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魔法学園二年生

花嫁の条件 そして、エピローグ

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「あれは!オーロラ・モラレスよ!」
「婚約破棄された方ではありませんか!」
「モラレス家など、結婚相手に相応しくございませんわ!」

令嬢たちにも事態が飲み込めた様で、口々に声を上げた。
その声が止み、ウィリアムは口を開いた。

「彼女を、僕の結婚相手に相応しいと、たった今、皆が認めた筈ですが?」
「それは…誰だか知らなかったのだ!」
「モラレス家の令嬢との結婚は認められません!」
「だから、ウィリアム様も婚約を破棄されたのではないですか!」

来賓たちもやはり、反対だったのだ。
わたしは肩を落とした。
だが、ウィリアムは諦めていなかった。

「婚約を破棄したのは、元々婚約が、モラレス家との契約であったからです。
問題を起こしたモラレス家との契約を、王家としてそのままにしておく訳には
いかなかった、それだけの事です」

来賓たちは唸った。

「しかし、やはり…、彼女はモラレス家の令嬢ですぞ!」
「彼女は先日、モラレス家から勘当を言い渡されています」
「ならば、そもそも、このパーティ出席の条件である、公爵令嬢にも当て嵌まり
ませんぞ!」

そうだ、モラレス公爵令嬢としてのわたしでは、ウィリアムの婚約者にはなれず、
だからといって、公爵家を出たわたしでも、とてもウィリアムの婚約者になる事
は叶わない。わたしは、この場にいる事すら不相応なのだ___

だが、ウィリアムは飄々と言った。

「いいえ、条件には、『相応の者からの推薦がある者』とあるでしょう?」
「そ、それは何者だ!」
「今、お呼びしましょう」

ウィリアムが合図を送ると、入り口の扉が開き、そこには、青の入った銀色の
髪を結い上げ、銀色の仮面を着けた、紺色のドレス姿の夫人が立っていた。
サマンサだ___

サマンサは前に進み出ると、わたしの隣に立ち、王に向かい礼をした。

「失礼だぞ!仮面を取りなさい!」

側近の声に、「若い方はお元気ね」とサマンサは笑い、銀の仮面を取った。

「折角、ウィリアムが面白い趣向を考えてくれましたのにね、
どうかしら、お分かり?サミュエル・ウィバーミルズ国王陛下」

「これは…サマンサ先生ではありませんか!」

王は立ち上がり、サマンサの前に立った。
王はサマンサの手を取り、固く握手をしている、その表情には喜びが浮かんでいた。

「サマンサ先生、お元気でしたか?」
「国王陛下、挨拶は後にしましょう、ウィリアムの結婚の方が大事ですからね」
「それでは、後程、必ず…」

王は椅子に戻り、再び堂々と座った。
周囲は、サマンサの出現に焦っている様子だった。
前にサマンサ自身が言っていたが…宮廷で自分に敵う者はいなかったと…
わたしはそれを思い出していた。

「さぁ、問題を片付けましょう、
あなた方は、彼女の何が気に入らないのかしら?
オーロラが素晴らしい令嬢である事は、十分にお分かりでしょう?」

サマンサの琥珀の目がキラリと光、周囲は息を飲んだ。

「しかし、彼女は、モラレス家の令嬢ですから…」
「オーロラは、モラレス家から勘当されていますよ?」
「ならば、公爵令嬢でもなく…平民の娘との結婚は認められません!」
「つまり、問題は『家柄だけ』、という事ね?」

サマンサが聞くと、来賓は皆『当然だ』という顔で頷いた。
サマンサは『やれやれ』というように、頭を振った。

「あなた方は、内面の素晴らしさよりも、家柄を重視するというのね?
全く、馬鹿馬鹿しいと思わない?」

「しかし、ウィリアムは我が国の王子!相応の家柄の令嬢でなければ、
示しが付きません!」

「そんなに駄々を捏ねていると、ウィリアムは王家を捨ててしまいますよ。
ウィリアムは高潔な水の騎士と良く似ていますからね、ねぇ、グレース王妃?」

驚く事に、サマンサは王妃に聞き、
そして王妃は「はい、サマンサ叔母様」と優雅に微笑んだ。
『叔母様』という事は、王妃はミュラー家と血が繋がっているという事だ。
ならば、ウィリアムは、水の騎士の子孫という事になる___!?

わたしがポカンとしてウィリアムを見ると、
ウィリアムは「ふふ」と、口元に手をやり笑った。

「オーロラは素晴らしい令嬢ですよ、そして、私の直弟子でもあります。
これでも満足出来ないのであれば、この嘆かわしい風習を変えるべきね、
サミュエル国王陛下?」

王様は「ええ、全く」と失笑する。
来賓たちは気まずそうに、顔を見合わせている。

「それでは、意地悪はここまでにして、
そろそろ、納得できない、頭の古い方々を喜ばせてあげましょうか…」

サマンサはわたしの手を取り、両手で包んだ。

「オーロラには、我がミュラー家の養女になって頂きます」

サマンサが言うと、周囲はどよめいた。
サマンサは構わず、わたしに向け、悪戯っぽいウィンクをした。

「オーロラが嫌でなければ、ですけどね?」

わたしは突然の事に驚いたが、サマンサの申し出がうれしく胸が熱くなった。
いままで、サマンサが自分の本当の叔母であれば良いと、何度思っただろう…
それが、叶うのだ___

「そういう訳で、オーロラの身元は私が保証します、いかがです、王様?」

サマンサの問いに、王は真面目な顔で頷いた。

「元より、ウィリアムの相手とし、オーロラ嬢には何の異論もありません。
ただ、ウィリアムがどう切り抜けるか、手腕が見たかっただけです。
まさか、あなたを味方に付けるとは思いませんでしたが…
それだけの価値がある令嬢と、皆に知らしめたかったのか、ウィリアム」

王様の問いに、ウィリアムは答えず、ただ微笑んでいた。

「まぁ、よい、ウィリアム共々、合格としよう___」

王様が認めようとしたその瞬間、一人の令嬢が声を上げた。

「お待ち下さい!オーロラは元々、ウィリアム様の婚約者です!
金の蝶が出せたのは、その時に示し合わせていたからに違い
ありませんわ!そんなの、不公平ですわ!公平な審査を望みます!」

声で分かる、ブリエルだ。
だが、確かに、わたしは以前、ウィリアムからこの魔法を習っている。
不公平と言われても仕方が無いだろう…
わたしは困って、ウィリアムを見たが、彼に焦りは見えなかった。

ブリエルの発言は正当性がある気がしたが、驚く事に、来賓たちは誰一人、
それに乗らなかった。他の令嬢達は、もう一度機会があるなら…と、
ブリエルに調子を合わせた。

「どうか、別の条件を!」
「もう一度、機会をお与え下さい!」
「これでは、あんまりですわ!」

変な空気の中、ウィリアムが彼女たちの方を振り返った。

「相性を知りたいと言った筈です、金の蝶は出そうとして出せるものでは無い。
これは魔力量や訓練とも関係が無く、例え一週間前に習ったとしても、
一年前に習ったとしても、出せ無い者には、一生掛かっても出せない。
それで納得して頂けませんか?」

「ウィリアム様は、オーロラ様がそれを出せるのをご存じだったのでは
ないですか!?それで、彼女に有利な条件を言ったのでしょう!
そんなの、茶番じゃないの!!」

ブリエルが髪を振り乱して叫ぶ。
不敬ともいえる発言だったが、ウィリアムは咎める事はしなかった。
それよりも…

「それでは、本当の事を教えましょう…
あなた方にやって頂いた魔法は、あなた方の心を映し出すものです。
僕が望むのは、穢される事の無い、清い心を持つ者です。
あなた方の中で、彼女を選んだのは、そういう理由からです」

「そんな…心を映すなんて…!」

来賓たちは冷ややかな目で彼女を見ていた。
彼女は俯き、黙った。
他の令嬢も、もう何も言えなくなっていた。

付き添い、保護者を別室に案内した事、そして、仮面…
これらは、集まった令嬢たちに恥を掻かせない為の配慮だったのかも
しれない。最後、条件の魔法の事を口止めされていたが、
皆すっかり意気消沈しており、そんな気配は見られなかった。





わたしは正式に、第三王子ウィリアムの婚約者に認められた。

サマンサが王たちと歓談する間、わたしの相手はウィリアムが務めた。
ウィリアムはわたしをテラスに誘った。
そこは王宮の庭園が一望出来、気持ちの良い風か吹いていた。

「パーティに来てくれてありがとう、オーロラ」

ウィリアムがわたしを見つめ、微笑んだ。
アクアマリンの瞳が綺麗だ…
久しぶりに、触れる程近くに居る彼に、わたしの胸はときめいた。

「わたしが来る事は…サマンサ小母様と、計画なさっていたのですか?」
「いや、君が来てくれるかは、賭けだった。でも、もし君が来なければ、
合格者は出さないつもりでいた…本当に茶番だね」

ウィリアムが苦笑する。

「だが、君との婚約を破棄した後、周囲が自分の娘をと競ってね…
こうでもしなければ、収まらなかったんだ、心配させたね」

わたしは頭を振った。
そんな状況になっているとは知らずに、わたしは不安がっていた。
婚約破棄をした事で、ウィリアムにも迷惑が掛かっていたと知り、
わたしは申し訳なく思った。

「シャーロットが、その様な事ではないかと、言っていましたので…
そうであればと、願っていました」

「シャーロットか、敏い聖女様だね」

ウィリアムがおかしそうに笑う。

「わたしの養女の話は、ウィリアム様が頼んで下さったのですか?」

うれしい話だったが、ウィリアムに頼まれての事では、迷惑を掛けたのでは?と
不安があった。だが、ウィリアムはそれをあっさりと払拭してくれた。

「学園に通う為の援助を申請しただろう?
それで、君がモラレス家を出た事を知り、先生とそんな話になったんだ。
先生は君を気に入っていたからね、乗り気だったよ。
君に言わなかったのは、僕が、君自身を、結婚相手に相応しいと、
皆に認めて貰いたかったからなんだ…先生も言っていたけど、人柄よりも
家柄なんて、馬鹿馬鹿しいからね…そう、気付いて欲しかった」

ウィリアムは苦笑し、頭を振った。

「結局は、風習を覆す事は出来無かったけど…
内心では皆、君を認めていたよ、
なんといっても、君は金の蝶が出せたからね」

ウィリアムがニヤリと笑う。

「あれは、心を映す魔法だったんですね…」

「そう、以前君に教えた時、僕は君なら面白い物を出すのではないかと
期待したんだ、君は不思議な子だったからね…
だけど、君は金の蝶を出した。驚いたよ、そして、うれしいと思った…
その時はもう、僕は君の事が好きだったからね」

かああぁ…と、顔が熱くなる。

「わ、わたしも…です!」

小さな声で言ったが、彼にはちゃんと届いていて、「うれしいね」と言ってくれた。

「そ、その、驚きました!サマンサ小母様と王妃様が、縁続きな事…
ウィリアム様は、水の騎士様の血を引く方なのですね…」

ウィリアムにはサマンサが話したと言っていたが、繋がりがあるからこそ、
ウィリアムもノアシエル、水の騎士に傾倒していたのだろう。

「別に、特別な事では無いよ、今では水の騎士の子孫は、
それとは知らずに、国中あちこちにいる、でも…」

ウィリアムが頭を振ると、その白金色の髪は、銀髪に変った。

「!?」

「銀髪に水色の瞳を継ぐ者は、稀なんだ」

銀色の髪がサラリと揺れる。
銀髪にアクアマリンの瞳…それは、水の騎士と同じものだ。

「この姿は周囲に悪い影響を与えるからね、髪色を変えているんだ。
君には知っておいて欲しかった」

ノアシエルに祝福され、しかも、水の騎士と同じ容姿であるなら、
誰もが次期王にと望むだろう。
それを避ける為に、ウィリアムは自分を隠し、生きてきたのだ…

「これが、ウィリアム様の、真実の姿なのですね___」

溜息を吐く程、綺麗で、神々しい銀色の髪…
だけど、愛おしくも思え、わたしはその髪に触れていた。

一瞬後、自分のした事に気付き、「申し訳ありません!」と手を引こうと
したが、ウィリアムに手首を掴まれた。

「この髪を恐れる人もいる、君は怖くない?」

「確かに、魅入られますが…
怖いというより、愛おしく…その、ウィリアム様ですから…」

わたしが気恥ずかしく答えると、彼はわたしの指先にキスを落とした。
そして、そのアクアマリンの瞳が、わたしの目をみつめる…

キスをされ、わたしはうっとりと目を閉じた。


「わたしは、馬鹿で愚かな娘でした…
自分の婚約者の事も見えていませんでした…」

あの頃の自分を、今でも恥ずかしく思う。

「『エバ』として、あなたと出会い、初めて恋をしました。
あなたに相応しい令嬢になり、あなたの婚約者に戻りたいと…
ずっと願ってきました…」

ウィリアムはわたしの手を両手で包み、強く握った。

「君は戻って来てくれた。
十分過ぎる程、素晴らしい令嬢となり、僕の目の前にいる」


もう、二度と、離さない、愛おしい人___



◇◇◇


数年後___

国の情勢は安定していて、悪い兆しは見えない。

シャーロットは王都の神殿に住み、聖女としての役目を果たしている。
国事にも欠かせない存在だ。
周囲には秘密だが、ウィリアムの護衛の、オリバーとは順調に交際中だ。

マデリーンは念願叶い、王宮の事務官勤めになった。
規律正しく、自分にも他人にも厳しい彼女の仕事ぶりは、
周囲から信頼を得ている。出世を目指し、日々邁進中だ。


魔法学園を卒業したわたしは、
サマンサの弟子として、魔法薬学を学んでいた。

サマンサは、表向きは隠居の身だが、
今も方々から、魔法薬の依頼が来ている。
最近ではわたしがサマンサに代わり、薬を調合する様になった。

わたしが魔法薬学のみならず、回復魔法の授業を受けていた理由は、
回復魔法の能力の高い者は、魔法薬にもそれが現れるからだった。
それに加え、わたしは調合時に薬に魔法を付与する事が出来る…

「きっと、面白い効果が出るだろうね、楽しみだよ」

半ば、ウィリアムの興味本位の実験対象だったらしい。
勿論、それだけでも無く…

「君はよく怪我をしていたからね、僕がいれば治してあげられるけど、
あの頃は叶わなかったからね…自分で治せるようにしてあげたかった」

そう教えてくれ、わたしはウィリアムの愛の深さを知り、感激したのだった。


ウィリアムは魔法学校を出て、王宮に住み、
王子としての政務を果たしていたが、結婚を機に、王宮を出て、
王子職を退き、歴史書の研究等をする事を決めた。


わたしの二十歳の誕生日を待ち、わたしとウィリアムは結婚した___


ウィリアムは王子なので、慣例に則り、結婚式は王宮で盛大に行われた。
わたしたちは流されるままに、行事を次々と遂行していった。

そして、漸く、解放され…
わたしは白いドレスのまま、ウィリアムは礼服のまま、共に馬車に乗り込み、
新居へと向かったのだった。

漸く一息吐く事が出来たわたしを、ウィリアムが心配そうな顔で覗き込んだ。

「大丈夫?」
「はい、休めますので…」

わたしは笑みを返したが、疲れは隠せなかった。
花嫁のドレスは大きく、魔法で軽減されているとはいえ、そこそこ重さはあり、
動くだけでも疲労してしまった。
だが、その価値はあるだろう、真っ白で、ふわふわと広がり…
まるで夢のようなドレスなのだから。

ウィリアムが回復魔法を掛けてくれ、体がすっと楽になった。

「ありがとうございます、これ程盛大にして頂けるとは思わず…」
「美しい花嫁だから、母も張り切ってしまってね」

ウィリアムの言葉に、わたしは顔を赤くした。
ウィリアムはいつも恥ずかし気もなく、手放しに褒めてくれるのだが…
その度に、わたしはうれしい気持ちと、気恥ずかしい気持ちになる。
ウィリアムはわたしに甘いのだ!

「義母上には、改めて、お礼を言いますわ…」

ウィリアムの婚約者となり、王や妃とも顔を合わせる機会があり、
今ではすっかり仲良くなっていた。
だが、王宮へ行く機会はほとんど無いので、手紙が良いだろう…

「もう直ぐだよ、オーロラ」

流れていく景色に目をやり、ウィリアムが言う。

新居はサマンサの屋敷のすぐ隣だ。

わたしがサマンサの屋敷で働いている事と、
高齢のサマンサを心配しての事だった。
尤も、サマンサは、屋敷や土地の管理を、ウィリアムに任せるつもりだ。
サマンサは、ウィリアムを『後継者』と決めている。

水の騎士の土地を守る者___

ウィリアム以上に相応しい者はいないだろう。
今まで、サマンサは、『ウィリアムは責務から、王宮から出る事は無い』と考え、
それを半ば諦めていた。
だが、わたしと出会い、ウィリアムの内に変化があったのだという。
王宮を出るというウィリアムに、喜んで後押しをしたのはサマンサだった。

わたしは手首のバングルを見て、それを思い出した。

「魔法学園の二年生の時、わたしがノアシエル様とお会いしたのを、
ウィリアム様にも、お話ししたと思うのですが…」

「ああ、聞いたよ」

「あの時、実は、わたしはノアシエル様から、加護を頂いていたのです。
サマンサ小母様は、『王族や聖女を守る者に与えられ、
尚且つ竜から信頼を得た者に与えられるもので…
必要な時に、ノアシエルを呼ぶ事が出来る』とおっしゃっていました」

流石にウィリアムは驚いた目をした。

「それは初めて聞いたね…」

「すみません、サマンサ小母様から、危険だから内緒にしておくようにと
言われましたので…でも、結婚したのですから…」

わたしは気恥ずかしく、小声になる。

「そうだね、僕も知っておかなければ」

「ですが、今思えば…あの時、わたしは『エバ』と入れ換わっていた時で…
加護が『わたし』にあるのか、『エバ』にあるのか、分からず…」

何かあった時に、ノアシエルを呼べないかもしれない___

不安に思うわたしに、ウィリアムは「君にだよ」と、自信を持って答えた。
「何故、分かるのですか?」と、わたしを聞いても、
ウィリアムは楽しそうに笑うばかりだった。


馬車が新居の前に着き、
ウィリアムが降りる、続いて降りようとしたわたしを、彼は抱き上げた。
わたしを抱き上げたまま、ウィリアムは空を仰ぐ。

「ほら、見てごらん、オーロラ」

ウィリアムの視線を辿り、わたしは空に目を向けた。

澄んだ、その青の向こう…
そこには、翼をはためかせ飛ぶ、真っ白い竜の姿があった。




<完>
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