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8 お見送り①☆
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あの日から二十日と少し。
ニコラスは毎日のように私を求めてくる。
ジョルジュの望みで公爵家の血を引く子を私が産むための行為だと言われていたのに、毎晩ニコラスに何度もイカされてしまう。
ただ子種をもらうだけでは済まなくて、ほとんど恋人や夫婦の営みみたいな行為。
ニコラスはもしかしたら、私を好きなのではないかと錯覚するほどで、私はとても困っていた。
例えば、ジョルジュが隣国から来国中の医師に診察してもらえることになり、その間その医師が滞在中の大使館で過ごすことが決まった時のこと。
急遽決まったというのも有るけれど、最低限の人数のみ受け入れということで、妻である私も付いて行けないと言われ動揺した。
決定から出発までの三日間は、そのほとんどの時間を夫ジョルジュと過ごしていた私は、やはり夜も子作りなどできる気分では無く、彼の横で添い寝する日々を過ごす。
そんな私はジョルジュの出発の日、直前にニコラスに呼び出された。
ジョルジュの見送りをしたかったが、窓から見送ることを当人から提案され困惑する。
ニコラスはそれを聞くと、彼の執務室なら窓から見送れると言い、私は疑いもせずその部屋に入ってしまった。
カチャリと音がした。
鍵を掛けられたと気が付き、入り口近くで振り向いた所へ覆い被さるように抱きしめてきたニコラスに口付けられてしまう。
すぐに唇を割開いて肉厚の舌が入ってきて、私の舌を絡め取った。
強く吸われ絡めた舌が解かれてホッとしたのに、次の瞬間には大量に唾液が流し込まれる。
考えるより前に飲んでしまっていて、飲みきれなかった分が口の端から垂れた所を口を離したニコラスがニヤケながら舐めた。
ボーッとした私は窓際まで連れて行かれる。
眼下には玄関前の車回しに停められた馬車が見えていて、これからジョルジュが乗り込むところだと分かった。
「レティシア、一緒に兄上を見送ろうね」
「えぇ、あの……」
私を後ろから抱きしめているニコラスに離れてもらおうと思ったのだけど、彼にそのつもりは無いようで片腕をウエストに回し、もう片方は怪しく臀部を這い回っていて、それだけで私の大事な場所がヒクヒクしてしまう。
耐えられず太ももを擦り合わせてモジモジしているのに気が付いたニコラスが、少しづつドレスをたくし上げる。
「ダ、ダメよ。これからジョルジュを見送るのに……」
「大丈夫、出窓なんだから下は見えないよ」
「それとこれとは……」
止める間もなくスカートの中に手を入れられ、ドロワーズの上から尻肉を揉みしだかれたら……。
「ひゃっ!」
不意に声を出してしまい、慌てて口を押さえた。
「ニコラス、待って」
「なぜ? 私たちのことは兄上公認だよ?」
つむじに口付けられ、耳元で囁かれた。
熱い息を感じて顔が赤く染まるのが分かる。
「でも、こんなことは……」
「大丈夫、心配無いよ。これは私が君に子種をあげるために、とても大切な行為だよ?」
耳を甘噛みされ、うなじに唇が這う。
「そんな……」
「兄上に見られるのは嫌?」
もちろん嫌に決まってる。
なのに私の口は今開いたら嬌声しか出ないから、必死で口を結んでいるしかなく言葉を発せずにいた。
「そんなことも無さそうだね」
ニコラスは勝手に良いように解釈して、このまま好きなように進めるつもりだ。
彼の指が、ドロワーズの縫われていない股の部分から中に入り込んでいて、トロトロに蕩けた密口を撫でていた。
こんなことになっていると知られては、いくら否定しても説得力に欠けると思う。
俯くことしかできない私の恥ずかしい場所を触るニコラスの指が、プクりと膨らんだ突起を捉え指でしごかれた。
「あっ……!」
「感じた?」
何と答えて良いか分からずに狼狽えている私の背後で、ニコラスが突然しゃがみこむ。
驚いている間にロングドレスのスカートを大きく捲りあげ、素早く下着が下ろされた。
「な、何を!」
「動かないで。兄上がもう出てくるころだよ?」
「えっ?」
我に返って窓の外に意識が戻された。
本当にジョルジュが出てくるようで、玄関前辺りの使用人たちが慌ただしく動き回っているのが見えた。
その隙にニコラスは私を窓枠に押し付けて動きを封じ、更に太ももをその手で固定してしまう。
そしておもむろに舌の広い部分で、目の前の女性器を強く舐めた。
「何を……あっ! そんなこと……ダメよ……」
強い快感が走る。
直後に一番感じる花芯に吸いつかれた。
「あぁ……嫌……ニコラス」
「ほら、ちゃんと兄上を見送らなくてはいけないよ」
「無理よ! こんなの……はぁ……感じちゃう……」
「あぁ、レティシアの蜜は美味しいね。それにどんどん出てきてキリがない」
ピチャピチャわざと音を立てて舐め、時々ズズッと啜るニコラスを止めようとしても、女の力では太刀打ちできない。
舌を尖らせて腟内まで差し込み、指で花芯を弄られてあっという間に追い詰められてしまう。
「あぁ……ニコラス……イッちゃう……」
「良いよ、イッて?」
「ダメ、ダメなのに……イッちゃう……あっ!」
目の前が白くなりボヤける視界の中で、何も知らない夫は笑顔で手を振って出かけて行った。
ニコラスは毎日のように私を求めてくる。
ジョルジュの望みで公爵家の血を引く子を私が産むための行為だと言われていたのに、毎晩ニコラスに何度もイカされてしまう。
ただ子種をもらうだけでは済まなくて、ほとんど恋人や夫婦の営みみたいな行為。
ニコラスはもしかしたら、私を好きなのではないかと錯覚するほどで、私はとても困っていた。
例えば、ジョルジュが隣国から来国中の医師に診察してもらえることになり、その間その医師が滞在中の大使館で過ごすことが決まった時のこと。
急遽決まったというのも有るけれど、最低限の人数のみ受け入れということで、妻である私も付いて行けないと言われ動揺した。
決定から出発までの三日間は、そのほとんどの時間を夫ジョルジュと過ごしていた私は、やはり夜も子作りなどできる気分では無く、彼の横で添い寝する日々を過ごす。
そんな私はジョルジュの出発の日、直前にニコラスに呼び出された。
ジョルジュの見送りをしたかったが、窓から見送ることを当人から提案され困惑する。
ニコラスはそれを聞くと、彼の執務室なら窓から見送れると言い、私は疑いもせずその部屋に入ってしまった。
カチャリと音がした。
鍵を掛けられたと気が付き、入り口近くで振り向いた所へ覆い被さるように抱きしめてきたニコラスに口付けられてしまう。
すぐに唇を割開いて肉厚の舌が入ってきて、私の舌を絡め取った。
強く吸われ絡めた舌が解かれてホッとしたのに、次の瞬間には大量に唾液が流し込まれる。
考えるより前に飲んでしまっていて、飲みきれなかった分が口の端から垂れた所を口を離したニコラスがニヤケながら舐めた。
ボーッとした私は窓際まで連れて行かれる。
眼下には玄関前の車回しに停められた馬車が見えていて、これからジョルジュが乗り込むところだと分かった。
「レティシア、一緒に兄上を見送ろうね」
「えぇ、あの……」
私を後ろから抱きしめているニコラスに離れてもらおうと思ったのだけど、彼にそのつもりは無いようで片腕をウエストに回し、もう片方は怪しく臀部を這い回っていて、それだけで私の大事な場所がヒクヒクしてしまう。
耐えられず太ももを擦り合わせてモジモジしているのに気が付いたニコラスが、少しづつドレスをたくし上げる。
「ダ、ダメよ。これからジョルジュを見送るのに……」
「大丈夫、出窓なんだから下は見えないよ」
「それとこれとは……」
止める間もなくスカートの中に手を入れられ、ドロワーズの上から尻肉を揉みしだかれたら……。
「ひゃっ!」
不意に声を出してしまい、慌てて口を押さえた。
「ニコラス、待って」
「なぜ? 私たちのことは兄上公認だよ?」
つむじに口付けられ、耳元で囁かれた。
熱い息を感じて顔が赤く染まるのが分かる。
「でも、こんなことは……」
「大丈夫、心配無いよ。これは私が君に子種をあげるために、とても大切な行為だよ?」
耳を甘噛みされ、うなじに唇が這う。
「そんな……」
「兄上に見られるのは嫌?」
もちろん嫌に決まってる。
なのに私の口は今開いたら嬌声しか出ないから、必死で口を結んでいるしかなく言葉を発せずにいた。
「そんなことも無さそうだね」
ニコラスは勝手に良いように解釈して、このまま好きなように進めるつもりだ。
彼の指が、ドロワーズの縫われていない股の部分から中に入り込んでいて、トロトロに蕩けた密口を撫でていた。
こんなことになっていると知られては、いくら否定しても説得力に欠けると思う。
俯くことしかできない私の恥ずかしい場所を触るニコラスの指が、プクりと膨らんだ突起を捉え指でしごかれた。
「あっ……!」
「感じた?」
何と答えて良いか分からずに狼狽えている私の背後で、ニコラスが突然しゃがみこむ。
驚いている間にロングドレスのスカートを大きく捲りあげ、素早く下着が下ろされた。
「な、何を!」
「動かないで。兄上がもう出てくるころだよ?」
「えっ?」
我に返って窓の外に意識が戻された。
本当にジョルジュが出てくるようで、玄関前辺りの使用人たちが慌ただしく動き回っているのが見えた。
その隙にニコラスは私を窓枠に押し付けて動きを封じ、更に太ももをその手で固定してしまう。
そしておもむろに舌の広い部分で、目の前の女性器を強く舐めた。
「何を……あっ! そんなこと……ダメよ……」
強い快感が走る。
直後に一番感じる花芯に吸いつかれた。
「あぁ……嫌……ニコラス」
「ほら、ちゃんと兄上を見送らなくてはいけないよ」
「無理よ! こんなの……はぁ……感じちゃう……」
「あぁ、レティシアの蜜は美味しいね。それにどんどん出てきてキリがない」
ピチャピチャわざと音を立てて舐め、時々ズズッと啜るニコラスを止めようとしても、女の力では太刀打ちできない。
舌を尖らせて腟内まで差し込み、指で花芯を弄られてあっという間に追い詰められてしまう。
「あぁ……ニコラス……イッちゃう……」
「良いよ、イッて?」
「ダメ、ダメなのに……イッちゃう……あっ!」
目の前が白くなりボヤける視界の中で、何も知らない夫は笑顔で手を振って出かけて行った。
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