男の性春

はりお

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第一章 性の覚醒め(小学校6年編)

1-8 卑猥

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帰りのバスでは飯田が相変わらず卑猥なことを言っている。誰々のちんこがどうだったとか、誰々の腰の使い方が下手だったとか。どうやらふざけて疑似セックスみたい腰振りごっこをしていたようだ。そんな話を聞くと、同じ部屋に飯田みたいなやつがいれば、吉田くんとそういう事ができたのかなとか考えてしまう。吉田くんはそういうの嫌がりそうだが、無理やりやってみたかった。
途中のインターチェンジでの休憩中、俺も飯田に触られた。結構がっつり竿をつかまれた。
「あ、壮太のデカくね?見たかったなー」
「うるさい」
「壮太可愛い顔してちんちん大きいんだ。一緒にお風呂入りたかったのになんで同部屋希望してくれなかったの」
「お前がキモいから嫌だったんだよ」
「ひどい。俺壮太のが一番見たかったのに。夜も一緒に寝てあげたかったな」
俺は容姿を褒められることが多い。ただ、他の人から"可愛い"とはそんなに言われない。達也のように目がクリっとしてるわけではないし。まあ、とはいえ我ながら顔は整っている方だと思う。あっさり系だが、二重でパーツの配置もバランスは取れてる。吉田くんと系統は同じかもしれない。
飯田は俺によく可愛いといってベタベタしてくるが、ちょっと勘弁してほしい。男でも相手は選ばせてもらいたい。飯田はいわゆるガチホモではなく、ネタで言っているだけだろうが。
まあその場は適当にあしらって、無事に帰りのバスも過ごして、夏最大のイベントは終わりを迎えた。
合宿が終わってからの夏休みはあっという間だった。後半の夏期講習ではより一層気合を入れて勉強に臨むことができた。特筆すべきこととしては、飯田が"ちんこ名簿"なるものを作ったことくらい。ノートに合宿の風呂でみたみんなの名前と性器の絵を描き並べて作っていた。俺のも描きたいから見せてくれと懇願されたが、断固拒否してやった。そしたら、触った時の感覚のみで絵にしてきて、それが案外似ていて何とも言えない気持ちになった。塾の同じ校舎には達也や吉田くんみたいに好みの男子はいないためどうでも良かったが、周りのやつらの成長具合がわかり意外と面白かった。同じ小学校の奴なんかも、飯田の絵を見る限り小さいけど毛は結構生えているらしくて、みんなにからかわれていた。
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