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E.涼介の性春
E-34 久々のデートにて(涼介視点)
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その日曜日には壮太を俺の地元まで呼びつけた。動物園は俺の家の最寄りから二駅のところの県立公園の中にある。
壮太は俺の家に来たいと言っていたが、その日は日曜で家族みんながいて騒がしい。
「俺の家に呼んだらお前に襲われる」
そういって彼には断り、勉強は近くの児童館ですることにした。
最寄り駅まで迎えに行くと、壮太はすでに到着済みで待ってくれていたが、都会の大学生とかが着そうなお洒落な白いポロのパーカーですごくそれまた似合っていた。
昼過ぎまでずっと勉強したあと、俺がよく行く定食屋で昼食をとったが、なんだか以前よりも俺に遠慮している気がした。
「いやー壮太のこと啓蒙してやったわ」
「ありがとう、助かったよ」
俺が冗談でいうと、壮太は素直にそう言ってきたが、反論しろよと思った。壮太だってだいぶ勉強も追いついてきて、俺が教わった部分がある。
また動物園に着いても、
「本当は女の子と行くはずだったのに俺なんかでごめんな」
と申し訳なさそうに言ってきた。普段なら「俺とのデートでドキドキしてるだろ」とか言ってくるのに。
動物園では壮太が動物を見るたびに「かわいい」って満面の笑みで喜んでてそんな壮太の様子のほうが俺にとっては可愛かった。壮太も案外そういうの好きなんだなと思った。
動物園のあとは公園内の池でボートに乗った。ボートを2人で漕ぐのはデートの定番だと思うが、なんだかそんな気分を味わいたくなったため、俺から"あれ乗ろう"と誘った。ボートは漕ぐのが難しかった。俺にとってはだが。漕いでも漕いでもあまり進まなかった。
だが、壮太に交代すると、スイスイと進んでいく。
「お前やっぱ器用だな」
「うん、まあね」
「流石。お前あっちもテクニシャンだしな。何でもできるもんね」
俺は下ネタのつもりで言ったが、
「ずっとボールは蹴ってきたからね」
と"あっち"をサッカーのことだと壮太は勘違いしやがった。面倒だからそのまま何も俺は言わなかったが。
ボートのあとも2人でキャッチボールをしたり、お洒落な喫茶店で夕飯を食べたりとデートは続いた。
彼といるとドキドキしつつ、本当に心が温まるし一緒にいて楽しい。そして、やはり笑顔も素敵だし、顔がどタイプである。すごくカッコいい。今日もずっと彼の顔を見てしまっていた。
そして、このデートの最後は公園の中の見晴らしの良いベンチに2人で座った。長めのベンチだけど壮太のすぐ横に、体が触れ合うくらいのところで座った。なんかそれだけでまた心拍数が上がる。
しばらく無言で夜の眺めをみていたが、
「今更だけどさ、色々嫌なことずっとしてきてごめんね」
壮太が口を割った。
「あ、何のこと?」
実際は何のことかもちろん分かっていたが俺にも後ろめたさがあったため、とぼけたふりをした。
「いや、俺がずっとセクハラしてて。それだから口利いてくれなかったんでしょ?」
俺が無視していたのはそれが理由じゃない。
「あぁ、その話か。別にそれが理由で無視したわけじゃないよ。周りには面倒だからそう言ってたけど」
と俺が答えると、壮太がびっくりしている。
「じゃあ何で俺のこと無視してたの?」
その質問にはなんて答えようか迷った。だが、なんかまた壮太に自分の気持ちを伝えたい衝動に駆られる。
「うーん。まあ、壮太が女の子と遊んだというか、ちょっとエッチなことしたってきいて嫉妬したからかな?」
壮太は"え?"って拍子抜けしたような顔をした。"ああ、俺の気持ち言っちゃた。これでバレたかな"と俺の心拍数が上がる。
だが、
「まじ?すまんな。結局俺には彼女なんてできてねーけど。まあ、それでお前も焦って彼女作ったのか。俺に負けたくないから」
と彼は言っており、全然意味は伝わってないみたいだ。"鈍感だなこいつ"と思った。俺はそれ以上を言うべきか迷った。壮太に俺の好意がばれると、取り返しがつかなくなるかもしれない。彼ならもちろん言いふらしたりなどのひどいことはしないと思うが、自然と俺との間に距離ができるかもしれない。だが、もうなんか彼には真実を正直に伝えたい。それが、しばらく無視して彼を傷つけてしまったことへの罪滅ぼしな気がした。
「いや、俺は女ができたお前に嫉妬したんじゃないよ。お前の女になった相手の子に嫉妬したんだよ」
"あーあ、今度こそ言っちゃった"と、俺の中ではそんな気持ちだった。だが、それでも彼にはちゃんと伝わってないようである。
「どういうことだよ?」
壮太からそう返事をされて、結局俺はひよってしまった。
「俺が壮太の一番の友達でいたい、みたいな?なんかそれで嫌だったから無視したり、俺も好きじゃない女の子と付き合ってみた。壮太がちょっとは嫌がるかなと思って」
頑張って誤魔化した。だが、壮太も急に真剣な表情になり、
「ああ、俺も涼介に彼女ができたって聞いたときめちゃくちゃ嫉妬したよ。あのあとずっと落ち込んで、毎日が嫌になった。それでサッカーも不調になった」
と言ってきた。"むむ?これはどういうことだ?"と思ったが、俺はあの日からもう淡い期待を持たないことに決めたのだ。これこそ俺が言った通り"一番の友達でいたい"みたいな感情だろう。だが、彼の真意は気になったから一応聞いてしまった。
「すまんすまん。元気なさそうだなとは思ったけどそれが理由だったんだ。何でそんなにだよ?」
壮太はその俺の質問に対してさらに深刻な顔をして考え込んだ。何も喋らなくなってしまう。早くなにか言えよと思い、
「おい、黙んないで何か…」
と俺が口を開いた瞬間、
「好きなやつに恋人ができるなんて耐えられなかった」
彼はそう言った。耳を疑った。"好、き、な、や、つ???"って聞こえたよなと。
「は?何て言った?」
思わず聞き返した。
「お前のことが大好きだからだよ。心の底から大大大好きなやつが誰かと付き合うなんて俺には耐えられるわけなんてなかったんだよ」
そう言うと彼は俺の体を引き寄せて、正面からハグをしてきた。俺は今まで男子校で壮太を含め色んな奴にハグされたことがある。だが、今までで圧倒的に物理的にも精神的にも熱い抱擁を受けた。俺の心のドキドキがマックスになると同時に壮太の優しさに包まれるような感覚もあった。そして、壮太の良い匂いも久しぶりに嗅いだが、これまた安心感がある。俺は今壮太の腕の中で最高に幸せである。このまま壮太の中にいたい、いや壮太と全部したいとまで考えてしまっていたら、だんだんと俺の股間もその気持ちになってしまったようだ。俺は勃起してしまった。
その硬くなった俺の性器は明らかに壮太の太腿あたりに当たっている。すぐ彼も気づき、ソレを触ってきた。
壮太の告白への俺の意思表示は不覚にも卑猥な形になってしまった。
「触んなよ気持ち悪い」
笑顔で優しくそう囁くと、
「いや、ごめん」
壮太はまたガチトーンで謝ってくる。
「ああ、でもそういうことだよ」
「え?」
「俺も壮太のことずっと好きだったよ」
最後は自分の言葉でも伝えてみせた。
俺のその言葉を聞いた彼は呆然としてしばらく何も言葉を発しない。そんなハンサムな彼に自分の顔をじっと見つめられて俺も恥ずかしくなり、彼の抱擁を払ってしまった。
「何だよ。もう遅いし帰ろ」
俺がそう言うと彼は頷いて一緒に駅まで向かった。
何だか気まずさとは違うが、ずっと会話を交わせなかった。少し今何が起きたのかよく自分でもつかめていない。彼から聞いた言葉はすごく嬉しい言葉のはずだ。だが、予想していなかったことで、面食らっている。きっと壮太も同じだ。
俺は今大好きな人に告白されたのだ。自分が男性に興味があると自覚したとき、きっと本当の意味で好きな人と繋がることはないと思っていた。周りの目が嫌というのもあるが、その点は自分がゲイだと認めたくない大きな理由の一つであった。だが念願叶ったのである。その事実が現実のものとは思えない。電車に乗ってからは彼の表情がよく見えるが相変わらず何ともいえない表情をしている。
そしてすぐ二駅のところで俺の最寄りに到着し、別れることになった。
「お前今日の言葉は冗談だって後から言い出したら絶対許さないから」
最後別れ際にようやく言葉を俺から発した。現実とは思えない今、一応確認したかった。
「冗談なわけないでしょ。でも、ということは付き合ってくれるんだよね?」
彼の意思を再確認して俺は嬉しかった。その質問には答えずニヤリとだけして、俺は電車から降りた。
■参考(本編の主な対応話)
5-22
壮太は俺の家に来たいと言っていたが、その日は日曜で家族みんながいて騒がしい。
「俺の家に呼んだらお前に襲われる」
そういって彼には断り、勉強は近くの児童館ですることにした。
最寄り駅まで迎えに行くと、壮太はすでに到着済みで待ってくれていたが、都会の大学生とかが着そうなお洒落な白いポロのパーカーですごくそれまた似合っていた。
昼過ぎまでずっと勉強したあと、俺がよく行く定食屋で昼食をとったが、なんだか以前よりも俺に遠慮している気がした。
「いやー壮太のこと啓蒙してやったわ」
「ありがとう、助かったよ」
俺が冗談でいうと、壮太は素直にそう言ってきたが、反論しろよと思った。壮太だってだいぶ勉強も追いついてきて、俺が教わった部分がある。
また動物園に着いても、
「本当は女の子と行くはずだったのに俺なんかでごめんな」
と申し訳なさそうに言ってきた。普段なら「俺とのデートでドキドキしてるだろ」とか言ってくるのに。
動物園では壮太が動物を見るたびに「かわいい」って満面の笑みで喜んでてそんな壮太の様子のほうが俺にとっては可愛かった。壮太も案外そういうの好きなんだなと思った。
動物園のあとは公園内の池でボートに乗った。ボートを2人で漕ぐのはデートの定番だと思うが、なんだかそんな気分を味わいたくなったため、俺から"あれ乗ろう"と誘った。ボートは漕ぐのが難しかった。俺にとってはだが。漕いでも漕いでもあまり進まなかった。
だが、壮太に交代すると、スイスイと進んでいく。
「お前やっぱ器用だな」
「うん、まあね」
「流石。お前あっちもテクニシャンだしな。何でもできるもんね」
俺は下ネタのつもりで言ったが、
「ずっとボールは蹴ってきたからね」
と"あっち"をサッカーのことだと壮太は勘違いしやがった。面倒だからそのまま何も俺は言わなかったが。
ボートのあとも2人でキャッチボールをしたり、お洒落な喫茶店で夕飯を食べたりとデートは続いた。
彼といるとドキドキしつつ、本当に心が温まるし一緒にいて楽しい。そして、やはり笑顔も素敵だし、顔がどタイプである。すごくカッコいい。今日もずっと彼の顔を見てしまっていた。
そして、このデートの最後は公園の中の見晴らしの良いベンチに2人で座った。長めのベンチだけど壮太のすぐ横に、体が触れ合うくらいのところで座った。なんかそれだけでまた心拍数が上がる。
しばらく無言で夜の眺めをみていたが、
「今更だけどさ、色々嫌なことずっとしてきてごめんね」
壮太が口を割った。
「あ、何のこと?」
実際は何のことかもちろん分かっていたが俺にも後ろめたさがあったため、とぼけたふりをした。
「いや、俺がずっとセクハラしてて。それだから口利いてくれなかったんでしょ?」
俺が無視していたのはそれが理由じゃない。
「あぁ、その話か。別にそれが理由で無視したわけじゃないよ。周りには面倒だからそう言ってたけど」
と俺が答えると、壮太がびっくりしている。
「じゃあ何で俺のこと無視してたの?」
その質問にはなんて答えようか迷った。だが、なんかまた壮太に自分の気持ちを伝えたい衝動に駆られる。
「うーん。まあ、壮太が女の子と遊んだというか、ちょっとエッチなことしたってきいて嫉妬したからかな?」
壮太は"え?"って拍子抜けしたような顔をした。"ああ、俺の気持ち言っちゃた。これでバレたかな"と俺の心拍数が上がる。
だが、
「まじ?すまんな。結局俺には彼女なんてできてねーけど。まあ、それでお前も焦って彼女作ったのか。俺に負けたくないから」
と彼は言っており、全然意味は伝わってないみたいだ。"鈍感だなこいつ"と思った。俺はそれ以上を言うべきか迷った。壮太に俺の好意がばれると、取り返しがつかなくなるかもしれない。彼ならもちろん言いふらしたりなどのひどいことはしないと思うが、自然と俺との間に距離ができるかもしれない。だが、もうなんか彼には真実を正直に伝えたい。それが、しばらく無視して彼を傷つけてしまったことへの罪滅ぼしな気がした。
「いや、俺は女ができたお前に嫉妬したんじゃないよ。お前の女になった相手の子に嫉妬したんだよ」
"あーあ、今度こそ言っちゃった"と、俺の中ではそんな気持ちだった。だが、それでも彼にはちゃんと伝わってないようである。
「どういうことだよ?」
壮太からそう返事をされて、結局俺はひよってしまった。
「俺が壮太の一番の友達でいたい、みたいな?なんかそれで嫌だったから無視したり、俺も好きじゃない女の子と付き合ってみた。壮太がちょっとは嫌がるかなと思って」
頑張って誤魔化した。だが、壮太も急に真剣な表情になり、
「ああ、俺も涼介に彼女ができたって聞いたときめちゃくちゃ嫉妬したよ。あのあとずっと落ち込んで、毎日が嫌になった。それでサッカーも不調になった」
と言ってきた。"むむ?これはどういうことだ?"と思ったが、俺はあの日からもう淡い期待を持たないことに決めたのだ。これこそ俺が言った通り"一番の友達でいたい"みたいな感情だろう。だが、彼の真意は気になったから一応聞いてしまった。
「すまんすまん。元気なさそうだなとは思ったけどそれが理由だったんだ。何でそんなにだよ?」
壮太はその俺の質問に対してさらに深刻な顔をして考え込んだ。何も喋らなくなってしまう。早くなにか言えよと思い、
「おい、黙んないで何か…」
と俺が口を開いた瞬間、
「好きなやつに恋人ができるなんて耐えられなかった」
彼はそう言った。耳を疑った。"好、き、な、や、つ???"って聞こえたよなと。
「は?何て言った?」
思わず聞き返した。
「お前のことが大好きだからだよ。心の底から大大大好きなやつが誰かと付き合うなんて俺には耐えられるわけなんてなかったんだよ」
そう言うと彼は俺の体を引き寄せて、正面からハグをしてきた。俺は今まで男子校で壮太を含め色んな奴にハグされたことがある。だが、今までで圧倒的に物理的にも精神的にも熱い抱擁を受けた。俺の心のドキドキがマックスになると同時に壮太の優しさに包まれるような感覚もあった。そして、壮太の良い匂いも久しぶりに嗅いだが、これまた安心感がある。俺は今壮太の腕の中で最高に幸せである。このまま壮太の中にいたい、いや壮太と全部したいとまで考えてしまっていたら、だんだんと俺の股間もその気持ちになってしまったようだ。俺は勃起してしまった。
その硬くなった俺の性器は明らかに壮太の太腿あたりに当たっている。すぐ彼も気づき、ソレを触ってきた。
壮太の告白への俺の意思表示は不覚にも卑猥な形になってしまった。
「触んなよ気持ち悪い」
笑顔で優しくそう囁くと、
「いや、ごめん」
壮太はまたガチトーンで謝ってくる。
「ああ、でもそういうことだよ」
「え?」
「俺も壮太のことずっと好きだったよ」
最後は自分の言葉でも伝えてみせた。
俺のその言葉を聞いた彼は呆然としてしばらく何も言葉を発しない。そんなハンサムな彼に自分の顔をじっと見つめられて俺も恥ずかしくなり、彼の抱擁を払ってしまった。
「何だよ。もう遅いし帰ろ」
俺がそう言うと彼は頷いて一緒に駅まで向かった。
何だか気まずさとは違うが、ずっと会話を交わせなかった。少し今何が起きたのかよく自分でもつかめていない。彼から聞いた言葉はすごく嬉しい言葉のはずだ。だが、予想していなかったことで、面食らっている。きっと壮太も同じだ。
俺は今大好きな人に告白されたのだ。自分が男性に興味があると自覚したとき、きっと本当の意味で好きな人と繋がることはないと思っていた。周りの目が嫌というのもあるが、その点は自分がゲイだと認めたくない大きな理由の一つであった。だが念願叶ったのである。その事実が現実のものとは思えない。電車に乗ってからは彼の表情がよく見えるが相変わらず何ともいえない表情をしている。
そしてすぐ二駅のところで俺の最寄りに到着し、別れることになった。
「お前今日の言葉は冗談だって後から言い出したら絶対許さないから」
最後別れ際にようやく言葉を俺から発した。現実とは思えない今、一応確認したかった。
「冗談なわけないでしょ。でも、ということは付き合ってくれるんだよね?」
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