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外の様子は? (ローズの場合)
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迷宮王ルシーと友達に成ったことで、今日一日だけ、外の様子を見ることができるようになった。
リモコンのボタンを弄ると、最初にテレビに映ったのはローズが通っている学校だ。
「これがローズの通っている学校ってところか?」
「うん。アルカトラズ魔術学校。魔術師の名門の子だけが行けるところ。皆そこら辺の大人よりずっと凄い。私だけ違うけど」
ローズは声を落とすが、それでもテレビをじっと見つめる。
「それにしても、豪華なところだ」
学校は生意気にも城壁と城門で囲まれている。城門の前には騎士が立っていて、立ち入りを監視している。
城門を抜けると真っすぐに城まで続く道路がある。脇は花壇でキッチリ彩られている。道路に従って進むと城の前に着く。
「この城が学校だよな?」
「そうだよ。その両脇にあるのが宿舎。女子と男子で別れてる。各生徒に一部屋くれる」
「豪華だ! 羨ましい! 俺なんざ弟たちと雑魚寝だ」
「そうでもないよ。一人だと寂しいから」
ローズが力なく笑った。
それからぼんやりとテレビを見る。ローズは力なく笑い続ける。
「私が居なくても普通だ。皆気にしてない。分かってたけどね」
それでもテレビを見続ける。居たたまれない空気だ。
「お父さん! お母さん!」
ローズは白髪で険しい目をした老人と、白髪交じりで同じく険しい目をした叔母さんが馬車から降りる場面で悲鳴をあげた。
テレビは何もしていないのにローズの両親の背中を追う。
『失礼します』
彼らは学校に入ると真っすぐ階段を上り、最上階へ行く。そして表札に校長室と書かれる扉を年齢にしては力のある声で叩く。どうでもいいが、凄まじく清潔で豪勢な廊下だ。金をかけているのが丸わかりで気持ち悪い。
『アントワネット殿、お待ちしておりました』
扉を開けて出迎えたのは、中年の男性であった。しわはあるが、まだまだ若々しい。
「ガウス様」
ローズは食い入るようにテレビを見つめる。
『娘の葬儀は終わりました』
アントワネット夫妻は部屋に入ると開口一番に言った。
『そうでしたか』
ガウスはそれを聞くとその場で即座に頭を下げる。
『娘さんを思って軽々しく推薦した私の責任です。本当に申し訳ない』
『ガウス様、頭をあげてください。これはガウス様のお気持ちに応えられなかった娘の責任です』
夫妻は仰々しくため息を吐く。
『非常に不出来な娘でした。正直、我が子とは思えないほど劣等でした。私たちも頭を悩ませていました。そこにガウス様からのありがたい申し出がありました。私たちはとても嬉しかったです。娘も喜んだことでしょう。しかしこうなってしまった。ガウス様の顔に泥を塗ることになり、大変申し訳ございません』
『今日はガウス様の期待に応えられなかった娘に代わって、私たちが謝罪に来ました。許してください』
「こいつらムカつくな? 帰ったらぶん殴ってやろう」
指をぽきぽき鳴らして、今から殴り合いのイメージを作る。
体格は貧弱だから、腹に一発入れて、蹲ったところを顔面に膝蹴り。これで俺の勝ちだ。
「良いの良いの! そう思われて当然だから」
ローズはわざとらしく笑って、辛い表情を隠し、テレビに顔を戻す。
『ただ、ガウス様には申し訳ありませんが、ある意味、娘にとって幸せな結果だったのかと思います。あの子は卒業しても何もできなかった。世間から白い目で見られるのは明白でした。それを名誉ある死で逃れられた。娘に代わってお礼を申し上げます』
テレビに拳を叩き込んでぶっ壊す!
「ルシー! このテレビ変な物が映ってんぞ! 壊れてやがる! 今すぐ代わりの物持ってこい!」
虚空に向かって叫ぶ!
「良いの良いの! 平気平気! 予想通りだから」
ローズは苦笑いで誤魔化す。
その間に憎たらしいテレビが独りでに直る。
「皆、もう寝ようぜ。こんなの見る価値ねえ!」
腹が立って仕方がない。あれが娘に言う言葉か? 何が良かったんだ? 俺は全然良くねえんだよ!
「レイ、最後まで、見せて」
ローズが強く手を握ってきたので、仕方なく黙る。その代わりぎゅっと手を握り返す。
テレビを見直すとローズの両親は馬車に乗って帰るところだった。俺が騒いでいる間に、ガウスと両親の会話は終わってしまったようだ。
「教室が見たいな」
テレビはローズの言葉に従い、教室へ場面を移す。
「ここが教室か?」
教室には数十の机と椅子が並び、そこに同じ服を着たガキが規則正しく座っていた。
「そうだよ。皆が見ているのが黒板。黒板の前に立っているのが先生」
「なんか寝ている奴とか居るな? 何でベッドで寝ないんだ?」
「授業には出なくちゃいけないって決まりがあるから。それに先生も注意しないし」
「寝てもいいって決まりがあるのか?」
「本当はダメだけど、皆勉強できるから、何も言われないんだ。私は良く怒られたけど」
ローズはヘラヘラ笑って体の震えを誤魔化した。
鐘が鳴ると先生が教室から出て行き、ガキどもが一斉に席を立つ。そしてムカつく笑みを浮かべながら喋り出す。
「あ……私の机に花が添えてある」
ローズが指さした最前列の席に、花瓶が添えられていた。
『あれ? 誰か死んだの?』
不細工な女たちがヘラヘラとローズの机を指さす。
『あいつだよ。あのダメ女』
同じく不細工な男たちがヘラヘラと笑う。
『あいつ死んだんだ! なんでなんで!』
不細工な女たちは何がおかしいのかクスクスと声を潜めて笑う。
『ガウス様の推薦を真に受けて、迷宮に潜ったんだ。そしたら死んだ。良い様だ。清々した』
不細工な男たちは大声で笑う。
『あいつ実力無いし、頭も悪いのに、わざわざ前の机に座って、必死に黒板を書き写して、私! 勉強してます! って頑張ってますアピールがクソうざかったからな』
『そうそう! 先生は猿知恵見抜いてたから相手しなかったけど、それでも黒板書き写してさ。ほんっとうざかった。死んでよかったー!』
『馬鹿な奴だよな! ガウス様は才能無いからやめろって意味で推薦したのに、マジで迷宮潜りやがった。それで死んだ。でも死んで本人も幸せなんじゃね?』
『才能無い奴はいくら頑張ってもダメ。死んでようやく理解できたなら幸せだよな』
『つーか。ほんとあいつ馬鹿だったよね。才能無いから私たちが親切に学校やめろって言ってあげたのに聞かないでさ。クラスの皆に手伝って貰ったのに、それでも馬鹿だからやめない。すげー迷惑! あいつのせいでクラスの輪が乱れてたからね!』
『もう死んだから良いんじゃね? それより、せっかく死んだんだからお祝いしねえと!』
『そうだね! 先生も誘おう!』
テレビに鉄拳をぶち込む! テレビは綺麗さっぱり粉々になって消えた。
「ローズ、安心しな。奴ら全員、殴っておいたぜ」
ボロボロと涙を流すローズの頭を抱きしめる。
「あり……が……と」
ローズはしばらく、胸の中で泣いた。
「うん! スッキリした!」
ローズは腫れた目を拭って笑う。
「これでレイのために頑張れる!」
「本当に大丈夫か?」
「大丈夫大丈夫!」
ローズは心底晴れやかな笑みを浮かべる。
「なんか、こう。私って期待しちゃってた。皆心配しているんじゃないかって。それがどうしても気になって集中できなかったけど、今なら大丈夫! 皆心配してない! でもレイは心配してくれてる! だからレイのためだけに頑張れる!」
ローズは気丈にもガッツポーズを取る。
「それにしても、レイ! 壊しちゃだめだよ! リリーさんやチュリップさんだって外の様子を見たいんだから!」
「あ」
リリーとチュリップの顔を見る。二人は苦笑いしていた。
「私も家族の顔が見たかった。どんな感じなのか想像できるが、それでも見たかった」
リリーに苦笑交じりに睨まれる。
「す、すまない。ちと腹が立って」
「良いさ。見たらどうせ、お前に壊される」
リリーはくつくつと腹を抱える。
「皆さん、忘れているようですが、これ直りますよ」
チュリップが指さすと、テレビがガチャガチャと音を立てて再生していた。
「次は私に見させてもらおう」
リリーがリモコンを操作した。
リモコンのボタンを弄ると、最初にテレビに映ったのはローズが通っている学校だ。
「これがローズの通っている学校ってところか?」
「うん。アルカトラズ魔術学校。魔術師の名門の子だけが行けるところ。皆そこら辺の大人よりずっと凄い。私だけ違うけど」
ローズは声を落とすが、それでもテレビをじっと見つめる。
「それにしても、豪華なところだ」
学校は生意気にも城壁と城門で囲まれている。城門の前には騎士が立っていて、立ち入りを監視している。
城門を抜けると真っすぐに城まで続く道路がある。脇は花壇でキッチリ彩られている。道路に従って進むと城の前に着く。
「この城が学校だよな?」
「そうだよ。その両脇にあるのが宿舎。女子と男子で別れてる。各生徒に一部屋くれる」
「豪華だ! 羨ましい! 俺なんざ弟たちと雑魚寝だ」
「そうでもないよ。一人だと寂しいから」
ローズが力なく笑った。
それからぼんやりとテレビを見る。ローズは力なく笑い続ける。
「私が居なくても普通だ。皆気にしてない。分かってたけどね」
それでもテレビを見続ける。居たたまれない空気だ。
「お父さん! お母さん!」
ローズは白髪で険しい目をした老人と、白髪交じりで同じく険しい目をした叔母さんが馬車から降りる場面で悲鳴をあげた。
テレビは何もしていないのにローズの両親の背中を追う。
『失礼します』
彼らは学校に入ると真っすぐ階段を上り、最上階へ行く。そして表札に校長室と書かれる扉を年齢にしては力のある声で叩く。どうでもいいが、凄まじく清潔で豪勢な廊下だ。金をかけているのが丸わかりで気持ち悪い。
『アントワネット殿、お待ちしておりました』
扉を開けて出迎えたのは、中年の男性であった。しわはあるが、まだまだ若々しい。
「ガウス様」
ローズは食い入るようにテレビを見つめる。
『娘の葬儀は終わりました』
アントワネット夫妻は部屋に入ると開口一番に言った。
『そうでしたか』
ガウスはそれを聞くとその場で即座に頭を下げる。
『娘さんを思って軽々しく推薦した私の責任です。本当に申し訳ない』
『ガウス様、頭をあげてください。これはガウス様のお気持ちに応えられなかった娘の責任です』
夫妻は仰々しくため息を吐く。
『非常に不出来な娘でした。正直、我が子とは思えないほど劣等でした。私たちも頭を悩ませていました。そこにガウス様からのありがたい申し出がありました。私たちはとても嬉しかったです。娘も喜んだことでしょう。しかしこうなってしまった。ガウス様の顔に泥を塗ることになり、大変申し訳ございません』
『今日はガウス様の期待に応えられなかった娘に代わって、私たちが謝罪に来ました。許してください』
「こいつらムカつくな? 帰ったらぶん殴ってやろう」
指をぽきぽき鳴らして、今から殴り合いのイメージを作る。
体格は貧弱だから、腹に一発入れて、蹲ったところを顔面に膝蹴り。これで俺の勝ちだ。
「良いの良いの! そう思われて当然だから」
ローズはわざとらしく笑って、辛い表情を隠し、テレビに顔を戻す。
『ただ、ガウス様には申し訳ありませんが、ある意味、娘にとって幸せな結果だったのかと思います。あの子は卒業しても何もできなかった。世間から白い目で見られるのは明白でした。それを名誉ある死で逃れられた。娘に代わってお礼を申し上げます』
テレビに拳を叩き込んでぶっ壊す!
「ルシー! このテレビ変な物が映ってんぞ! 壊れてやがる! 今すぐ代わりの物持ってこい!」
虚空に向かって叫ぶ!
「良いの良いの! 平気平気! 予想通りだから」
ローズは苦笑いで誤魔化す。
その間に憎たらしいテレビが独りでに直る。
「皆、もう寝ようぜ。こんなの見る価値ねえ!」
腹が立って仕方がない。あれが娘に言う言葉か? 何が良かったんだ? 俺は全然良くねえんだよ!
「レイ、最後まで、見せて」
ローズが強く手を握ってきたので、仕方なく黙る。その代わりぎゅっと手を握り返す。
テレビを見直すとローズの両親は馬車に乗って帰るところだった。俺が騒いでいる間に、ガウスと両親の会話は終わってしまったようだ。
「教室が見たいな」
テレビはローズの言葉に従い、教室へ場面を移す。
「ここが教室か?」
教室には数十の机と椅子が並び、そこに同じ服を着たガキが規則正しく座っていた。
「そうだよ。皆が見ているのが黒板。黒板の前に立っているのが先生」
「なんか寝ている奴とか居るな? 何でベッドで寝ないんだ?」
「授業には出なくちゃいけないって決まりがあるから。それに先生も注意しないし」
「寝てもいいって決まりがあるのか?」
「本当はダメだけど、皆勉強できるから、何も言われないんだ。私は良く怒られたけど」
ローズはヘラヘラ笑って体の震えを誤魔化した。
鐘が鳴ると先生が教室から出て行き、ガキどもが一斉に席を立つ。そしてムカつく笑みを浮かべながら喋り出す。
「あ……私の机に花が添えてある」
ローズが指さした最前列の席に、花瓶が添えられていた。
『あれ? 誰か死んだの?』
不細工な女たちがヘラヘラとローズの机を指さす。
『あいつだよ。あのダメ女』
同じく不細工な男たちがヘラヘラと笑う。
『あいつ死んだんだ! なんでなんで!』
不細工な女たちは何がおかしいのかクスクスと声を潜めて笑う。
『ガウス様の推薦を真に受けて、迷宮に潜ったんだ。そしたら死んだ。良い様だ。清々した』
不細工な男たちは大声で笑う。
『あいつ実力無いし、頭も悪いのに、わざわざ前の机に座って、必死に黒板を書き写して、私! 勉強してます! って頑張ってますアピールがクソうざかったからな』
『そうそう! 先生は猿知恵見抜いてたから相手しなかったけど、それでも黒板書き写してさ。ほんっとうざかった。死んでよかったー!』
『馬鹿な奴だよな! ガウス様は才能無いからやめろって意味で推薦したのに、マジで迷宮潜りやがった。それで死んだ。でも死んで本人も幸せなんじゃね?』
『才能無い奴はいくら頑張ってもダメ。死んでようやく理解できたなら幸せだよな』
『つーか。ほんとあいつ馬鹿だったよね。才能無いから私たちが親切に学校やめろって言ってあげたのに聞かないでさ。クラスの皆に手伝って貰ったのに、それでも馬鹿だからやめない。すげー迷惑! あいつのせいでクラスの輪が乱れてたからね!』
『もう死んだから良いんじゃね? それより、せっかく死んだんだからお祝いしねえと!』
『そうだね! 先生も誘おう!』
テレビに鉄拳をぶち込む! テレビは綺麗さっぱり粉々になって消えた。
「ローズ、安心しな。奴ら全員、殴っておいたぜ」
ボロボロと涙を流すローズの頭を抱きしめる。
「あり……が……と」
ローズはしばらく、胸の中で泣いた。
「うん! スッキリした!」
ローズは腫れた目を拭って笑う。
「これでレイのために頑張れる!」
「本当に大丈夫か?」
「大丈夫大丈夫!」
ローズは心底晴れやかな笑みを浮かべる。
「なんか、こう。私って期待しちゃってた。皆心配しているんじゃないかって。それがどうしても気になって集中できなかったけど、今なら大丈夫! 皆心配してない! でもレイは心配してくれてる! だからレイのためだけに頑張れる!」
ローズは気丈にもガッツポーズを取る。
「それにしても、レイ! 壊しちゃだめだよ! リリーさんやチュリップさんだって外の様子を見たいんだから!」
「あ」
リリーとチュリップの顔を見る。二人は苦笑いしていた。
「私も家族の顔が見たかった。どんな感じなのか想像できるが、それでも見たかった」
リリーに苦笑交じりに睨まれる。
「す、すまない。ちと腹が立って」
「良いさ。見たらどうせ、お前に壊される」
リリーはくつくつと腹を抱える。
「皆さん、忘れているようですが、これ直りますよ」
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