9 / 17
真夜中の密会(4)
しおりを挟むルーカスの緑色の瞳が杏奈を見る。
「杏奈。ここ、
「ぁんんっっ……!」
すごい濡れてるよ。」
ほら、と言ってショートパンツ越しに杏奈の秘部にルーカスの手が触れた瞬間、杏奈の身体が軽く震えた。 杏奈は、いやいやと首を振って、その手をギュッとつかむと、
「んっ…。あぁ…。…い、言わないで。」
潤んだ瞳で見つめながらルーカスに言った。
ルーカスは少し悪戯っぽい笑みを杏奈に向けると、湿って熱を帯びたその生地から手を離し、つかまれた手を上げて、杏奈の手の甲にそっとキスをする。
チュッ。
チュッ。
薄桜色の唇は、手の甲から人差し指をたどり、指先に深い口づけをした。
その大きな手は離れることなく、杏奈の手の甲が自身の手の下になるように移動させ、杏奈の手のひらをさっと口元へと運び、チュッとキスをした。
チュッ。
チュッ。
甘くて優しいキスは、手のひらから中指をたどり、杏奈の中指の第一関節を柔らかい桜色の唇の上に置いた。
杏奈の身体は妖しく火照り、とろんとした目を向ける。
チュッ。
ルーカスの大きな手に導かれて、ゆっくりと降りる杏奈の手は、杏奈の腹部を通り過ぎ、ショートパンツ越しの淫気がたまった場所で止まった。
杏奈は次に起こる状況を察知したが、すでに遅かった。
「……あっぁぁぁっ…!んんぅぅっ……!」
ルーカスの手に誘導されて、杏奈の指先がショートパンツ越しに敏感な突起をゆっくりと撫で回す。
「んんっ…。んんっ…。ぁぁ…。んっ」
「はぁぁん…んんっ…。あぁっっ。」
もう片方の大きな手は、杏奈の胸をゆさゆさと揺らし、揉みしだく。恥核を刺激しながら、突き出た薄ピンク色の尖りを強く圧迫すれば、快楽に満ちた声が室内に響いた。
「アアァァァッッ……!!ンッ!アンンッ…。アアッ。ハァハァ。……あぁっ。はぁぁっっん。」
「もっとして欲しそうだね。杏奈。」
「アアァッ!!ハァァ…。ンンッ…!」
「杏奈、気持ちいい?」
杏奈は、切なそうに眉を寄せ、潤みきった目を細めてルーカスを見ながら、こくこくと頷いた。
「ん?」
杏奈の反応でわかるはずだが、あえてわからないフリをする。
「ぁぁんんんっっ…。ハァハァ…。あぁっ。んんんっ…。ぅぅ…。き…気持ちぃぃ……。」
杏奈がそう応えると、腹部にキスを繰り返し、杏奈のショートパンツに手をかけ脱がしていった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
5
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる