211 / 284
第8章 悪役令嬢は知られたくない
1
しおりを挟む
「アリアナ様!アリアナ様!」
「・・・ん?」
眠っているところを揺すられて、私は急速に覚醒していく。
「こんな所でお休みになっていては風邪をひいてしまいますよ」
「え・・・?」
メイドのマリアの声。
目をこすりながら身体を起こすと本がバサッと床に落ちた。
私が寝ていたのはリビングの椅子で、しかもテーブルに突っ伏した状態だ。
眠い目を開けると、倒れたティーカップの紅茶がテーブルクロスに大きな染みを作っていた。
(・・・またか・・・)
私は額を押さえて頭を振った。何回目だと思ってるんだ!?
私はバンっとテーブルを叩きながら立ち上がって、
(いい加減、寝落ちする前にはベッドに入ろうよ!?)
心の中で思いっきりそう叫んだ。
エメライン王女の襲撃や、精神魔術で眠らされた事件から早10カ月。
その後は特に大きな出来事も無く、私はアンファエルン学園の3年生に進級した。
昨夜、机で寝たせいか身体が痛い。私はあくびを嚙み殺しながら教室に向かった。
(まったくもう・・・お嬢様はやっぱり我がままだよ)
アリアナとの意識を交換した時、私達はアリアナはもう表には出れないと思っていた。アリアナも私も、そして周りの皆だって、その事に大いに泣いた。
あれからしばらくは、私はアリアナの身体を奪っているという罪悪感と、アリアナの家族に対する遠慮を隠しながら日々を過ごしていた。
アリアナの分まで、何でも精一杯やろうと本気でそう思ったいた。
だけど、1カ月ぐらいたった時の事だった。私はある異変に気付いたのだ。
(あれ?こんなとこに置いたっけ?・・・)
部屋にある本や小物の置き場所が微妙に変化しているのだ。最初は気のせいかとも思ったのだが、あまりにも続くので少々気味が悪くなっていた。
(誰かが部屋に入ってる?。・・・いや、クラークはこんなことしないし、メイド達だって信用できる)
もしかして、またイーサンがやって来たのかとも考えたが、あいつが来て、ただ物の置き場所だけ変えて帰るなんて有り得ない。
変な気持ち悪さを感じながら過ごしていたある日の事、私は夜中に寒気を感じて目を覚ました。
(さむっ!布団は・・・?)
ベッドから蹴落としたか?と思い、起き上がって唖然とした。なぜなら、昨晩ベッドに寝たはずの私が、リビングのソファに横になっていたからだ。
「え、なんで?!」
灯りも煌々と点いていて、なぜか手に一冊の本。よく見るとそれは、世間で今大流行しているデロンデロンに甘い恋愛小説だった。
「げ!?何これ?」
すると、気配を感じたのかメイドのステラが起きてきた。
「アリアナ様・・・どうかされましたか?」
「ス、ステラ!私、なんでこんなとこで・・・」
するとステラの答えはもっと私を驚かせた。
「ああ、本を読みながら寝てしまわれたのですね?。アリアナ様ったらお風邪を召しますよ。・・・でも、どうでしたか?その本。面白いですよね?」
と目をキラキラさせる。
「え?」
「アリアナ様から貸して欲しいと言われた時は驚きましたけど・・・。そうですよね、アリアナ様もお年頃ですし」
(は?)
「続きも持っていますので、ご入用の時はいつでも仰ってくださいね」
うふふと笑いながら、ステラは私に上着を着せると寝室まで連れて行ってくれた。
私は一人ベッドに腰かけ、手に持ったままの本を凝視した。
題名は、
『終われない恋に巻き込まれて~あなたの全てを知りたい~』
表紙には手を取り合って見つめ合う男女の絵。
(・・・ありえない)
私はこんな本をステラから借りた覚えは無かった。そもそも私は昔から、実用書以外はミステリーしか読まないのだ。
(いったい何が・・・?)
この時点で私はまず、自分を疑った。
(も、もしかして、夢遊病?)
物の位置が変わっていたのも、寝ながら自分がやったのかもしれない。
(う・・・うそ・・・)
怖くなった私は朝になって直ぐに、クラークに相談した。
「ど、どうしましょう?。お医者さんに診て貰った方が良いでしょうか?」
焦る私にクラークは困った顔で頭を撫でながら、
「落ち着いて。アリアナは夢遊病なんかじゃ無いよ。・・・う~ん、やっぱり隠すのは無理だと思ったんだよね」
「はい?」
クラークは溜息をついてから申し訳なさそうに、
「ごめんね。もう一人のアリアナに口止めされてたんだけど・・・」
そう言って私に、天地がひっくり返るぐらいとんでもない話をしてくれた。
なんと、私が寝ている間に本物のアリアナが私の身体を動かしていたと言うのだ!?
「えええ!?。アリアナ、私と入れ替われるのですか!?」
「と言っても、君が寝ている時だけで、しかも毎日は無理なようだよ。それに、長くても一時間が限度みたいだ」
クラークも夜中、入れ替わったアリアナに起こされて最初は心底驚いたらしい。
「で、どうしてそれを、私に内緒にしなくてはいけないんです!?」
クラークは苦笑しながら、
「多分、恥ずかしかったんじゃないかな?。皆には二度と会えないって、あの時は言ってたからね。それに、あの子は君に気を使わせたくなかったんだと思うよ」
驚いたし、まだ混乱しているけど、徐々に嬉しさがこみあげてきた。
(アリアナ・・・。表に出れるんだね!?。良かった、本当に良かったよ・・・)
クラークも嬉しそうで・・・そんな彼を見ていると、じんわりと心が温かくなる。
(うん、こうなったら、いつでも私が寝てるときは自由にしてくれて良いからね。だってこの身体はアリアナのものなんだから)
その時は本気でそう思った。思っていたのだが・・・、
私は少し寝不足の頭で授業を受け、そして放課後いつものトラヴィスの執務室で、私はこれまたいつもの愚痴を聞いて貰っていた。
「・・・動き回るのは良いんですよ。元々はあの人の身体なんですし?。ただ、寝る時はちゃんとベッドで寝て欲しいんです・・・う・・・くしゃん!」
春とは言えまだ4月。布団も毛布も無しで椅子で寝ていた私は盛大にくしゃみして、ハンカチで鼻を拭いた。
「おかげで・・・前より丈夫になったはずなのに風邪気味です。あの人はもう少し自分の身体を大事にするべきです!」
執務室の大きな机の前で、トラヴィスは大笑いした。
「あっはっは・・・。あんたも大変ねぇ。まっ、アリアナ嬢としては少しでも動けるのが楽しくて仕方ないんじゃ無いの?。大目に見てあげないさいよ」
「十分見てますよ!。あの人が散らかした物も、私がちゃんと片付けてるんですから!。でも、もうちょっと寝落ちする場所を気を付けて欲しいだけで・・・」
私は大きなため息をついて、
(ねぇ!聞いてるんでしょ?アリアナ!)
心にそう語りかけた。
「・・・ん?」
眠っているところを揺すられて、私は急速に覚醒していく。
「こんな所でお休みになっていては風邪をひいてしまいますよ」
「え・・・?」
メイドのマリアの声。
目をこすりながら身体を起こすと本がバサッと床に落ちた。
私が寝ていたのはリビングの椅子で、しかもテーブルに突っ伏した状態だ。
眠い目を開けると、倒れたティーカップの紅茶がテーブルクロスに大きな染みを作っていた。
(・・・またか・・・)
私は額を押さえて頭を振った。何回目だと思ってるんだ!?
私はバンっとテーブルを叩きながら立ち上がって、
(いい加減、寝落ちする前にはベッドに入ろうよ!?)
心の中で思いっきりそう叫んだ。
エメライン王女の襲撃や、精神魔術で眠らされた事件から早10カ月。
その後は特に大きな出来事も無く、私はアンファエルン学園の3年生に進級した。
昨夜、机で寝たせいか身体が痛い。私はあくびを嚙み殺しながら教室に向かった。
(まったくもう・・・お嬢様はやっぱり我がままだよ)
アリアナとの意識を交換した時、私達はアリアナはもう表には出れないと思っていた。アリアナも私も、そして周りの皆だって、その事に大いに泣いた。
あれからしばらくは、私はアリアナの身体を奪っているという罪悪感と、アリアナの家族に対する遠慮を隠しながら日々を過ごしていた。
アリアナの分まで、何でも精一杯やろうと本気でそう思ったいた。
だけど、1カ月ぐらいたった時の事だった。私はある異変に気付いたのだ。
(あれ?こんなとこに置いたっけ?・・・)
部屋にある本や小物の置き場所が微妙に変化しているのだ。最初は気のせいかとも思ったのだが、あまりにも続くので少々気味が悪くなっていた。
(誰かが部屋に入ってる?。・・・いや、クラークはこんなことしないし、メイド達だって信用できる)
もしかして、またイーサンがやって来たのかとも考えたが、あいつが来て、ただ物の置き場所だけ変えて帰るなんて有り得ない。
変な気持ち悪さを感じながら過ごしていたある日の事、私は夜中に寒気を感じて目を覚ました。
(さむっ!布団は・・・?)
ベッドから蹴落としたか?と思い、起き上がって唖然とした。なぜなら、昨晩ベッドに寝たはずの私が、リビングのソファに横になっていたからだ。
「え、なんで?!」
灯りも煌々と点いていて、なぜか手に一冊の本。よく見るとそれは、世間で今大流行しているデロンデロンに甘い恋愛小説だった。
「げ!?何これ?」
すると、気配を感じたのかメイドのステラが起きてきた。
「アリアナ様・・・どうかされましたか?」
「ス、ステラ!私、なんでこんなとこで・・・」
するとステラの答えはもっと私を驚かせた。
「ああ、本を読みながら寝てしまわれたのですね?。アリアナ様ったらお風邪を召しますよ。・・・でも、どうでしたか?その本。面白いですよね?」
と目をキラキラさせる。
「え?」
「アリアナ様から貸して欲しいと言われた時は驚きましたけど・・・。そうですよね、アリアナ様もお年頃ですし」
(は?)
「続きも持っていますので、ご入用の時はいつでも仰ってくださいね」
うふふと笑いながら、ステラは私に上着を着せると寝室まで連れて行ってくれた。
私は一人ベッドに腰かけ、手に持ったままの本を凝視した。
題名は、
『終われない恋に巻き込まれて~あなたの全てを知りたい~』
表紙には手を取り合って見つめ合う男女の絵。
(・・・ありえない)
私はこんな本をステラから借りた覚えは無かった。そもそも私は昔から、実用書以外はミステリーしか読まないのだ。
(いったい何が・・・?)
この時点で私はまず、自分を疑った。
(も、もしかして、夢遊病?)
物の位置が変わっていたのも、寝ながら自分がやったのかもしれない。
(う・・・うそ・・・)
怖くなった私は朝になって直ぐに、クラークに相談した。
「ど、どうしましょう?。お医者さんに診て貰った方が良いでしょうか?」
焦る私にクラークは困った顔で頭を撫でながら、
「落ち着いて。アリアナは夢遊病なんかじゃ無いよ。・・・う~ん、やっぱり隠すのは無理だと思ったんだよね」
「はい?」
クラークは溜息をついてから申し訳なさそうに、
「ごめんね。もう一人のアリアナに口止めされてたんだけど・・・」
そう言って私に、天地がひっくり返るぐらいとんでもない話をしてくれた。
なんと、私が寝ている間に本物のアリアナが私の身体を動かしていたと言うのだ!?
「えええ!?。アリアナ、私と入れ替われるのですか!?」
「と言っても、君が寝ている時だけで、しかも毎日は無理なようだよ。それに、長くても一時間が限度みたいだ」
クラークも夜中、入れ替わったアリアナに起こされて最初は心底驚いたらしい。
「で、どうしてそれを、私に内緒にしなくてはいけないんです!?」
クラークは苦笑しながら、
「多分、恥ずかしかったんじゃないかな?。皆には二度と会えないって、あの時は言ってたからね。それに、あの子は君に気を使わせたくなかったんだと思うよ」
驚いたし、まだ混乱しているけど、徐々に嬉しさがこみあげてきた。
(アリアナ・・・。表に出れるんだね!?。良かった、本当に良かったよ・・・)
クラークも嬉しそうで・・・そんな彼を見ていると、じんわりと心が温かくなる。
(うん、こうなったら、いつでも私が寝てるときは自由にしてくれて良いからね。だってこの身体はアリアナのものなんだから)
その時は本気でそう思った。思っていたのだが・・・、
私は少し寝不足の頭で授業を受け、そして放課後いつものトラヴィスの執務室で、私はこれまたいつもの愚痴を聞いて貰っていた。
「・・・動き回るのは良いんですよ。元々はあの人の身体なんですし?。ただ、寝る時はちゃんとベッドで寝て欲しいんです・・・う・・・くしゃん!」
春とは言えまだ4月。布団も毛布も無しで椅子で寝ていた私は盛大にくしゃみして、ハンカチで鼻を拭いた。
「おかげで・・・前より丈夫になったはずなのに風邪気味です。あの人はもう少し自分の身体を大事にするべきです!」
執務室の大きな机の前で、トラヴィスは大笑いした。
「あっはっは・・・。あんたも大変ねぇ。まっ、アリアナ嬢としては少しでも動けるのが楽しくて仕方ないんじゃ無いの?。大目に見てあげないさいよ」
「十分見てますよ!。あの人が散らかした物も、私がちゃんと片付けてるんですから!。でも、もうちょっと寝落ちする場所を気を付けて欲しいだけで・・・」
私は大きなため息をついて、
(ねぇ!聞いてるんでしょ?アリアナ!)
心にそう語りかけた。
24
あなたにおすすめの小説
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる