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北部編
4.踏んでください、公爵様
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「どっ……どうしてこうなるんだ!」
床を両手で叩いたシトラスは、体の中で噴流する怒りが収まらずに床をのたうち回った。
見知らぬ飛行船が来たと思えば、たった一人の能力者に戦場を掻き乱された。
北部の軍人に狩り尽され、ほとんど魔物も残っていない。
どう見ても大敗、許されざる事態だ。
シトラスのプライドは今やひっかき傷だらけで、顔を真っ赤にさせて吠える。
自らはあの忌まわしき能力者が現れてすぐに高台を下り、潜伏場所である塔の中に逃げ込んだので無傷だ。だが、あれがいる間は危険すぎて行動に移せない。
キシウにつけてもらった騎士たちはなにもしようとしない無能者ばかりだし、マディという男から借りた魔物は使い物にならない不良品ばかり。
「ふ、ふふふ……そうだ、だからこの僕が負けたんだ」
そうでなければ説明がつかない。
「そもそもッ、兄さんが悪いんだよお!! こんなに僕が献身的に呼んでいるのにさあッ」
戦場を恐れている弟がわざわざ丁寧に頭を下げて迎えに来たというのに、礼どころか顔すら見せないだなんてありえない。
昔からいけ好かない兄だった。
シトラスは常に父に「お前はシュウとは違う」と比べられながら育ったのだ。なのに奴はこちらに興味関心を抱くことすらしない。
劣等感からの恥辱をこちらは常に感じて生きなければいけなかったのに――……。
「こ、こうなったら僕の能力で全員根絶やしにするしか……」
腐食の能力がそんなに便利性のいいものではないと気付いていないシトラスはそう呟くが、「へえ」という蠱惑的な声が被さる。
ヒールの音高らかに、何者かが塔を上がってくる。
迎え撃てと命じようとしたシトラスは、呼吸を忘れる程の衝撃を受けた。
「そう、君の能力ってそんなに優秀なの」
青ざめた赤みの強い小さな唇の端が上がり、尖らせた爪先が触れる。
金の睫が震えて、眉が下がって侮蔑の表情を象った。だが――美しいと心の底から震える。
磨き上げられた繊細で高いヒールの靴、折れそうな程に細い足首から続く脚の骨格の美しいこと。
騎士ならば片手で掴めてしまえるのではないかと思える腰。
上質のシルクで作られた黒いシャツの上に、グレーのベストを重ねていた。
ベストには鮮烈な赤い薔薇が散らばり、膨らませてボリュームをもたせた腕の肘辺りでは赤いリボンが結んで垂がっている。
貴婦人のドレスのように豪奢な装いだが、黒のシャツに掛かった金髪のくすみのなさに目を奪われた。
「あなたが光の公爵か……?」
「エンパイア公だ世間知らずが!」
「一目見て分からないのはお前くらいなものだぞ!」
だが、エンパイア公とは悪名高い貴族だ。
目の前に現れたいかにも高貴な青年がそうだとは思えない。
青白いがきめ細かな肌に、シトラスは自分が奴隷に堕ちたような心地に陥った。
絶対的な統治者。生まれついての貴族と商人の子とではこんなにも稟性に差が出るのかと、圧倒された。
「捕まえてくれ……」
「はっ? なに、公爵様をか!?」
これが欲しい。この美しい物体を手に入れて飾っておきたい。心が黒く、邪悪なものに憑りつかれる。
手を振り乱して走っていき、組み付こうとした時――。
【白光】
小さな唇から声が発された。それだけでシトラスの体が白く発光する紐で絞めつけられて無様に床に倒れ、魚のように足を跳ねさせることしかできなくなる。
「これっ、なんです!?」
「拘束魔法ですよ、坊ちゃん」
これ使える人久しぶりに見たな~と黄色めいた声を上げる騎士に「遊ぶな!」と怒鳴る。
「僕の警護がお前たちの仕事だろ!?」
助けろと叫び、命じると騎士たちは顔を見合わせて「できるわけがないよなあ」と首を振った。
「俺たちみたいなのがエンパイア公に触れるだなんて、とんでもないことを言わないでくださいよ」
不敬だと言う騎士に愕然とし、笑う。
契約を切ってやる、訓練を怠けていたんだろうと腹に力を入れて罵りながら睨む。
「無理ですよ。坊ちゃんのアンタはなにも知らないかもしれないが、俺たちでは敵わない相手です」
「なにせ、最年少で夜帳の鷹寮、寮長になったお人だからなあ」
と顎髭を撫でながら尊敬の目を送る騎士たちに、シトラスは歯を食いしばった。まただ、こちらを見ない。
『お前の魔力は塵のようだな』
『魔法も使えない者になにを教えることがあるんだ。ん?』
『ボステルクに行きたいだと? 面白い、お前が行けば大層な嫌がらせになるな』
父の失笑、侮蔑の目。
魔法が使えることのなにがそんなに尊敬に値するのか。
どいつもこいつも、それだけで人を凡夫だと嗤える程のものかと胸倉を掴んでやりたい。
「けれど、お前の妻になる予定だった女は僕のものだったんだ!」
低く笑い声を立てると、それまで一つも表情を変えなかった公爵は唇を震わせた。
「……なんだと?」
「あの女は僕を守って死んだ。栄誉ある死だ。そうだ、この僕の胸に抱かれて冷えていったんだよ!」
黙れと騎士に鞘に入れたままの剣で肩甲骨の辺りを殴られる。
「姫様を侮辱する気か、貴様!」
「治癒の能力を持っているくせ、姫様には使わなかったのだろう!?」
「恥を知れ、羽虫がッ」
複数人で寄ってたかって殴り、蹴ってくる騎士たち。
これのどこに誠実さや武勇があるというのか、騎士道精神は死んだのか!
腐食の能力を部屋中に広がるよう、全開にする。
騎士など、体の至る所に古傷を持っているものだ。それに浴びせかければ――液状化する。
「うわっ……は、はははッ、おい見たか!?」
興奮が収まらないままに体を海老のように折って公爵を見上げる。
驚きに目を瞠る彼の首の辺りの布地が濡れてきて、痛みで秀麗な顔が歪む。
「…………ぁっ?」
首を手で押さえる公爵の手から血が零れ、一部始終を見ていたシトラスの口からもじゅるりと涎が溢れた。
「いいッ、その顔だ!」
人の苦痛に歪んだ顔とは、どうしてもこんなにも愉悦を与えてくれるのか。
今、シトラスの体を痺れさせるそれは、神殿で痛みに喘ぐエディスを見た時に得た恍惚を上回っていた。
「治癒士として生きながら、何故このような愚行ができる!」
この気高い公爵が堕ちてくる時、どういう表情を見せてくれるのだろうか。想像するだけで体が震える。
狂気じみた笑みを浮かべるシトラスを見ていた目が細まり、彼の手がこちらへと伸びてきた。
【首を垂れろ】
上から重圧が掛かってきて、シトラスは顔面を床にぶつける。
衝撃で気を失いかけた上、鼻から血が溢れて顔を濡らす。だが、それでも芋虫のように蠢きながら前へと進む。
腐食の能力を発動させたまま近づいていくと、公爵の背も丸まった。
彼のほっそりとした脚を掴み、頬ずりをする。
振り落とされそうになるが耐え、舌で舐めるとそこから甘美が脳まで突き上がった。だらだらと涎が垂れて黒いスラックスに滲む。
「あなたは僕の理想だ……!」
眼球を動かし見た公爵の顔は――……それでも、冷たい青の目をしていた。
記憶にある初恋の人と同じ色のはずなのに、彼の目はこんなにも蔑むように細められていて、それに――それに、ひどく興奮を覚えた。
「は、ぁ。公爵さまぁ、踏んでください」
「なにを……っ?」
「このおみ足で僕を踏んでほしいんです」
足を撫で擦り、裾から指を入れる。
想像通りの滑らかな肌は、指先で触れるだけでも恍惚を得られる感触がした。
手を伸ばして自分の局部に触れながら舐めたり、少しだけ肌に触れる。
「それが無理でも、僕に憐れみを……どうか」
「気味が悪いッ」
顔を蹴り飛ばされたシトラスの口から出たのは、悲鳴ではなく喜悦の声だ。
もっと、もっとだと滑る床に手をつこうとして失敗する。
それでも楽しくて仕方がなかった。
四肢を床に突っ張って、獣のように這おうとして――背後にある窓ガラスが割れた。
「エドワード様!」
ガラス片が飛び散る窓の向こう側に、公爵の胸に咲いた薔薇に似た色を見つけた。
床を両手で叩いたシトラスは、体の中で噴流する怒りが収まらずに床をのたうち回った。
見知らぬ飛行船が来たと思えば、たった一人の能力者に戦場を掻き乱された。
北部の軍人に狩り尽され、ほとんど魔物も残っていない。
どう見ても大敗、許されざる事態だ。
シトラスのプライドは今やひっかき傷だらけで、顔を真っ赤にさせて吠える。
自らはあの忌まわしき能力者が現れてすぐに高台を下り、潜伏場所である塔の中に逃げ込んだので無傷だ。だが、あれがいる間は危険すぎて行動に移せない。
キシウにつけてもらった騎士たちはなにもしようとしない無能者ばかりだし、マディという男から借りた魔物は使い物にならない不良品ばかり。
「ふ、ふふふ……そうだ、だからこの僕が負けたんだ」
そうでなければ説明がつかない。
「そもそもッ、兄さんが悪いんだよお!! こんなに僕が献身的に呼んでいるのにさあッ」
戦場を恐れている弟がわざわざ丁寧に頭を下げて迎えに来たというのに、礼どころか顔すら見せないだなんてありえない。
昔からいけ好かない兄だった。
シトラスは常に父に「お前はシュウとは違う」と比べられながら育ったのだ。なのに奴はこちらに興味関心を抱くことすらしない。
劣等感からの恥辱をこちらは常に感じて生きなければいけなかったのに――……。
「こ、こうなったら僕の能力で全員根絶やしにするしか……」
腐食の能力がそんなに便利性のいいものではないと気付いていないシトラスはそう呟くが、「へえ」という蠱惑的な声が被さる。
ヒールの音高らかに、何者かが塔を上がってくる。
迎え撃てと命じようとしたシトラスは、呼吸を忘れる程の衝撃を受けた。
「そう、君の能力ってそんなに優秀なの」
青ざめた赤みの強い小さな唇の端が上がり、尖らせた爪先が触れる。
金の睫が震えて、眉が下がって侮蔑の表情を象った。だが――美しいと心の底から震える。
磨き上げられた繊細で高いヒールの靴、折れそうな程に細い足首から続く脚の骨格の美しいこと。
騎士ならば片手で掴めてしまえるのではないかと思える腰。
上質のシルクで作られた黒いシャツの上に、グレーのベストを重ねていた。
ベストには鮮烈な赤い薔薇が散らばり、膨らませてボリュームをもたせた腕の肘辺りでは赤いリボンが結んで垂がっている。
貴婦人のドレスのように豪奢な装いだが、黒のシャツに掛かった金髪のくすみのなさに目を奪われた。
「あなたが光の公爵か……?」
「エンパイア公だ世間知らずが!」
「一目見て分からないのはお前くらいなものだぞ!」
だが、エンパイア公とは悪名高い貴族だ。
目の前に現れたいかにも高貴な青年がそうだとは思えない。
青白いがきめ細かな肌に、シトラスは自分が奴隷に堕ちたような心地に陥った。
絶対的な統治者。生まれついての貴族と商人の子とではこんなにも稟性に差が出るのかと、圧倒された。
「捕まえてくれ……」
「はっ? なに、公爵様をか!?」
これが欲しい。この美しい物体を手に入れて飾っておきたい。心が黒く、邪悪なものに憑りつかれる。
手を振り乱して走っていき、組み付こうとした時――。
【白光】
小さな唇から声が発された。それだけでシトラスの体が白く発光する紐で絞めつけられて無様に床に倒れ、魚のように足を跳ねさせることしかできなくなる。
「これっ、なんです!?」
「拘束魔法ですよ、坊ちゃん」
これ使える人久しぶりに見たな~と黄色めいた声を上げる騎士に「遊ぶな!」と怒鳴る。
「僕の警護がお前たちの仕事だろ!?」
助けろと叫び、命じると騎士たちは顔を見合わせて「できるわけがないよなあ」と首を振った。
「俺たちみたいなのがエンパイア公に触れるだなんて、とんでもないことを言わないでくださいよ」
不敬だと言う騎士に愕然とし、笑う。
契約を切ってやる、訓練を怠けていたんだろうと腹に力を入れて罵りながら睨む。
「無理ですよ。坊ちゃんのアンタはなにも知らないかもしれないが、俺たちでは敵わない相手です」
「なにせ、最年少で夜帳の鷹寮、寮長になったお人だからなあ」
と顎髭を撫でながら尊敬の目を送る騎士たちに、シトラスは歯を食いしばった。まただ、こちらを見ない。
『お前の魔力は塵のようだな』
『魔法も使えない者になにを教えることがあるんだ。ん?』
『ボステルクに行きたいだと? 面白い、お前が行けば大層な嫌がらせになるな』
父の失笑、侮蔑の目。
魔法が使えることのなにがそんなに尊敬に値するのか。
どいつもこいつも、それだけで人を凡夫だと嗤える程のものかと胸倉を掴んでやりたい。
「けれど、お前の妻になる予定だった女は僕のものだったんだ!」
低く笑い声を立てると、それまで一つも表情を変えなかった公爵は唇を震わせた。
「……なんだと?」
「あの女は僕を守って死んだ。栄誉ある死だ。そうだ、この僕の胸に抱かれて冷えていったんだよ!」
黙れと騎士に鞘に入れたままの剣で肩甲骨の辺りを殴られる。
「姫様を侮辱する気か、貴様!」
「治癒の能力を持っているくせ、姫様には使わなかったのだろう!?」
「恥を知れ、羽虫がッ」
複数人で寄ってたかって殴り、蹴ってくる騎士たち。
これのどこに誠実さや武勇があるというのか、騎士道精神は死んだのか!
腐食の能力を部屋中に広がるよう、全開にする。
騎士など、体の至る所に古傷を持っているものだ。それに浴びせかければ――液状化する。
「うわっ……は、はははッ、おい見たか!?」
興奮が収まらないままに体を海老のように折って公爵を見上げる。
驚きに目を瞠る彼の首の辺りの布地が濡れてきて、痛みで秀麗な顔が歪む。
「…………ぁっ?」
首を手で押さえる公爵の手から血が零れ、一部始終を見ていたシトラスの口からもじゅるりと涎が溢れた。
「いいッ、その顔だ!」
人の苦痛に歪んだ顔とは、どうしてもこんなにも愉悦を与えてくれるのか。
今、シトラスの体を痺れさせるそれは、神殿で痛みに喘ぐエディスを見た時に得た恍惚を上回っていた。
「治癒士として生きながら、何故このような愚行ができる!」
この気高い公爵が堕ちてくる時、どういう表情を見せてくれるのだろうか。想像するだけで体が震える。
狂気じみた笑みを浮かべるシトラスを見ていた目が細まり、彼の手がこちらへと伸びてきた。
【首を垂れろ】
上から重圧が掛かってきて、シトラスは顔面を床にぶつける。
衝撃で気を失いかけた上、鼻から血が溢れて顔を濡らす。だが、それでも芋虫のように蠢きながら前へと進む。
腐食の能力を発動させたまま近づいていくと、公爵の背も丸まった。
彼のほっそりとした脚を掴み、頬ずりをする。
振り落とされそうになるが耐え、舌で舐めるとそこから甘美が脳まで突き上がった。だらだらと涎が垂れて黒いスラックスに滲む。
「あなたは僕の理想だ……!」
眼球を動かし見た公爵の顔は――……それでも、冷たい青の目をしていた。
記憶にある初恋の人と同じ色のはずなのに、彼の目はこんなにも蔑むように細められていて、それに――それに、ひどく興奮を覚えた。
「は、ぁ。公爵さまぁ、踏んでください」
「なにを……っ?」
「このおみ足で僕を踏んでほしいんです」
足を撫で擦り、裾から指を入れる。
想像通りの滑らかな肌は、指先で触れるだけでも恍惚を得られる感触がした。
手を伸ばして自分の局部に触れながら舐めたり、少しだけ肌に触れる。
「それが無理でも、僕に憐れみを……どうか」
「気味が悪いッ」
顔を蹴り飛ばされたシトラスの口から出たのは、悲鳴ではなく喜悦の声だ。
もっと、もっとだと滑る床に手をつこうとして失敗する。
それでも楽しくて仕方がなかった。
四肢を床に突っ張って、獣のように這おうとして――背後にある窓ガラスが割れた。
「エドワード様!」
ガラス片が飛び散る窓の向こう側に、公爵の胸に咲いた薔薇に似た色を見つけた。
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