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銃弾と兵士
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森に朝日が差し込むとローズたちが目を覚ます。
「マリアとタケルを倒しに行くことが決まった。お前たちは情緒不安定なので置いて行く。昨日のことは反省しろ!」
はっきりと三人に戦力外通告を突きつける。しかし三人はそれを聞くと、突然目の震えが止まった。
「それはできない。私たちはチームだ。レイたちが戦うなら私たちも戦う」
それからしばらく口論になったが、三人は頑なに言うことを聞かないので、折れることになった。
「縄で縛っても、置いて行っても追いついてくるか」
三人は俺と一緒に地下9300階まで来た。その実力を発揮されたら振り切れない。
タケルと戦うために、四人とともに渓谷の行き止まりへ向かう。
「結局あなたたちも来ちゃうの! あんなに喧嘩してたのに!」
マリアはけもの道に苦戦しながらため息を吐く。
「レイが戦うなら気持ちくらい切り替えるよ」
「私たちはチームだ。それに、今まで一緒に居たから、仲間が危険に晒されれば喧嘩していても協力できる」
「タケルと戦った後はまた発狂すると思いますが」
ローズたちはするするとけもの道を歩く。息切れもしない。
「危険があるときは真面だ。考えると当たり前だが」
地下迷宮の旅で、俺たちは敵の前では感情に流されず、冷静に行動する習性が付いた。そうでなくてはここまで来れない。
「とはいえ、問題はまるで解決してないが」
今はタケルに集中しているが、緊張の糸が途切れば、この後また発狂するのは目に見えている。
しかし、後のことを心配している暇はない。今は目前の脅威、タケルを倒すことだけを考える。
それから数日かけて渓谷の行き止まりに向かう。
その途中マリアがついに足が動かないと言い出した。すると三人は代わる代わるマリアを手助けする。進むときは肩を貸したり、足の手当てをしたり、抜群の連携だ。
「あ、ありがとう」
マリアは切り替えの早さにしどろもどろだ。俺自身驚いている。
とはいえ、この結果変に時間をかけずに進むことができる。
「ローズたちが来てくれて、結果オーライか」
やはり三人は無くてはならない存在だ。
先の話になるが、やはり恋愛関係についてははっきりさせておこう。
ローズ、チュリップ、リリーの三人を失うのは余りにも惜しい。
さらに数日後、ついにタケルが待ち伏せていると思われる渓谷の行き止まりにたどり着く。
「あれは何だ?」
四人を洞窟に待機させて一人で偵察に向かうと、初めに出た言葉がそれだった。
「あれはガトリング砲? 敵は騎士じゃなく短機関銃を持った兵士? ここの世界の文明レベルに比べて相当進んだ装備じゃないか?」
銃といった火器類の歴史に詳しい訳ではない。そもそも地上の世界には無かった装備だ。
地下迷宮の旅で異世界に触れ合うことで知った。
そしてそこで学んだのは、武器は文明の発展に比例して進化することだ。
この世界の文明では、ライフル銃が主流だ。現に騎兵隊がそれを使っていた。
ライフル銃でも相当な文明レベルだ。300の異世界を渡ってきたが、ライフル銃を装備した軍隊など片手で数える程度しか見たことがない。
ところが、目の前に広がる軍隊は全員が短機関銃を装備し、防弾チョッキを身に着けている。
一度だけ、ロボットが支配する異世界に行った。そこで短機関銃等を見た記憶がある。
その文明は凄まじく、魔法よりも奇天烈な道具がたくさんあった。
しかしこの国は違う。それほどのレベルではない! なのにどうして! 前からあった? 馬鹿な! ならば追手はなぜライフル銃を使った!
「タケル! お前! すげえ奴だ!」
答えは決まっている! タケルの仕業だ! 奴が文明を発展させた! たった数週間で歴史を変えた!
「リリーたちに確認してもらおう」
焦る足、冷たい汗で濡れる背中を抑えて洞窟に向かう。
まるで悪夢だ。だからまず、夢を見ているのか確認しなければ!
「あれって自衛隊の装備じゃない! 何でこの世界にあるの!」
四人を呼び戻すと、この世界の住人であるマリアがひっくり返る。
「対戦車ライフルやロケットランチャー、C4爆薬、手りゅう弾に装甲車に戦車。とんでもない装備だ。もしも追手が装備していたら即死だった」
リリーがギリギリと歯ぎしりする。
俺自身、腕組みする手に力が入る。
「あれで来られたら、マリアを連れて逃げることはできなかったな」
やはりタケルは手加減していた! いつでも俺たちを殺せるのに見逃していた!
「でも、タケルって、今の状況でも魔法が使えるのかな? あんなの生み出せるなんて魔法しか考えられないけど」
ローズがマリアの足をマッサージしながら軍隊を見る。
「魔法よ魔法! この世界はまだ工業化が進んでいない! それなのにあんなの作れるなんて魔法しかないわ!」
マリアは目の前の脅威に歯を食いしばって耐える。
「魔法じゃない。あれはタケルが作れるように教えたんだ」
「あり得ませんね!」
チュリップが珍しく声を荒げる。
「教育は何年もかかります! ましてやあれほどの物を作れるようになるには数十年かかる! たった数週間で作れるようになるなど、悪魔の知恵を授からない限り無理です!」
「俺はその悪魔だ。タケルはそう言いたいんだろ」
貧乏ゆすりして必死に心を落ち着ける。
「タケルは、俺たちをからかっている。俺のほうがずっと凄い。そう伝えたいだけ。魔法なんて使わなくても、俺はお前らよりも強いぜって」
「性根が悪いにもほどがあるわ!」
マッサージが終わるとマリアは立ち上がる。
四人と一緒に軍隊を睨む。
「しかしその油断が付け込む隙だ」
枝で地面に作戦を描く。
「俺とマリアは正面から突っ込む。リリーは右側から迂回、チュリップ、ローズは背後に回り込め」
「ちょっと! 真正面から突っ込むって自殺する気!」
「タケルもそう思うだろうな。そして楽しめないと怒る。あいつと何十年も戦ってきたから分かる」
「怒るなら殺されちゃうでしょ!」
「奴は攻撃してこない。なぶり殺しを選ぶ。そっちのほうが長く楽しめるからな」
「うわ……タケルも狂ってるけど、狂ってるタケルの行動に確信が持てるあんたも狂ってるわね」
「そう思うよ。それはそれとして作戦だ。俺たちは正面から突っ込む。三人は騒ぎが起こったらタケルを探せ。そして三人がかりでぶっ倒せ」
「分かった。数で勝れば勝機はある」
先にリリーたちを進ませる。俺とマリアは三人が配置に着くまで待機だ。
「守ってよ」
軍隊を見張っていると、ギュッとマリアが腕に絡みつく。
「守るさ。たとえ爆弾だろうと弾丸だろうとはじき返してやる」
「すっごいかっこいい! 惚れちゃった」
チュッと頬っぺたにキスをされる。
「怖いけど楽しい! あんたと一緒に居ると変な気分になっちゃう!」
「俺もお前と一緒に居ると変な気分になるよ」
「じゃ、少しだけ遊ぶ?」
「遠慮する。さて、進むぞ」
リリーたちが配置に着いたのが見えたので、ゆっくりと、堂々と、道路を歩く。
「走らなくていいの?」
「余裕ぶってりゃタケルはムカつく。それに誘導作戦だ。見つからないとダメだ!」
剣を振るって飛んできた弾丸を切り落とす!
「見つかった」
「だ、大丈夫?」
「俺が居る! ゆっくり行こう! あんな遠いところからセコセコ撃つ臆病者に負けるかよ!」
弾丸が飛んできた方向をじっくり見る。軍服を着たタケルが立っていたので笑ってやる。
「さあ! 勝負だ!」
「さすがレイだ! いい度胸だ!」
タケルは渓谷の行き止まりに作った指令室で爪を噛む。
「どうせお前らは囮だろ! リリーたちが潜んでいる! 本命はそいつら!」
体を揺らしてパイプ椅子をガタガタ鳴らす。
「だけど! 良いぜ! こんなすげえ装備だ! 高が五人に落とせるか試してやろう!」
タケルは窓から身を乗り出すと、目を細めてレイの姿をじっくり見る。
「レイ! お前はやっぱり最高だ! 最高の友達だ!」
「マリアとタケルを倒しに行くことが決まった。お前たちは情緒不安定なので置いて行く。昨日のことは反省しろ!」
はっきりと三人に戦力外通告を突きつける。しかし三人はそれを聞くと、突然目の震えが止まった。
「それはできない。私たちはチームだ。レイたちが戦うなら私たちも戦う」
それからしばらく口論になったが、三人は頑なに言うことを聞かないので、折れることになった。
「縄で縛っても、置いて行っても追いついてくるか」
三人は俺と一緒に地下9300階まで来た。その実力を発揮されたら振り切れない。
タケルと戦うために、四人とともに渓谷の行き止まりへ向かう。
「結局あなたたちも来ちゃうの! あんなに喧嘩してたのに!」
マリアはけもの道に苦戦しながらため息を吐く。
「レイが戦うなら気持ちくらい切り替えるよ」
「私たちはチームだ。それに、今まで一緒に居たから、仲間が危険に晒されれば喧嘩していても協力できる」
「タケルと戦った後はまた発狂すると思いますが」
ローズたちはするするとけもの道を歩く。息切れもしない。
「危険があるときは真面だ。考えると当たり前だが」
地下迷宮の旅で、俺たちは敵の前では感情に流されず、冷静に行動する習性が付いた。そうでなくてはここまで来れない。
「とはいえ、問題はまるで解決してないが」
今はタケルに集中しているが、緊張の糸が途切れば、この後また発狂するのは目に見えている。
しかし、後のことを心配している暇はない。今は目前の脅威、タケルを倒すことだけを考える。
それから数日かけて渓谷の行き止まりに向かう。
その途中マリアがついに足が動かないと言い出した。すると三人は代わる代わるマリアを手助けする。進むときは肩を貸したり、足の手当てをしたり、抜群の連携だ。
「あ、ありがとう」
マリアは切り替えの早さにしどろもどろだ。俺自身驚いている。
とはいえ、この結果変に時間をかけずに進むことができる。
「ローズたちが来てくれて、結果オーライか」
やはり三人は無くてはならない存在だ。
先の話になるが、やはり恋愛関係についてははっきりさせておこう。
ローズ、チュリップ、リリーの三人を失うのは余りにも惜しい。
さらに数日後、ついにタケルが待ち伏せていると思われる渓谷の行き止まりにたどり着く。
「あれは何だ?」
四人を洞窟に待機させて一人で偵察に向かうと、初めに出た言葉がそれだった。
「あれはガトリング砲? 敵は騎士じゃなく短機関銃を持った兵士? ここの世界の文明レベルに比べて相当進んだ装備じゃないか?」
銃といった火器類の歴史に詳しい訳ではない。そもそも地上の世界には無かった装備だ。
地下迷宮の旅で異世界に触れ合うことで知った。
そしてそこで学んだのは、武器は文明の発展に比例して進化することだ。
この世界の文明では、ライフル銃が主流だ。現に騎兵隊がそれを使っていた。
ライフル銃でも相当な文明レベルだ。300の異世界を渡ってきたが、ライフル銃を装備した軍隊など片手で数える程度しか見たことがない。
ところが、目の前に広がる軍隊は全員が短機関銃を装備し、防弾チョッキを身に着けている。
一度だけ、ロボットが支配する異世界に行った。そこで短機関銃等を見た記憶がある。
その文明は凄まじく、魔法よりも奇天烈な道具がたくさんあった。
しかしこの国は違う。それほどのレベルではない! なのにどうして! 前からあった? 馬鹿な! ならば追手はなぜライフル銃を使った!
「タケル! お前! すげえ奴だ!」
答えは決まっている! タケルの仕業だ! 奴が文明を発展させた! たった数週間で歴史を変えた!
「リリーたちに確認してもらおう」
焦る足、冷たい汗で濡れる背中を抑えて洞窟に向かう。
まるで悪夢だ。だからまず、夢を見ているのか確認しなければ!
「あれって自衛隊の装備じゃない! 何でこの世界にあるの!」
四人を呼び戻すと、この世界の住人であるマリアがひっくり返る。
「対戦車ライフルやロケットランチャー、C4爆薬、手りゅう弾に装甲車に戦車。とんでもない装備だ。もしも追手が装備していたら即死だった」
リリーがギリギリと歯ぎしりする。
俺自身、腕組みする手に力が入る。
「あれで来られたら、マリアを連れて逃げることはできなかったな」
やはりタケルは手加減していた! いつでも俺たちを殺せるのに見逃していた!
「でも、タケルって、今の状況でも魔法が使えるのかな? あんなの生み出せるなんて魔法しか考えられないけど」
ローズがマリアの足をマッサージしながら軍隊を見る。
「魔法よ魔法! この世界はまだ工業化が進んでいない! それなのにあんなの作れるなんて魔法しかないわ!」
マリアは目の前の脅威に歯を食いしばって耐える。
「魔法じゃない。あれはタケルが作れるように教えたんだ」
「あり得ませんね!」
チュリップが珍しく声を荒げる。
「教育は何年もかかります! ましてやあれほどの物を作れるようになるには数十年かかる! たった数週間で作れるようになるなど、悪魔の知恵を授からない限り無理です!」
「俺はその悪魔だ。タケルはそう言いたいんだろ」
貧乏ゆすりして必死に心を落ち着ける。
「タケルは、俺たちをからかっている。俺のほうがずっと凄い。そう伝えたいだけ。魔法なんて使わなくても、俺はお前らよりも強いぜって」
「性根が悪いにもほどがあるわ!」
マッサージが終わるとマリアは立ち上がる。
四人と一緒に軍隊を睨む。
「しかしその油断が付け込む隙だ」
枝で地面に作戦を描く。
「俺とマリアは正面から突っ込む。リリーは右側から迂回、チュリップ、ローズは背後に回り込め」
「ちょっと! 真正面から突っ込むって自殺する気!」
「タケルもそう思うだろうな。そして楽しめないと怒る。あいつと何十年も戦ってきたから分かる」
「怒るなら殺されちゃうでしょ!」
「奴は攻撃してこない。なぶり殺しを選ぶ。そっちのほうが長く楽しめるからな」
「うわ……タケルも狂ってるけど、狂ってるタケルの行動に確信が持てるあんたも狂ってるわね」
「そう思うよ。それはそれとして作戦だ。俺たちは正面から突っ込む。三人は騒ぎが起こったらタケルを探せ。そして三人がかりでぶっ倒せ」
「分かった。数で勝れば勝機はある」
先にリリーたちを進ませる。俺とマリアは三人が配置に着くまで待機だ。
「守ってよ」
軍隊を見張っていると、ギュッとマリアが腕に絡みつく。
「守るさ。たとえ爆弾だろうと弾丸だろうとはじき返してやる」
「すっごいかっこいい! 惚れちゃった」
チュッと頬っぺたにキスをされる。
「怖いけど楽しい! あんたと一緒に居ると変な気分になっちゃう!」
「俺もお前と一緒に居ると変な気分になるよ」
「じゃ、少しだけ遊ぶ?」
「遠慮する。さて、進むぞ」
リリーたちが配置に着いたのが見えたので、ゆっくりと、堂々と、道路を歩く。
「走らなくていいの?」
「余裕ぶってりゃタケルはムカつく。それに誘導作戦だ。見つからないとダメだ!」
剣を振るって飛んできた弾丸を切り落とす!
「見つかった」
「だ、大丈夫?」
「俺が居る! ゆっくり行こう! あんな遠いところからセコセコ撃つ臆病者に負けるかよ!」
弾丸が飛んできた方向をじっくり見る。軍服を着たタケルが立っていたので笑ってやる。
「さあ! 勝負だ!」
「さすがレイだ! いい度胸だ!」
タケルは渓谷の行き止まりに作った指令室で爪を噛む。
「どうせお前らは囮だろ! リリーたちが潜んでいる! 本命はそいつら!」
体を揺らしてパイプ椅子をガタガタ鳴らす。
「だけど! 良いぜ! こんなすげえ装備だ! 高が五人に落とせるか試してやろう!」
タケルは窓から身を乗り出すと、目を細めてレイの姿をじっくり見る。
「レイ! お前はやっぱり最高だ! 最高の友達だ!」
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