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第二話
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繁華街の裏路地を、吉良はひたすら進んでいく。大通りから漏れ出た光が、薄暗い廃れたビル街を淡く照らしていた。
一棟の商業ビルの前で、吉良は足を止める。見た目はごく普通の、企業の事務所が入っているようなテナントビル。だが、中に入っているのは会社ではなく、指定暴力団龍神会の事務所だ。
吉良はずっと、この龍神会のことを探っていた。本来、暴力団関係の捜査は捜査四課等の担当ではあるが、訳あって公安の吉良も内情を嗅ぎ回っている。このことを公安嫌いの四課の連中が知ったら、烈火の如く吠え散らかすのは明白だ。だから上司の榊原にさえ報告はしていない。いや、こんな理由がない時でも、榊原に報告なんかしないのだが。
吉良は不正に作ったカードキーをリーダーに翳す。
雇った情報屋曰く、今夜は会長の誕生日を祝う宴が行われる予定で、全メンバーはそれに駆り出されているらしい。つまり、忍び込むには絶好の機会というわけだ。この機会を逃しすわけにはいかない。
ロックが解除されたのを確認すると、ゆっくりとドアを開けた。予想通り、中は無人。真っ暗なオフィスをペンライトで照らしながら進んでいく。
本当に内装も普通の会社の事務所のような見た目もしている。最近は、構成員も目つきが鋭いだけで、普通のサラリーマンのような風貌の奴が多い。ガラの悪い見た目をしているヤクザは減ってきている、一目見ただけじゃ気づかないからタチが悪い、と四課の捜査官がボヤいていたのを思い出した。
オフィスの一番奥にあるデスクに近づく。置いてあるパソコンの電源を入れ、特製のUSBを差し込む。サイバー課の人間に無理を言って作ってもらった秘密兵器だ。これで殆どのロックはこじ開けられる。数秒後、予定通りパソコンのロックはあっさりと解錠された。
目的のファイルもすぐに見つかった。カチカチ、とマウスのクリック音が2回。吉良が探していたデータが画面上に表示される。
────はずだった。
中のファイルは空。他を探してもどこにもない。一体、どういうことだ。ドクドクと心臓が高鳴る。
まさか。最悪の事態が頭をよぎる。それと同時に真っ暗だったオフィスが、突然白い光に包まれた。
「……あんたか、公安のネズミは」
突然ついた蛍光灯の光に眩みそうになりながら、声のした方向を向く。そこには男が2人。
灰谷と清水。若頭の側近で腹心の部下。若頭萩原浩一の次に最も警戒すべき人物。
────嵌められた。
背中を嫌な汗が伝っていく。生憎、拳銃はもちろん警棒さえ持ち合わせていない。自分は完全な丸腰だ。
「痛い思いをしたくなかったら、大人しく降参した方がいい」
灰谷がこちらにゆっくりと近づいてくる。普通の商社マンのような風貌をしているくせに、目つきだけは獲物を狩る蛇のように鋭い。この差異が威圧感をさらに強めていた。カツカツとゆっくり床を叩く革靴の音はまるでカウントダウンのようだ。
最善策はこの場から逃走する事。出口の方にチラリと目をやる。そこを塞ぐように立っている清水は、吉良の視線に気づいたのだろうか。ジャケットのボタンを外し前を開け、ネクタイを緩め始めた。残念ながら逃げ仰ることは不可能に近い。
2人とも臨戦態勢に入っているというわけだ。吉良もネクタイを緩め、覚悟を決めた。
「……やる気ってことか」
フッと、灰谷が笑う。次の瞬間、灰谷の太い腕が吉良の身体を掴む。その腕を掴み返して捻り、そのまま下段に蹴りを入れる。しっかりと体重を乗せたはずだ。しかし、手応えはない。間髪入れず、今度は灰谷のハイキックが吉良を襲う。ガードした腕に鈍い痛みと衝撃が走る。後ろに転がって、その勢いを受け流す。
間合いをとって息を整える。さすが、海外の特殊部隊にいた男だ。十分過ぎるほど強い。だが、吉良だって公安の人間だ。日本警察の中ではトップクラスの戦闘スキルを持っている。そしてそれは決して主観ではない。おまけに自衛隊で戦闘訓練だって受けていた。
だが、相手が悪すぎた。まだ一対一なら勝機はある。逃亡することも不可能ではない。しかし、最悪な事に清水がいる。元自衛隊の特殊部隊の男。能力は灰谷と大差ないだろう。この二人を相手にして戦うのは、かなり厳しい。
ポタポタと額から汗が流れ落ちる。清水と灰谷が吉良を挟むように立っている。まるでハイエナの群れに囲まれた羊のようだ。だが、降伏したところでどのみち殺されることぐらい考えなくても分かる。だから、万一の可能性に賭けて、戦うしかない。
床を蹴り、清水の両腕に掴みかかる。その勢いが死ぬ前に、膝を相手の腹に叩き込む。清水が小さく呻いた。そのまま腕を思いっきり引いて、投げ飛ばしてやる。
灰谷の方に向き直そうとしたその時、ぐっと強い力で引っ張られる。まずい、と思った時にはもう身体が浮いていた。そのまま壁に叩きつけられる。背中に強い衝撃。呼吸ができない。ゲホゲホとむせ返りながら、霞む視界で必死に灰谷の姿を捉える。
痛みを堪えながら、必死に立ち上がり、灰谷の蹴りをガードする。が、防ぎきれなかった。なんとか受け身を取ったが床に倒れ込む。今度は腹部に強烈な衝撃。清水の革靴が自分の鳩尾にめり込むのが、スローモーションのように視界に映る。その勢いのまま、またしても背中から床に叩きつけられた。
「あ゛……っ!が、……!!」
目の前がチカチカする。尋常じゃない痛みが鳩尾を襲う。嘔吐さえすることができない。なんとか立とうともがくが、身体が痺れてまともに動けない。
「諦めろ」
ガツンと、灰谷が長い脚で吉良の身体を蹴る。なす術もなく、吉良は血で汚れた床の上を転がる。
清水が横にかがみ込むと、吉良の両腕を背中に纏め上げる。必死に抵抗しようとしても、身体はいうことをいかない。そのまま結束バンドであっさりと拘束されてしまった。
「は、なせ……!」
灰谷の顔を見上げて睨みつけるが、バカにしたような目でハッと笑われて終わりだった。
「脚、逃げられないように砕いとけ」
身体を捩って声がした方を向くと、清水がバールを灰谷に手渡していた。先端に付着している赤黒いシミは、おそらく誰かの血液だろう。いつの話かは知らないが、先客がいたというわけか。その先客はもうこの世にいないだろうが。
「……好きにすればいい」
吉良は鼻を鳴らして嘲る。いかにもヤクザがやりそうな所業だ。過去に似たような経験をしたことはある。一度や二度じゃない過去の記憶が蘇り、自嘲する。
「舌噛むなよ」
灰谷がバールを振り上げる。その瞬間、思わずぎゅっと目を瞑った。
「あ゛あ゛ーーッッ!!!!」
脚の骨を鉄の塊が砕く。目の前が白むほどの痛み。全身から汗が湧き出てくる。身体をのけぞらせ、痛みを逃がそうとするが、もちろん無意味だ。
「……もう一回行くか」
痛みに堪えながら灰谷の顔を見上げる。灰谷は、顔色ひとつ変えないまま、こちらを見下ろしていた。この程度の所業は序の口というわけか。無論、こっちだってこの程度の暴力で根を上げる気など毛頭ない。反抗の意を込めて、ギッと灰谷を睨みつけた。
ふっと、灰谷が笑った。そして重厚な鉄の棒は再び吉良の脚に向かって振り下ろされる。
「が、、あッッ!!」
骨がバラバラになっていく様が脳裏に浮かぶ。まともに呼吸もできず、陸に打ち上げられた魚のようにパクパクと口を開けることしかできない。
「これで十分だ。連れてくぞ」
灰谷がバールを床に投げ捨てる。耳を劈くような金属音が響いたが、そんなことは気にもならない。
「小便漏らさなかっただけ褒めてやる」
嘲笑する灰谷を必死で睨みつけてやる。だが灰谷は、そんな吉良を気に留めることはないようだ。両脇をあっさり抱えられて、部屋の外に引き摺られていく。まもな抵抗などもうできなかった。
さて、ここからどう動こうか。左脚の痛みに耐えながら、必死に思考を巡らせた。
一棟の商業ビルの前で、吉良は足を止める。見た目はごく普通の、企業の事務所が入っているようなテナントビル。だが、中に入っているのは会社ではなく、指定暴力団龍神会の事務所だ。
吉良はずっと、この龍神会のことを探っていた。本来、暴力団関係の捜査は捜査四課等の担当ではあるが、訳あって公安の吉良も内情を嗅ぎ回っている。このことを公安嫌いの四課の連中が知ったら、烈火の如く吠え散らかすのは明白だ。だから上司の榊原にさえ報告はしていない。いや、こんな理由がない時でも、榊原に報告なんかしないのだが。
吉良は不正に作ったカードキーをリーダーに翳す。
雇った情報屋曰く、今夜は会長の誕生日を祝う宴が行われる予定で、全メンバーはそれに駆り出されているらしい。つまり、忍び込むには絶好の機会というわけだ。この機会を逃しすわけにはいかない。
ロックが解除されたのを確認すると、ゆっくりとドアを開けた。予想通り、中は無人。真っ暗なオフィスをペンライトで照らしながら進んでいく。
本当に内装も普通の会社の事務所のような見た目もしている。最近は、構成員も目つきが鋭いだけで、普通のサラリーマンのような風貌の奴が多い。ガラの悪い見た目をしているヤクザは減ってきている、一目見ただけじゃ気づかないからタチが悪い、と四課の捜査官がボヤいていたのを思い出した。
オフィスの一番奥にあるデスクに近づく。置いてあるパソコンの電源を入れ、特製のUSBを差し込む。サイバー課の人間に無理を言って作ってもらった秘密兵器だ。これで殆どのロックはこじ開けられる。数秒後、予定通りパソコンのロックはあっさりと解錠された。
目的のファイルもすぐに見つかった。カチカチ、とマウスのクリック音が2回。吉良が探していたデータが画面上に表示される。
────はずだった。
中のファイルは空。他を探してもどこにもない。一体、どういうことだ。ドクドクと心臓が高鳴る。
まさか。最悪の事態が頭をよぎる。それと同時に真っ暗だったオフィスが、突然白い光に包まれた。
「……あんたか、公安のネズミは」
突然ついた蛍光灯の光に眩みそうになりながら、声のした方向を向く。そこには男が2人。
灰谷と清水。若頭の側近で腹心の部下。若頭萩原浩一の次に最も警戒すべき人物。
────嵌められた。
背中を嫌な汗が伝っていく。生憎、拳銃はもちろん警棒さえ持ち合わせていない。自分は完全な丸腰だ。
「痛い思いをしたくなかったら、大人しく降参した方がいい」
灰谷がこちらにゆっくりと近づいてくる。普通の商社マンのような風貌をしているくせに、目つきだけは獲物を狩る蛇のように鋭い。この差異が威圧感をさらに強めていた。カツカツとゆっくり床を叩く革靴の音はまるでカウントダウンのようだ。
最善策はこの場から逃走する事。出口の方にチラリと目をやる。そこを塞ぐように立っている清水は、吉良の視線に気づいたのだろうか。ジャケットのボタンを外し前を開け、ネクタイを緩め始めた。残念ながら逃げ仰ることは不可能に近い。
2人とも臨戦態勢に入っているというわけだ。吉良もネクタイを緩め、覚悟を決めた。
「……やる気ってことか」
フッと、灰谷が笑う。次の瞬間、灰谷の太い腕が吉良の身体を掴む。その腕を掴み返して捻り、そのまま下段に蹴りを入れる。しっかりと体重を乗せたはずだ。しかし、手応えはない。間髪入れず、今度は灰谷のハイキックが吉良を襲う。ガードした腕に鈍い痛みと衝撃が走る。後ろに転がって、その勢いを受け流す。
間合いをとって息を整える。さすが、海外の特殊部隊にいた男だ。十分過ぎるほど強い。だが、吉良だって公安の人間だ。日本警察の中ではトップクラスの戦闘スキルを持っている。そしてそれは決して主観ではない。おまけに自衛隊で戦闘訓練だって受けていた。
だが、相手が悪すぎた。まだ一対一なら勝機はある。逃亡することも不可能ではない。しかし、最悪な事に清水がいる。元自衛隊の特殊部隊の男。能力は灰谷と大差ないだろう。この二人を相手にして戦うのは、かなり厳しい。
ポタポタと額から汗が流れ落ちる。清水と灰谷が吉良を挟むように立っている。まるでハイエナの群れに囲まれた羊のようだ。だが、降伏したところでどのみち殺されることぐらい考えなくても分かる。だから、万一の可能性に賭けて、戦うしかない。
床を蹴り、清水の両腕に掴みかかる。その勢いが死ぬ前に、膝を相手の腹に叩き込む。清水が小さく呻いた。そのまま腕を思いっきり引いて、投げ飛ばしてやる。
灰谷の方に向き直そうとしたその時、ぐっと強い力で引っ張られる。まずい、と思った時にはもう身体が浮いていた。そのまま壁に叩きつけられる。背中に強い衝撃。呼吸ができない。ゲホゲホとむせ返りながら、霞む視界で必死に灰谷の姿を捉える。
痛みを堪えながら、必死に立ち上がり、灰谷の蹴りをガードする。が、防ぎきれなかった。なんとか受け身を取ったが床に倒れ込む。今度は腹部に強烈な衝撃。清水の革靴が自分の鳩尾にめり込むのが、スローモーションのように視界に映る。その勢いのまま、またしても背中から床に叩きつけられた。
「あ゛……っ!が、……!!」
目の前がチカチカする。尋常じゃない痛みが鳩尾を襲う。嘔吐さえすることができない。なんとか立とうともがくが、身体が痺れてまともに動けない。
「諦めろ」
ガツンと、灰谷が長い脚で吉良の身体を蹴る。なす術もなく、吉良は血で汚れた床の上を転がる。
清水が横にかがみ込むと、吉良の両腕を背中に纏め上げる。必死に抵抗しようとしても、身体はいうことをいかない。そのまま結束バンドであっさりと拘束されてしまった。
「は、なせ……!」
灰谷の顔を見上げて睨みつけるが、バカにしたような目でハッと笑われて終わりだった。
「脚、逃げられないように砕いとけ」
身体を捩って声がした方を向くと、清水がバールを灰谷に手渡していた。先端に付着している赤黒いシミは、おそらく誰かの血液だろう。いつの話かは知らないが、先客がいたというわけか。その先客はもうこの世にいないだろうが。
「……好きにすればいい」
吉良は鼻を鳴らして嘲る。いかにもヤクザがやりそうな所業だ。過去に似たような経験をしたことはある。一度や二度じゃない過去の記憶が蘇り、自嘲する。
「舌噛むなよ」
灰谷がバールを振り上げる。その瞬間、思わずぎゅっと目を瞑った。
「あ゛あ゛ーーッッ!!!!」
脚の骨を鉄の塊が砕く。目の前が白むほどの痛み。全身から汗が湧き出てくる。身体をのけぞらせ、痛みを逃がそうとするが、もちろん無意味だ。
「……もう一回行くか」
痛みに堪えながら灰谷の顔を見上げる。灰谷は、顔色ひとつ変えないまま、こちらを見下ろしていた。この程度の所業は序の口というわけか。無論、こっちだってこの程度の暴力で根を上げる気など毛頭ない。反抗の意を込めて、ギッと灰谷を睨みつけた。
ふっと、灰谷が笑った。そして重厚な鉄の棒は再び吉良の脚に向かって振り下ろされる。
「が、、あッッ!!」
骨がバラバラになっていく様が脳裏に浮かぶ。まともに呼吸もできず、陸に打ち上げられた魚のようにパクパクと口を開けることしかできない。
「これで十分だ。連れてくぞ」
灰谷がバールを床に投げ捨てる。耳を劈くような金属音が響いたが、そんなことは気にもならない。
「小便漏らさなかっただけ褒めてやる」
嘲笑する灰谷を必死で睨みつけてやる。だが灰谷は、そんな吉良を気に留めることはないようだ。両脇をあっさり抱えられて、部屋の外に引き摺られていく。まもな抵抗などもうできなかった。
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