私の旦那さま(予定)

仙冬可律

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マリアの覚悟

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「お姉さま達、折り入ってお願いがあります」
グラン商会にやってきたマリアはいつもよりキリッとしていた

「マリアちゃんのお願いならなんでも聞くわよ」

出勤していたリナも頷く

ちょうど新作の服も届いたし、トルソーに着せるところだった。コーディネートを相談していたところなのでマリアに勧めるのも店員としての喜びだ

「このお店で、一番セクシーな下着をください」

「え」

「この、お店で、いっちばばんセク」

「聞こえてたけどね?その、理由というか一応聞きたいなって
まあ聞かなくてもだいたいわかるけどヒューだよね?」

「そうです、今度一緒に領地に行くので本気でヒューゴさんを落としたいんです!」

「あれ以上惚れるのは無理だと思うけど」

ヒューゴの兄が笑いながら事務所から出てきた

「あら、男性は来ないで。ここは私たちに任せて」

「そうよマリアちゃん!一番エロエロな下着を選んであげる!下着は女の戦闘服よ!」

「いやいやヒューゴだよ?そういうのより清楚系だとお兄ちゃんは思うな」

なるほど、とマリアは頷いた
それも一理ある

「でも、あと一押し何かの力を借りたいんです」

「じゃあ、ギャップ萌えしかないわね」

姉たちが店内から集めてきた

「清楚な服にエロい下着」
「エロい服に清楚な下着」

「清楚な服、清楚な下着、エロいウル艶メイク」

……天才ですか!?
「マリアちゃん、色っぽい!これならヒューゴさん絶対我慢できないよ」

リナが手を叩いて感動している

「親御さんに挨拶するまでは耐えてほしいわね」





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