男の性春(淫)

はりお

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2人きりの卒業旅行(中)

夕飯の前に少し海へ散歩に行った。夕日を見に行ったのだ。今日は天気が良いからよく見える。オレンジ色に染まった空を降りていく太陽を2人で並びながら見て、何だか感傷的になってしまった。
俺は黙って彼に肩を組んだ。
「やめろよ、男同士キモいだろ」
「大丈夫だよ」
男同士でベタベタしててもまだギリギリ怪しまれない歳であろう。俺は黙って組み続けたが、彼がそれをほどくこともなかった。好きな人と肩を並べて見る夕日は一層きれいに感じる。だがそれと同時に沈んでゆくその景色に寂しさのようなものも感じた。
「なあ、涼介」
「ん?」
「離れ離れになっても俺のこと好きでいてくれるよな」
「あ?もともと好きじゃねーし」
「え?」
「うそうそ。ずっと好きに決まってんだろ」
その言葉で安心した。無性にキスしたくなる。だがここではそこまではできない。周りにもちらほら人がいる。その時はぐっと堪えてその場をあとにした。

夕飯はホテルの鉄板焼のレストランに行った。石垣牛のステーキがメインだ。ちょっと豪華だが夕飯込みでホテルの予約をしていたため親持ちである。親に甘えてそこはありがたくいただいた。
「肉美味かったな」
「美味かったけど俺は涼介の肉棒も楽しみ」
「あ?」
食後はそんな冗談も言い合った。

部屋に戻るとまた"プールに入ろ"と涼介から誘ってきた。簡単だがライトアップしてナイトプールのようにできるらしい。海パンは昼過ぎのプレイで精液まみれになったが、あの後綺麗に手洗いしていたから大丈夫だ。風呂場の石鹸で入念に洗った。
涼介はまたこそこそ着替えていたため、アレは確認できなかったがもう彼とそういうことができるのも時間の問題であろう。プールにつくと今回は初めから明らかにそういう雰囲気だった。
涼介が恥ずかしそうに見つめてくる。そして、今回は向こうから俺の頬を触ってきた。
「壮太やっぱかっこいい」
そう言われると照れてしまう。だが、涼介も美しい。この1年くらいで若干彫りも深くなったが、可愛らしさは保ちとても良い塩梅だ。特に髪の毛が濡れていると艷やかさが際立っている。
俺は黙って彼の頬を触り返そうとしたが、その手を振り切るかのように彼は俺の胸元に顔を埋めようとしてきた。俺はその彼を黙って抱きとめる。そしてお互い体勢を整え、唇を重ねた。体を密着させていると、俺の股間もまた熱くなってくる。そもそもありのままの姿に薄い布切れで大事なところを隠しただけの姿で、2人きりになっているというだけでも十分エロいのである。
「お前、元気だな。また硬くなってんじゃん」
彼にそう言われたが、正直に言うとそんな元気と言うほどではない。さっき射精したばっかだからほのかな痛さはある。
「涼介は?」
と聞いて彼のを触ってやったがまだ柔らかい。それが何だか悔しくて、上向きに収納されたソレを俺は刺激してやる。
「そんなもう俺としたいの?」
涼介に俺は聞かれ、
「うん」
と俺は答えたが、
「まだダメだな」
と言われる。もったいぶらないでくれと思ったが、すると、彼は"おんぶして"といって俺をバックハグしてきた。間もなく俺の耳に温もりが走る。
「くすぐったいよ」
「まあ黙っとけよ」
涼介はそう言って俺を後ろから愛撫し続けてきた。

"ドン、ドンドン、ドン"そんな音が急に聞こえ、夜空を見上げると花火が上がる。
「うわー」
俺が驚いていると、
「な、だから早いって言ったんだよ」
と彼は言う。最初からそのつもりだったらしい。花火はその後プールサイドに上がって見た。彼と手をつなぎながら。
そんな長時間ではなかったが、それも幸せな一時であった。
ただ少し冷えてくる。沖縄と言えど3月の夜は涼しい。涼介の手だって冷たい。
「お風呂入ろっか」
というと彼は黙って頷いた。俺はこういうのは用意周到にしている。お風呂は予約機能を使ってちょうどわき上がったくらいであろう。

風呂の前につくと涼介は恥ずかしそうだ。
「見んなよ」
と冗談で言われたが、そんな彼から俺の最後の1枚を脱がしてきた。そして今度は俺が彼のを脱がした。
やっぱり大きくなっている気がする。2年前に初めて見たときの記憶は鮮明に残っているが、その時と比べて長く、何より太くなっている。また、平常時でも皮もほとんど余らず、やや先も見えているのではないか。太さはもう俺とほとんど変わらない。そんなちんこを凝視してしまってたが、
「やっぱお前見すぎ。キモ」
と恥ずかしそうに言ってきたため、俺は挨拶代わりにその先っぽを親指で触れてやったら、昔のようにビンタしてきた。
まずは一緒に体を洗ったがとってもエロい。ボディソープのヌメヌメしたものをお互いの体に塗りたくるのが何とも言えない感覚だった。彼の背後から股の下に手を通し、そのボディソープで玉裏からお尻の穴までのラインを洗ってあげるが、そこに触れた瞬間の彼の体のビクつかせ方がとてもエロかった。
「反応しちゃってエッチだなぁ」
と言って俺がからかうと、彼もやり返してきたが、やはり俺の体も反応してしまう。お互い微笑みあった。
「今日俺すでに一発出してるから挿れなくてもいいけど、涼介は挿れたい?」
流石に万全な状態でないと挿入はきつい。結構アナルセックスは心も体も労力を使う。
「俺もいいや。明日ね」
と言われたためお尻の穴の中は2人とも洗わなかった。
洗体中も、その後2人で浴槽に浸かっている間も、時おり恥部を触り合ったりして、性器もお互い硬くしたりそうでなかったりを繰り返したが、本格的なプレーまでは始めなかった。風呂場ではプールの続きかのごとく、イチャイチャして気分を高めていくだけにとどめた。

本番はベッドに入ってからである。簡単にキスや抱擁を重ねたあと、まずは俺から彼への愛撫を始めた。上から順番に首を舐め、乳首を舐め、へその周りを舐め、大事な場所へと進めていった。
改めて1年以上ぶりに見る彼のおちんちんを観察する。自身の性器を視認されることにとりわけ羞恥心をもつ彼に嫌がらせをしたくなった。
手での刺激を開始しながら俺は実況を始めた。
「なんか皮剥けやすくなったね」
彼は無言で睨みつけてきたが、アソコは硬く、大きくなり始めた。俺はソレを咥えてみたがその時に口の中に彼の茂みが入ってきた。
「毛の量も増えたよね。でも色はまだ綺麗な白のままだね」
涼介のはドンドン膨張を続けおそらくフルの状態になった。やはりデカい。長さは俺の方があるだろうが、太さは下手すりゃ彼の方があるかもしれない。
「受験期オナニーいっぱいしたの?確実に大きくなってるよね」
そう言って俺の勃起したちんこを彼のに合せてみた。俺のを重ねてみると俺の見立て通りであった。長さはわずかに俺が勝ってるが、太さはもはや同等であろう。それには涼介も興味がある様子で少し嬉しそうな顔をした。
気を取り直して俺は彼のそこへの刺激をまた続ける。
「カリも前よりはっきりしてるね」
といって彼のその亀頭と竿の境目を一周舐めると彼は少し体を反応させた。そして、俺はその周りの愛撫を続ける。玉を口に入れたり、玉の周りや竿の周りも入念に俺の唾液で濡らしていった。時おり彼は"あっ"というような声を自発的に出している。
そして彼のピンク色の先っぽを始め、一生懸命に口で刺激してフェラチオを施した。
彼はもうすぐイクっというときに、
「あ、そろそろ」
と予告をしてくれた。だが、俺は口を離さない。いつも涼介はしてくれるが、俺は初めてである。
この前ピンサロデビューをした、野球部の巨根王として知られる耀司も言っていたが、口に発射するのはなんだか普通に出すのよりも気持良さがある。俺も涼介にされるときにそう感じるからわかる。
涼介にもその気分を味わせたかった。
俺は口の中で愛撫を続けた。最後涼介は、
「お前、口離せよ」
と言ってきたが構わず俺の口内で発射させた。彼のは凄く温かく、そして苦かった。だが、涼介に、
「口の中に出すの気持ち良いでしょ?」
と聞くと否定しなかったため、そういうことであろう。俺はそれが嬉しかった。

そして、俺がティッシュに吐き出し、うがいもした後、彼から俺が刺激される。彼は俺が彼に施したのを真似るかのごとく同じような刺激をしてきてくれた。最後はまた口に出したが、本日2回目で量は少なかったし、ちょっときつさもあったものの、やはり高揚感は絶妙だった。
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