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異世界人4
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「定期連絡。バララスラの勇者は無事テリュシュさんの元へ到着したぞ」
「ありがとうレード。ということはしばらくはそこに滞在するはずだよね? それでさ、一旦戻ってきてほしいんだよね。ちょっとやってほしいことがあってね」
「ああ、では急いで戻る」
「あ、もうアンジュを向かわせたからそろそろ合流するはずだよ」
「む、そうか、では少し待つとし」
「もう来たわよレードさん」
「うおびっくりした!」
レードの後ろに突然現れるアンジュ
「急ぎらしいからすぐ戻りますよ」
「あ、ああ分かった」
レードはアンジュの手を掴むとそのまま転移して異世界人たちの拠点へ戻った
「お、帰ったね。早速で悪いんだけどさ、カインとピューリーと一緒にヴァンガルド王国へ行って欲しいんだ」
「ヴァンガルド? 確かあそこには精霊使いのダットソンがいただろう?」
「ああ、彼との定期連絡が途絶えた」
「なに!?」
ダットソンは異世界人でも独特のスキル、精霊の友人というスキルを持っていて、精霊達と友達になることで彼らの力を借りれる力を持っている
この世界では精霊は絶対的な力を持っているため、精霊魔法などが使えれば無双ができると言っていい
精霊達はもちろん精霊魔法は百パーセント使えるため、その実力は絶大
そんな精霊達と共に戦うダットソンは異世界人の中でも特別に強いと言っていい
「だからね、君たちに行って欲しいんだ。危険な仕事になりそうだから」
「ふん、あんたが行けばすぐ解決するでしょ。なんであたしが」
「そう言うなピューリー。ケイジは忙しいんだ」
「そうそう、僕忙しい」
「嘘よ! こいつめんどくさいだけなんだわ!」
「ピューリー、ケイジは本当に忙しいの。分かってあげて」
「アンジュお姉様がそう言うなら!」
ピューリー・M・クルーガー
彼女の力はラブという力で、魅了による洗脳ができる
彼女を少しでも可愛いと思えばその魅了にかかり、魅了された者は洗脳できてしまう強力な能力
性格は激しく男嫌いで、アンジュをお姉様と仰ぎ奉っている
カイン・ドミネス
彼の能力はドミネイション
戦場において、敵を倒した場所から半径十メートルを完全に自分の支配下に置いてしまう
支配下に置いた場所で生き残った敵も支配下に置かれ、負け扱いになるため、そこからさらに支配域が広がって行くという戦場においては究極に恐ろしい力だ
ただ本人はそこまで実力がないため、最初に戦った相手に倒されたり、遠くから倒されてしまえば能力は使えない
この力は任意で支配を解くことで解除される
彼の力はレードの気配遮断の力と合わさることで無類の強さを発揮する
「そうか、俺とレードが行くってことは、そこまで危険ってことなのか」
「ああ、気を付けてくれ」
三人はアンジュに触れると、迅速にヴァンガルド王国へと転移した
「ありがとうレード。ということはしばらくはそこに滞在するはずだよね? それでさ、一旦戻ってきてほしいんだよね。ちょっとやってほしいことがあってね」
「ああ、では急いで戻る」
「あ、もうアンジュを向かわせたからそろそろ合流するはずだよ」
「む、そうか、では少し待つとし」
「もう来たわよレードさん」
「うおびっくりした!」
レードの後ろに突然現れるアンジュ
「急ぎらしいからすぐ戻りますよ」
「あ、ああ分かった」
レードはアンジュの手を掴むとそのまま転移して異世界人たちの拠点へ戻った
「お、帰ったね。早速で悪いんだけどさ、カインとピューリーと一緒にヴァンガルド王国へ行って欲しいんだ」
「ヴァンガルド? 確かあそこには精霊使いのダットソンがいただろう?」
「ああ、彼との定期連絡が途絶えた」
「なに!?」
ダットソンは異世界人でも独特のスキル、精霊の友人というスキルを持っていて、精霊達と友達になることで彼らの力を借りれる力を持っている
この世界では精霊は絶対的な力を持っているため、精霊魔法などが使えれば無双ができると言っていい
精霊達はもちろん精霊魔法は百パーセント使えるため、その実力は絶大
そんな精霊達と共に戦うダットソンは異世界人の中でも特別に強いと言っていい
「だからね、君たちに行って欲しいんだ。危険な仕事になりそうだから」
「ふん、あんたが行けばすぐ解決するでしょ。なんであたしが」
「そう言うなピューリー。ケイジは忙しいんだ」
「そうそう、僕忙しい」
「嘘よ! こいつめんどくさいだけなんだわ!」
「ピューリー、ケイジは本当に忙しいの。分かってあげて」
「アンジュお姉様がそう言うなら!」
ピューリー・M・クルーガー
彼女の力はラブという力で、魅了による洗脳ができる
彼女を少しでも可愛いと思えばその魅了にかかり、魅了された者は洗脳できてしまう強力な能力
性格は激しく男嫌いで、アンジュをお姉様と仰ぎ奉っている
カイン・ドミネス
彼の能力はドミネイション
戦場において、敵を倒した場所から半径十メートルを完全に自分の支配下に置いてしまう
支配下に置いた場所で生き残った敵も支配下に置かれ、負け扱いになるため、そこからさらに支配域が広がって行くという戦場においては究極に恐ろしい力だ
ただ本人はそこまで実力がないため、最初に戦った相手に倒されたり、遠くから倒されてしまえば能力は使えない
この力は任意で支配を解くことで解除される
彼の力はレードの気配遮断の力と合わさることで無類の強さを発揮する
「そうか、俺とレードが行くってことは、そこまで危険ってことなのか」
「ああ、気を付けてくれ」
三人はアンジュに触れると、迅速にヴァンガルド王国へと転移した
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