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番外編:どこだこの部屋!?
2.いつでも夢中にさせてくれる人
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モニターを覗き込んだエディスがえぇ……と低い声を言って固まってしまったので、レイケネスは後ろから覗き込んだ。
「今度は……ふうん、恋人の好きなところを十個言えだとさ」
「へえ」と口の片端を吊り上げている彼は、やけに機嫌が良さそうに見える。
「エクセ、楽しそうだな」
レウは人を揶揄うのが好きなのだろうかと意外に思う。
だが、友人にしか分からないなにかがあるのだろうかエディス様はなにかを耳打ちされていた。
「君たちのは後でゆっくり聞くとして。まずは俺から話そう」
単純だからねと片手を上げて言ったレイケネスは「まずは知識が豊富なところだね」と無難なところを口にした。
「それと髪だね。夕焼け色で美しいし、長くて量も豊かだから弄り甲斐がある」
「私も君やドーリーに着飾ってもらえるのは嬉しい」
今日はどのような格好なのか毎日楽しみにしているのだと、ネージュは……これは若干、僅かに、微妙に――笑っているんだろうか。
表情筋を動かす気が皆無な男と話していて不安になることはないのだろうか。
「後は表情も。皆は少しも変わらないというが、その少しもを推理するのが楽しくてね」
世の中には不思議なこともあるものだと、レウの気は遠くなっていく。
「アンタ、本当にエクセリオさんがいて良かったな……」
「そうだろう。彼のことを誉に思っている。私の宝だからな」
知っているよと、エディス様と声が重なった。
あの時、俺たちが暴かなければ寛大な彼は自ら外を望むこともなく、後生大事に宝箱の中にしまい込まれていたままだったろう。
「それに、通常長命種は時間という概念を忘れがちになってしまう。魔物がその最たる例だね」
レウは魔物に造詣が深くない。
だが、エディスに懸想をしている吸血鬼が約束を忘れるわけではないが、どちらかといえばゆったりとした行動なのを思い出し、なるほどと頷いた。
傍らのエディスも同じ気持ちなのだろう。あー……と言っていた。
「だが、ネージュさんは長寿種だからといっておごそかにせず構ってくれるんだ」
エクセリオさんだからじゃないか? という顔をエディスに向けると、エクセだからだなと確信を持った眼差しが返ってくる。
「でも、エクセの方が忙しい……よな」
「おや、あの人はどれだけ忙しくても表に出さない人だから分からないかもしれないが、講演会や講義に新らしい魔法書の考案にと多忙なんだ」
その魔法書の解説や代筆するのはエクセだよな……? とエディスが物言いたげな顔になる。
どうやら彼は自分に掛かる仕事量のことを気にしていないらしい。ネージュから頼られることを喜びだとでも思っているのに違いない。
「俺がどんなに忙しい時期も気に掛けてくれるし、記念日も忘れないんだ。薄情な俺より細かいくらいだよ」
「実際になにか忘れたことが?」
「ああ。付き合って十五日目と出会ってから五五○○と五五日の記念日を忘れてしまっていた。彼が設ける記念日は変則的で面白いだろう」
毎回ユニークで当日の朝に思い出させてくれるんだと言うが、さいものレイケネスでも覚えようがないだろう。
というか――「ちょっと面倒だと思ってないか?」
「そんなことはないさ。毎回楽しませてもらっているからね」
本人がそう言うならいいのだろうかと、感情の読み取れない仏頂面で突っ立っているネージュの様子を伺うが分からなかった。
「この分だと信じてもらえなさそうだが、ネージュさんはとても優しいんだよ」
「その優しさ、レイケネス以外にも発揮されることってあるのか?」
「勿論。ドーリーや生徒にも優しいじゃないか」
「身内以外で頼む」
そもそも俺は卒業生なんだが。在学中でないと適用されないってことかと、レウが自分の顔を指差す。
「それはどうだか知らないけれど、君が卒業生だということを彼は覚えていたよ。成績もね」
「耳が痛い話になってきたな……」
劣等生ではなかったけどとげんなりするレウに、ネージュは鼻を鳴らした。
「ほら、怒らないだろう」
「今のは馬鹿にしてただろ!?」
感じが悪いと指を差すレウに、レイケネスは笑って「人に向かって指を差さない」と注意する。
「だけど本当に優しくて、そこが好きなんだよ。そうだな、他にだと作ったご飯をたくさん食べてくれるとか」
レイケネスがそう言うと、エディスがえっ? と聞き返した。
「ネージュって飯食うのか」
どうしてそんなことを訊くのかと問えば、通常魔人は食事をしないからだという。
エディスが持っている双剣にはグレイアスという剣の魔人が宿っていて、そういえば剣になにか食べさせているところを見たことがない。
そもそもグレイアスは気に入った人間の前にしか姿を現さない気まぐれな性分なので、レウは会ったことすらないのだが。
「食べなくていいのに食べてくれるのは優しい……のか」
「レイケネスの食事に付き合ってくれてるってことだしな」
ドーリーも食べないので、さぞかし侘しい食卓になるだろう。そう思うと優しいは優しい。
「でも作るのはエクセリオさんなんだろ。コイツ料理もなにも出来なさそうだしな」
「おや。トーストを焦がすネージュさんだって可愛いさ」
駄目だ、思っていた以上に恋や憧れは盲目なのかもしれない――とエディスたちは気が遠くなってくる。
ネージュが一体何枚のパンを犠牲にしたのかは計り知れないが、自分たちだと一枚二枚なら許せるだろうが、三枚目以上ともなると下手くそなどと怒ってしまうかもしれない。
結論として、レイケネスが優しいからネージュだって優しくするのだろう。
「それに、ネージュさんは褒め上手なんだよ」
「褒め上手……?」
「本当にそうなんだ。毎日褒めてくれるんだ」
そんなところに出くわしたことがあるか!? と動揺したエディスたちだったが、あ……と呟く。
確かに、レイケネスのことだけはいつでも褒めちぎっている。
「後はそうだな、俺は手紙を書くのが好きなんだが、それは小さい頃からネージュさんが付き合ってくれていたからでね」
うんうんとエディスが頷く。
「魔法書もだけど、エクセの字って読みやすいよな!」
「ありがとう。根気強くネージュさんが練習に付き合ってくれたおかげだよ」
へえ~とエディスが相づちを打ち、「じゃあネージュと字が似てるのか」と訊いた。
「いいや、私の字はレイケネス以外には読めたものではないだろう。偏に、彼の努力あってのものだよ」
そう言ったネージュが目を伏せる。
「ネージュさんは手紙を全部取っておいてくれているんだ。俺がどんなに捨てていいと言った、メモのようなものでもね」
「どれも君の気持ちがこめてある。私たちにとって大切なものだ。今もたまに手に取って読み返している」
「俺もそうだよ」
続きがネージュさんに訊いたら見つかったりしてね、面白いんだと笑い合う二人に年月の深さを感じる。
「そう言うと過去にばかり囚われていると思われそうだが、違う。ネージュさんは俺との未来設計も考えてくれるんだ」
「ふむ。まずは君の退職からだ。速やかに引継ぎが出来るよう、今すぐ整えなければいけないと思っている」
「おいおい、なんか物騒なこと言い出したぞ」
たまったものじゃないとエディスが困り顔になる。
ネージュはレイケネスの手を両手で握って「新婚旅行はどこに行きたい」「子どもは何人で」と口説き始める。
慌ててレウとエディスが止めに入ろうとするが、レイケネスはいつものことだよと平然としていた。いつもこんな風に聞き流しているのだろう。
「最後だが、これが最も肝心だ。俺をいつでも夢中にさせてくれるところが好きだよ」
向かい合うように体を半回転させたレイケネスは踵を上げてネージュの頬に口付けた。
「今に至るまで、あなたを好きでいて幸せだと思わなかった日はなかった」
情熱的な愛の言葉を口にして「ありがとう、ネージュさん」と柔らかく微笑むレイケネスにネージュは光栄だと小さく頷く。
「今度は……ふうん、恋人の好きなところを十個言えだとさ」
「へえ」と口の片端を吊り上げている彼は、やけに機嫌が良さそうに見える。
「エクセ、楽しそうだな」
レウは人を揶揄うのが好きなのだろうかと意外に思う。
だが、友人にしか分からないなにかがあるのだろうかエディス様はなにかを耳打ちされていた。
「君たちのは後でゆっくり聞くとして。まずは俺から話そう」
単純だからねと片手を上げて言ったレイケネスは「まずは知識が豊富なところだね」と無難なところを口にした。
「それと髪だね。夕焼け色で美しいし、長くて量も豊かだから弄り甲斐がある」
「私も君やドーリーに着飾ってもらえるのは嬉しい」
今日はどのような格好なのか毎日楽しみにしているのだと、ネージュは……これは若干、僅かに、微妙に――笑っているんだろうか。
表情筋を動かす気が皆無な男と話していて不安になることはないのだろうか。
「後は表情も。皆は少しも変わらないというが、その少しもを推理するのが楽しくてね」
世の中には不思議なこともあるものだと、レウの気は遠くなっていく。
「アンタ、本当にエクセリオさんがいて良かったな……」
「そうだろう。彼のことを誉に思っている。私の宝だからな」
知っているよと、エディス様と声が重なった。
あの時、俺たちが暴かなければ寛大な彼は自ら外を望むこともなく、後生大事に宝箱の中にしまい込まれていたままだったろう。
「それに、通常長命種は時間という概念を忘れがちになってしまう。魔物がその最たる例だね」
レウは魔物に造詣が深くない。
だが、エディスに懸想をしている吸血鬼が約束を忘れるわけではないが、どちらかといえばゆったりとした行動なのを思い出し、なるほどと頷いた。
傍らのエディスも同じ気持ちなのだろう。あー……と言っていた。
「だが、ネージュさんは長寿種だからといっておごそかにせず構ってくれるんだ」
エクセリオさんだからじゃないか? という顔をエディスに向けると、エクセだからだなと確信を持った眼差しが返ってくる。
「でも、エクセの方が忙しい……よな」
「おや、あの人はどれだけ忙しくても表に出さない人だから分からないかもしれないが、講演会や講義に新らしい魔法書の考案にと多忙なんだ」
その魔法書の解説や代筆するのはエクセだよな……? とエディスが物言いたげな顔になる。
どうやら彼は自分に掛かる仕事量のことを気にしていないらしい。ネージュから頼られることを喜びだとでも思っているのに違いない。
「俺がどんなに忙しい時期も気に掛けてくれるし、記念日も忘れないんだ。薄情な俺より細かいくらいだよ」
「実際になにか忘れたことが?」
「ああ。付き合って十五日目と出会ってから五五○○と五五日の記念日を忘れてしまっていた。彼が設ける記念日は変則的で面白いだろう」
毎回ユニークで当日の朝に思い出させてくれるんだと言うが、さいものレイケネスでも覚えようがないだろう。
というか――「ちょっと面倒だと思ってないか?」
「そんなことはないさ。毎回楽しませてもらっているからね」
本人がそう言うならいいのだろうかと、感情の読み取れない仏頂面で突っ立っているネージュの様子を伺うが分からなかった。
「この分だと信じてもらえなさそうだが、ネージュさんはとても優しいんだよ」
「その優しさ、レイケネス以外にも発揮されることってあるのか?」
「勿論。ドーリーや生徒にも優しいじゃないか」
「身内以外で頼む」
そもそも俺は卒業生なんだが。在学中でないと適用されないってことかと、レウが自分の顔を指差す。
「それはどうだか知らないけれど、君が卒業生だということを彼は覚えていたよ。成績もね」
「耳が痛い話になってきたな……」
劣等生ではなかったけどとげんなりするレウに、ネージュは鼻を鳴らした。
「ほら、怒らないだろう」
「今のは馬鹿にしてただろ!?」
感じが悪いと指を差すレウに、レイケネスは笑って「人に向かって指を差さない」と注意する。
「だけど本当に優しくて、そこが好きなんだよ。そうだな、他にだと作ったご飯をたくさん食べてくれるとか」
レイケネスがそう言うと、エディスがえっ? と聞き返した。
「ネージュって飯食うのか」
どうしてそんなことを訊くのかと問えば、通常魔人は食事をしないからだという。
エディスが持っている双剣にはグレイアスという剣の魔人が宿っていて、そういえば剣になにか食べさせているところを見たことがない。
そもそもグレイアスは気に入った人間の前にしか姿を現さない気まぐれな性分なので、レウは会ったことすらないのだが。
「食べなくていいのに食べてくれるのは優しい……のか」
「レイケネスの食事に付き合ってくれてるってことだしな」
ドーリーも食べないので、さぞかし侘しい食卓になるだろう。そう思うと優しいは優しい。
「でも作るのはエクセリオさんなんだろ。コイツ料理もなにも出来なさそうだしな」
「おや。トーストを焦がすネージュさんだって可愛いさ」
駄目だ、思っていた以上に恋や憧れは盲目なのかもしれない――とエディスたちは気が遠くなってくる。
ネージュが一体何枚のパンを犠牲にしたのかは計り知れないが、自分たちだと一枚二枚なら許せるだろうが、三枚目以上ともなると下手くそなどと怒ってしまうかもしれない。
結論として、レイケネスが優しいからネージュだって優しくするのだろう。
「それに、ネージュさんは褒め上手なんだよ」
「褒め上手……?」
「本当にそうなんだ。毎日褒めてくれるんだ」
そんなところに出くわしたことがあるか!? と動揺したエディスたちだったが、あ……と呟く。
確かに、レイケネスのことだけはいつでも褒めちぎっている。
「後はそうだな、俺は手紙を書くのが好きなんだが、それは小さい頃からネージュさんが付き合ってくれていたからでね」
うんうんとエディスが頷く。
「魔法書もだけど、エクセの字って読みやすいよな!」
「ありがとう。根気強くネージュさんが練習に付き合ってくれたおかげだよ」
へえ~とエディスが相づちを打ち、「じゃあネージュと字が似てるのか」と訊いた。
「いいや、私の字はレイケネス以外には読めたものではないだろう。偏に、彼の努力あってのものだよ」
そう言ったネージュが目を伏せる。
「ネージュさんは手紙を全部取っておいてくれているんだ。俺がどんなに捨てていいと言った、メモのようなものでもね」
「どれも君の気持ちがこめてある。私たちにとって大切なものだ。今もたまに手に取って読み返している」
「俺もそうだよ」
続きがネージュさんに訊いたら見つかったりしてね、面白いんだと笑い合う二人に年月の深さを感じる。
「そう言うと過去にばかり囚われていると思われそうだが、違う。ネージュさんは俺との未来設計も考えてくれるんだ」
「ふむ。まずは君の退職からだ。速やかに引継ぎが出来るよう、今すぐ整えなければいけないと思っている」
「おいおい、なんか物騒なこと言い出したぞ」
たまったものじゃないとエディスが困り顔になる。
ネージュはレイケネスの手を両手で握って「新婚旅行はどこに行きたい」「子どもは何人で」と口説き始める。
慌ててレウとエディスが止めに入ろうとするが、レイケネスはいつものことだよと平然としていた。いつもこんな風に聞き流しているのだろう。
「最後だが、これが最も肝心だ。俺をいつでも夢中にさせてくれるところが好きだよ」
向かい合うように体を半回転させたレイケネスは踵を上げてネージュの頬に口付けた。
「今に至るまで、あなたを好きでいて幸せだと思わなかった日はなかった」
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