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古代言語って、あのねえ……
3.危なかったのは俺の方ですけど
「レクト様、いい加減離れてやらないとカノアの邪魔になりますよ」
俺の後ろにべったり張り付いているレクト様を見て、先輩が呆れた顔をした。
ちびドラゴンにご飯を食べさせている手を止めて、斜め後ろを振り返る。
間近にレクト様のキレイな顔があって、心臓が胸から飛び出ていきそうになった。慌てて顔を前に戻す。
「僕はカノアくんの邪魔なんてしてないよ」
不貞腐れたようなレクト様の声に思わず笑ってしまいそうになる。
「いやいや、飯やってる最中なんだから。どいてやってくださいよ」
「そうですよ。レクト様の方がお兄ちゃんなんですから」
俺がそう言うと、え~っと抗議の声が上がった。
「お兄ちゃんなんだからって言葉、好きじゃないな~。カノアくん、うちの兄貴に言える?」
「他の人なら考えてからにしますけど、オウル様になら言えますよ。あの人ほど素敵なお兄様でいようとしている方、いませんから」
俺は弟でもあるけど兄でもあるから、レクト様が嫌がった理由がなんとなく分かる。
俺は兄なら下の子のために生きたい、格好良くいたいって思っている。でも、それが重荷になる人もいるんだ。
レクト様は弟のレウくんとうまくいっていないようだから、余計にかな。
「ごめんなさい。でもほら、今お兄ちゃんしてるのは俺の方でしょ。許してください」
「カノアくんは僕の兄貴じゃないよ。結婚できないからね」
トゲトゲしい言葉が胸に突き刺さる。
貴族と平民との身分差は重々理解しているけれど、こう突きつけられると俺だって傷つく。
「で、でもこの間公爵様も言ってたじゃないですか。最近はあまり貴族と平民との身分差は関係ないって」
「兄貴には恋人がいるから諦めて」
「分かってますって。俺もオウル様と結婚したいとは思ってません!」
推しと繋がっている時点でファン失格なのかもしれないけど、恋愛に発展させていないんだからいい加減許してもらいたい。
「オウル様のことはご家族くらいの認識でいます」
「家族?」
「そうです。俺みたいなのがそんなことを思うなんておこがましいかもしれませんけど、家族だと思っています」
俺がそう言うと、レクト様は肩にぐりぐりと額を押しつけてきた。
ふふっと軽やかな声で笑って、機嫌が直ったことに安心する。
はあ……よかった。バスターグロス家の人は揃いも揃って、全員家族想いすぎるから困る。
「安心したら、そろそろ離れてくださいね」
襟足のところにまで押しつけてくるから、背中がぞわぞわしてきた。
小さい子じゃないんだから、と俺まで呆れてしまいそうになる。
俺は離れてってお願いしたのに、レクト様は遠慮なく後ろからぎゅっと抱き締めてきた。
「君のことを心配しているんだよ」
「すみません。でも、もう倒れたりしませんから……」
謝りながらレクト様のミモザ色の頭を撫でる。
あの後、俺は39度の熱を出した。いろんなことでキャパオーバーしたせいだ。
「エディスくんのお話なら後でお話しましょう。顔を見に行きたいんですよね?」
第一王女のレイアーラ様は中央から追い出された。
キシウ・ティーンスに危害を加えたという彼女が更迭されることになったのは、王政を良しと思わない風潮が根強く残る南部だ。
お母様がおっしゃっていた通り、キシウ・ティーンスは大きく動いた。
一気に王位を狙いにいったらしい。――そう、らしいだ。
「エディスくん、こっちに駆け落ちしに来るっていう噂ですよね」
なんと、キシウ様が王太子にしたかったシュトー社長の息子さんは、エディスくんと駆け落ちした。
なんで!? って誰もが思ったよ。なんでそこが仲良くしてるんだ!?ってね。
「駆け落ちじゃないよ。僕の友だちのところに逃げ込んでくるってだけ」
低い声に、俺は反射的に「すみません」と言う。
そうだよね。好きな人が駆け落ちしたとか言われて、いい気持ちなわけがないよね。
「シュウ・ブラッドと付き合っているのは、アイツの幼なじみだからね」と追加で牽制される。
「大丈夫ですから。俺も玉の輿なんて目指してないですよ」
「本当に?」って再確認されて、どれだけ信用がないんだって肩を落としそうになる。
俺がそんな面倒な人に付き合いきれるはずがないし、ミリも狙う気になれない。穏便に生きたい小市民なんだから。
「それならいいけど、浮気しないでね」
「アンタとカノアは付き合ってもいないでしょうが」
「隊長、ストレートに言わないと通じないですよ」
先輩はそう言うけど、俺だって危ない橋は渡ったりしない。断じて。
「ほら、エディス様のお話なら俺たちが後で聞きますから」
そう先輩が言ってもレクト様は「君たちはいいの」と俺のことを抱き締める。
「最近のカノアくんって、ノヴァやチビばっかり構うんだよ。不公平だと思わない?」
「不公平ですかねえ……ソイツらの世話が仕事なんですよ」
「僕のこともちょっとは構ってよ」
なんて言われた俺は、ぐうっと唸った。
正直かわいい。
実はレクト様って俺のことが好き? とか勘違いをしてしまいそうになるでしょ、これ。全人類がやるミスです。
振り返ったら目が合って、キレイな緑の目から視線が離せなくなる。
「きゅう~~っ」
だけど、チビが鳴いて。俺は我に返った。
「ああっ、ごめんね! お腹減ってるのに、悪いお兄ちゃんだね~」
よしよしと眉間を撫でてあげると、機嫌よく喉をくるくる鳴らす。
チビを見ていた俺はいいことを思いついて、体をねじって後ろを見て「はいっ」とスプーンを差し出す。
「えっ?」と目を丸くしたレクト様に、もう一度同じことをする。
「レクト様が食べさせてあげてください。仲良くなりましょうよ」
押し付けると、チビがしかめっ面になった。
もぞもぞと腕の中で動くチビを落としそうになるレクト様の腕や手の位置を変えて、抱っこさせる。
「わー……コイツあったかいね」
「火竜ですから」
また火を吐くかな? って心配した。
でも、レクト様がため息をついて「ほら」とご飯をすくったスプーンをチビの口元に持っていったら、ぱくっと食いついた。
「ふふ、かわいい」
「言っとくけど、僕はドラゴンには好かれる方だからね。こんな小さいのに火を吐かれたのなんか、」
「はいはい、分かってますってば。手をとめないでください」
ご飯が終わったらげっぷさせて、それからブラッシングの時間ですよと矢継ぎ早に言うと、レクト様は「お母さんみたい」だと言う。
「お母さんじゃなくて飼育員です」
さてはこの人、あんまり幼竜舎には来てなかったな。
そう思ってぎこちない様子を見つめていると、冗談めかしたウインクをしてくる。
思わずそのミモザ色の頭に手を伸ばして撫でると、さっきよりも大きく目が丸まった。
あー……しまった。またレクト様の距離の近さが移っちゃった……。
「遠目からでもエディスくんが見られたらいいですね」
誤魔化すために言ったら、レクト様はじとりとした目つきになる。
「カノアくんは僕のことを分かってくれないよね」
「分かってないって……えぇ? そうですかね?」
「そうだよ」
怒ったような、拗ねたような顔のレクト様に肩を掴まれた。俺、今そんなに怒ること言ったかなあ!?
「君は、僕のことを思い知ればいいんだ」
膝を立てて近づいてくるレクト様に、俺は後ろにのけぞろうとして――チビのドラゴンパンチがレクト様の顔に炸裂した。
「こ、こらっ!」
慌ててお膝から取り上げて抱き締めると、チビは満足げに鼻を鳴らす。
「どうしてレクト様にだけ懐かないかなー、もう」
チビを撫でてやって、レクト様の方を見たら顔を手で覆っていた。
「大丈夫ですか?」と声を掛けてみたんだけど、無言で立ち上がってチビの頭を指先で撫でる。
「チビ、ありがとう。冷静になったよ」
歩いていったレクト様が戸口に額をぶつけて「あー……危なかったあ」と言うのを見て、先輩が肩に腕を回す。
「ありゃ重症ですよ」という言葉に、やっぱり俺がなんかやっちゃったのかもしれないと不安になった。
きゅうと鳴くチビのふかふかの胸に顔を押し付けて、う~~~~っと唸る。
(キスされるかも……とか、ないない! ない……よね。うん!)
近づいてくるレクト様のお顔、格好良かったなあ。
俺の後ろにべったり張り付いているレクト様を見て、先輩が呆れた顔をした。
ちびドラゴンにご飯を食べさせている手を止めて、斜め後ろを振り返る。
間近にレクト様のキレイな顔があって、心臓が胸から飛び出ていきそうになった。慌てて顔を前に戻す。
「僕はカノアくんの邪魔なんてしてないよ」
不貞腐れたようなレクト様の声に思わず笑ってしまいそうになる。
「いやいや、飯やってる最中なんだから。どいてやってくださいよ」
「そうですよ。レクト様の方がお兄ちゃんなんですから」
俺がそう言うと、え~っと抗議の声が上がった。
「お兄ちゃんなんだからって言葉、好きじゃないな~。カノアくん、うちの兄貴に言える?」
「他の人なら考えてからにしますけど、オウル様になら言えますよ。あの人ほど素敵なお兄様でいようとしている方、いませんから」
俺は弟でもあるけど兄でもあるから、レクト様が嫌がった理由がなんとなく分かる。
俺は兄なら下の子のために生きたい、格好良くいたいって思っている。でも、それが重荷になる人もいるんだ。
レクト様は弟のレウくんとうまくいっていないようだから、余計にかな。
「ごめんなさい。でもほら、今お兄ちゃんしてるのは俺の方でしょ。許してください」
「カノアくんは僕の兄貴じゃないよ。結婚できないからね」
トゲトゲしい言葉が胸に突き刺さる。
貴族と平民との身分差は重々理解しているけれど、こう突きつけられると俺だって傷つく。
「で、でもこの間公爵様も言ってたじゃないですか。最近はあまり貴族と平民との身分差は関係ないって」
「兄貴には恋人がいるから諦めて」
「分かってますって。俺もオウル様と結婚したいとは思ってません!」
推しと繋がっている時点でファン失格なのかもしれないけど、恋愛に発展させていないんだからいい加減許してもらいたい。
「オウル様のことはご家族くらいの認識でいます」
「家族?」
「そうです。俺みたいなのがそんなことを思うなんておこがましいかもしれませんけど、家族だと思っています」
俺がそう言うと、レクト様は肩にぐりぐりと額を押しつけてきた。
ふふっと軽やかな声で笑って、機嫌が直ったことに安心する。
はあ……よかった。バスターグロス家の人は揃いも揃って、全員家族想いすぎるから困る。
「安心したら、そろそろ離れてくださいね」
襟足のところにまで押しつけてくるから、背中がぞわぞわしてきた。
小さい子じゃないんだから、と俺まで呆れてしまいそうになる。
俺は離れてってお願いしたのに、レクト様は遠慮なく後ろからぎゅっと抱き締めてきた。
「君のことを心配しているんだよ」
「すみません。でも、もう倒れたりしませんから……」
謝りながらレクト様のミモザ色の頭を撫でる。
あの後、俺は39度の熱を出した。いろんなことでキャパオーバーしたせいだ。
「エディスくんのお話なら後でお話しましょう。顔を見に行きたいんですよね?」
第一王女のレイアーラ様は中央から追い出された。
キシウ・ティーンスに危害を加えたという彼女が更迭されることになったのは、王政を良しと思わない風潮が根強く残る南部だ。
お母様がおっしゃっていた通り、キシウ・ティーンスは大きく動いた。
一気に王位を狙いにいったらしい。――そう、らしいだ。
「エディスくん、こっちに駆け落ちしに来るっていう噂ですよね」
なんと、キシウ様が王太子にしたかったシュトー社長の息子さんは、エディスくんと駆け落ちした。
なんで!? って誰もが思ったよ。なんでそこが仲良くしてるんだ!?ってね。
「駆け落ちじゃないよ。僕の友だちのところに逃げ込んでくるってだけ」
低い声に、俺は反射的に「すみません」と言う。
そうだよね。好きな人が駆け落ちしたとか言われて、いい気持ちなわけがないよね。
「シュウ・ブラッドと付き合っているのは、アイツの幼なじみだからね」と追加で牽制される。
「大丈夫ですから。俺も玉の輿なんて目指してないですよ」
「本当に?」って再確認されて、どれだけ信用がないんだって肩を落としそうになる。
俺がそんな面倒な人に付き合いきれるはずがないし、ミリも狙う気になれない。穏便に生きたい小市民なんだから。
「それならいいけど、浮気しないでね」
「アンタとカノアは付き合ってもいないでしょうが」
「隊長、ストレートに言わないと通じないですよ」
先輩はそう言うけど、俺だって危ない橋は渡ったりしない。断じて。
「ほら、エディス様のお話なら俺たちが後で聞きますから」
そう先輩が言ってもレクト様は「君たちはいいの」と俺のことを抱き締める。
「最近のカノアくんって、ノヴァやチビばっかり構うんだよ。不公平だと思わない?」
「不公平ですかねえ……ソイツらの世話が仕事なんですよ」
「僕のこともちょっとは構ってよ」
なんて言われた俺は、ぐうっと唸った。
正直かわいい。
実はレクト様って俺のことが好き? とか勘違いをしてしまいそうになるでしょ、これ。全人類がやるミスです。
振り返ったら目が合って、キレイな緑の目から視線が離せなくなる。
「きゅう~~っ」
だけど、チビが鳴いて。俺は我に返った。
「ああっ、ごめんね! お腹減ってるのに、悪いお兄ちゃんだね~」
よしよしと眉間を撫でてあげると、機嫌よく喉をくるくる鳴らす。
チビを見ていた俺はいいことを思いついて、体をねじって後ろを見て「はいっ」とスプーンを差し出す。
「えっ?」と目を丸くしたレクト様に、もう一度同じことをする。
「レクト様が食べさせてあげてください。仲良くなりましょうよ」
押し付けると、チビがしかめっ面になった。
もぞもぞと腕の中で動くチビを落としそうになるレクト様の腕や手の位置を変えて、抱っこさせる。
「わー……コイツあったかいね」
「火竜ですから」
また火を吐くかな? って心配した。
でも、レクト様がため息をついて「ほら」とご飯をすくったスプーンをチビの口元に持っていったら、ぱくっと食いついた。
「ふふ、かわいい」
「言っとくけど、僕はドラゴンには好かれる方だからね。こんな小さいのに火を吐かれたのなんか、」
「はいはい、分かってますってば。手をとめないでください」
ご飯が終わったらげっぷさせて、それからブラッシングの時間ですよと矢継ぎ早に言うと、レクト様は「お母さんみたい」だと言う。
「お母さんじゃなくて飼育員です」
さてはこの人、あんまり幼竜舎には来てなかったな。
そう思ってぎこちない様子を見つめていると、冗談めかしたウインクをしてくる。
思わずそのミモザ色の頭に手を伸ばして撫でると、さっきよりも大きく目が丸まった。
あー……しまった。またレクト様の距離の近さが移っちゃった……。
「遠目からでもエディスくんが見られたらいいですね」
誤魔化すために言ったら、レクト様はじとりとした目つきになる。
「カノアくんは僕のことを分かってくれないよね」
「分かってないって……えぇ? そうですかね?」
「そうだよ」
怒ったような、拗ねたような顔のレクト様に肩を掴まれた。俺、今そんなに怒ること言ったかなあ!?
「君は、僕のことを思い知ればいいんだ」
膝を立てて近づいてくるレクト様に、俺は後ろにのけぞろうとして――チビのドラゴンパンチがレクト様の顔に炸裂した。
「こ、こらっ!」
慌ててお膝から取り上げて抱き締めると、チビは満足げに鼻を鳴らす。
「どうしてレクト様にだけ懐かないかなー、もう」
チビを撫でてやって、レクト様の方を見たら顔を手で覆っていた。
「大丈夫ですか?」と声を掛けてみたんだけど、無言で立ち上がってチビの頭を指先で撫でる。
「チビ、ありがとう。冷静になったよ」
歩いていったレクト様が戸口に額をぶつけて「あー……危なかったあ」と言うのを見て、先輩が肩に腕を回す。
「ありゃ重症ですよ」という言葉に、やっぱり俺がなんかやっちゃったのかもしれないと不安になった。
きゅうと鳴くチビのふかふかの胸に顔を押し付けて、う~~~~っと唸る。
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