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Merle

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エルフ少女の耳しゃぶ初体験 2/2

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 アマリが定宿にしているのは中の下クラスの宿だ。常時金欠のアマリだけど、これ以下クラスの宿だと扉の鍵が簡単に開けられてしまうものになるので、仕方のない出費なのだった。

「はっ……はっ、ああぁ♥」

 アマリは部屋に入るなりベッドへ駆け寄り、ぼふっと顔から倒れ込む。放置状態で蓄積された発情は、もう限界をとっくに超えていた。

「大丈夫で……って、聞くまでもなく、大丈夫じゃなさそうですね。お水、汲んできましょうか?」

 背後から聞こえてくるエルフ少女の声に、アマリはシーツに顔を埋めたまま頭を振る。

「ううん、いい。それより……っ……あっ……♥」
「え? それより……なに?」

 苦しげな吐息に掻き消された言葉を聞き返そうと、エルフ少女は身を屈め、アマリの伏せている顔へと自分の顔を寄せていく。
 アマリはそれが見えているかのように、ふいにごろんと転がって仰向けになると同時に片手を伸ばし、エルフ少女の首をぐいっと引き寄せた。

「きゃっ……何するんですか!?」

 アマリの胸に顔を埋める形になったエルフ少女はすぐに顔を上げようとしたが、後頭部にまわされたアマリの両手がそれを許さない。ぎゅうっと抱き締めて、Bカップの膨らみでエルフ少女の口を黙らさせる。

「んむっ、むうぅッ!?」
「あぁん♥ しょれ、乳首ぃ、擦れぇ……っひん♥」
「んむうぅッ!!」

 アマリの両手にますます力が籠もって、エルフ少女の顔を自分の胸にぐいぐい擦りつけさせる。ブラはしていても、発情効果でビンビンに尖った乳首には、それだけで十分過ぎる刺激だった。

「ああっんうぅ♥ こりぇ、こりこりっ♥ 気持ちいっ♥ いひっよおぅ♥」
「んんぅッ!? んっ、んむうぅッ!!」

 善がり悶えるアマリとは逆に、胸の膨らみで鼻と口を塞がれているエルフ少女は苦しげに呻いてシーツをばしばし叩いている。幸いにもアマリの胸は手の平サイズBカップなので完全に窒息することはなかったけれど、それでも苦しいものは苦しいのだ。

「むぐぐっ……っぷは! はっ……ちょ、お姉さん、いきなり何を!?」

 アマリの抱擁からどうにか逃れたエルフ少女は困惑を声にする。だが、アマリは間髪入れずに彼女の手を取り、またしても自分の胸に引き寄せた。

「きゃん! やっ、お姉さん、ちょっ、あたし女同士は未定義なんですけど!」
「そんなの知らなぁい♥」
「あうっ」

 慌てるエルフ少女を抱いたアマリは、くるんと寝返りを打って、彼女を押し倒す体勢になる。そうして身体全体で押さえ込んだ彼女の頬にキスをすると、そのままべろんっと舐め上げた。

「ひゃうぁ!?」
「んぅ……エルフちゃんの色白ほっぺ、やばぁ♥ 美味ひぃ♥」

 じゅるるぅ、べちょお……とアイスを味わうかのように舐められて、エルフ少女は首をいやいやさせて頬を逃がそうとする。でも、そんな動きで逃げられるわけもなく、彼女の白い頬は唾液で濡らされ、羞恥で火照っていく。

「う、うぅ……同性にこんなことされるの、ど、どういうふうに処理したらいいのか……うぅ……ッ」
「ふわわぁ、女の子可愛いよぅ♥ ん、んちゅ……女の子美味しいよぅ……すべすべ気持ちいよぉ♥」
「うっ、うぅあぅ……やっ、あぁ!? あっ、ちょわ!? あ、足! 足、絡んで……ふんぁッ!?」

 アマリの黒タイツに包まれた足がエルフ少女のミニスカートから伸びる生足に絡みつく。
 愛液の染みた黒タイツにすりすりと絡まられる色白の生足は怯えるようにばたつくのだけど、黒タイツの膝頭でスカート奥の下着に包まれた股間をぐいっと圧迫された途端に、びくっと電気が走ったように丸まって、黒タイツの足にしがみついた。

「んぅあッ、ッ……ちょ、お姉さ……んんッ!? ちょっ、ぁ……や、これ……覚えちゃう……ッ! あたしの演算回路あたまが、女の子が相手でも気持よくなれちゃうって学習しちゃうぅ……ッ♥」
「むふっ、可愛い♥ かわぃい♥ っはぁ……エルフちゃんも膝、立てて……んんッ♥ そうっ、あぁ♥ 当たるうぅッ♥」
「んっひっ、っ……女の子同士、なのっ、にぃ……ッ♥」

 エルフ少女が言われるままに片膝を立てると、アマリは愛液がぐっしょり染みた黒タイツの股間を彼女の太ももにぐしぐし擦りつけていく。

「あんっ、んんぁ♥ エルフちゃんのすべすべな太もも、すべすべぇ♥ んはっ♥ んあぁッ♥」
「あっ、あぁ……お姉さんと、二人して、こんなっ……こんなの、不毛……なの、にぃ……!」

 仰向けに押し倒されているエルフ少女と、押し倒しているアマリ。互いに片膝を立てて、互いの股間をぐりぐり圧迫し合っている――というか、アマリ一人がエルフ少女の股間に膝をぐりぐり押しつけながら、エルフ少女の太ももに自分の股間をぐりぐり擦りつけている。エルフ少女はアマリから与えられる快感に、寝そべる肢体をひくっひくっと震えるように悶えさせているだけだ。

「あっ、んぉ……♥ お、女同士って、これじゃ……ポーション作りにも、なんないっ、の、にっ……っひんんッ♥」

 体内に精液を貯めることもできない同性姦の生産性のなさが、エルフ少女の幻脳あたまには理解できない。だけど、それなのに身体アバターはしっかりと、性器まんこを膝でぐりぐりされる刺激を官能的なものとして脳に信号し続けている。
 エルフ少女の思考回路は結局、それを快感として処理し、身体を火照らせ、汗やら何やらの体液を分泌させていく。

「くっ、ふぅ……うぁあ……不毛なのにっ、何にも、なんないの……にっいぃ♥ ひっ、ひんぅッ♥」

 何の目的もない、何も得るもののない、ただ気持ちいいだけの行為に没頭することを脳が学習してしまう。理性OS本能BIOSに屈したのだった。

「ふあぁ、あっ……もっ、とぉ……♥」

 エルフ少女は自ら股を広げて、浮かせた腰をアマリの膝に擦りつけ始める。

「あれ? エルフちゃん、急に素直になっちゃった……なんでか分かんないけど可愛いから、なんでもいいッ♥」
「ひっにゃあッ!? みっ……耳ぃ♥ 噛んじゃ、あぁ♥ 舐めちゃ、あ、ぁ、あっ……にゃあぁ♥」
「あむあむ♥ ……ふふっ、エルフ耳、美味しぃ♥」

 アマリは喉を反らして甘く悶えるエルフ少女の笹の葉状に尖った耳を口に含んで、唇と舌でもって、あむあむむしゃむしゃと食み倒し、舐りまわす。

「んんぅ……この細長い耳朶の、こりっとしてて、ぷりっとしてる歯触りが……あむっ、はむっ♥」
「ひゃうぅッ!? かっ、噛まないでくださっ……あひぃッ!? 舐めりゅのもっ、おぉ……っふぁあ♥」
「ん、我が儘エルフちゃん……あみゅ、あみゅ♥」
「ふあぁ、あぁぁ……ッ♥」

 エルフ種特有の長く尖った耳朶を舐めしゃぶられる初体験に、エルフ少女は今度こそ本当に混乱してしまっていた。

 耳には確かに性感帯も設定されているけれど、それは首筋や腋の下と同じくらいの「ちょっと敏感ですよ」程度のお話で、乳首やクリのようにそこだけ舐っても官能を覚えてしまうような強い性感帯ではないはずなのに、どうしていま、わたしはこんなにゾクゾク泡立つような感覚に身震いが止まらなくなっているの? ……ああ、きっと股間をぐりぐりされて官能が溜まったことでOSあたまの処理モードがセックスに切り替わっていたからね。そうじゃなかったら耳をしゃぶられたり甘噛みされてアンアン悶えるなんてことが有り得るわけがない――あっ、そうよ! いまのわたしは不都合こんらん状態なのよ。だから、同性相手のこんな不毛で無為で気持いいだけの行為に抵抗する気力が出なくなっちゃっているんだ。そうじゃなければ、こんなふうにお耳しゃぶられ放題されて身体の力が抜けちゃったりするはずがない――!

 ――と、脳内で必死に自己弁護するエルフ少女。でも、実際にしている表情は、そんな自己弁護を軽く吹き飛ばしてしまうような蕩け顔だった。

「ひゃあぅ……あ、ぁ♥ お、耳ぃ……しょんにゃっ、にゃめた、りゃっ……あぁ♥ ふあぁッ♥」
「はむはむっ……んわぁ、エルフちゃんの顔、やーらしぃ♥」
「ふぇ……あっ!」

 アマリの揶揄に、エルフ少女は首を反対側に逸らして顔を隠そうとする。でもそれは、唾液でしっとり濡れた長耳をアマリの眼前に差し出す行為に他ならない。
 だから当然、アマリはその耳に唇で齧りついた。

「いただきまぁ……っふぁむ!」
「ひゃあぁッ!?」
「はむはむっ♥ あむあむむ……んんぅ♥ エルフちゃんの大きなお耳、ほんとに美味ちぃ♥ はむむぅ♥」
「ひぃ……いっ……ッ♥」

 冗談ではなく本心から美味しそうに自分の耳を、むしゃむしゃちゅるちゅる食んで舐めて啜ってしてくるアマリに、エルフ少女は本当に耳を食べられてしまうのでは……と身を固くするのだが、笹の葉型の長耳をフェラされているような感触と、何よりも強烈に響く唾液の音に震えが走って、身体の力は抜ける一方だった。

「はあっ……あぁ……♥」
「――んはっ……ねえ、反対の耳も」
「あ……」

 息も絶え絶えのエルフ少女は、アマリのささやきに抵抗を示すことなく、こてんと顔を反対側に向けて、まだ乾いている耳をアマリの眼前に晒す。
 まだ乾いているけれど、期待と恥じらいで赤く火照っている長い耳。そこへかかる、微笑混じりの湿った吐息。

「うふふっ……もう素直にお耳を差し出してきちゃうんだ」
「ぇ……あぅあッ!? 違うんですこれは――」
「お耳しゃぶられるの、そんなに良かったんだ? やーらしーぃ♥」
「違っはああぁッ!!」

 違うと言おうとした声は、火照った耳孔に舌がにゅるりと潜り込んできたことで、甘く上擦った嬌声になってしまった。

「ああぁッ!? あっ、あぁ……み、耳の穴ぁ、あぁんんッ♥」
「んぅ……耳の穴が、なにぃ? もっと舌でくちゅくちゅほじほじしてくださぁい、って?」
「違いまあぁあッ♥」

 今度もまた、違います、と最後まで言わせてもらえなかったエルフ少女の甘い悲鳴が空しく響く。だが、その物悲しい嬌声も、少女の耳を舐めしゃぶるアマリが立てる蕎麦を啜るような物音で掻き消されるのだった。

 ――じゅるじゅる、ちゅるる……ッ……。

「あっ、ひっ……んんにゃ……あぁ……ッ……♥」

 ――ぶずずっ……ちゅっ、ずちゅううぅ……っちゅ!

「んんうぁ――……あぁ……ッ♥」

 細い弦を爪弾くような嬌声と、水を掻き混ぜるような濁音が宿の部屋に森々と染み入っていく。
 耳元で、というよりも耳の穴から直接流し込まれる湿った音と濡れた感触に、エルフ少女の意識は蕩けては蕩け、また蕩けてを繰り返し、輪郭をなくしていく。
 くちゅくちゅと鳴る淫靡で情熱的な水音の向こうで、仔猫が誰かに餌をねだって鳴いている……と思ったら、それはエルフ少女自身の上げている嬌声だった。
 耳の付け根の裏側から耳孔周りの溝まで余すところなく舐められて、自分が喘いでいることも忘れかけるほど感じている。

「んっ……ふふっ、ねえ、これって無意識でしているの?」

 アマリはふいに微笑すると、自分の涎塗れにした長耳を舌先でちろちろくすぐりながらエルフ少女に問いかける。

「ふぇ……?」

 エルフ少女は陶然とした顔を横に向けたまま、寝惚けた様子で小首を傾げた。その愛らしくも間抜けな仕草に、アマリは笑みを深める。

「さっきからエルフちゃんが自分からわたしの膝にお股をすりすりしてきているの、気づいている?」
「へ……? え……あっ……」

 言われてもすぐには、エルフ少女はそれが自分のことを言われているのだと気がつけなかった。けれども、アマリの問いかけで意識させられた途端に、それまで感じていたぬるま湯の風呂に首まで浸かっているような心地好さが遠のいてしまったことで、嫌でも自覚させられてしまった。

「あ……あたし、腰、へこへこさせちゃって……?」
「うん、してたよ。すっごいやらしーぃ感じで、へこへこかくかくーって♥」
「うああぁッ!!」

 満面の笑顔で告げられたエルフ少女は耳の先まで真っ赤に染めて身動ぎするけれど、その程度で逃れることをアマリが許すわけもなく――。

「――っふあぁ♥」
「うっふふぅ♥」

 楽しげな声とともに押しつけられたアマリの膝頭が、汁気を吸った下着にぷっくり浮き出てしまっているクリ豆の突起に振動を送り込む。

「あっ、んんッ! んぁ、やっ、いやぁ……あぁ……ッ♥」
「嫌ならもっと嫌そうな顔しなきゃ、嘘にしか聞こえないよ。っていうか、嘘だもんねぇ?」
「嘘じゃ……ああぁ♥ ふぁああぁ♥」

 反射的に否定しようとして開いた口からは、アマリが膝をぐりぐり揺すっただけで、甘く蕩けた善がり声しか出なくなる。
 アマリの太ももを使っての無意識角オナですっかり出来上がっていたクリちゃんは、擦ってもらえる喜びを我慢できるほど良い子じゃなかった。

「ああぁ♥ ひゃうぅ、うぁ、あっ! やぁ、こんにゃ、膝で、にゃん、って……あっ、ぁ! あぁッ♥」
「ん? 膝でクリちゃんぐりぐりされるだけじゃ嫌って? 我が儘エルフちゃんめぇ……はぁむんッ♥」
「ひゃうあぁッ!?」

 再び食べられてしまう長耳。
 もう自分の涎の味しかしないだろうに、アマリはそれでもお構いなしにぺろぺろ舐めまわし、くちゃくちゃ唇で食み倒す。
 耳介軟骨のこりこり食感を唇で味わい、耳孔やその周りの溝を舌先で丹念に穿って舐め掃除して、そこが自分のものだと匂い付けマーキングしていく。
 そうしながら、膝頭から太ももを震わせてエルフ少女の勃起クリ豆を捏ねくるのも止めないし、自分の腰もへこへこ上下させてエルフ少女の立て膝で一緒にクリ豆擦りつけオナニーするのも止めないどころか、腰使いをどんどん速くしていく。

「はっ♥ はっ、あっ♥ んぅ、んっ……ッ♥」
「ひ、ひぁ♥ あっ、ぁ……あぁ、あッ♥」

 どちらがどちらの喘ぎか分からなくなるほど、二人は競い合うようにして一緒に高まっていく。

「あっあぁ♥ お耳、おいひっ……太もも、すべすべぇ……ぁんんッ♥ んっ、んんぁああッ♥」
「やぁ……あ、あぁ♥ お耳、ふやけちゃ……ああぁ♥ あっ、っふあッ♥ クリもぉ、やめぇ、らめぇッ♥」

 折り重なった二つの肢体は蛇のように絡み合い、クリのみならず胸から脚から全身を擦りつけ合って、

「あぁ! っく……ぅううッ♥ イくっ! イくイくイいぃッ♥ くっふうううぅッ♥♥」
「ひにゃあぁああぁあ――ッ♥♥」

 アマリが思わず長い耳朶を噛みながらクリ絶頂した直後、追いかけるようにしてエルフ少女もびくんっと下半身を跳ね上げ、イき痙攣した。

「あっ……んぁ、あ……あ、ぁ……ッ……♥」
「……は――ッ……あぁ……ふふっ♥ エルフちゃん、お耳かぷっとされてイっちゃったね……♥」
「うぁ……うぅ……!」

 アマリのくすくす笑いに、クリ絶頂の痺れに浸っていたエルフ少女は今更ながらに顔を手で覆って隠す。でも、それは本当に今更な仕草で、アマリの【状態異常:発情】を再燃させることにしかならなかった。

「……ね、もっかい。今度はちゃんとお洋服脱いで、ね? んねっ?」
「ふにぇえぇ!? もっ、もう終わりでいい――っひうぅんッ♥」
「ほぉら、お耳かぷかぷ♥」
「ひゃう! うっ、あっ……甘噛みっ、りゃめぇッ♥」
「かっぷかっぷ♥」
「ふにゃッ♥ ふにゃあッ♥」

 耳で感じることを学習してしまったエルフ少女の演算野メモリは冗談半分に甘噛みされるだけでも、入力されたその刺激を百パーセントの快楽として出力して、身体アバターに締まりのない表情をさせ、甘えた声を上げさせる。

「……わはっ♥ いい声で鳴いちゃって……じゃあ、続けていいってことだよね?」
「は、ぅ……まあ、今日はもうバイト終わってる、し……時間は余ってます、し……だから、だから……んんぁッ♥」
「はい、時間切れー……っはむ!」
「ひゃうあッ♥ あっ、あぁ♥ あっはあぁッ♥」

 ――エルフ少女の嬌声は、長耳をしゃぶられる水音の向こうに呑まれていった。


 アマリが、人間PCと組むのが嫌ならAINPCと組めばいいじゃない、ということに思い至って彼女をパーティに誘うのは、それから二時間後のことだった。
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