記憶の糸

ゆう

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こんな事ってあるの?

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明け方私はヨウさんより早く目が覚めた。寝息立ててるヨウさんを見つめる。可愛い。

愛しさが込み上げてくる。

私はそっとベットを降りる。

婚約を破棄することを決めた。

両親に伝えなくてはならない。迷惑をかける事になる。

でも私の心の中はヨウさんしかいない、ヨウさんしか見えない。

一人シャワーを浴びる。

シャワーを終え、部屋に戻るとヨウさんが起きていた。

ヨウ「おはよ、早いのね。」

舞「おはようございます。ヨウさんもシャワーしたら?」

ヨウ「うん、その前にこっちにきて。」

私を呼び寄せ、そっと抱きしめて

ヨウ「おはようのキスが欲しいな、最後だから。」

舞「うん。」

二人はくちびるを重ねる。ぎこちなく舌を絡める。

別れの朝の最後のキス。

朝食の時間だ。

舞「食事の時間だよ、行こ。」

ヨウ「うん。」

その時携帯が鳴る。

私の携帯だった。慌てて出る。

母からだった。

母「舞起きてた?あのね、落ち着いて聞いてね。」

舞「どうしたの?」

母はかなり慌ててる。落ち着くのは母さんでしょ?って思う。

母「あなたの婚約者の彼、警察に捕まったの。」

舞「えっ?どう言う事?」

母「さっき警察がうちに来たの、あなたに話しを聞きたいって。」

舞「どうして?、なんで?何をしたの?」

母「詐欺グループだったらしいの。あなたお金とか貸してないわよね?」

舞「えっ、結婚式場の予約金がいるって言われて50万出したけど。それ嘘だったの?」

母「50万も。間違いなく嘘だと思う。あなただけじゃなく何人も被害の女性がいるらしいわ。」

舞「私、どうしたらいいの?」

母「刑事さんの携帯聞いてるの、今から電話して説明してみて。」

私は刑事さんに電話した。

色々質問され、素直に答えた。私の被害は少ない方で1000万も取られた女性もいるらしい。

ほかに被害もないので簡単に話しは終わった。

帰ったら警察にくるように言われて電話を終えた。

何故か笑みを浮かべてる私を見てヨウさんは

ヨウ「何かいい事あったの?」

舞「うん、でもこれっていい事かな?」

ヨウ「でも嬉しそうだよ。」

舞「私の婚約者の彼が詐欺で捕まったらしいの。私も騙されてたみたい。」

ヨウ「えっ、そうなの?大丈夫?」

舞「私の被害は少ないから心配ないの。婚約者の両親も偽物だったみたい。いい人そうだったから、それはちょっとショックかな。」

ヨウ「こんな事ってホントにあるんだね。ビックリだよ。」

舞「でね、私の婚約無くなって、私フリーになったよ。どうする?」

ヨウ「私、あなたに交際を申し込んでもいいのかな?いいよね?」

舞「うん、私自由だもん、あなも自由だから。」

ヨウ「二千年前から好きでした、愛してるのずっと、ずっと私のそばにいてください。」

舞「あなたと出会えてホントによかった。嬉しい。私もこの命の限りあなたとともに生きたい。」

二人抱き合って嬉しくて泣いた。

晴れて付き合う事になってこれからどうするか話した。

彼女は一緒に暮らしたいと言う。

彼女は今東京のマンションに一人で住んでる。

会社を経営してるらしい。社長さんだ。ビックリした。

私は彼女と住む事にした。

お昼、私は帰路へ。

彼女は両親と合流して帰るらしい。

実家に戻って、まず警察に行った。

色々手続きをし、事情聴取を受け帰された。

実家では落ち込んだ私を慰めるつもりなのか両親ともとても優しく、これからの事を聞いてきた。

私は東京に行く事を告げる。

両親は傷ついて新規一転したいと思ったのか、すぐ許してくれた。

私は今すぐにでも行きたかったが、警察の事、家の事などもあり、1ヶ月ほど掛かった。

ヨウさんとは毎日LINEをし、電話もかけた。

新幹線で東京に向かう。

東京駅にヨウさんは迎えに来てくれてた。

ホームに降りると、満面の笑みで手を振るヨウさん。すごく可愛い。

人目も憚らず抱き合った。

ヨウ「よかった、ホントに来てくれて。」

舞「ウフフ、ちゃんと来るよ、会いたかったもん。」

ヨウ「行こ」

舞「うん」





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