男の性春

はりお

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第二章 男の楽園(中学校1年編)

2-9 初絡み

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学期末も近づき夏の移動教室の班決めを行った。一班5人なのだが、俺は蒼、裕翔と真司、野球部の子という、サッカー×3+野球×2の構成となった。また、部屋割は1部屋の人数の関係上、班内でも別々になったりするのだが、俺と蒼は卓球部班と同じ部屋になった。つまり、推しの涼介やイジられキャラの米田と同じ部屋である。
純粋に仲の良い奴と同じ班になれた喜びと、不純にも気になってる子と同じ部屋になれたという喜びの気持ちに包まれた。小学校最後のスキー旅行の班分けは希望通りになれなかったことを考えると今回は良かった。
一方、裕翔や真司らは須山と同じ部屋である。真司は良さそうだが、裕翔がかなり渋そうにしている。裕翔には須山のノリはきついそうだ。「そっちの部屋遊びに行く」とすでに裕翔からは言われている。
涼介からも俺と同じ部屋で良かったと言ってもらっている。涼介とは、最近期末テストに向けて情報交換したりもしている。あまり休み時間に2人で勉強の話をしていると、周りに冷たい目で見られそうであるため、2人とも部活がない日の放課後とかに教室に残ってひっそりと教え合っている。
涼介は可愛らしい。まだ声も高くて、あどけない。だが、やはり性的な感情はあまり湧いてこない。移動教室のルームメイトでいうなら、どちらかというと蒼の体のほうが興味を持ってしまう。だが、やはり涼介は可愛らしいため、クラスメイトからも結構可愛がられている。特に悪ガキオタクの角田が「狙ってる」と公言しており、最近はベタベタされてるようだ。角田は"ロリコン兼ショタコン"を自称している変態だ。ただ、涼介はイジられキャラとかではないため、米田のように襲われたりはしていない。とはいえ、「カワイイ」といわれ、抱きつかれたりしているのだ。涼介はそういうことをされると「キモい」っと言って抵抗しているけど、顔は笑っておりそこまで嫌そうには見えない。俺もちょっかい出してみようかなとも思うが、そこまでそういうことをしたいとも思わないため今のところ抑えている。
そんな涼介のおかげもあり、期末テストは更に成績を上げることができた。思惑通り、涼介に教えてもらった英語の結果が伸びている。一方、涼介も俺と勉強した数学が伸びており、2人の成績は今回もトントンであった。
蒼や裕翔も俺の成績の良さにびっくりしており、サッカー部内でも噂された。すると、それを聞いたのか、遂に今まで話したことが無かった美少年秀太から話しかけてきた。
「お前成績良いんだってな。何で?自慢したいの?ガリ勉キモ」
何て言われるかドキドキしてたら、とても感じが悪くてがっかりだった。だが、普通ならショックだろうが、それ以上に秀太が話しかけてきたことへの嬉しさが上回る。ひどいことを言われても、そのように思うくらい無意識のうちに秀太のことが気になっていたようだ。改めて近くで見ても、秀太は美少年だ。俺より8cm近く身長は低く身体も細いが、顔のパーツは整い妖艶なオーラを纏っている。まさに美しかった。その一時以降はまた秀太と話す機会はなかったが、より一層秀太への興味が増してしまった。
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