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哀れなるフロアマスターたち(魔法封じ)
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地下9010階のフロアマスター、マリクは、いつも通り王宮の自室で報告書を書いていた。
「ふう……さすがに疲れた」
樫の木に漆を塗った豪華な椅子の背もたれにもたれかかって欠伸をする。
「まだ昼食の時間には早いか」
特製の魔法時計に目をやると、カジュアルスーツのような小ざっぱりした上着から手紙を取り出す。手紙はコピー用紙のようで、窓の外に見える中世的な建物と比較するとアンバランスであった。
「しかし、異世界からの侵略者を倒せとは。全王も変な指令を出すな」
マリクは手紙に書かれた文字を指で追う。文字はプリンターから印刷したようなゴシック体で、いよいよ世界観に合わない。
「しかし……倒した暁には新たなるチートを与えるか……ふふ」
マリクは髭の生えた顎を撫でて微笑み、手紙を乱暴に机の引き出しにしまう。
「次は永久に、安定して作物や果物が取れる土地でも要求するか?」
机に重なる書類に目を通す。そこには現在問題となっている食糧不足に関することが書かれていた。
「しかし……チートか。くだらないと思っていたが、いざ受け取ると悪くない。要は使いよう。俺みたいなできた男が持てば役に立つ」
机の脇に置く数多の貴婦人やお嬢様から届いた招待状を見て、唇の端から端まで舌を這わす。
マリクは生前一流大学に通う大学生であった。たまに2chの学歴板を見るような学歴至上主義であり、己が選ばれた存在であると自負していた。そんな押さえつけられない自尊心から、時たまアニメで話題になるチートという言葉が嫌いだった。
負け犬のたわごと、自分はチートを持たずとも優れている。むしろチートは自分の魅力を削ぐ悪しき物と、誰にも聞かれないのに、チートという単語が出てくると尊大な笑みで答えた。
皆は苦笑いで誤魔化す。マリクはプライドが高く反論を許さない性格だったため、何を言っても聞き流すのがルールとなっていた。
そんな彼は、バイクを運転中、好みの女が歩道を歩いているところを見かけてしまったため、わき見運転で信号無視をしてしまい、乗用車と正面衝突し、世を去った。
「死んだ! 俺が! ふざけんな!」
全王に会い、事情を聴くとマリクは憤慨した。
全王は見下すように笑うだけだった。
怒り心頭のマリクだったが、全王には文句を言わなかった。
「こいつは強い。文句を言っても仕方ない。悪いのは俺を殺した家族だ」
マリクは弱者に厳しく強者に優しい。
だから全王の笑みに耐えた。
「異世界? まさかアニメの世界に入るとは思わなかった」
マリクは全王から異世界転生の話を聞いて顔をしかめた。しかし死ぬよりはマシと受け入れた。
「チート? ますますアニメだ」
転生する際にチートを受け取れと命じられると、マリクはついに舌打ちした。
「しかし……文明レベルは中世前後。不便だし、万が一のこともある」
マリクは最初こそ不機嫌だったが、転生先の世界の情勢を聞いて思い直した。
「魔法が無い世界だったな? ならどんな魔法も使える能力と一切のリスク無く魔法が使えるようにしろ」
マリクは魔法の無い世界で、どんな魔法も使えるチートと、何のリスクも無く魔法が使えるチートを手に入れた。
マリクの思惑は当たった。魔法が無い世界で魔法が使える。しかもノーリスクである。水が無くても無限に水を生み出せる。どんな傷もたちどころに治せる。世界で唯一の存在。
性格は悪くても、知識はしっかりしていたこともあり、十代半ばで王族の相談役となったのも頷ける。
「まるでラスプーチンだ。違うのは本当に、神に選ばれたことだけ」
マリクは巨万の富と名声を手にしたとき、そう言ってほくそ笑んだ。
「馬鹿がチートを得るのを見てイラつくのも当然だ。俺のように高貴な存在こそチートを得るにふさわしい」
彼はチートが好きになっていた。
「マリク様。よろしいでしょうか」
選りすぐった美人秘書の声がドアの向こうから聞こえると、マリクは嫌らしく微笑む。
「入れ」
「失礼します」
静かに入室したのは、胸が大きく、腰は引き締まった凛々しい女性だ。知性を感じさせる顔と健康的な体は、マリクが女性に求める絶対条件である。
「お手紙が届いておりました」
「手紙? この時間に? 郵便はまだやっていないはずだが」
マリクは手紙を受け取ると秘書の背中に回り、大きな胸を揉む。
「何を!」
秘書は歯を食いしばるが、特に抵抗しない。
「何を嫌がる? 俺のおかげで食っているんだぞ?」
秘書は顔を伏せて、無思慮に胸に這いまわる手を我慢した。
マリクはくつくつと手紙を見る。
「レイが来た!」
マリクはばっと秘書を突き飛ばすと部屋を飛び出す。
「はは! 屑を殺すだけでさらなる力を得る! 楽な仕事だ!」
マリクは自作した魔法のローブと杖を持って、北の砂漠へワープした。
「お前がレイか?」
「そうだ。お前はフロアマスターだな?」
「その通りだ」
マリクはカンカン照りで水一滴も無い砂漠のど真ん中でレイたちと向かい合う。
「いい女だ」
マリクはローズとチュリップ、リリーを見て生唾を飲む。
「凄く気持ち悪い奴」
ローズたちは視線に気づくと汚物を見るように顔を歪ませる。
「気持ち悪い? 屑女め!」
杖を天に振り上げる。
「後悔しろ! ギガメテオ!」
天空に無数の魔方陣が出現し、そこから隕石が雨あられと降り注ぐ!
「一国を滅ぼす最強の呪文だ!」
隕石がレイたちに当たると、凄まじい爆発が巻き起こった。
「死ね死ね死ね!」
爆発が起きても隕石は止まらない。数々の隕石が地形を変えるほど着弾する。
「は! 雑魚が!」
業火と粉塵が舞い上がる中、マリクは笑う。
「少しは強いな」
「何?」
マリクは煙の中から発せられた声に耳を疑う。
煙が突風で消し飛ぶと、無傷のレイたちが平然と立っていた。
「死んでない!」
胃が痙攣するように声が震える。
「強くないよ。子供だまし」
「子供が喜びそうな魔法ですね」
「発動がひと眠りできるほど遅い」
ローズたちはマリクを汚らしいと目で訴える。
「馬鹿な馬鹿な! 俺はチートを手に入れた! ギガウォーターフォール!」
マリクは喉が裂けるほどの強さで呪文を唱えた。
何も起こらなかった。
「……何が起きた?」
マリクは目を天にしてキョロキョロと辺りを見渡す。ショックだったのだろう。敵の前なのに茫然自失だ。
「ボケッとするな」
「ひ! いつの間に!」
レイたちが目前に立つと腰を抜かす。
「ゆっくり歩いただけだ。それに気づかないのか?」
レイはマリクの姿に憐みの目を向ける。彼は戦意を無くした敗北者であり、戦うことすら可哀そうであった。
「こいつ弱い」
「口だけの男でも好きになろうと思えば好きになれますが、口ほどでもない男は嫌いです」
「情けない」
ローズたちはマリクに受けた屈辱を晴らすかのように罵る。
「止めとけ。こいつとは戦いたくねえから」
レイは大きくため息を吐くと、マリクを見下ろす。
「下り階段はどこだ。言えばすぐに立ち去る」
「ギガアースクウェイク!」
マリクはレイの問いに答えず、攻撃呪文を唱える。
何も起こらない。
「なぜだ、なぜ魔法が使えない!」
半狂乱となって叫ぶ。
「魔法を封じているだけだよ」
ローズが当然のように答える。
「魔法を……封じる? 馬鹿な! そんなことができるはずない!」
「じゃ教えてあげる!」
ローズは無詠唱で先ほどのギガメテオを再現する。
「む、無詠唱……俺以外できないはず」
「だったらあんた、さっき手を抜いてたの? 手を抜いて負けたの? かっこわるい」
ローズは鼻でマリクを笑うと咳ばらいする。
「この世界の魔法って、大気に存在する魔力を練っているの。それを魔方陣に流し込んで発動する。だから魔方陣に魔力が流れないようにしただけ」
「魔力? 何を言っている?」
マリクはこれっぽっちも理解できない様子だった。
「あんた何も分からないで魔法使ってたの? 馬鹿?」
「煽るなローズ。俺たちは口喧嘩するためにここに来たんじゃねえ」
レイはローズの頭をコツンと叩いて叱る。
「もう一度言う。下り階段はどこだ」
マリクはレイの横でリリーが剣を構えていることを認めると、観念したように体の力を抜いた。
「ここから南に大きな洞窟がある。そこを探せ」
「分かった。ありがとよ」
レイたちはそれ以上何も言わずにマリクから立ち去った。
「畜生! だからチートは嫌いなんだ! 俺が一生懸命努力したのに! それを無にするなんてあんまりだ!」
マリクは夜になっても泣き続ける。
マリクはチートが嫌いになった。
「ふう……さすがに疲れた」
樫の木に漆を塗った豪華な椅子の背もたれにもたれかかって欠伸をする。
「まだ昼食の時間には早いか」
特製の魔法時計に目をやると、カジュアルスーツのような小ざっぱりした上着から手紙を取り出す。手紙はコピー用紙のようで、窓の外に見える中世的な建物と比較するとアンバランスであった。
「しかし、異世界からの侵略者を倒せとは。全王も変な指令を出すな」
マリクは手紙に書かれた文字を指で追う。文字はプリンターから印刷したようなゴシック体で、いよいよ世界観に合わない。
「しかし……倒した暁には新たなるチートを与えるか……ふふ」
マリクは髭の生えた顎を撫でて微笑み、手紙を乱暴に机の引き出しにしまう。
「次は永久に、安定して作物や果物が取れる土地でも要求するか?」
机に重なる書類に目を通す。そこには現在問題となっている食糧不足に関することが書かれていた。
「しかし……チートか。くだらないと思っていたが、いざ受け取ると悪くない。要は使いよう。俺みたいなできた男が持てば役に立つ」
机の脇に置く数多の貴婦人やお嬢様から届いた招待状を見て、唇の端から端まで舌を這わす。
マリクは生前一流大学に通う大学生であった。たまに2chの学歴板を見るような学歴至上主義であり、己が選ばれた存在であると自負していた。そんな押さえつけられない自尊心から、時たまアニメで話題になるチートという言葉が嫌いだった。
負け犬のたわごと、自分はチートを持たずとも優れている。むしろチートは自分の魅力を削ぐ悪しき物と、誰にも聞かれないのに、チートという単語が出てくると尊大な笑みで答えた。
皆は苦笑いで誤魔化す。マリクはプライドが高く反論を許さない性格だったため、何を言っても聞き流すのがルールとなっていた。
そんな彼は、バイクを運転中、好みの女が歩道を歩いているところを見かけてしまったため、わき見運転で信号無視をしてしまい、乗用車と正面衝突し、世を去った。
「死んだ! 俺が! ふざけんな!」
全王に会い、事情を聴くとマリクは憤慨した。
全王は見下すように笑うだけだった。
怒り心頭のマリクだったが、全王には文句を言わなかった。
「こいつは強い。文句を言っても仕方ない。悪いのは俺を殺した家族だ」
マリクは弱者に厳しく強者に優しい。
だから全王の笑みに耐えた。
「異世界? まさかアニメの世界に入るとは思わなかった」
マリクは全王から異世界転生の話を聞いて顔をしかめた。しかし死ぬよりはマシと受け入れた。
「チート? ますますアニメだ」
転生する際にチートを受け取れと命じられると、マリクはついに舌打ちした。
「しかし……文明レベルは中世前後。不便だし、万が一のこともある」
マリクは最初こそ不機嫌だったが、転生先の世界の情勢を聞いて思い直した。
「魔法が無い世界だったな? ならどんな魔法も使える能力と一切のリスク無く魔法が使えるようにしろ」
マリクは魔法の無い世界で、どんな魔法も使えるチートと、何のリスクも無く魔法が使えるチートを手に入れた。
マリクの思惑は当たった。魔法が無い世界で魔法が使える。しかもノーリスクである。水が無くても無限に水を生み出せる。どんな傷もたちどころに治せる。世界で唯一の存在。
性格は悪くても、知識はしっかりしていたこともあり、十代半ばで王族の相談役となったのも頷ける。
「まるでラスプーチンだ。違うのは本当に、神に選ばれたことだけ」
マリクは巨万の富と名声を手にしたとき、そう言ってほくそ笑んだ。
「馬鹿がチートを得るのを見てイラつくのも当然だ。俺のように高貴な存在こそチートを得るにふさわしい」
彼はチートが好きになっていた。
「マリク様。よろしいでしょうか」
選りすぐった美人秘書の声がドアの向こうから聞こえると、マリクは嫌らしく微笑む。
「入れ」
「失礼します」
静かに入室したのは、胸が大きく、腰は引き締まった凛々しい女性だ。知性を感じさせる顔と健康的な体は、マリクが女性に求める絶対条件である。
「お手紙が届いておりました」
「手紙? この時間に? 郵便はまだやっていないはずだが」
マリクは手紙を受け取ると秘書の背中に回り、大きな胸を揉む。
「何を!」
秘書は歯を食いしばるが、特に抵抗しない。
「何を嫌がる? 俺のおかげで食っているんだぞ?」
秘書は顔を伏せて、無思慮に胸に這いまわる手を我慢した。
マリクはくつくつと手紙を見る。
「レイが来た!」
マリクはばっと秘書を突き飛ばすと部屋を飛び出す。
「はは! 屑を殺すだけでさらなる力を得る! 楽な仕事だ!」
マリクは自作した魔法のローブと杖を持って、北の砂漠へワープした。
「お前がレイか?」
「そうだ。お前はフロアマスターだな?」
「その通りだ」
マリクはカンカン照りで水一滴も無い砂漠のど真ん中でレイたちと向かい合う。
「いい女だ」
マリクはローズとチュリップ、リリーを見て生唾を飲む。
「凄く気持ち悪い奴」
ローズたちは視線に気づくと汚物を見るように顔を歪ませる。
「気持ち悪い? 屑女め!」
杖を天に振り上げる。
「後悔しろ! ギガメテオ!」
天空に無数の魔方陣が出現し、そこから隕石が雨あられと降り注ぐ!
「一国を滅ぼす最強の呪文だ!」
隕石がレイたちに当たると、凄まじい爆発が巻き起こった。
「死ね死ね死ね!」
爆発が起きても隕石は止まらない。数々の隕石が地形を変えるほど着弾する。
「は! 雑魚が!」
業火と粉塵が舞い上がる中、マリクは笑う。
「少しは強いな」
「何?」
マリクは煙の中から発せられた声に耳を疑う。
煙が突風で消し飛ぶと、無傷のレイたちが平然と立っていた。
「死んでない!」
胃が痙攣するように声が震える。
「強くないよ。子供だまし」
「子供が喜びそうな魔法ですね」
「発動がひと眠りできるほど遅い」
ローズたちはマリクを汚らしいと目で訴える。
「馬鹿な馬鹿な! 俺はチートを手に入れた! ギガウォーターフォール!」
マリクは喉が裂けるほどの強さで呪文を唱えた。
何も起こらなかった。
「……何が起きた?」
マリクは目を天にしてキョロキョロと辺りを見渡す。ショックだったのだろう。敵の前なのに茫然自失だ。
「ボケッとするな」
「ひ! いつの間に!」
レイたちが目前に立つと腰を抜かす。
「ゆっくり歩いただけだ。それに気づかないのか?」
レイはマリクの姿に憐みの目を向ける。彼は戦意を無くした敗北者であり、戦うことすら可哀そうであった。
「こいつ弱い」
「口だけの男でも好きになろうと思えば好きになれますが、口ほどでもない男は嫌いです」
「情けない」
ローズたちはマリクに受けた屈辱を晴らすかのように罵る。
「止めとけ。こいつとは戦いたくねえから」
レイは大きくため息を吐くと、マリクを見下ろす。
「下り階段はどこだ。言えばすぐに立ち去る」
「ギガアースクウェイク!」
マリクはレイの問いに答えず、攻撃呪文を唱える。
何も起こらない。
「なぜだ、なぜ魔法が使えない!」
半狂乱となって叫ぶ。
「魔法を封じているだけだよ」
ローズが当然のように答える。
「魔法を……封じる? 馬鹿な! そんなことができるはずない!」
「じゃ教えてあげる!」
ローズは無詠唱で先ほどのギガメテオを再現する。
「む、無詠唱……俺以外できないはず」
「だったらあんた、さっき手を抜いてたの? 手を抜いて負けたの? かっこわるい」
ローズは鼻でマリクを笑うと咳ばらいする。
「この世界の魔法って、大気に存在する魔力を練っているの。それを魔方陣に流し込んで発動する。だから魔方陣に魔力が流れないようにしただけ」
「魔力? 何を言っている?」
マリクはこれっぽっちも理解できない様子だった。
「あんた何も分からないで魔法使ってたの? 馬鹿?」
「煽るなローズ。俺たちは口喧嘩するためにここに来たんじゃねえ」
レイはローズの頭をコツンと叩いて叱る。
「もう一度言う。下り階段はどこだ」
マリクはレイの横でリリーが剣を構えていることを認めると、観念したように体の力を抜いた。
「ここから南に大きな洞窟がある。そこを探せ」
「分かった。ありがとよ」
レイたちはそれ以上何も言わずにマリクから立ち去った。
「畜生! だからチートは嫌いなんだ! 俺が一生懸命努力したのに! それを無にするなんてあんまりだ!」
マリクは夜になっても泣き続ける。
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