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暁の舞台編
3.殉じるまで愛して
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「魔物ですって……?」
女神官が立ち上がり、こちらに向かって手を突き出してくる。
――”検分”系の能力者なのだろう。紫色だった瞳孔が細くなり、赤に変わった。
「……これは、半ヴァンパイアの反応ですわ」
まさか軍内部にいたとはと、目を押さえてふらついた女神官がテーブルに手を当てて姿勢を保つ。
「それも強力な癒しのヴァンパイアの、これは……」
肩を抱いた神官長に座るよう促された彼女は、腰を落とした後もエディスをまだ見つめていた。その唇が動くのを待っていたが、まさかと手で顔を覆うだけで留まってしまう。
仕方なくエディスは顔を民衆へと向ける。
「ここにお集まりの皆さんは、魔物と能力者の源がなにかご存知でしょうか」
両手を大きく開き、前に歩みを進めた。左手を胸に当てて、語りかけるようにもう片一方の手を差し伸べる。
「能力者に宿っているのは遠い世界から来訪した神だ。――神官長は大聖堂の最上階に、なにが収まっているかご存知でしょう」
異星から来た侵略者だということを、そして母が生贄となって維持している封印さえ弱まってきているのをと言ってやりたかった。だが、今提訴すべきはそこではない。
「あれと同等の神が宿っているのです」
だが、俺は知っているぞという意味を込めて笑ってみせると、彼は身を引いた。その口元が引き攣っているのを見て、怪しいなと目を細める。
「ならば、あなたは知っていたんじゃないか。魔物に入っているのは、古代の神だということを」
どうして十数年前に母が問いかけた時に黙っていたんですと指摘すると、彼は抗議するように立ち上がった。
「最近市場に出回り始めた希少な宝石”スピカ”」
だが、エディスは彼を相手どるのを止め、またもや民衆に向けて声を発する。
「星の瞬きを閉じ込めたような輝きを持つあの石、お持ちの方はおられようか!」
エディスが問うと、幾人かの貴族が顔を見合わせる。
その胸や耳元を飾っている光はまさに、今話題に触れた物だ。やはり持っている奴がいたか、と見逃さずに「そう、ガスパール令嬢がお持ちの品です!」と笑みを携えて高らかに言ってのけた。
「すごいわ! わたくしも欲しかったのだけれど……ねえ」
近くの婦人が手に入れられなかった夫を咎めるように睨むと、紺色の髪の令嬢は誇らしげに胸を張る。また、他の令嬢は気付いてほしがって大振りの宝石がついた飾りで留めた髪に手で触れた。
「美しいわ……本当に、殿下がおっしゃるように星のよう」
「こんな宝石、どこで採掘されたのかしら」
今まで市場に出ていなかったのが不思議なくらい……とうっとりとした目で婦人は見惚れ、夫もそれを認めて頷く。誰もが虜になってしまうくらいに、どれもが美しいのだ。
「それが、魔物の核なのです!」
だから、その分真実が衝撃となって場を駆け巡っていく。これが!? と驚き見るが、「それにしては、魔物のような禍々しさがないわ」と瞬きをする。
「元は神ですからね。厳かさはあっても、大事にすれば恐れは出ません」
大事にすればと女神官の小さな呟きが耳に入ってきて、横目で彼女を射止めた。唇に立てた人差し指を押し当て、笑いかけると彼女は体を跳ねさせて口を引き結んだ。
「ではどうやって取り出しているのか。今から皆さんにお見せいたしましょう!」
これが使用する道具です、と白い箱を取り出す。
「私の領地である南部にいる、リキッド・カスターという職人が作った物です。彼は若いですが、長年魔物に関する研究を続けてきました」
底についた極細の針を指差し、これを体に差して吸い取るんですと言うと婦人が顔を曇らせる。
「細い針なので痛みも少なく、抜いた後もすぐに傷が塞がりますよ」
安心してくださいねと言ってからエディスは自分の胸に差した。煌々と父がつけてくれた防御魔法が光るが、すぐに落ち着きを取り戻す。
道具が有害な物やペテンではないという証拠になってくれた。もっとも、そこまで考えていたわけではないがと自嘲していると、民衆の間にざわめきが広がっていく。
箱の中が淡く発光する。
指三本ほどの大きさの箱の中を満たそうと宝石が大きくなっていっているのだ。
「今まで見た中で一番大きいわ……!」
「いや、加工くらいしているだろう。どれもあれくらいの大きさだったんじゃないか」
しかしなんて美しさだと息を呑む民衆を前に、針を抜いたエディスはハンカチを当てて止血しながらも歩いていく。そして、神官長の前に「ご覧ください」と箱を差し出した。
「……これは、なんと優美な」
澄んだ蛍光色の強い緑の宝石、その色味や大きさに圧倒されたように神官長が喉を鳴らして唾を飲みこむ。
「王子からも魔物の反応が消えています。かといって、その宝石が人に害を与える可能性は……ないかと」
素晴らしい処置です、と女神官がエディスの瞳を見て驚嘆する。こんなことができるなど、と口に手を当てて息を紡ぎ、瞼を閉じた。
「まだ動物型の魔物には試したことはありませんが、これさえあれば人型の魔物は人間に戻ります」
「是非、動物型にも試していただきたいね」
長年悩まされてきた問題が終わる、と神官長が引き攣った顔のまま微笑む。それを見下ろして、肩に手を当てて「期待していてください」と耳打ちしてやる。
テーブルについた拳を震わせる彼は、惑わせの魔法には掛かってはいないがキシウの派閥であることが知れた。これもまた収穫だったなと冷めた気持ちのまま舞台の中央に移動する。
それから、驚きで処理しきれていない人々の頭をさらに揺さぶってやろうと口を開く。
「能力者もまた、人としての感情や記憶を持ち続けている」
これはエディスにとってはなんともない、当たり前のことだ。だが、一般的には知られていないことだろう。
「家族、友人であれば彼らがなに一つ変わっていないことはお分かりであろう!」
私の気持ちが分かる者がいないかと問いかけると、小さいものの声が上がる。
「嘘よ!」と民衆の顔に恐れが走るが、エディスは待った。もっと大きな波が必要なのだ――……。
「そうよ、私の娘は小さな頃となにも変わらないもの!!」
なのに皆化け物扱いして! と女性が人を掻き分けて前へ出ようとする。大切な娘なのにと喉から血が出そうな程に叫ぶ悲痛な訴えにエディスは頷いた。
「ご存じのとおり、レイアーラ姫もまた、能力者です。だが、国を憂いて護りの力を得た彼女を恐れることがあろうか! ……変わっていただろうか、あの優しい微笑みが」
考えて、悩んで、惑ってくれと囁きかける。
これまでに彼女が成してきたこと、民衆からの圧倒的な支持を。聖女もどきではない、正当な王女たりえる姿を思い出してほしいと!
「どうか、彼らを人として扱ってはくれないか」
柔らかく胸に落ちるように声を絞って出すと、貴族連中が顔を背ける。
「私にとっては魔物も能力者も。誰ひとり変わらぬ、大切な民だ」
すべてを愛おしく想っていると微笑みかけた。眦を下げて頬を赤らめ、魅力的に映るようにと。この魔法が解けてしまわないようにと願いながら。
「私も、私たちも! 殿下を愛しています!」
「ずっと軍に従じてくれていた。その御恩、忘れておりません!」
願わくば、この言葉が真になるようにと決意を新たに。
「どうだろうか、皆は私についてきてくれるか?」
エディス殿下が言ってたのはこういうことだったのね、いやあの時は魔物を人に戻す方法などなかったと小さな揺らぎが民衆の中に生まれる。
その好機を逃さず、エディスは苦しげに眉を寄せて手を結んだ。
「かつて、私の母も同じくすべての種族が平等に暮らせる世界を作ろうではないかと、皆で手を取り合って歩めるのではと理想を語りました」
それから、解いた手を差し向けて微笑む。
「私は母の名とともに、その意志を継ぐ!」
すべての者に安寧をと問いかける。
エディスが緊張を解かずに民衆を見渡すと、どこからか拍手の音が聞こえてきた。初めは漣のようだったそれは、次第に大喝采へと変わっていった――……。
女神官が立ち上がり、こちらに向かって手を突き出してくる。
――”検分”系の能力者なのだろう。紫色だった瞳孔が細くなり、赤に変わった。
「……これは、半ヴァンパイアの反応ですわ」
まさか軍内部にいたとはと、目を押さえてふらついた女神官がテーブルに手を当てて姿勢を保つ。
「それも強力な癒しのヴァンパイアの、これは……」
肩を抱いた神官長に座るよう促された彼女は、腰を落とした後もエディスをまだ見つめていた。その唇が動くのを待っていたが、まさかと手で顔を覆うだけで留まってしまう。
仕方なくエディスは顔を民衆へと向ける。
「ここにお集まりの皆さんは、魔物と能力者の源がなにかご存知でしょうか」
両手を大きく開き、前に歩みを進めた。左手を胸に当てて、語りかけるようにもう片一方の手を差し伸べる。
「能力者に宿っているのは遠い世界から来訪した神だ。――神官長は大聖堂の最上階に、なにが収まっているかご存知でしょう」
異星から来た侵略者だということを、そして母が生贄となって維持している封印さえ弱まってきているのをと言ってやりたかった。だが、今提訴すべきはそこではない。
「あれと同等の神が宿っているのです」
だが、俺は知っているぞという意味を込めて笑ってみせると、彼は身を引いた。その口元が引き攣っているのを見て、怪しいなと目を細める。
「ならば、あなたは知っていたんじゃないか。魔物に入っているのは、古代の神だということを」
どうして十数年前に母が問いかけた時に黙っていたんですと指摘すると、彼は抗議するように立ち上がった。
「最近市場に出回り始めた希少な宝石”スピカ”」
だが、エディスは彼を相手どるのを止め、またもや民衆に向けて声を発する。
「星の瞬きを閉じ込めたような輝きを持つあの石、お持ちの方はおられようか!」
エディスが問うと、幾人かの貴族が顔を見合わせる。
その胸や耳元を飾っている光はまさに、今話題に触れた物だ。やはり持っている奴がいたか、と見逃さずに「そう、ガスパール令嬢がお持ちの品です!」と笑みを携えて高らかに言ってのけた。
「すごいわ! わたくしも欲しかったのだけれど……ねえ」
近くの婦人が手に入れられなかった夫を咎めるように睨むと、紺色の髪の令嬢は誇らしげに胸を張る。また、他の令嬢は気付いてほしがって大振りの宝石がついた飾りで留めた髪に手で触れた。
「美しいわ……本当に、殿下がおっしゃるように星のよう」
「こんな宝石、どこで採掘されたのかしら」
今まで市場に出ていなかったのが不思議なくらい……とうっとりとした目で婦人は見惚れ、夫もそれを認めて頷く。誰もが虜になってしまうくらいに、どれもが美しいのだ。
「それが、魔物の核なのです!」
だから、その分真実が衝撃となって場を駆け巡っていく。これが!? と驚き見るが、「それにしては、魔物のような禍々しさがないわ」と瞬きをする。
「元は神ですからね。厳かさはあっても、大事にすれば恐れは出ません」
大事にすればと女神官の小さな呟きが耳に入ってきて、横目で彼女を射止めた。唇に立てた人差し指を押し当て、笑いかけると彼女は体を跳ねさせて口を引き結んだ。
「ではどうやって取り出しているのか。今から皆さんにお見せいたしましょう!」
これが使用する道具です、と白い箱を取り出す。
「私の領地である南部にいる、リキッド・カスターという職人が作った物です。彼は若いですが、長年魔物に関する研究を続けてきました」
底についた極細の針を指差し、これを体に差して吸い取るんですと言うと婦人が顔を曇らせる。
「細い針なので痛みも少なく、抜いた後もすぐに傷が塞がりますよ」
安心してくださいねと言ってからエディスは自分の胸に差した。煌々と父がつけてくれた防御魔法が光るが、すぐに落ち着きを取り戻す。
道具が有害な物やペテンではないという証拠になってくれた。もっとも、そこまで考えていたわけではないがと自嘲していると、民衆の間にざわめきが広がっていく。
箱の中が淡く発光する。
指三本ほどの大きさの箱の中を満たそうと宝石が大きくなっていっているのだ。
「今まで見た中で一番大きいわ……!」
「いや、加工くらいしているだろう。どれもあれくらいの大きさだったんじゃないか」
しかしなんて美しさだと息を呑む民衆を前に、針を抜いたエディスはハンカチを当てて止血しながらも歩いていく。そして、神官長の前に「ご覧ください」と箱を差し出した。
「……これは、なんと優美な」
澄んだ蛍光色の強い緑の宝石、その色味や大きさに圧倒されたように神官長が喉を鳴らして唾を飲みこむ。
「王子からも魔物の反応が消えています。かといって、その宝石が人に害を与える可能性は……ないかと」
素晴らしい処置です、と女神官がエディスの瞳を見て驚嘆する。こんなことができるなど、と口に手を当てて息を紡ぎ、瞼を閉じた。
「まだ動物型の魔物には試したことはありませんが、これさえあれば人型の魔物は人間に戻ります」
「是非、動物型にも試していただきたいね」
長年悩まされてきた問題が終わる、と神官長が引き攣った顔のまま微笑む。それを見下ろして、肩に手を当てて「期待していてください」と耳打ちしてやる。
テーブルについた拳を震わせる彼は、惑わせの魔法には掛かってはいないがキシウの派閥であることが知れた。これもまた収穫だったなと冷めた気持ちのまま舞台の中央に移動する。
それから、驚きで処理しきれていない人々の頭をさらに揺さぶってやろうと口を開く。
「能力者もまた、人としての感情や記憶を持ち続けている」
これはエディスにとってはなんともない、当たり前のことだ。だが、一般的には知られていないことだろう。
「家族、友人であれば彼らがなに一つ変わっていないことはお分かりであろう!」
私の気持ちが分かる者がいないかと問いかけると、小さいものの声が上がる。
「嘘よ!」と民衆の顔に恐れが走るが、エディスは待った。もっと大きな波が必要なのだ――……。
「そうよ、私の娘は小さな頃となにも変わらないもの!!」
なのに皆化け物扱いして! と女性が人を掻き分けて前へ出ようとする。大切な娘なのにと喉から血が出そうな程に叫ぶ悲痛な訴えにエディスは頷いた。
「ご存じのとおり、レイアーラ姫もまた、能力者です。だが、国を憂いて護りの力を得た彼女を恐れることがあろうか! ……変わっていただろうか、あの優しい微笑みが」
考えて、悩んで、惑ってくれと囁きかける。
これまでに彼女が成してきたこと、民衆からの圧倒的な支持を。聖女もどきではない、正当な王女たりえる姿を思い出してほしいと!
「どうか、彼らを人として扱ってはくれないか」
柔らかく胸に落ちるように声を絞って出すと、貴族連中が顔を背ける。
「私にとっては魔物も能力者も。誰ひとり変わらぬ、大切な民だ」
すべてを愛おしく想っていると微笑みかけた。眦を下げて頬を赤らめ、魅力的に映るようにと。この魔法が解けてしまわないようにと願いながら。
「私も、私たちも! 殿下を愛しています!」
「ずっと軍に従じてくれていた。その御恩、忘れておりません!」
願わくば、この言葉が真になるようにと決意を新たに。
「どうだろうか、皆は私についてきてくれるか?」
エディス殿下が言ってたのはこういうことだったのね、いやあの時は魔物を人に戻す方法などなかったと小さな揺らぎが民衆の中に生まれる。
その好機を逃さず、エディスは苦しげに眉を寄せて手を結んだ。
「かつて、私の母も同じくすべての種族が平等に暮らせる世界を作ろうではないかと、皆で手を取り合って歩めるのではと理想を語りました」
それから、解いた手を差し向けて微笑む。
「私は母の名とともに、その意志を継ぐ!」
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