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勇者16
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マーナは流石マーメイドだけあって、水中をスイスイと進む
その動きに合わせるかのようにグルリシアの乗る泡も動く
「大丈夫?グルリシア」
「ああ、快適だよマーナ」
お互いを気遣い、ゆっくりと着実に
「ん? マーナ待って、何か、水の流れが」
「あ、ほんとだ。これって・・・。キャァアアアアアアア!!」
突如水路の水が激しく流れ始め、二人は流され始めた
「まずい、泡が割れちゃう!」
パーンと泡が割れた
「ぐっ、がぼぼお」
「グルリシア!」
マーナは溺れかけているグルリシアを抱きかかえ、必死で泳いだ
だがそんな心配は杞憂に終わる
水路に空気が流れ始めたからだ
水が抜け、ウォータースライダーのようになる水路
「ぷはぁ! ハァハァ」
「大丈夫?」
「ああ、びっくりしただけ。でもこれで泡が無くても進める」
「ええ、私が引っ張るわね」
「ありがとう」
マーナが手を引き、二人はまた水路を進んでいった
すると天井の高い大きな部屋へと到着
「すごく広いわね」
「ああ、警戒しておこう」
すると水面に何か黒いものが動くのが見えた
それはスーッとこっちに向かって動いてきた
「危ない!」
とっさにマーナに向かって槍を薙いでその場から回避させると、巨大なサメのような魔物が口をガバッと開いて襲ってきた
「どうやら最初の試練ってとこだね」
「助かったわグルリシア。ごめん、油断してた」
「二人で倒すよ!」
「ええ!」
二人はサメをロックオンして構えた
「アイスフィールド!」
水面があればこっちのものだとマーナはグルリシアのために足場を作り出した
そこに飛び乗るグルリシア
槍を構え、銛突きの用量でサメを狙う
一方マーナは水と氷の魔法を使い、サメの進路を妨害し始めた
その動きに合わせるかのようにグルリシアの乗る泡も動く
「大丈夫?グルリシア」
「ああ、快適だよマーナ」
お互いを気遣い、ゆっくりと着実に
「ん? マーナ待って、何か、水の流れが」
「あ、ほんとだ。これって・・・。キャァアアアアアアア!!」
突如水路の水が激しく流れ始め、二人は流され始めた
「まずい、泡が割れちゃう!」
パーンと泡が割れた
「ぐっ、がぼぼお」
「グルリシア!」
マーナは溺れかけているグルリシアを抱きかかえ、必死で泳いだ
だがそんな心配は杞憂に終わる
水路に空気が流れ始めたからだ
水が抜け、ウォータースライダーのようになる水路
「ぷはぁ! ハァハァ」
「大丈夫?」
「ああ、びっくりしただけ。でもこれで泡が無くても進める」
「ええ、私が引っ張るわね」
「ありがとう」
マーナが手を引き、二人はまた水路を進んでいった
すると天井の高い大きな部屋へと到着
「すごく広いわね」
「ああ、警戒しておこう」
すると水面に何か黒いものが動くのが見えた
それはスーッとこっちに向かって動いてきた
「危ない!」
とっさにマーナに向かって槍を薙いでその場から回避させると、巨大なサメのような魔物が口をガバッと開いて襲ってきた
「どうやら最初の試練ってとこだね」
「助かったわグルリシア。ごめん、油断してた」
「二人で倒すよ!」
「ええ!」
二人はサメをロックオンして構えた
「アイスフィールド!」
水面があればこっちのものだとマーナはグルリシアのために足場を作り出した
そこに飛び乗るグルリシア
槍を構え、銛突きの用量でサメを狙う
一方マーナは水と氷の魔法を使い、サメの進路を妨害し始めた
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