?その姿だと、アナタが喋るのにいろいろと不便だから」
「……どうやって、です?」
うん。私もそれが気になっていた。
「いつも通りよ。アナタはいつも通り、願いを呪文に込めれば発動して元通りの姿になる」
私には彼女が何を意味しているのか全く分からない。
けれどロストは理解しているようで、頷いて何か考え始める。
推測する限り彼女が言う願いを呪文に込める事とは、彼が以前五人組と出会って使用したあの英語の呪文と同じ事なのかな?
残念ながら私はロストがどれぐらい強いか、どんな武器や魔法を持っているのか知らない。
彼はイナイカになった直後に神々との闘いにかり出されたから、私は直ぐ彼と別れて隠れていた。
これからはそういう所もいろいろと聞いたり観察して、学んでいこう。
「“I am the living embodiment of an undying spirit.”
(私は不滅の塊)
“My duty is to die, and my purpose is to serve.”
(死を選ぶのが私の義務。そして、仕えるのが私の役割)
“For even in death, I still serve for those that I cherish”」
(何故なら私は死して尚、大切な人達の為に力を尽くす)
「とても、アナタらしいですね」
先輩はロストの呪文を聞いて微笑んだ。
何だろう。
何だか先輩の方がロストの事をもっと知ってて物凄く悔しい。
ロストは呪文を唱えた途端彼の体が光だした。
光が大きく膨れ上がれ、消えたら彼が元の姿へと戻っていた。
そして彼は跪く。
「お初目に掛かります、アンタ―カ様。貴方の事はいろいろと【主】から聞かされました」
「あら……。あの方が、私を?」
「はい。【主】の自慢の、心から愛した人だと。そして、私から【ひまわりの騎士】部を代表してお悔やみ申し上げます」
「そう……、あの方が、私を……。ありがとう、ロスト」
「いえ、私からこそ感謝願います、アンタ―カ様。この四百年、メリーを守ってくれてありがとうございます」
「ふふふ。それは私に感謝するよりも、頑張って待った彼女を褒めないと駄目でしょ?」
「確かに、ですね」
「ふふふ」
……何だろう、この、もの凄いアウェイ感。
私もここにいるんだけど、もほったらかせていない?
ていうか何でロストはこんなにも先輩と親しげに話せているの?!
人見知りの設定はどこに行ったの?!
って、私のロストを取らないでもらえる?!先輩!!
でもそれほど見渡さなくても、私は子供になったロストを直ぐに見つけた。
うっしゃああっ!!
「ロスト~!!」
「あ!メリーぐえっ?!」
私は直ぐに彼の所へ駆け寄って、彼を持ち上げては思いっきり抱きしめた。
「ああん、もう可愛い!可愛いよぉ~、ロスト~☆!!」
「えへへ~、メリー」
彼も私へ強く抱き返してくる。
その仕草はまさに子供そのもので、彼はぐいぐいと私の体に顔を押し寄せてくる。
子供の姿になったからってここまでロストの人格が変わるのかな、とかぶっちゃけどうでも良い事を考えながら私も負けないとばかり彼にハグハグしていく。
「ん~!堪らな~い!」
モチモチした肌とサラサラな髪。
小動物並みに可愛い姿。
そして、私の大好きな人。
この可愛さアンドコンビネーションこそジャスティス!!
「はぁ、ロスト~!」
「メリー?」
彼のもっちもちな肌にはみはみ。
付け加えて顔にちゅっちゅ。
髪をくんくん。
「はぁ、はぁ、もっと。もっとよぉ!」
「メ、メリー?……こわい、です」
大丈夫よ~、怖くないよ~。
彼の頬にぺろり。
ああ、この味、彼の味が堪らない。
「ああ!!もういっその事食べてあげちゃう!!」
「い、いやぁ……。ひっく、こわい、です。メリー」
彼は何故か泣き始めるけど、私の奥底の何かがぞくぞくする。
そう、これが愛から感じる快感よ。
もっと私に頂戴!
「うわぁ~ん!」
「ぐへ、ぐへへへ。ここには私とロストだけだよ。大丈夫、これからいっぱい可愛がってあげるから、心配しないで私にその体をゆ―」
「いい加減にしなさい!!このド変態!!」
*ぱっーん!!*
「ぐはぁっあ?!」
見えない何かがいきなり私の頭を強く横から殴った。
私の腕からロストが離されて、私は思いっきり飛ばされりる。
何度も地面に体が転がった後、体制を立て直して私の楽しみを邪魔した奴を探す。
「誰だぁ!?私の楽しみを邪魔したこん畜生がぁ!?」
「へぇ、まだ頭のネジが外れているようね?」
「げぇっ?!」
声を聞いただけで悪寒が背筋を通って正気に戻った。
あかん。これ、私やっちゃいけない事をしちゃった。
詰んだのね、私。
「ド変態にはもう少し厳しい罰が必要ね」
「ごごご、ごめん―」
*ドォーン!!*
「へぶっ?!」
彼女は手に握っている羽付き万年筆で紙に何かを書く。
それによって効果が発動し、私はまた見えない何かに頭を強く殴られ、顔が地面に埋もれる。
精神生命体の私だけど、彼女の攻撃はどこからでもどんな時でも通用するから、痛くて怖い。
だからこれ以上痛い思いをしたくないから、私は地面から顔を引っこ抜いて直ぐに土下座した。
「す、すみませんでしたぁ!!アンタ―カ先輩!!」
私を殴ったのは、ずっとお世話になってもらっている先輩、アンタ―カ先輩だった。
腰まで届くクラシックストレートスタイルの、紫の光沢を放つ黒い髪に整った健康的で引き締まった顔とミルクのように白くて滑らかな肌をした女性。
ルビーの如く紅い瞳と、強い印象を出す少し鋭い目つき、
着ている服は紅い飾りとリボンが飾られてあるスカートの長い黒のゴシックドレス。
シャープでスタイリッシュな眼鏡を掛けていて、頭にはフリフリの黒と赤のおしゃれな帽子。
「それは私に言う事なの?この子に誤りなさいよ」
「えっく、ひっく。うぅ~ん……」
彼女は泣いているロストを抱えて、仁王立ちで私の前に立っていた。
彼はアンタ―カ先輩に抱えられて、彼女から優しい声を掛けられて宥めてもらっている。
罪悪感が私の心を染めて息苦しくなる。
私は、彼を怖がらせて泣かせてしまった。
誤らないと。
なのに……。
「全くアナタと言う人は。現実世界で彼の無防備な体をそのまま放置するわ、こうして夢の世界に来たら彼を犯そうとするわ」
「な、何を言っているんですか?!心外です!私はそんな事はしていません!」
なのに私は誤らないで、否定してしまった。
そんな私だからロストに声を掛けても、当然彼は。
彼は……。
「ね、ねぇ、ロスト、そうでしょ?先輩も悪い冗談を言うんだ―」
「いやぁっ!」
「ロ、ロスト……?」
彼は、近寄ろうとした私に叫んで拒絶した。
先輩も彼を私から守るように数歩後ろに下がった。
一方私は初めて……初めてロストに拒絶されて、心にぽっかり穴ができてしまった。
暗闇が私の頭を染めていく。
もう何も考えられない。
どうして、こんなに苦しいの?
「はぁ~。貴方のド変態ぶりは思った以上の病気ね。後でたっぷりアナタのド変態ぶりを録画した映像を見せて反省させるけど、今はいろいろと話しがしたいの。ロスト、悪いけどこの仮面を被ってもらえる?そしたら無様に落ち込んでいる怖い残念なお姉さんが怖くなくなるわよ」
「うっく。……うん」
彼に渡されたのは、現実世界で彼がいつの間にか付けて取り外した白くてのっぺらぼうの仮面。
彼はそれを顔に着けると、泣き止んで大人しくなった。
そして彼は彼女腕から降りて、私の方へ近寄る。
「ロスト?」
ガン!
頭を殴られた。
「いったぁ!?」
「メリーやりすぎ、です」
「え?え?え?」
「もう良い、です?」
いきなりの事で頭が上手く働いてくれない。
それよりも彼の態度や雰囲気がいつもと違う。
具体的にはさっきまでの子供らしさから、私の知っているロストの大人っぽさへと。
「一体、どういう事なの?」
「それを含めていろいろと話したいから私が二人を迎えに来たのよ」
「先輩?」
私の質問に答えるよりも、先輩は手を翳して虹色に輝くポータルを開いた。
「ロスト、メリー、来て頂戴。私の図書館でゆっくり話すわよ」
「はぁ~い、です!」
「え?ちょ、ちょっと!二人とも待ってよ!」
混乱する私をほっといて悉く事は進んで、私とロスト、そして先輩は虹色のポータルを通った。
ポータルを通って出て来た所は、本でびっしり詰められた、アンチーク感を引き出す図書館。
明かりは蝋燭に照らされているように薄暗いけど、その分心を落ち着かせるような雰囲気を出す。
ここが、私が先輩と一緒に四百年間、【組織】の帰りを待つ為に隠れて閉じこもっていた場所。
先輩はいつも通り背の高い、彼女の体がちょうど入る豪華な椅子に座る。
それにつられて私もロストも、彼女と対面できるように位置を変える。
そして彼女は一つ微笑んだ後、本題へと移りだした。
「どっかの誰かさんの所為でいろいろと慌ただしかったけど」
「うっ?!」
先輩は鋭く目で私を射貫く。
「改めるわね。始めして、【ひまわりの騎士】部、【ひまわりの王様】の称号を授けられた、ロスト。私は“時と記録の主”、アンタ―カ。メリーとはアナタが【組織】に入って以来からの知り合いよ」
「初めまして、です。こんに―」
「ああ、ごめんなさい、途中で割り切って。その前に元の姿へ戻ってくれるかしら?その姿だと、アナタが喋るのにいろいろと不便だから」
「……どうやって、です?」
うん。私もそれが気になっていた。
「いつも通りよ。アナタはいつも通り、願いを呪文に込めれば発動して元通りの姿になる」
私には彼女が何を意味しているのか全く分からない。
けれどロストは理解しているようで、頷いて何か考え始める。
推測する限り彼女が言う願いを呪文に込める事とは、彼が以前五人組と出会って使用したあの英語の呪文と同じ事なのかな?
残念ながら私はロストがどれぐらい強いか、どんな武器や魔法を持っているのか知らない。
彼はイナイカになった直後に神々との闘いにかり出されたから、私は直ぐ彼と別れて隠れていた。
これからはそういう所もいろいろと聞いたり観察して、学んでいこう。
「“I am the living embodiment of an undying spirit.”
(私は不滅の塊)
“My duty is to die, and my purpose is to serve.”
(死を選ぶのが私の義務。そして、仕えるのが私の役割)
“For even in death, I still serve for those that I cherish”」
(何故なら私は死して尚、大切な人達の為に力を尽くす)
「とても、アナタらしいですね」
先輩はロストの呪文を聞いて微笑んだ。
何だろう。
何だか先輩の方がロストの事をもっと知ってて物凄く悔しい。
ロストは呪文を唱えた途端彼の体が光だした。
光が大きく膨れ上がれ、消えたら彼が元の姿へと戻っていた。
そして彼は跪く。
「お初目に掛かります、アンタ―カ様。貴方の事はいろいろと【主】から聞かされました」
「あら……。あの方が、私を?」
「はい。【主】の自慢の、心から愛した人だと。そして、私から【ひまわりの騎士】部を代表してお悔やみ申し上げます」
「そう……、あの方が、私を……。ありがとう、ロスト」
「いえ、私からこそ感謝願います、アンタ―カ様。この四百年、メリーを守ってくれてありがとうございます」
「ふふふ。それは私に感謝するよりも、頑張って待った彼女を褒めないと駄目でしょ?」
「確かに、ですね」
「ふふふ」
……何だろう、この、もの凄いアウェイ感。
私もここにいるんだけど、もほったらかせていない?
ていうか何でロストはこんなにも先輩と親しげに話せているの?!
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