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三食昼寝、家族付き
第886話
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ダンジョン最下層にあるボス部屋の前に来ております。
いかにもな感じの重厚な扉が雰囲気出してますね。
この扉の向こうにあのガイコツより上位の魔物がいる。ダンジョンではモンスターっていうんだっけ? まぁいいや。
とりあえずアー君の頬っぺたむにーーーーーー。
「にゃにしゅりゅんだよー」
「悪い子」
もう一つむにーん。
「ごめんなさいは?」
「大多数の人間を救うためってことで一つ許してほしいな!」
「おやつ抜き期間、一か月ぐらいでいいかなぁ?」
「そんな!! 俺のチーズアイス!」
「あれも没収するからね」
「ごめんなさい!」
勢いよく頭を下げ、勢いのまま地面にごっちんした。
幼児の頭は重いからね。
「痛い? 大丈夫?」
「地面が割れた」
どうやらアー君はなかなかの石頭のようです、それともダンジョンが脆いのだろうか。
「じゃあ帰ろうか」
「ボスに会ってこうよ、扉越しでも大丈夫だとは思うけど、確証欲しいと思わない?」
地面に膝を付いていた僕に抱き着いてきたのでそのまま抱き上げる。
ありがとう騎士様プロデュースポンチョ、君のおかげでアー君の抱っこも楽々です。
「はぁ、もう仕方ないなぁ。ここのボスってなに?」
「すんごい硬いって聞いてる。ゴーレムだったかな?」
僕一人で帰れるなら帰りたいけれど、現在の帰宅手段はアー君だけなんだよね。
気が済めば家に帰るだろう、本当に頼むよ謎能力、君だけが僕の生命線……いや、えっちゃんもいるか、なんだ普通に大丈夫そう。
「……」
「ママどうしたの?」
「扉片手じゃ開けられない、アー君ちょっとおりて」
「ん」
ぐぎぎぎぎぎ
「開かない」
アー君を下ろして全身で押したけどダメだったので、じゃあと思って引いたり、横に頑張ってみたけどびくともしません。
どうやらボスは留守みたいだから帰っていいかな!
「一定以上の筋力ないと扉開かないとか、ちょっと俺がやってみ――開いた!」
アー君が手を触れたらふわぁと音もなく内側に扉が開きました。
どういう原理だ!
このダンジョン作ったのどなたですかね、原理についてちょっと話し合いが必要だと思うんです!
扉の先は確かにボス部屋だった。
きっと最初は殺風景な岩だらけの部屋だったに違いない。
ボス戦のための特殊フィールドは今や赤や青など色とりどりの薔薇が咲き乱れ、天井があるはずのそこには青空が広がり、浮かぶ白い雲はハートマーク。
正面にはゴーレムではなく、両手いっぱいの薔薇の花束を持った全身鎧が立っている。
「……帰りたい」
えっちゃんにお願いして全てを無に帰してはダメだろうか。
いかにもな感じの重厚な扉が雰囲気出してますね。
この扉の向こうにあのガイコツより上位の魔物がいる。ダンジョンではモンスターっていうんだっけ? まぁいいや。
とりあえずアー君の頬っぺたむにーーーーーー。
「にゃにしゅりゅんだよー」
「悪い子」
もう一つむにーん。
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「大多数の人間を救うためってことで一つ許してほしいな!」
「おやつ抜き期間、一か月ぐらいでいいかなぁ?」
「そんな!! 俺のチーズアイス!」
「あれも没収するからね」
「ごめんなさい!」
勢いよく頭を下げ、勢いのまま地面にごっちんした。
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「痛い? 大丈夫?」
「地面が割れた」
どうやらアー君はなかなかの石頭のようです、それともダンジョンが脆いのだろうか。
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地面に膝を付いていた僕に抱き着いてきたのでそのまま抱き上げる。
ありがとう騎士様プロデュースポンチョ、君のおかげでアー君の抱っこも楽々です。
「はぁ、もう仕方ないなぁ。ここのボスってなに?」
「すんごい硬いって聞いてる。ゴーレムだったかな?」
僕一人で帰れるなら帰りたいけれど、現在の帰宅手段はアー君だけなんだよね。
気が済めば家に帰るだろう、本当に頼むよ謎能力、君だけが僕の生命線……いや、えっちゃんもいるか、なんだ普通に大丈夫そう。
「……」
「ママどうしたの?」
「扉片手じゃ開けられない、アー君ちょっとおりて」
「ん」
ぐぎぎぎぎぎ
「開かない」
アー君を下ろして全身で押したけどダメだったので、じゃあと思って引いたり、横に頑張ってみたけどびくともしません。
どうやらボスは留守みたいだから帰っていいかな!
「一定以上の筋力ないと扉開かないとか、ちょっと俺がやってみ――開いた!」
アー君が手を触れたらふわぁと音もなく内側に扉が開きました。
どういう原理だ!
このダンジョン作ったのどなたですかね、原理についてちょっと話し合いが必要だと思うんです!
扉の先は確かにボス部屋だった。
きっと最初は殺風景な岩だらけの部屋だったに違いない。
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「……帰りたい」
えっちゃんにお願いして全てを無に帰してはダメだろうか。
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