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それぞれの仕事
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んんー、、何だかぎゅうぎゅうで苦しい、、
ゆっくり目を開けると、、俺を見つめる目、、ん??
「おはよ。さくちゃん。」
あ、そっか、思い出した。
「おはよ、、海都。」
「うぅん、、」
背後からまた声がして、後ろにいるのが陸都だと理解した。
覚醒した頭で気づいたのは、海都の方を向いて寝ており、前から海都、背後から陸都に抱きしめられていた。
どおりでぎゅうぎゅうな訳だ。
「く、くるしい、、」
「えぇ、もうちょっと我慢してー。」
そう言って俺の首筋に顔を埋める海都。
「ふわっ、ちょ、かいと、くすぐったい、」
「んんっ、ふぁ、、」
くすぐったさに身を捩ると、衝撃が陸都にいったみたいで陸都を起こしてしまったみたいだ。
「、、あれ?、かいちゃん?、」
寝ぼけているのか抱きついている俺を海都と勘違いしているみたいだ。
「りっくん、それはさくちゃん!
僕はここだよー!」
少し乗り出し俺の肩からひょっこり顔を出した海都が陸都に話しかける。
俺の肩越しに会話するのやめて欲しい、、
「、?
ぁあ、思い出したー、ふぁ、、んんっさくちゃんかぁ、」
そう言ってさらにぎゅーっと抱きついてきた陸都。
語尾が段々小さくなっていく、え、また寝ないよね?
もう離して欲しいんだけど!!
「陸都?起きたなら離して!」
「えぇー、、」
「えぇーじゃなくて、
ほら、もう起きる時間なんじゃない?」
「まだ大丈夫だよぉ。
さくちゃん2度寝しよー、」
海都までそんな事を言い出す。
一向に離れる気のない2人にどうしよう、と頭を抱える、、
この状況で俺は2度寝出来ないんですけど、、
コンコンッ
コンコンコンコンッ
「んん、なぁにー、、うるさい、、」
心底鬱陶しそうにそう言った海都。
そう言うものの、動く気も伝える気も無いらしい。
コンコンコンコンッ
「んー、、」
「海都、俺が出てこようか?」
2人が離してくれたら俺が行くんだけど、、
何か急用かもしれないし、
「、、、はぁ、、
僕が出るよ、」
重い目を開けた海都がゆっくりと離れてベッドから出た。
俺は海都が離れても陸都が離してくれず、結局ベッドから抜け出せずにいた。
コンコンコンコンッ
「んもー分かったって、、」ガチャッ
「咲夜は!?」
「さくちゃんはまだ寝てるよー?」
「海都っ、何もしてないよな??」
「どーしたの、そんなに慌てて。」
「してないよな、?」
「、、してないよ。」
「なんだ今の間は!?」
、、、
「どーしたの?」
やっと聞けた。
俺の名前が聞こえてどうしたのかと聞きたかったのだが、2人の会話が止まらず中々口を挟めなかった。
海都が黙り静かになった所でやっと聞けた。
「咲夜!!」
ベッドへ一直線に駆け込んでくる。
「何もされてないか!?」
「おはよう斗哉。
何心配してるの?大丈夫だよ。」
「あぁ、おはよ。
よかった、、陸都は?」
「あー、陸都は後ろにくっついてる。」
「後ろ?」
そう言ってベッドに乗り俺の後ろを見る。
「おい陸都!起きろ!
もう朝だぞ!!」
「んんー、、うるさぃ、、」
「咲夜が困ってんだろ!起きろ!」
そう言ってぐらぐらと陸都を揺さぶる斗哉。
あの、一緒に俺までぐらぐら揺れるんですけど、、
早く起きてー、陸都、、
「んー、ふぁぁ、、もぉ、、わかったよ、」
ゆっくり陸都の腕の力が抜けていく。
そうしてやっと解放された俺はゆっくり起き上がる。
「さくちゃん、おはよぉ、」
のっそり陸都も起き上がり挨拶をしてくれたので俺も「おはよ。」と返した。
「ふふっなんかー、新婚さんみたいだねー?」
そう言ってゆるゆると笑う陸都。
なんか、癒される、、
とのんびり見つめていると、
「っいいからお前は早く顔洗ってこい。
咲夜も早く部屋に戻って支度しないと。」
陸都と俺の間にぬんっと現れた斗哉にそう言ってベッドから追い出される。
「あ、ほらこれも!」
斗哉の声に振り返るとメガネを渡された。
「あ、ありがと、」
受け取って付けると視界がクリアに見えて頭がちゃんと覚醒した。
「えぇ、さくちゃんもう帰っちゃうの?」
「支度があるから。」
立ち上がった俺の元に来た海都が寂しそうな顔で見上げてくる。
うぅ、、その顔に弱いんだよ、、
「咲夜、時間無くなるぞ!」
立ち止まっていると斗哉がそう言って急かしてくる。
「ほら行こう。」と俺の手を引いて一緒に部屋から出る。
「着いたぞ。」
俺の部屋の前でゆっくり腕が離された。
「ありがと。
、、そういえば斗哉何しに来たの?」
「あ?」
「あ、いや、2人に用があって来たのかと思ってたから、」
「、お前が、2人に捕まって起きれないかと思ったから様子見にきただけだ。」
正解だ、、すごい、、
「そっか、助かった。
ありがと。」
「おう。」
そう言って自室に入っていく斗哉。
心配して来てくれたんだ、本当に優しいな。
あ、今何時だろう、
早く準備しないと。
俺も振り返って部屋へ入った。
ゆっくり目を開けると、、俺を見つめる目、、ん??
「おはよ。さくちゃん。」
あ、そっか、思い出した。
「おはよ、、海都。」
「うぅん、、」
背後からまた声がして、後ろにいるのが陸都だと理解した。
覚醒した頭で気づいたのは、海都の方を向いて寝ており、前から海都、背後から陸都に抱きしめられていた。
どおりでぎゅうぎゅうな訳だ。
「く、くるしい、、」
「えぇ、もうちょっと我慢してー。」
そう言って俺の首筋に顔を埋める海都。
「ふわっ、ちょ、かいと、くすぐったい、」
「んんっ、ふぁ、、」
くすぐったさに身を捩ると、衝撃が陸都にいったみたいで陸都を起こしてしまったみたいだ。
「、、あれ?、かいちゃん?、」
寝ぼけているのか抱きついている俺を海都と勘違いしているみたいだ。
「りっくん、それはさくちゃん!
僕はここだよー!」
少し乗り出し俺の肩からひょっこり顔を出した海都が陸都に話しかける。
俺の肩越しに会話するのやめて欲しい、、
「、?
ぁあ、思い出したー、ふぁ、、んんっさくちゃんかぁ、」
そう言ってさらにぎゅーっと抱きついてきた陸都。
語尾が段々小さくなっていく、え、また寝ないよね?
もう離して欲しいんだけど!!
「陸都?起きたなら離して!」
「えぇー、、」
「えぇーじゃなくて、
ほら、もう起きる時間なんじゃない?」
「まだ大丈夫だよぉ。
さくちゃん2度寝しよー、」
海都までそんな事を言い出す。
一向に離れる気のない2人にどうしよう、と頭を抱える、、
この状況で俺は2度寝出来ないんですけど、、
コンコンッ
コンコンコンコンッ
「んん、なぁにー、、うるさい、、」
心底鬱陶しそうにそう言った海都。
そう言うものの、動く気も伝える気も無いらしい。
コンコンコンコンッ
「んー、、」
「海都、俺が出てこようか?」
2人が離してくれたら俺が行くんだけど、、
何か急用かもしれないし、
「、、、はぁ、、
僕が出るよ、」
重い目を開けた海都がゆっくりと離れてベッドから出た。
俺は海都が離れても陸都が離してくれず、結局ベッドから抜け出せずにいた。
コンコンコンコンッ
「んもー分かったって、、」ガチャッ
「咲夜は!?」
「さくちゃんはまだ寝てるよー?」
「海都っ、何もしてないよな??」
「どーしたの、そんなに慌てて。」
「してないよな、?」
「、、してないよ。」
「なんだ今の間は!?」
、、、
「どーしたの?」
やっと聞けた。
俺の名前が聞こえてどうしたのかと聞きたかったのだが、2人の会話が止まらず中々口を挟めなかった。
海都が黙り静かになった所でやっと聞けた。
「咲夜!!」
ベッドへ一直線に駆け込んでくる。
「何もされてないか!?」
「おはよう斗哉。
何心配してるの?大丈夫だよ。」
「あぁ、おはよ。
よかった、、陸都は?」
「あー、陸都は後ろにくっついてる。」
「後ろ?」
そう言ってベッドに乗り俺の後ろを見る。
「おい陸都!起きろ!
もう朝だぞ!!」
「んんー、、うるさぃ、、」
「咲夜が困ってんだろ!起きろ!」
そう言ってぐらぐらと陸都を揺さぶる斗哉。
あの、一緒に俺までぐらぐら揺れるんですけど、、
早く起きてー、陸都、、
「んー、ふぁぁ、、もぉ、、わかったよ、」
ゆっくり陸都の腕の力が抜けていく。
そうしてやっと解放された俺はゆっくり起き上がる。
「さくちゃん、おはよぉ、」
のっそり陸都も起き上がり挨拶をしてくれたので俺も「おはよ。」と返した。
「ふふっなんかー、新婚さんみたいだねー?」
そう言ってゆるゆると笑う陸都。
なんか、癒される、、
とのんびり見つめていると、
「っいいからお前は早く顔洗ってこい。
咲夜も早く部屋に戻って支度しないと。」
陸都と俺の間にぬんっと現れた斗哉にそう言ってベッドから追い出される。
「あ、ほらこれも!」
斗哉の声に振り返るとメガネを渡された。
「あ、ありがと、」
受け取って付けると視界がクリアに見えて頭がちゃんと覚醒した。
「えぇ、さくちゃんもう帰っちゃうの?」
「支度があるから。」
立ち上がった俺の元に来た海都が寂しそうな顔で見上げてくる。
うぅ、、その顔に弱いんだよ、、
「咲夜、時間無くなるぞ!」
立ち止まっていると斗哉がそう言って急かしてくる。
「ほら行こう。」と俺の手を引いて一緒に部屋から出る。
「着いたぞ。」
俺の部屋の前でゆっくり腕が離された。
「ありがと。
、、そういえば斗哉何しに来たの?」
「あ?」
「あ、いや、2人に用があって来たのかと思ってたから、」
「、お前が、2人に捕まって起きれないかと思ったから様子見にきただけだ。」
正解だ、、すごい、、
「そっか、助かった。
ありがと。」
「おう。」
そう言って自室に入っていく斗哉。
心配して来てくれたんだ、本当に優しいな。
あ、今何時だろう、
早く準備しないと。
俺も振り返って部屋へ入った。
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