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第三章 世界に降りかかる受難
第944話
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出禁の理由が過去の自分にあった。
でも国滅ぼしたのって、闇落ち勇者なんだけどなぁ。
そもそも闇落ち勇者に会いに行った理由も、リザママがクエスト受けたからで……うーん理不尽。
この会話は全て門前で行われており、僕とリザママが足止めされている間も後ろに人々が並んでいました。
しかし、ご覧ください、今は皆さん地面に頭をついて土下座の姿勢で息を殺しています。
門を守るべき兵士は気絶しているし、カオスである。
参ったなぁと呟いて、冒険者の一人が詰所に入って行ってすぐに戻ってきた。
ガクブル状態で交代要員が誰もいないらしい、逆に僕を何とかしてと依頼を受けたみたい。
「人間は脆弱だなぁ、ちびを怒らせなきゃいいだけだろう?」
「闇が光に弱いのと同じで、どうにもならない事もあんのよ」
「分かってあげて欲しいっす」
「えっ、闇って光に弱かったのか?」
冒険者の発言にリザママが僕、ではなく僕の影を凝視する。
「えっちゃんを基準にしたらまずいと思う」
「魔王様だって一時期、イネス様に近付けなかったんだぜ?」
「いや、だって、魔王軍に所属しているアンデッドとか、太陽の下で爽やかに働いたり、日光浴したり、干物作ったり、イネスの神聖グッズ集めたりとか平気でしてるぞ!?」
「……俺らの母国が愉快なだけっす」
「国が変われば基準も変わるんだ」
親切な冒険者集団がここに来て初めて目を逸らした。
イネスとアンデッドを例に挙げられると困るよね、本来なら同じ場に存在するだけで吹き飛ぶはずなのに、神聖グッズを買い漁ったり、神聖属性がぎっちり詰まった店に通うスケルトンが刀国には普通に存在していて、誰もがそれに疑問を抱かないんだもの。
普通の国なら討伐対象だよね。
他にも闇属性代表とも言える魔王様がうちにはいます。
ただ魔王様、イネスと遊んであげるためだけに光属性耐性を上げたからなー。
うむ、正しい基準になるような人材がうちの国にはいない。
「とりあえず、せっかく遊びに来たんだから町に入りたい」
「ギルドと教会以外から門前払い受けて神子様が悲しんで町が滅ぶに一票」
「むしろ両施設がすでに撤退準備を進めているに賭けたい」
「黒髪が生まれたら教会が保護しているから許してあげて欲しいっすねー」
「孤児も浮浪者もいない、適度にいい国なんだけどなぁ」
庇おうとしているのか諦めているのかどっちだろうか。
「神子様」
そこに新たな人物が現れた!
ヴィシュタル教の司祭である。
「どうか、ここは教会の顔を立ててくださいませんか?」
「ん~~」
「彼の民は過去に起きた出来事を心より反省し、国民が一丸となって贖罪の日々を送っております」
「そうなの?」
「この国は奴隷解放にも力を入れており、女神様よりまぁまぁ認められています」
まぁまぁなんだ。
「そしてここで私が神子様の説得に成功すると、教会への信心が増して女神様が多少ご機嫌になります」
「結構どうでもいい扱いの部類じゃない?」
「そうなんですよねぇ」
「司祭様!」
「説得するなら最後まで!」
のほほんと笑う司祭に冒険者がツッコミを入れてくる。
とりあえず今日は別の所に行こうかな、ビクビクされるなか遊んでも面白くないしね~。
「一番近くのダンジョンに遊びに行く」
「そうすっか」
「「え」」
どんなダンジョンか楽しみですね、もふもふがいると嬉しいな。
でも国滅ぼしたのって、闇落ち勇者なんだけどなぁ。
そもそも闇落ち勇者に会いに行った理由も、リザママがクエスト受けたからで……うーん理不尽。
この会話は全て門前で行われており、僕とリザママが足止めされている間も後ろに人々が並んでいました。
しかし、ご覧ください、今は皆さん地面に頭をついて土下座の姿勢で息を殺しています。
門を守るべき兵士は気絶しているし、カオスである。
参ったなぁと呟いて、冒険者の一人が詰所に入って行ってすぐに戻ってきた。
ガクブル状態で交代要員が誰もいないらしい、逆に僕を何とかしてと依頼を受けたみたい。
「人間は脆弱だなぁ、ちびを怒らせなきゃいいだけだろう?」
「闇が光に弱いのと同じで、どうにもならない事もあんのよ」
「分かってあげて欲しいっす」
「えっ、闇って光に弱かったのか?」
冒険者の発言にリザママが僕、ではなく僕の影を凝視する。
「えっちゃんを基準にしたらまずいと思う」
「魔王様だって一時期、イネス様に近付けなかったんだぜ?」
「いや、だって、魔王軍に所属しているアンデッドとか、太陽の下で爽やかに働いたり、日光浴したり、干物作ったり、イネスの神聖グッズ集めたりとか平気でしてるぞ!?」
「……俺らの母国が愉快なだけっす」
「国が変われば基準も変わるんだ」
親切な冒険者集団がここに来て初めて目を逸らした。
イネスとアンデッドを例に挙げられると困るよね、本来なら同じ場に存在するだけで吹き飛ぶはずなのに、神聖グッズを買い漁ったり、神聖属性がぎっちり詰まった店に通うスケルトンが刀国には普通に存在していて、誰もがそれに疑問を抱かないんだもの。
普通の国なら討伐対象だよね。
他にも闇属性代表とも言える魔王様がうちにはいます。
ただ魔王様、イネスと遊んであげるためだけに光属性耐性を上げたからなー。
うむ、正しい基準になるような人材がうちの国にはいない。
「とりあえず、せっかく遊びに来たんだから町に入りたい」
「ギルドと教会以外から門前払い受けて神子様が悲しんで町が滅ぶに一票」
「むしろ両施設がすでに撤退準備を進めているに賭けたい」
「黒髪が生まれたら教会が保護しているから許してあげて欲しいっすねー」
「孤児も浮浪者もいない、適度にいい国なんだけどなぁ」
庇おうとしているのか諦めているのかどっちだろうか。
「神子様」
そこに新たな人物が現れた!
ヴィシュタル教の司祭である。
「どうか、ここは教会の顔を立ててくださいませんか?」
「ん~~」
「彼の民は過去に起きた出来事を心より反省し、国民が一丸となって贖罪の日々を送っております」
「そうなの?」
「この国は奴隷解放にも力を入れており、女神様よりまぁまぁ認められています」
まぁまぁなんだ。
「そしてここで私が神子様の説得に成功すると、教会への信心が増して女神様が多少ご機嫌になります」
「結構どうでもいい扱いの部類じゃない?」
「そうなんですよねぇ」
「司祭様!」
「説得するなら最後まで!」
のほほんと笑う司祭に冒険者がツッコミを入れてくる。
とりあえず今日は別の所に行こうかな、ビクビクされるなか遊んでも面白くないしね~。
「一番近くのダンジョンに遊びに行く」
「そうすっか」
「「え」」
どんなダンジョンか楽しみですね、もふもふがいると嬉しいな。
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