異文化の愛の旅

黎頑貴子

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真夜中の密会(4)

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ルーカスの緑色の瞳が杏奈を見る。




「杏奈。ここ、


「ぁんんっっ……!」


すごい濡れてるよ。」


ほら、と言ってショートパンツ越しに杏奈の秘部にルーカスの手が触れた瞬間、杏奈の身体が軽く震えた。 杏奈は、いやいやと首を振って、その手をギュッとつかむと、


「んっ…。あぁ…。…い、言わないで。」


 潤んだ瞳で見つめながらルーカスに言った。


ルーカスは少し悪戯っぽい笑みを杏奈に向けると、湿って熱を帯びたその生地から手を離し、つかまれた手を上げて、杏奈の手の甲にそっとキスをする。




チュッ。




チュッ。


薄桜色の唇は、手の甲から人差し指をたどり、指先に深い口づけをした。


その大きな手は離れることなく、杏奈の手の甲が自身の手の下になるように移動させ、杏奈の手のひらをさっと口元へと運び、チュッとキスをした。




チュッ。




チュッ。




甘くて優しいキスは、手のひらから中指をたどり、杏奈の中指の第一関節を柔らかい桜色の唇の上に置いた。


杏奈の身体は妖しく火照り、とろんとした目を向ける。




チュッ。


ルーカスの大きな手に導かれて、ゆっくりと降りる杏奈の手は、杏奈の腹部を通り過ぎ、ショートパンツ越しの淫気がたまった場所で止まった。


杏奈は次に起こる状況を察知したが、すでに遅かった。


「……あっぁぁぁっ…!んんぅぅっ……!」


ルーカスの手に誘導されて、杏奈の指先がショートパンツ越しに敏感な突起をゆっくりと撫で回す。


「んんっ…。んんっ…。ぁぁ…。んっ」


「はぁぁん…んんっ…。あぁっっ。」


もう片方の大きな手は、杏奈の胸をゆさゆさと揺らし、揉みしだく。恥核を刺激しながら、突き出た薄ピンク色の尖りを強く圧迫すれば、快楽に満ちた声が室内に響いた。


「アアァァァッッ……!!ンッ!アンンッ…。アアッ。ハァハァ。……あぁっ。はぁぁっっん。」


「もっとして欲しそうだね。杏奈。」


「アアァッ!!ハァァ…。ンンッ…!」


「杏奈、気持ちいい?」


杏奈は、切なそうに眉を寄せ、潤みきった目を細めてルーカスを見ながら、こくこくと頷いた。


「ん?」

杏奈の反応でわかるはずだが、あえてわからないフリをする。


「ぁぁんんんっっ…。ハァハァ…。あぁっ。んんんっ…。ぅぅ…。き…気持ちぃぃ……。」


杏奈がそう応えると、腹部にキスを繰り返し、杏奈のショートパンツに手をかけ脱がしていった。

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