神様のポイント稼ぎに利用された3~過保護な神々と溺愛家族に囲われています~

ゆめ

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第三章 世界に降りかかる受難

第641話

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 昨日学校見学、今日は何をしようかなぁ。
 事件性やテンプレ性が無い事がいいなー。

「にいちゃが新しいダンジョン思いついて作ったらしいんだ。見学行こうぜ!」
「アー君も好きだねー」
『趣味の一環なのよ』
「今回のダンジョンは私のぺかぁが効かないそうです」

 難易度は中級ぐらいを目指した食材ダンジョンらしい、オープンはもうちょっと先にしてと騎士様に泣きつかれたので、現在は難易度とか出現食材の調整中なんだって。
 騎士様が知らない所で苦労している。

「最初にかあちゃの影響与えておけば、稼働後に魔物の強さが変動する可能性減らせるしな!」
『謎能力の発動は問答無用なのよ』
「えっちゃん、アー君から資料預かってます?」
「キキ」

 ドサッと畳の上に取り出されたのは大量の資料だった。
 出現魔物の考案、ダンジョンのタイプ、商業ギルドとの連携など社外秘っぽい内容が書き散らされています。

「海老っ! 海老の絵が描いてあります!」
「にいちゃ衝動的に海老食べたくなったのかな」
『えび天、エビフライ、ボイル焼き……』

 お疲れなのか見事に海老料理のイラストしかないよアー君。
 これはイネスが入り浸るダンジョンが爆誕しちゃう?

「お昼、海老食べたいです」

 絵が描かれた紙をガジガジしたイネスがぽつり。紙が涎でしわになってるよ。

『ダンジョン止めてお庭で釣りする?』
「秋の味覚ダンジョンも捨てがたいです」
「鍋ダンジョンで水炊きもいいなぁ」

 あれもこれも食べたい、自宅ならそれが出来る。
 だって我が家にはドリちゃんがいるから。

 チラリと台所に視線を向けたら、ドリちゃんとドリアンらがどんとこいと言わんばかりに待ちの姿勢で待機しておりました。

「どうする?」
「カレー!!」

 予定を聞いたら涼玉がお昼のリクエストを叫んだ。

「揚げ物は別皿に盛っておいて、そこから自由に取りたい!」
『コロッケもいいなぁ』
「えび、えびえびえびえびえびふらい」

 イネスは本当に海老が好きだよね、兄弟から奪って独り占めする時もあるぐらい。
 今のところ一番美味しかった海老は秋の味覚ダンジョンの中ボス、5m級の伊勢海老キングだったと何度か語られたことがある。

「じゃあお昼はカレー、揚げてもらいたいものは今から各自集めるって言うのはどうかな?」
『あい!』
「海老ぃぃ!!」
「イネスが光になった」

 よーいドン。と言う前にイネスがお庭に飛び出しました。
 魚類はイネスに任せて僕は裏庭菜園に行ってきます、夏野菜カレー食べたいのです。
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