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地下9999階、踏破完了
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「本当にありがとう。レイのおかげで僕たちも地上へ出ることができるようになった」
「本当に苦労した! もっと礼を言ってくれ」
迷宮の前でルシーと笑いあう。
「それにしても、また迷宮に帰るのか? ちっとはこっちでゆっくりして行けよ」
「ここは天界の領域でもある。天界には嫌な奴がいっぱい居るから!」
「謝ればいいのに」
「それは嫌だね」
クスクスと笑いあう。
「また迷宮に来てくれ。今度の地下9999階は玉座があるから!」
「それはいい! ただ難易度は下げてくれ」
「大丈夫大丈夫! 今度は星一つ粉々にできる程度の実力で来れるから」
「全然大丈夫じゃないな」
「大丈夫です。私が一定の階層で鍛えますから」
アスが前に出て笑う。
「どんぐらい鍛える?」
「そうですね。各階層合計して十万年程度です」
「止めろ! 死ぬ!」
「大丈夫だ。俺が死なないように生かしてやる」
ベルが自慢げにしゃしゃり出て来る。
「程度を考えてくれよ」
「分かった分かった! 無茶はしないよ」
ルシーが手を差し出したので握手をする。ベルとアスにも握手をする。
「ローズも、握手だ。良くぞ僕の力を物にした」
ルシーはローズにも手を差し出す。
「必死だったから! ありがとう! おかげで強くなれた!」
「そう言ってもらえて嬉しい」
ローズとルシーは硬く握手をする。
「チュリップ、お前も頑張ったな。褒めてやる」
「あんたに褒められても全然嬉しくないんですけど」
チュリップはベルが前に立つと顔をしかめる。
「そう言うな。俺が人間を褒めるなどそうそうないことだ」
ベルはチュリップに手を差し出す。
「私、あなたが嫌いなんで! それに手はレイで塞がってます!」
「本当に質の悪い女だ!」
ベルはチュリップの憎らしいほど綺麗な笑顔に毒づく。
「リリー殿。今まで本当にありがとうございます」
「こちらこそ。あなたと出会えて良かった」
リリーとアスは握手を交わす。
「また手合わせをお願いします。今度は負けません! あれはレイが居ましたからね!」
「こちらこそ! レイを抜きにしても私は強いと約束します!」
そしてギリギリと握り合う。
「さあ! 帰ろう! レイ! ローズ! チュリップ! リリー! 地下9999階踏破おめでとう! さよなら!」
「よくやった。さよならだ」
「お疲れ様です。さようなら」
ルシー、ベル、アスは迷宮へ帰った。
「さあ! 次は王宮へ行くぞ! ついてこい野郎ども!」
「はーい!」
「煙草はあるか? 切れちまった」
マリア、タケル、そしてフロアマスターたちを連れて王宮へ行く。
「しかし、1000人近い俺たちを王は受け入れるか?」
フロアマスターたちが顔を曇らせる。
「大丈夫だって! 王様だ! 兄貴だ! 簡単に受け入れるさ!」
「簡単に受け入れる訳無いだろ!」
玉座に座る兄貴の前に皆を立たせると、兄貴は頭を押さえる。
「何でだよ兄貴?」
「兄貴かよ。まあお前ならそう言うな」
兄貴はため息を吐く。
「化け物が迷宮から来て、国は皆殺し。そうかと思えばお前が化け物をぶっ殺し、神の力で元通り? その上迷宮の守護者が1000人近くご来場? これ以上頭を痛くさせるな」
「まあまあ、王様。落ち着いてくださいよ」
タケルが満面の笑みで兄貴に近づく。騎士たちが道を塞ぐ。
「落ち着けって言ってるだろ?」
騎士たちの武器と防具がみじん切りになる。しかし騎士たちは傷一つない。
「どうやったんだあれ?」
「さあ?」
タケルの手品にため息が出る。兄貴は白目を向いている。
タケルは笑顔を崩さない。
「ちょいと聞いた話ですと、この国戦争していらっしゃるとか? 私たちに任せてください。これでも皆、サタンに選ばれた人間です。ちょいとは役に立ちますよ」
タケルが合図するとフロアマスターたちは天井に手を向ける。
炎が天井まで立ち上る。
「どうです! 手加減してこの火力! 兵士はもちろん国も市民も遺恨もすべて喜々して焼き尽くしますよ!」
「誰かこの屑をつまみ出せ」
兄貴は両手で顔を覆う。
「王様! ケチケチしないでよ! 働くから文句ないでしょ!」
マリアが兄貴に詰め寄るとフロアマスターたちも続々と詰め寄る。
「ああ分かった! 何とかしてやる!」
兄貴は大声を上げると、目を細める。場の空気が冷える。
「何とかしてやるが、ここは俺の国だ。俺の国で暮らすのだから、たとえ神でも俺に従ってもらう! それを忘れるな!」
「もちろんです。アルカトラズ十五世」
タケルたちは一斉に膝を付く。
「全く、さっさと隠居したい」
兄貴はまたも頭を手で押さえた。
「報告です! 意識を失った者たちが目を覚ましました!」
バタバタと騎士がやってくると開口一番に言う。
胸がどきりとする。
「行ってらっしゃい」
タケルとマリアが手を振ったので、ローズたちとともに走る!
「ああ!」
ローズが遠目で汗を拭く家族を、リリーが遠目で涙目の家族を、チュリップが涙目の育ての親を見て息を飲む。
「今までありがとう! そしてこれからもありがとう! 行ってこい!」
可愛らしい尻を押す! これくらいは役得だ!
「良いの?」
「良いのですか?」
「良いのか?」
三人はなぜか不安そうに言う。皆、涙目だ。
「良いに決まってる! 行ってこい! そんで自慢してこい! お前たちの彼氏はレイだってな!」
三人は顔を見合わせるとプッと吹き込む。
「ありがとう! 行ってきます!」
「ありがとうございます! 行ってまいります!」
「ありがとう! 行ってくる!」
三人は走る!
「お父さん、お母さん、お兄ちゃん、皆!」
慈悲の教会の中庭でローズは家族と再会する。
「お前の話は聞いた。私たちが間違っていた。許してくれ」
家族はローズを見ると涙を流す。
「何よ突然。許せって? 私は辛かったんだよ! だから」
ローズは家族と同じく、堪え切れない涙を流す
「許す」
ローズは家族と抱き合う。
「リリー!」
リリーが家族と対面する。
「父様! 母様!」
リリーは家族と抱き合う。
「お前は我が家の誇りだ」
「戻ってきてくれて本当にありがとう!」
固く抱き合う。
「はい! ああ! 父様! 母様! 私は! 父様と母様の子供で幸せです!」
言葉にできない涙を流して抱き合う。
「チュリップ!」
「ゼウス様!」
チュリップは育ての親に出会う。
「良く戻ってきた!」
「はい! 戻りました!」
「いい旅ができたか?」
「はい!」
「そうか! 良い顔だ!」
「はい! もう悪夢は見ません! 素敵な人たちといっぱい出会えてました!」
「そうか! 今日は皆で飲もう! ゆっくりと話を聞かせてくれ」
「はい! はい! ゼウス様! あの時私を助けてくださり、本当にありがとうございます!」
チュリップはボロボロと泣いて、ゼウスと抱き合う。
「皆、お疲れ様」
三人を見て涙腺が緩くなる。
それはそれとして、俺の家族はどこだ? 実家に帰っちまったか?
「どーん!」
弟たちに体当たりされて地面に転がる。
「お前ら何しやがる!」
「お前こそ何してたの!」
母さんに抱き着かれる。優しい臭いと温かさで包まれる。
「その……ごめん」
「本当だ!」
ゴチンと目から火花が出る!
「親父! 何しやがる!」
「散々人に心配かけた罰だ! このバカ息子! 勝手に家出なんかしやがって!」
さらに数発殴られる!
涙目の目を開けると、親父の無骨な手が目に入る。
「お帰り、レイ」
頑固おやじの優しい顔、愛しい弟たちの笑顔、泣きはらした母さんの顔。
ようやく、帰って来れた。
「親父、母さん、皆!」
胸からこみ上げるもので喉が詰まる。
それでも絞り出す。
「ただいま」
迷宮地下9999階、踏破、完了
「本当に苦労した! もっと礼を言ってくれ」
迷宮の前でルシーと笑いあう。
「それにしても、また迷宮に帰るのか? ちっとはこっちでゆっくりして行けよ」
「ここは天界の領域でもある。天界には嫌な奴がいっぱい居るから!」
「謝ればいいのに」
「それは嫌だね」
クスクスと笑いあう。
「また迷宮に来てくれ。今度の地下9999階は玉座があるから!」
「それはいい! ただ難易度は下げてくれ」
「大丈夫大丈夫! 今度は星一つ粉々にできる程度の実力で来れるから」
「全然大丈夫じゃないな」
「大丈夫です。私が一定の階層で鍛えますから」
アスが前に出て笑う。
「どんぐらい鍛える?」
「そうですね。各階層合計して十万年程度です」
「止めろ! 死ぬ!」
「大丈夫だ。俺が死なないように生かしてやる」
ベルが自慢げにしゃしゃり出て来る。
「程度を考えてくれよ」
「分かった分かった! 無茶はしないよ」
ルシーが手を差し出したので握手をする。ベルとアスにも握手をする。
「ローズも、握手だ。良くぞ僕の力を物にした」
ルシーはローズにも手を差し出す。
「必死だったから! ありがとう! おかげで強くなれた!」
「そう言ってもらえて嬉しい」
ローズとルシーは硬く握手をする。
「チュリップ、お前も頑張ったな。褒めてやる」
「あんたに褒められても全然嬉しくないんですけど」
チュリップはベルが前に立つと顔をしかめる。
「そう言うな。俺が人間を褒めるなどそうそうないことだ」
ベルはチュリップに手を差し出す。
「私、あなたが嫌いなんで! それに手はレイで塞がってます!」
「本当に質の悪い女だ!」
ベルはチュリップの憎らしいほど綺麗な笑顔に毒づく。
「リリー殿。今まで本当にありがとうございます」
「こちらこそ。あなたと出会えて良かった」
リリーとアスは握手を交わす。
「また手合わせをお願いします。今度は負けません! あれはレイが居ましたからね!」
「こちらこそ! レイを抜きにしても私は強いと約束します!」
そしてギリギリと握り合う。
「さあ! 帰ろう! レイ! ローズ! チュリップ! リリー! 地下9999階踏破おめでとう! さよなら!」
「よくやった。さよならだ」
「お疲れ様です。さようなら」
ルシー、ベル、アスは迷宮へ帰った。
「さあ! 次は王宮へ行くぞ! ついてこい野郎ども!」
「はーい!」
「煙草はあるか? 切れちまった」
マリア、タケル、そしてフロアマスターたちを連れて王宮へ行く。
「しかし、1000人近い俺たちを王は受け入れるか?」
フロアマスターたちが顔を曇らせる。
「大丈夫だって! 王様だ! 兄貴だ! 簡単に受け入れるさ!」
「簡単に受け入れる訳無いだろ!」
玉座に座る兄貴の前に皆を立たせると、兄貴は頭を押さえる。
「何でだよ兄貴?」
「兄貴かよ。まあお前ならそう言うな」
兄貴はため息を吐く。
「化け物が迷宮から来て、国は皆殺し。そうかと思えばお前が化け物をぶっ殺し、神の力で元通り? その上迷宮の守護者が1000人近くご来場? これ以上頭を痛くさせるな」
「まあまあ、王様。落ち着いてくださいよ」
タケルが満面の笑みで兄貴に近づく。騎士たちが道を塞ぐ。
「落ち着けって言ってるだろ?」
騎士たちの武器と防具がみじん切りになる。しかし騎士たちは傷一つない。
「どうやったんだあれ?」
「さあ?」
タケルの手品にため息が出る。兄貴は白目を向いている。
タケルは笑顔を崩さない。
「ちょいと聞いた話ですと、この国戦争していらっしゃるとか? 私たちに任せてください。これでも皆、サタンに選ばれた人間です。ちょいとは役に立ちますよ」
タケルが合図するとフロアマスターたちは天井に手を向ける。
炎が天井まで立ち上る。
「どうです! 手加減してこの火力! 兵士はもちろん国も市民も遺恨もすべて喜々して焼き尽くしますよ!」
「誰かこの屑をつまみ出せ」
兄貴は両手で顔を覆う。
「王様! ケチケチしないでよ! 働くから文句ないでしょ!」
マリアが兄貴に詰め寄るとフロアマスターたちも続々と詰め寄る。
「ああ分かった! 何とかしてやる!」
兄貴は大声を上げると、目を細める。場の空気が冷える。
「何とかしてやるが、ここは俺の国だ。俺の国で暮らすのだから、たとえ神でも俺に従ってもらう! それを忘れるな!」
「もちろんです。アルカトラズ十五世」
タケルたちは一斉に膝を付く。
「全く、さっさと隠居したい」
兄貴はまたも頭を手で押さえた。
「報告です! 意識を失った者たちが目を覚ましました!」
バタバタと騎士がやってくると開口一番に言う。
胸がどきりとする。
「行ってらっしゃい」
タケルとマリアが手を振ったので、ローズたちとともに走る!
「ああ!」
ローズが遠目で汗を拭く家族を、リリーが遠目で涙目の家族を、チュリップが涙目の育ての親を見て息を飲む。
「今までありがとう! そしてこれからもありがとう! 行ってこい!」
可愛らしい尻を押す! これくらいは役得だ!
「良いの?」
「良いのですか?」
「良いのか?」
三人はなぜか不安そうに言う。皆、涙目だ。
「良いに決まってる! 行ってこい! そんで自慢してこい! お前たちの彼氏はレイだってな!」
三人は顔を見合わせるとプッと吹き込む。
「ありがとう! 行ってきます!」
「ありがとうございます! 行ってまいります!」
「ありがとう! 行ってくる!」
三人は走る!
「お父さん、お母さん、お兄ちゃん、皆!」
慈悲の教会の中庭でローズは家族と再会する。
「お前の話は聞いた。私たちが間違っていた。許してくれ」
家族はローズを見ると涙を流す。
「何よ突然。許せって? 私は辛かったんだよ! だから」
ローズは家族と同じく、堪え切れない涙を流す
「許す」
ローズは家族と抱き合う。
「リリー!」
リリーが家族と対面する。
「父様! 母様!」
リリーは家族と抱き合う。
「お前は我が家の誇りだ」
「戻ってきてくれて本当にありがとう!」
固く抱き合う。
「はい! ああ! 父様! 母様! 私は! 父様と母様の子供で幸せです!」
言葉にできない涙を流して抱き合う。
「チュリップ!」
「ゼウス様!」
チュリップは育ての親に出会う。
「良く戻ってきた!」
「はい! 戻りました!」
「いい旅ができたか?」
「はい!」
「そうか! 良い顔だ!」
「はい! もう悪夢は見ません! 素敵な人たちといっぱい出会えてました!」
「そうか! 今日は皆で飲もう! ゆっくりと話を聞かせてくれ」
「はい! はい! ゼウス様! あの時私を助けてくださり、本当にありがとうございます!」
チュリップはボロボロと泣いて、ゼウスと抱き合う。
「皆、お疲れ様」
三人を見て涙腺が緩くなる。
それはそれとして、俺の家族はどこだ? 実家に帰っちまったか?
「どーん!」
弟たちに体当たりされて地面に転がる。
「お前ら何しやがる!」
「お前こそ何してたの!」
母さんに抱き着かれる。優しい臭いと温かさで包まれる。
「その……ごめん」
「本当だ!」
ゴチンと目から火花が出る!
「親父! 何しやがる!」
「散々人に心配かけた罰だ! このバカ息子! 勝手に家出なんかしやがって!」
さらに数発殴られる!
涙目の目を開けると、親父の無骨な手が目に入る。
「お帰り、レイ」
頑固おやじの優しい顔、愛しい弟たちの笑顔、泣きはらした母さんの顔。
ようやく、帰って来れた。
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